Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

燃えよドラゴン

2013-06-26 | 外国映画(ま行)
★★★★ 1973年/アメリカ 監督/ロバート・クローズ
(映画館にて鑑賞)午前10時の映画祭

「鏡の間の名シーン」

恥ずかしながらの初観賞。
午前10時の映画祭でかかる名作映画というのは、とにかくテーマ音楽がいい。
聞き慣れたあの曲を映画館で聴くと格別。
私は特にブルース・リーに深い思い入れがあるわけではないんだけど、
あのあまりにも有名なテーマ曲が冒頭大音量で鳴った途端、とってもワクワクしてしまった。

大勢のエキストラたちの空手の突きが全然なってないとか、突っ込みどころも満載。
でも、やはりブルース・リーの存在感は抜群なんだな。

ラストの鏡の間での格闘シーンが名シーンと言われるのも納得。
全面ガラス張りの壁面にリーの姿がきらきらと映っては消え。
クンフーをただ格闘として見せるのではなく、
ひとつの美しいアートとして観客に楽しんでもらおうという意欲が大いに伝わってくるシークエンスでした。