【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

キマダラカメムシ(幼虫)

2020-09-21 | 
好きなこと
第一はグラウンドゴルフ
先日のこと京都府GG協会 山城南ブロックグラウンドゴルフ秋季大会(兼京都府秋季大会予選会)にわんちゃんたちチーム(4名)は参加しました。
4人とも一個づつのHOがありアベレージが憧れの「美しい十代」
「ひょっとして?」っと思ったわんちゃん「いやいや・・・」
ところが、表彰式で「団体三位 バーディ会Bチーム」「やったぁ~~」
京都府秋季大会に4人で参加です。「頑張りましょうね」
グラウンドゴルフを始めて仲間の輪が次々とつながっていきました、所属するクラブの練習のほかに仲間同士のつながりで時には遠征に・・・
グラウンドゴルフに夢中になったきっかけはこちら
また仲間の先輩からルールやエチケットを教えていただきます。こちら
グラウンドゴルフを始めて数年たってからグラウンドゴルフ2級普及指導員養成講習会こちら
「ほんでな、この資格を取得してどうなん?」「どうなん?っといわれても・・・」。
「楽しく頑張ります」の心境。

それで、この大会での仲間同士でのお弁当の時キレイなカメムシ発見
「このカメムシ撮りたいねんけどコンデジ持ってきてないわ、スマホで撮るのん苦手、誰か撮ってもらえません?」
「触らんほうがええよ、カメムシって臭いやろし」とか言いながら「前から撮ってもらったら有り難い、顔撮るのが肝心やねん」とかそばで注文つけるのはわんちゃん。スマホでパシャっと撮ってもらったのがコレ。





「ありがとー ウチに帰ってカメムシ図鑑で名前調べるのん楽しみやわぁ」
そよ風のなかで
⇒♪マイフォト⇒カメムシ⇒カメムシの仲間キマダラカメムシ 幼虫と判明

天声人語:JR玉水駅の巨石

2020-08-27 | 
静かな駅舎には似つかわしくない巨石に目がとまった。京都府南部の井手町にあるJR玉水駅。6トンの塊は500㍍先の川(玉川)から転がってきた。戦後の復興期に起きた大水害の物言わぬ語り部である。
地元ガイドの宮本敏雪さん(85)はいつもこの石を前に語り始める。
1953年8月、記録的な大雨で堤防が決壊し、土石流が家々を押しつぶした。死者・不明者336人。
「集中豪雨」という言葉は、この南山城水害の時に新聞で初めて使われた。
あの夜、18才だった宮本さんは「変な音がする」と母親に起こされた。水がみるみる迫る中、土壁を破って隣家の屋根にはい上がる。一面の水と流木が引くと、町並みは一変していた。
被災者である自分に何ができるのか。10年ほど前から地元の学校で体験を伝え始め、紙芝居も監修した。「命は自分で守らなあかん。口酸っぱく言い続けていきたい」駅舎工事に伴い巨石が撤去されそうになった3年前は、先頭に立って保存を訴えた。
今回の取材では、巨石と並んで1枚の写真が胸に迫った。子犬を背負った男の子が不安そうにたたずむ。隣接する和束町によると、豪雨で一家5人を失ったマーちゃん。今も所在が分からないという。少年のうつろな視線が、人々の運命を暗転させた水害の恐ろしさを伝える。
今年も梅雨前線が熊本を中心に深刻な被害をもたらした。台風への警戒も欠かせない。水害列島に暮らす一人として肝に銘じたい。教訓を忘れないことが備えの一歩であると。
2020-8-25 朝日新聞朝刊 一面『天声人語』

JR玉水駅は、植物観察会の時、集合場所になったことが何回かありました。が、この噂の巨石には気が付いてませんでした。
「そんな大きな石ってあったかなぁ?」
百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)行ってみようっと。
ありましたね、駅東側に。だいたい待ち合わせなどは駅西側でした。







駅がリニューアルされててビックリしました。




そよかぜさんへ
木津川左岸堤防の道端の草むらに居ました。
ヨコヅナサシガメでしょうか?
よろしくお願いします。

アトジロサシガメですね。
中国 から新しく入ってきた 外来種で、和名がつけられたのも2016年で、少なくとも大阪・京都・奈良あたりでは、2017年頃から急に増えだしてきているようです。
生態がヨコヅナサシガメと競合していて、アトジロサシガメが増えることでヨコヅナサシガメが減るのではないかとも言われています。
ヨコヅナサシガメ
2014-5-21京都府南部木津川左岸:堤防の斜面でこちら



