★★★ 2019年/日本 監督/園子温
園ファンだけど、これはイマイチのれず。実際の事件と園流アレンジ(いつもの死にたい女子高生と映画隊)があまりうまく融合していないように感じた。ただし毎度のことながら新進女優の才能発掘映画としては申し分なし。主要キャストの鎌滝えり、日南響子など大迫力の演技合戦。異常なテンションに引っ張られる。
椎名桔平の異常者っぷりもなかなかだけど、もうひと超えという感じ。変なハイテンションっぷりは面白かったんだけど、何かが違うというか…。なので、映画班の描写より、桔平にフォーカス当てて相手をマインドコントロールする狂気をもう少し見せて欲しかった。それにしても冒頭の女子校シーン…園さん、ほんっと変わんないよね。そして、いつまで自殺したい女子高生を描き続けるんだよ、まじで。
いつものごとく人体破壊シーンは早送り…なんか重要なセリフあったかな…ないよね…笑