毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

分離から統合へと向かう道筋⑥ ~ 統合とは もともとの自分に戻るだけのこと

2022年11月13日 19時57分22秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見
地球上のあまたの生物の中で 私たち人間がちょっと変わった存在なのは、源の意識の 「できる限り多種多様な体験を通して自分を知りたい」 という望みを託されているためだと思っています。

何事も 教わったり計画立てたり練習したりしないとできないと思い込んでいるのは、人間だけ。

これだけてんでんばらばらでバラエティに富んだ物作りや行動をするのも、人間だけ。

そこからこれだけ飛び抜けた成果を上げるのも、またこれだけド派手な失敗をやらかすのも、人間だけ。

まったくもって私たちは、体内で突然ホメオスタシスを無視して勝手な増殖を始めてしまうガン細胞のようなものかもしれません。

そしていま、増殖を止め 病んだ細胞を健康なものに置き変えて起死回生の復活を遂げるか、このまま病魔に屈してゲームオーバーとなるかの分岐点に立たされていると感じます。




このタイトル記事も 6回目の今回をもっておしまいになりますが、ここで大切なことをお話ししておきたいと思います。

以前からよく 「世界を望むように創り変える」 という表現を用いてきましたが、正確に言うと 「望むありようが実現している世界にこちらが移る」 のです。

すなわち 「パラレル移行」 ということ。

人の数だけ世界があり、さらに一人一人の意識に 思いつく限りの世界がすでに可能性として内在していて、私たちは瞬間瞬間そのときの意識の波長にもっとも合う世界を選んで それを具現化し身を置くことで、人生という自作の物語を構築し続けているのです。

波長が変われば 身を置く世界も変わる、普段はそれと氣づかぬほどのわずかな変わりようでしかありませんが、ときに意識の飛躍的な変化によって 前後で整合性がとれなくなるほどに変わることがあり、それが集団で発生するのがマンデラ ・ エフェクトだと 貴秋は解釈しています。




貴秋がパラレルワールドというものに心魅かれるようになったのは、リチャード ・ バック作 「ONE」 を読んで以来。

その後、こういった動画などを通じて その存在がだんだん現実味を増し、「パラレルワールドが存在する」 という仮説を日常のさまざまな場面に当てはめてみる習慣がつきました。

そして こんな記事を書いたりしたわけですが、このころはまだ 「パラレルジャンプ。。。な~んちゃって」 ぐらいのどっちつかずの受け止め方でいました。

それをくつがえしたのが、2021年年明け早々のこの体験

東北大震災などというインパクト強烈な出来事の記憶を取り違えるとは思えず、「やっぱり世界が変わるんじゃない、違う世界に自分が移るんだ」 という確信が生まれました。

さらにダメ押しとなったのが、こちらの記事に書いた ことし三月末のある出来事。

やはり具体的な内容は書けなくて申し訳ないのですが、この 「ここ数年苦にしていた大きな縛りがひとつ 思いがけない形で外れた ある出来事」 もまた、パラレル移行としか言いようのないものでした。

これが日記の話のときと異なるのは、この移行後に起きたことが、移行前にはなかった物質的利益をもたらしたこと。

「 これまで意識内の負をこつこつ手放し続けてきたことが この結果につながった、『意識が変われば世界が変わる』 はほんとうだった!」 という深い感動が湧き上がり、これ以降パラレル移行は貴秋の中で正式に事実認定されたのでした。




こういう捉え方がなじんでくると、人生ストーリーの書き手としての自覚が がぜん前面に出てきます。

前回お話ししたカードリーディング動画ですが、これを見ていると 脇のお勧め動画に 予言や予知にまつわるものがちょくちょく出てきます。

これがまた 最近の世相を反映してか 、第三次世界大戦、巨大地震、世界滅亡などと おどろおどろしい内容のものが多い。

確かに カードリーダーさんなども含め、時間概念を超えた潜在意識の力を活用して 未来を見通せる人はたくさんおられると思います。

が、言葉化されたそれは、誰かの意識フィルターを通して その人なりの意味づけをもとに分け出された その人だけの世界であり、数ある可能性のひとつに過ぎません。

そういう世界もあるでしょうが、でもそれが好ましいと思えないなら 自分はそれは選ばないと決め、もっとこういうのがいいと思う新たな世界を具現化すればいいだけのことです。

貴秋も子どもの頃は ノストラダムスの大予言などに脅えたクチですが、いまは意に染まない筋書きからは さっさと意識を離し、もっと楽しいことに氣を移すと決めています。

それが自分軸の生き方っていうものだと思うんですね。




“かえり” の道にあるいまは、“行き” と比べて パラレルワールドだの仮想現実だのという五感世界の常識を超えた情報が市民権を得やすくなっていますが、情報がいくら出回っても 実際にそれを使いこなせる人がなかなか増えないのは、意識に上ってから具現化するまでのタイムラグと 潜在意識に隠れた “バグ” のせいで 世界を創っている実感が湧かず、創造主である自分を信じ切れない人がまだ多いためだと 貴秋は見ています。

タイムラグは 意識と現実の因果関係を掴みにくくさせるし、潜在意識の動きを感じ取れないため バグの邪魔立てにも氣づけず、望みとうらはらな現実に 「ほら、いくら望んだってやっぱり叶わないじゃない」 という確信ばかりが深まってしまう。

意識の統合とは、負を一度はきちんと体験することで このバグを手放し、潜在意識が顕在意識のリクエストをまっすぐに反映するようになるところから起こるもの。

白と黒がグレーのグラデーションによってひと続きになるように、潜在も顕在ももともとひとつの意識であったことを思い出し、肉体を備えたまま 創造主の自分に戻るだけのことです。

顕在意識オンリーの二項対立の世界を超えた先に、ただひとつの真実が感じ取れ、そこを土台に各自が思い思いの世界を表現してゆくとき、私たちは 長かった分離の道を過ぎて、新たな統合の道を歩み出しているのです。




これをもちまして 「分離から統合へと向かう道筋」 の話はおしまいとなります。

長文をお読み下さいまして ありがとうございました。