共に考えよう 原爆とは何でしょうか

2020-08-08 | 
8月9日 長崎原爆の日
さだまさしさんはこう考えた
長崎人として伝え続ける責任

長崎の原爆の日を迎え、お伝えしたいことは「午前11時2分に、あの原子爆弾が炸裂したことを
記憶してください。何が起きたかを想像してください」想像するにはヒントが必要でしょうから、広島、長崎の原爆資料館にいらっしゃるといいです。
ただ、戦争の痛みの記憶が遠ざかっているということも若い投稿者の文章からは感じられます。原爆投下時刻のサイレンに無関心の人がいた、とのことですが、僕は長崎でも「サイレンがうるさい」との苦情が出たという話を聞いたことがあります。残念ながら。
②広島の「とうろう流し」に参加した方が「何かを感じることがスタート」とお書きですが「いいことしているな」とか「せつないな」とかまず思ってもらうことが大切なんですね。自分のコンサートでも「命について考えよう」というテーマははずせない。自分の命は、有象無象の散らばったビーズのひとかけらなどではない。もっと大事にしなきゃいけないと心から思えれば、核のこともきちんと判断できるようになるのではないでしょうか。
③日本が核兵器禁止条約に参加すべきだとのご意見は当然と思います。ただ、国どうしのパワーバランスの問題があるから難しい。その論理を超える演説ができる政治家が出てこないんですかね。「無辜(むこ)の民が無残に焼き殺されるのが戦争です」と。
核爆弾2発で、長崎、広島で21万人が死んだ。それでも今の基準で言えば「小型」核兵器なんです。今、東京に核が落とされるようなことがあったなら、1千万人が瞬時に死んでしまう。世界規模の戦争が万一起きれば、人類の終わりです。
それを想像する上でも、④被爆者による語りは非常に重要。外国の人に話してくれるのはいいことですね。僕も長崎人として原爆について語る責任と義務を感じます。歌を通してそれをやっていこうと思っています。朝日新聞2019年8月10日(土)10面 オピニオン&フォーラム

①他人の痛み 目を閉じ想像して
長崎で生まれ育ち、小学校時代から被爆者講話などの授業を受け、ずっと原爆や平和について考えてきた、当然だと思ってきた。
高校3年の時、部活動の全国大会に出場。8月9日11時2分、会場にサイレンが響く中,黙禱をせず話し続ける選手団がいた。学生だけでなく大人も。ひどく衝撃を受けた。この短い時間の大切さを理解していない人がいることが悲しかった。
被爆者の痛みや苦しみを完全に理解することは不可能だ。でもその事実を学び、考えることは誰でもできる。学ぶことは痛いし辛い。目を背けたくなるものかもしれない。だが私たちは原爆がもたらした惨状と被爆者の苦しみを知り、今の平和な日常の尊さを考えなければならない。
「戦争せざるを得ない」という大人がいることに、底知れぬ恐怖を感じた。平和を守る行動とは武装することではない。他人の痛みを、苦しみを想像することだ。だから黙禱をして欲しい。たった1分でいい。
平和とは何か、目を閉じて共に考えて欲しい。平和は「バトンをつなげるもの」だと思う。大人が教えなければ、子供は知ることはない。バトンは途切れてしまう。
大学生:林田 慈音(広島県 21)
②何かを感じることがスタート
大学4年の8月6日、広島市の元安川の岸で開催される「とうろう流し」にボランティアとして参加した。神戸で生まれ育った私は初めてそこに行った。驚いたのは、来る人たちの多さだった。家族を原爆で亡くしたお年寄りや、親に手を引かれた小さな子どもたちの平和への思いがそこにあった。私はただただ感じ入るものがあり、毎年参加し続けてる。
とうろう流しに着た若者が「川に灯りが流れてきれい」と言ったのを何回か聞いたことがある。本来思うべき気持ちとは違うのかもしれない。でも、ここに来て何かを感じることがスタートなのだ。
平和についてほとんど考えていなかった大学生の時の私がそうだったように。
「若い人がボランティアでやってくれているのね。ありがとう。私の孫も参加してほしいわ」去年、おばあさんが声をかけてくれた。そして流れるとうろうに手を合わせていた。こうして思いはつながっていく。ここからスタートし、ふとした折に考えを巡らせ、考え続ける。これでいいのではないだろうか。
小学校教員:前田 悠禰(兵庫県 31)
③核禁条約 被爆者の声聞いて
田上富久長崎市長が9日、平和宣言で日本政府に対し、核兵器禁止条約への参加を訴えた。3年連続で意義あることだ。
一方、当初「戦争の具にしたくない」と、同条約の署名・批准を政府に直接要請してこなかった広島市の松井一実市長は、今年(2019年)は長崎市と足並みをそろえる。
6日の平和宣言で「被爆者の思い」として今年は政府に署名・批准を訴えた。両被爆地の声は重く受け止められるべきだ。
松井市長が会長を務める国際NGO「平和首長会議」は昨年(2018年)安倍晋三首相あてに条約の「締結」を求める要請書を提出した。国際社会は核兵器のない世界の実現を願い、核兵器禁止条約の一日も早い発効を求めている。日本政府が非人道的で、壊滅的な被害をもたらす核兵器を非合法化する核兵器禁止条約にいつまでも背を向けることは許されない。
無職:成瀬 熙久(長崎県 84)
④被爆者の語りにうなずく若者
原爆投下11日目に疎開先から長崎市の実家に戻り被爆した。
焼け野原のあちこちに白骨。製鋼所の鉄骨はアメのように曲がっていた。実家にいた母と妹が後に原爆症で死んだ。母が生前、語った話では、髪が燃え、全身真っ赤にやけどし、皮膚の垂れ下がった人々が水を求めてさまよった。そんな自他の体験をもとに1500回講話してきた。
米国ではお年寄りは原爆投下を当然視するが、若者に被爆者が体験を話すと、「原爆反対」の声が返ってくると聞く。私自身3年前、ドイツの高校で講話した時、同様の経験をした。
国内では締めくくりに三つのことを話す。
1.高齢化した被爆者の体験を若者が引き継ぎ語ってほしい。
2.被爆者はがんで苦しむ人が多く、被爆の影響は今も続く。
3.世界の人々にヒロシマ・ナガサキを訴えていくべきだ。
若者は話せば分かってくれる。生存中の被爆者にもっと光を当て、公費で彼らを世界中に派遣する制度を作ってほしい。
無職:末永 浩(長崎県 83)
朝日新聞2019年8月10日(土)10面 オピニオン&フォーラム

