Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男

2020-09-03 | 外国映画(あ行)
★★★ 2017年/イギリス 監督/ジョー・ライト

何もかもが断片的。同じ戦時会議を描く日本のいちばん長い日という傑作があるが緊迫感が比べ物にならない。戦うのか、和平か。もちろんヨーロッパの行く末を握る数日間とは思うが駆け引きがぬるい。Gオールドマンこれでオスカーか…と溜息。

ヒットさせたいのはわかるが「ヒトラーから世界を救った」というサブタイを付ける感覚がわからない。それはあくまで結果論ではないの。タイピストと妻の存在が添え物なのも気に入らない。出すならもっと活かしてほしいよ。クセのある役多いC・S・トーマスだから何かあるはずと最後まで期待したのに。