毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

分離から統合へと向かう道筋⑤ ~ 顕在意識と潜在意識の連携が生む世界

2022年11月10日 11時03分17秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見
カードリーディング動画をよく見るようになって、4~5年経つでしょうか。

カードリーディングとは、タロットカード ・ オラクルカード ・ ルノルマンカードなどを使って 現状や過去に起きたことの意味、この先の流れなどを読み取ること。

まだなにかと心細いことが多くて 支えになるものが欲しかったころに見始めたのですが、次第に 「五感を超えた領域の話が こんなにナチュラルに飛び交う世界があるんだ」 と そこに身を置くことがうれしくなり出し、今では直感を磨く機会として活用させてもらっています。

カードリーディング動画の多くは、その回のテーマに沿った 三つまたはそれ以上の選択肢の中からひとつを選ぶ形になっています。

選択肢は、トランプの裏側のように全カード共通の面を上向けたカードを数枚並べて示されることもあれば、それぞれ違う絵柄のカードや 種類の異なる天然石 ・ ミニチュアの小物などが置かれていることもあります。

この選択を何度も何度もやっているうちに、面白いことに氣がつきました。

サイズも柄もまったく同じカードが並んでいても、そのうちのひとつだけが妙に目立って見えるときがあるのです。

これは選択肢が別々のものの場合も同じで、なぜか強力にアプローチしてくるものがひとつあって、しかもそれがしばしば好みとは一致しなかったりする。

「どれかひとつくれるって言われたら、まずこれはありえないけどなぁ」 なんて思いながら、あまり惹かれない絵柄や色形のものを選ぶのですが、実はこれが大当たりなのです。

ここで言う大当たりとは、現状が 「もしかして私のこと見てました?」 と言いたいぐらいドンピシャだったり、未来についても 自分の望みやイメージそのままが描き出されていて テンション爆上がりだったりすること。

予想が当たるか否かに関係なく、それを聞いた瞬間 「うわ、ピッタリ!」 と胸躍るようなものを指すのですが、こういう個人鑑定と見まごうようなリーディングを引き当てるときは、不思議と事前に選択肢のほうから 「これだよ、これ」 と主張しているのがわかるのです。




そんな体験を重ねる中で、その昔読んだ ナポレオン ・ ヒル著 「思考は現実化する」 で 鉄鋼王アンドリュー ・ カーネギーが言ったという 「決断は1分以内に下せ」 という言葉が腑に落ちました。

「迷う」 というのは 顕在意識がすることで、迷うときはそこに 「これだ!」 という答えはなく、カードリーディングでも どれを選んでも 「まあ外れてはいないけどね・・・」 程度で、“当たり” を引き当てたときの感動は得られない。

1分以上迷うときは、そこに真の答えはないということなんですね。

ほんとうにこれだと思う答えは、顕在意識と潜在意識が連携して初めて確実にキャッチできるようです。

私たちの五感では カードの伏せられた面を読み取ることはできませんが、五感を超えたところでは どれを選べばいいかちゃんとわかっている。

潜在意識が瞬時に出す答えを 顕在意識が迷わず受け取り行動に移せれば、これまで 「そんなのできっこない」 と思い込んできたことがごく自然にできるようになるのです。




私たちは、これまでずっと 顕在意識を通して掴める世界がすべてと思い込み、またそう思い込むよう誘導されてきたため、五感の枠内でしか物事を受け止められずにきました。

が、“行き” の道が “かえり” に転じたいま、この枠内ですべての問題を処理する限界が見えてくると同時に、新しい意識のありようへの関心が高まってきています。

五感がすべてという思い込みにもちゃんと意味があって、それは 「本来の自分にない負の要素を体験したい」 という魂の望みを立派に叶えてくれました。

そして 「本来の自分に戻る」 ほうに流れが変わったいま、私たちひとりひとりが これまで避けてきた負の体験を一度しっかり受け止めて終わらせさえすれば、ずっと奥に押し込められていた潜在意識が再び顕在意識と手を携えて、ネガ感情から生まれた惨状をうまく処理し よりよく創り変える方法を思いつかせてくれます。

ここで素晴らしいのは、その知恵やアイデアが 私たちひとりひとりの個性に最もマッチする形でもたらされること。

誰もが 自身の得意分野で活躍できるような情報が下りてきて、なんの抵抗もなく実行に移せるのです。

これまで 「私なんてなんのとりえもない」 と思い込んでいた人の中に どんなすごい宝が眠っているか、想像するだけでもわくわくしてきませんか?

そして、からだのすべての細胞が滞りなく実力を発揮してくれて初めて 最高の健康体が実現するように、地球上のすべての人の能力が余すところなく発揮されて初めて 真に健やかで平和な世界が姿を現すのですから、必要ない人 ・ 価値のない人なんてひとりもいないのです。




SMAPの 「世界に一つだけの花」 という曲がありますね。

あの歌は多くの人の心を打ちましたが、あそこに歌われた 「誰もが特別なOnly oneとして自分だけの花を咲かせる世界」 がいまだに実現していないのは、いまのところまだ目覚めていない意識が多いからというだけのこと。

実現したければどうすればいいかは、ちゃんと歌詞が教えてくれていますよ。



             “ そうさ僕らも 世界に一つだけの花

              一人一人違う種を持つ

              その花を咲かせることだけに

              一生懸命になればいい ”