「夏 長崎から さだまさし」は故郷の長崎県(稲佐山)で1987年に始め、2006年まで行った無料の野外コンサート。長崎原爆の日の3日前にあたる広島原爆の日の8月6日に、「長崎から広島に向かって平和について歌う」
わんちゃんは2005年に行って来たヨ。
こぶしを挙げて声高に「戦争反対!!」っと叫ぶんじゃなくって、歌詞にとか小説にとかの中で「平和について」静かに気づかされるところが、さださんらしいと思うわん ちゃんです。

散歩道で虫に遭遇
ヒルガオにチャバネセセリ



エノコログサにクモヘリカメムシ


折々の虫 散歩道で

2020-06-21 | 

ベニシジミ(紅小灰蝶) シジミチョウ科  開張 27~35mm




特徴
ベニシジミは草地でよく見られる蝶で、多くは花に集まります。簡単に見る事ができる美しい蝶である事から一般的には人気のある蝶ですが、希少性がない事から蝶の収集家などのマニアの方には人気がないようです。
ベニシジミは翅に構造色を持っている為、角度によって銅のような金属光沢を放つ事があり、この特徴から英名である[Small Copper]や[Common Copper]の名がついたと思われます。
また、春型と夏型で翅の色味が異なり、春型のベニシジミの翅は明るい赤橙色で、夏型は黒っぽい赤橙色をしています。特に春と秋の終盤にあらわれるベニシジミは鮮やかな色をしている為、美しいとされています。
幼虫の餌となるスイバやギシギシは冬になるとロゼットと呼ばれる冬越しの状態で越冬する事から、冬でも葉が落ちずに残っており、その葉には越冬状態のベニシジミの幼虫がいる事があります。
ベニシジミの幼虫は冬の季節においても暖かい日は葉を食べて地道に成長している事から、早春のまだ寒い時期でも成虫になったベニシジミを見る事ができます。

ゴマダラカミキリ (胡麻斑髪切 )コウチュウ目(鞘翅目)、 カミキリムシ科


フトカミキリ亜科としては大型で姿が目立ち、また、食樹も広範であるため都市部の街路樹、庭木、公園樹木でもよくみられるため、国産カミキリムシ中で最もよく知られる種の一つである。

アオハナムグリ  コガネムシ科 体長15~19mm


美しい緑色の体に、小さな白点を散りばめた中型のハナムグリの仲間。
林の周辺や原っぱで普通に見られ、ヒメジョオンなどの白っぽい花のまわりを飛び回って花粉を食べる。
散歩道に咲いてたハルジオンに居てた。

