湯を沸かすほどの熱い愛 2018-04-27 | 日本映画(や・ら・わ行) ★★★ 2016年/日本 監督/中野量太たばこを買いに出かけて2年も失踪していた夫と妻の関係性がきちんと描かれないことにモヤモヤした。宮沢とオダジョーを夫婦にしたのはミスキャスト。何も言わなくても通じ合う夫婦の空気が伝わらない。娘役の杉咲花はすばらしい。表情や手の仕草で伝えられる。しかし、夫同様ここで描かれる母と娘の関係性も観客を納得させるだけの材料(脚本と演出)が足りないように感じる。余命わずかという設定に甘えていないだろうか。 « アニー・ホール | トップ | ネオン・デーモン »