Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

恐怖のメロディ

2021-08-16 | 外国映画(か行)
★★★☆ 1971年/アメリカ 監督/クリント・イーストウッド

バーで引っ掛け一夜を共にした女。翌日から彼女気取りで狂気のストーキング。完全に一線を超えた女の思い込みが怖いのなんの。何度も命を狙われる展開は完全にホラー。刃物を振り回すシーンがまんまサイコなのは笑った。御大イーストウッドもヒッチコック演出をしていたんだと感慨。

今やミソジニー映画として名高い危険な情事の元ネタとも評される本作。確かに女は怖いという印象の植え付けもなくはないが、イブリンが元々DJであるデイブのファンであるため、純粋にストーカー恐怖を描いているように感じられる。熱狂的ファンの暴走という視点では、ミザリーの方が近いのではないか。

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