ツマキヘリカメムシ ヘリカメムシ科 体長8~10mm

体長8~9mm。
黒褐色で光沢がなく,硬い細毛で覆われています。
「ツマキ」とは,触角の先端が黄色いことを指すようです。

コガネグモ (黄金蜘蛛)コガネグモ科
 

節足動物門クモ形綱真正クモ目コガネグモ科に属するクモ。平地から山地にかけて普通にみられる夏に出現するクモで、雌は大きく20~25ミリメートルで、腹部の黒色と黄色の幅広い縞(しま)模様が目だつ。雄は小さく5~8ミリメートルで黒褐色。7月ごろが成熟期で、雌は大きい網を張り、中央から四方にジグザグの特別の白い糸をつける。この白い糸はクモの体を隠すのに効果があるとみて「隠れ帯(かくれおび)」とよばれる。本州以南に生息するほか、朝鮮半島、中国に分布する。近縁種にナガコガネグモ、チュウガタコガネグモ、コガタコガネグモなどがある。
このクモは、田舎(いなか)の子供に古くから親しまれ、戦わせたり、糸をセミとりなどに使う。このクモに相撲(すもう)をとらせる行事が鹿児島県姶良(あいら)市や高知県四万十(しまんと)市で毎年行われる。敵が近づくと網を揺するのでヨコブリグモ、腹部の形が三番叟(さんばそう)の帽子に似ているところからサンバソウグモなどの方言がある。また、地方によってはジョロウグモともよばれるが、真のジョロウグモは別の種である。[八木沼健夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

大人になったウメエダシャク

2020-06-05 | 
6月4日(虫の日)がちょうどウメエダシャクが蛹から羽化するピークの時期に当たるらしい。虫かごで育ってるウメエダシャクはさてどうなるかな?(5月19日頃)こちら
え~~っと、6月4日は過ぎてるけどぉっとかごの中見ても「うん?」蛹になってる様子が見えた(6/5頃)



今日のこと、ピンポンが鳴って「はーい」っと、玄関に出ていくと虫かごの中で昆虫の翅が見えた。
「あっ!!孵ってる!!」お客さんも一緒に虫かごの中を覗いてみた・・・
ウメエダシャクとは
ウメエダシャクの幼虫は、庭木や果樹を丸坊主にするほど食い荒らす「イモムシ」で、抹殺すべき害虫とされている。農家や園芸家の天敵である。
っと噂されている、わんちゃん的には幸いにもそうは思わなかった、幼虫を5匹ほど虫かごに入れておいた、他のイモムシはボケの枝で葉っぱをむしゃむしゃしてたけどボケの木は丸坊主にはなってないよ。


虫かごの外から↑ ↓


虫かごにカメラを入れて





ウチの中に持って入ると天井に

大人になったウメエダシャクを撮ってからは元のボケの木に止まらせてあげた。


地面に







ボケ(木瓜)バラ科 に居た虫

2020-05-20 | 



庭のボケの花がキレイかったので、写真を・・・っと思ったら虫がいっぱい居た「どんな蛾か蝶々になるんかなぁ?」っと興味津々なわんちゃんです。(4月21日のこと)
新・蛾像掲示板⇒こちらに投稿してみよう
キマダラコヤガの時、問い合わせたことがありましたこちら
早速、新・蛾像掲示板にお問い合わせ、Akaitoriさんから「ウメエダシャクに似て見えました。」っと、すぐ、お返事いただきました。

葉っぱと虫を虫かごに入れて、毎日新鮮な葉っぱを補給、様子を見ることにしました。(5月15日のこと)
ちょっと調べてみました
ウメエダシャクとは成虫は蛾。
ウメエダシャクの幼虫は、バラ科の木の葉を食害して育ちます。

うちの場合は木瓜(ボケ)という木についているのですが、ナルホド、バラ科です。


6月4日(虫の日)がちょうどウメエダシャクが蛹から羽化するピークの時期に当たるらしい。虫かごで育ってるウメエダシャクはさてどうなるかな?(5月19日頃)
成虫は、広げた翅(はね)の幅が数cm前後ある蛾で、主に夜間に活動し、花の蜜を吸います。葉柄や枝の分かれ目付近などに、丸い卵をまとめて産みます。

幼虫は細長く毛のないイモムシです。


移動するとき、全身を使って長さを測っているように見えることから、シャクトリムシ(尺取虫)と呼ばれています。
体を空中や枝などの上にまっすぐ伸ばして動かず、枝の一部のように見せかけて、居ることがわかりにくい姿勢もとります。



成熟した幼虫は土中で蛹(さなぎ)になり、羽化して成虫になります。冬は主に蛹が土中で越します。
さて、わんちゃんとこの虫かごのウメエダシャクの幼虫はめでたくオトナになることができるでしょうか?
無事オトナになってくれるよう祈るばかりです。

蛹になるのかな?

5月15日

大人になった ウメエダシャク⇒こちら


クロメンガタスズメ:チョウ目 スズメガ科

2019-11-13 | 
庭で水まきしてたら足元に黒く大きな糞がいっぱい落ちてる。
居た居た、コムラサキシキブの葉っぱをお食事中の青虫。

9月23日








「昆虫の食草・食樹ハンドブック」で「コムラサキシキブ」っと調べてみた、載ってない。
ネット検索やなぁ「体長10センチ 青虫」っと調べてみたらこちらにあった。
毎日新しい葉っぱを入れてやると食欲旺盛、ある朝、動かなくなってるので棒で突っつくとクニャリッとするけど、すぐじぃ~っとしてる、


10月5日

「うん?蛹になるのかなぁ」っとそのままにしといた、けどの成虫の写真を見るとなんだかなぁ・・・の心境だった。


10月6日
けど、せっかくやし羽化するのを待ってみよう。
ちなみに幼虫が蛹(さなぎ)になることを蛹化(ようか)といいます。

玄関に入った時「カサカサカサ」っと音がしてる、「ウン?」
居てる居てる虫かごの隅っこの方に成虫になってる。
撮ろうっと頑張ってみる、パぁ~ッと虫かごから飛び出してどこに行ったかワカラヘン。
蛾のことやし一ヶ所だけ明るくしたらそこに来るかも?
居てた!!キッチンのマットのとこに、ジィ~~ッとしてるまに撮れた。

11月13日

•大きさ (開張)100-125mm

庭のコムラサキシキブの葉っぱのところに放してあげた。

<ムラサキシキブ>の特徴 
・葉は細かいぎざぎざがまわりにみられる。 
・実の付き方がまばらである。
・花や実が葉柄の付け根についている。
・木が大きい。
<コムラサキシキブ>の特徴
・葉は上の方が荒いぎざぎざ。下はぎざぎざなし。
・実はびっしりと見栄えよくついている。
・花や実が葉柄の付け根からほんの少し離れてついている。
・木はあまり大きくない。

華麗なる変身 PART2

2019-07-01 | 
庭のサショウの木に青虫が居た、前に育てたことあったのを思い出しまして、こちら

ウチの中に持ち帰り来る日も来る日も新鮮な山椒の葉っぱを・・・

6月14日

多くの昆虫は特定の植物をエサとして利用するっと習ったことがあります。
なので、この青虫もスゴイ偏食家です。

この青虫のホンマモンの目はどれやったかなぁ??
蛹を発見6月22日
蛹化(ようか):蛹になること、糸などで作られた蛹のケースを「まゆ」という。

7月1日:朝起きてトイレに行くとき、何かね気配を感じたの
「おぉっ~~」羽化してました。

蛹は空っぽ





やっぱり、明るいドアのところに・・・

一応、記念写真を撮り外に放してやりました、一瞬ヒラっと止まり、すぐヒラヒラヒラ~っと飛んでいきました。
青虫というとクチナシにも青虫が居てたんです、クチナシの青虫は蛾になるという噂でホンマかいな?っと思い育てたことがありましたこちら
なので、わんちゃんは庭の草花や木々に虫が居てても農薬は撒かないのです、葉っぱやお花が丸坊主になることはまずありません、もしかして鳥たちが虫たちをエサにしてるのかもしれません。
【おまけ】
幼虫を驚かすと、臭気を放つ突起(臭角:しゅうかく)を出して威嚇するのはアゲハチョウ科に共通の特徴だ。体が大きなグループで、観察もしやすいことから、食草・食樹が身近にあれば幼虫を飼育してみるのもおもしろい。
アゲハ(ナミアゲハ)の仲間の主な食草:ミカン科のミカン類、サンショウ、カラタチなど。
も一つおまけ
食樹はよく庭や畑に植えられる樹木なので、根ぎわが除草されているところでは、地上に散らばるフンは幼虫が居るというよい目印になる。幼虫は葉の表面か小枝におり、晩春から晩秋までほぼ連続して見られる。終齢幼虫になると大変な食欲を示し、飼育する場合はエサの確保にそれなりの心構えが必要だ。蛹化(ようか)前に長距離を歩きまわる習性があり、鉢植えで飼育すると、蛹になる前に見失うことが多い。
(昆虫の食草・食樹ハンドブックより)

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)タテハチョウ科

2018-06-20 | 
庭のスミレの葉っぱを食べていたのは6月7日の事こちら
虫たちって、どの虫もチョー偏食さんばっかり、「昆虫の食草・食樹ハンドブック」の植物索引・スミレ類を見る。
主な食草・スミレ類の項に「ツマグロヒョウモン」がある。
この虫はツマグロヒョウモンの終齢幼虫やね、虫かごで育ててみよか・・・

6月7日 虫かごに新鮮なスミレの葉っぱと一緒に虫を入れる。


動かなくなってしまったので死んでしまったのかな?と思ってよく見たら、新しい糞をしてるみたいやしスミレの葉っぱの茎でチョンチョンと触ってみたら動いたのでホッとした。

6月15日 蛹になっていた。


以前蛹がくっついていたのが外れてしまってツマグロヒョウモンには気の毒なことをしてしまった苦い体験があった
こちら
なので、くっつけたままにしといた。
カーテンの陰に虫かごを置いていたので、掃除機かけるときそっと、どけようとしたら・・・

翅表


翅裏



6月20日ツマグロヒョウモン成虫になってましたメスですね。
ツマグロヒョウモン:(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
他のヒョウモンチョウに比べて翅の色が鮮やかで、裏もヒョウ紋調。
メスの前翅の先端部が黒く、名前のツマグロはメスに由来する。

蛹はからっぽになってました。


記念撮影後、庭のスミレの葉っぱの辺りに放してやりました。
このツマグロヒョウモンが好きなスミレはウチの庭のあっちこっちに咲くのですが、ちょっと大きめの丸ハート型の葉っぱで花の色は白です、「日本のスミレ(山渓ハンディ図鑑)」で検索してみても名前が分からないまま・・・

ツマグロヒョウモンもっと詳しく こちら

長居植物園内を歩きながら虫の解説を聴く:2015.8.01

2015-08-07 | 
ハスもほぼ終わりで、特には無いですが、土曜日の午前中はハーブ園でハーブティーの無料サービスがあります。もし虫を見るつもりなら、明日は午前10時に博物館玄関前ポーチ集合で、植物園内を歩きながら虫の解説を、学芸員のMさんがしてくれます。それと、たぶん池にはカワセミがいると思います。
こんなニュースを聞いたんですよ、それに大阪市立自然史博物館で特別展開催中の「たまごとたね」~命の始まりと不思議~の割引チケットも戴いたので行ってきました長居公園へ。

集合場所に学芸員のMさんがこられました、街の中の公園でどんな虫が見られるか?長居植物園で虫を求めて観察会です。



集合場所の木製ベンチには所々穴があいてて虫が出たり入ったり、この穴はたぶん、カミキリムシなんかが出たあとでそこを利用してハチが巣を作っています、早速その虫の観察から始まりです。

ネジロハキリバチ

この穴を利用して花粉を貯めて卵を産んで子どもを育てる

ネジロハキリバチをつまんでみんなで観察、ハチの方からは刺さないそうです、お腹を見ると黄色い花粉を持ってました。

Mさんがケースに入れてあった虫をだして「とても困った外来種」っと言われて

クビアカツヤカミキリ(クロザトウカミキリ)を紹介されました。

「この虫は桜の仲間が大好き、増えすぎたらアカンので桜の木にこの虫がいたら教えてください」っと、Mさん。
すると観察会に参加の男の子ちゃんが「カブトムシと喧嘩するの?」「カブトムシとかと一緒の食べ物やったら競争になるけど、この虫とは喧嘩しないよ、けど桜の木を枯らしたりするんで困った外来種なんです」「じゃ、増えすぎたらアカンのやね?どんなんか見せてください、うわ~首が赤い!!」
この虫に関して本当は生きたまま持ち歩くのは良くないそうです。十分注意して・・・

歩き始めて・・・生垣の上にヤブガラシが生い茂ってて、この花は小さいのですが結構蜜が出てていろんな昆虫の蜜源になってる、ちょうど、アオスジアゲハがヒラヒラと訪れてました、せわしなく飛び交ってて撮るのは無理っぽいカンジ・・・アオスジアゲハの幼虫はクスノキが好物やそうです。硬い葉っぱはアカンけど、柔らかい葉っぱに卵なんか産み付けてるそうです。

「あっ!スズメが何か食べてる!!」っと、男の子が・・・
地面をチョンチョン歩きながらスズメがバッタらしきモンを咥えてるんですよ、子供たちから「オンブバッタかな?」の声が・・・Mさんが「ショウリョウバッタのようやね」
わんちゃん的にはスズメが狩りをしてるのって初めて見ました。

クサグモ(タナグモの仲間)を観察


フツーのクモの巣とはちょっと違ってて一番下にシート状のを張って上にも棚のように網を張って獲物が飛んでくるとポロっと下のシートに落ちるっという仕組み。普段は奥の方に隠れてて獲物が落ちた振動を察知して出てきて獲物に噛み付いて糸でグルグル巻いて弱らせる。

シオヤアブ発見!っと男の子ちゃんの声・・・


ムシヒキアブの仲間、見晴らしの良いところに止まってて、獲物が来ると飛びかかって口(口吻かな?)が結構鋭く、ブスッと刺して毒を注入して完全に殺してしまう。
「目が青いアオメアブもいるよ」っと男の子ちゃんの声。

イボバッタ

一番の特徴は頭の後ろに、コブがポコポコっとあること。
この個体は幼虫とのことでした。

筋のあるカメムシ、みんなで名前をつけてみよう~


「アカスジキンカメムシ!」「惜しいなぁ!キンは要らんかな、アカスジカメムシ」
「触ってもいいですか?」「カメムシだから臭いかも?」「臭くないのもいるけどぉ」「実はこのカメムシは触っても臭くないカメムシ」
「あっと!臭い!」「かなりいじめると臭くなるようですね、フツーだと臭くないよ」

トモンハナバチ


紋が10個あるかもしれない、数えてみましょう。
「1.2.3.4.5.~~12有りまぁす」っと男の子ちゃんが数えました。
「実はオスは12紋でメスは10紋」っとMさんが教えてくれました。
「オスは刺さないのですがお腹にトゲがあって触るとチクッとする程度、オスは絶対刺さないので触ってみましょう」っと言われても、ちょっと勇気がいるかな?でも触ってみた子が「ふさふさしてる」とか「痛くない」とかの感想。羽を動かすたびに筋肉が動くのでブ~ンと音がする、メスは触ったらダメ、刺しますよ。
この蜂は巣を物陰に作るのですが、巣の仕切りになる壁は、ヨモギとかの葉っぱの裏側のこまかい毛で作るそうです。

大きな木の幹にスッゴイ抜け殻の数、クマゼミの抜け殻を観察


この公園で見られるセミは9割クマゼミやそうです、クマゼミ以外の抜け殻見つけるのが難しいくらい
「ツクツクボウシは?ミンミンゼミは?ヒグラシは?アブラゼミは?」っと次々に質問が・・・「ツクツクボウシもミンミンゼミも居ますがアブラゼミはあんまり居ません、ヒグラシは居ません。」

抜け殻でセミの種類を当てる方法は?

特にクマゼミの場合「中足と後ろ足の付け根の間にポコッとデベソのような突起があります」

Mさん:「セミって何を食べてるかわかる?」
男の子ちゃん:「樹液!!」
Mさん:「幼虫は何食べてる?」
男の子ちゃん:「幼虫は根っこの液体」
Mさん:「そう、根っこから汁を吸ってるんですよ、幼虫も親もおんなじモノ食べてるんだね」

また違う幹にはクマゼミがいっぱい居ました。


女の子ちゃんが二匹のクマゼミのお腹を見せてくれました


女の子ちゃん:「こっちがオスで、こっちがメス」
わんちゃん:「えっ!何でわかるのん?」
女の子ちゃん:「コレがあるから」
わんちゃん:「ソレッて何なん?」
女の子ちゃん:「コレはオスが鳴くための場所です」
「へぇ~そうなん」わんちゃん的にはこの歳になって初めてクマゼミのオスとメスが見分けられるようになりました。小さな女の子ちゃんに感謝・・・

ヤブランにキムネクマバチ


クマバチという呼び方はミツバチ科クマバチ属のハチ全体をさす呼び方で、ふだんクマバチと呼んでいるハチはキムネクマバチだそうです。
クマバチのメスは刺しますが、巣を襲われた時などに限られるようです、ふだんはおとなしいハチです。

チョウトンボ

細い葉っぱの先に、お腹をちょっと挙げて止まっていました.
キレイな青。ピカピカ光る翅が特徴。可愛かった。

Mさんが網で捕まえて「チョウトンボです、放してみますから、飛び方を見てみてください、ひら~っと、あんまりトンボっぽくない、ふわふわっと・・・」ナルホドそうでしたね。
「捕まえる代わりに10秒ビデオで撮りました、見てください」っと男の子ちゃんがみんなに見せてくれました。
チョウトンボは4本の足で止まるのが特徴やそうです。 ⇒こちら

ほかに観察した虫たち(写真には撮ってませんが)
ヒメハラナガツチバチを観察
体がスゴク、ゴツイ、カンジ。土の中に潜って行って、コガネムシの仲間に卵を産み付ける、悪さをしなければ自分から刺しに来ることはしないハチです。
男の子たち:「こんなデッカイのが土に入るんですか?」
Mさん:「そうそう、前足とかは短くって、トゲトゲしててそれでゴリゴリっと潜っていく、適当に土に潜ってもコガネムシには行き当たらないから、どうやって行ってると思う?」
男の子たち:「ワカラナイ」「ハイハイ臭い!」
Mさん:「そう、コガネムシも土の中で暮らしてたら、糞をするよね、その臭が外に漏れてるみたいで、その臭を見つけて、その辺を掘って行ってるみたいですね。」
男の子たち:「じゃぁ、あだ名をつけていいですか?」
Mさん:「いいですよ」
男の子たち:「ゴリゴリバチ!」「ニオイトリツキバチ!」

アメリカジガバチ⇒もともと日本のモノではない(外来種?)泥で巣を作りちっちゃなクモをいっぱい集めてそこに卵を産む。

ヤマトシジミを観察
「ヤマトシジミってたまぁに、こいつにくっついてるよね」っと男の子が指したのはカタバミでした(ピンポ~ン)

ショウリョウバッタを観察、そっと捕まえて触ったりしてましたね
オンブバッタの幼虫も観察。

ハーブに来るツチバチの仲間たちの口(口吻)はあんまり長くないけど、シダレエンジュ(マメ科の仲間)の仲間の花は蜜のあるところが結構奥のほうなんで、口の長いハキリバチの仲間がやってきます。

ナミアメンボウを観察
「アメンボウの足の長いところはどこでしょう?前足?中足?後ろ足?さてどこでしょう?」
「ハイハイ前足」「中足」「全部、長いのんちゃう?」
「意外と知ってるようで知らない・・・」
池のアメンボウを網ですくってみんなで観察、
「中足が長い!!」
「そうやな、中足やなぁ、後ろ足を後ろに伸ばして、中足をびよ~~っと前に伸ばして前足はちょこっと顔の横にあるようなカンジ」
「飴の匂いがするっと言いますよ、昔の飴の匂い」順番につまんだアメンボウを匂ってみました、
「サツマイモのような匂いがする」とか「昔の飴ってこんな匂いなの?」とか・・・
「カンロアメのような匂いがするんですけどね」っとMさん
「アメンボウは水の中で暮らしてるのですか?」
「アメンボウは水面をピョンピョンと跳ねるように動いてますね、コレは足の先に毛がたくさん生えていて水をはじくようになってるんで、浮いてられる、何をしてるかっというと、水面にポチャッとちっちゃな虫とかが落ちてきます、ソレを波紋とかで感知してピュッと獲物に寄って行って捕まえる、実はカメムシと同じ仲間で口がストローのようになっていて獲物に突き刺して中の汁を吸っている、水面をなに食わぬ顔してス~イスイとやってるように見えるけど、実はスゴク獰猛な生き物で餌を待ち受けている。」
「アメンボウの天敵はなんですか?」
「アメンボウの成虫を食べるモンはあんまりいませんが、アメンボウは卵を水に浮いてるような枝とかに産み付けるんですが、ソレに卵を産み付けるハチがいます。卵の寄生方法ですね」
「卵に卵を産み付けるんやぁ・・・!!へぇ~~」


博物館玄関前ポーチに戻って解散でした、この後、「土曜日の午前中はハーブ園でハーブティーの無料サービスがあります」が気になってて行ってきました。 つづく⇒こちら


学芸員Mさんの後ろ姿にはいっぱいの虫たちが・・・




虫も観察会~堺自然ふれあいの森:虫編 2015.6.29~

2015-07-13 | 
ニジュウヤホシテントウ
ウチの近所の散歩道で出会ったことのある ニジュウヤホシテントウの幼虫から成虫がそろい踏みっというシーンに出くわしました。
無農薬で栽培しているというナス畑で、ナスの葉っぱの裏側に居ました。



上の写真で、①は幼虫、②は蛹になったばかりのもの、③は蛹、④は羽化した後の脱皮殻で、⑤は④から羽化したばかりでまだ黒斑が現れていない成虫だと思われます。

こちらでは成虫が居ます


①幼虫、②蛹、③羽化したあとの脱皮殻、④成虫、⑤ニジュウヤホシテントウの孵化した幼虫と卵殻、⑥食害跡
ニジュウヤホシテントウ(二十八星瓢虫)は2つの鞘翅に14個ずつ、計28個の黒色の星紋を持つ。

トンボ3種
ハラビロトンボ


体長の割には、腹部の幅が広くて、ボテッとした感じ・・・のトンボ。メスは、鮮やかな濃いめの黄色と黒色とのまだら模様、すると、コレはメスですね

シオカラトンボの若いオス


アカトンボ(たぶんショウジョウトンボ)


アオバハゴロモの幼虫                アオバハゴロモの 成虫2011.9.06伊吹山
 

アオメアブ               シオヤアブ
 
アオメアブ:キレイな青い目のアブ。脚は黒色で、すねの部分が鮮やかな黄褐色

オオスズメバチ&カブトムシ

夢中でコナラの樹液を吸ってるところ。

ニワハンミョウ               キマワリ
                      

ニワハンミョウ
上翅に白い小さな紋が特徴、地面を徘徊し、他の昆虫を捕らえて食べる。
幼虫は地面に縦穴を掘って住み、成虫と同様、そばを通りかかる他の昆虫を食べる。

クモヘリカメムシ
 
ニンジンの花に居ました

ヘラクヌギカメムシ


ヒカゲチョウ

薄茶色の地味なチョウ。
裏面に大きな目玉模様2個と小さな目玉模様5個というのがわんちゃん的には図鑑を見比べたとき決め手となりました。

ヒカゲチョウ&カナブン

揃って樹液を吸ってるところ

ナカキエダシャク            
 
顔のプチッと赤いモンは、ダニです。

コウンモンクチバ(シタバガの仲間)



堺自然ふれあいの森(さかいしぜんふれあいのもり)ってどんなところ?
大阪府堺市の南部丘陵エリアにある都市公園。
大阪府堺市の緑のシンボルエリアである南部丘陵エリアに位置し、豊かな自然環境や多様な生き物の生息空間を保全するため、市民協働により後世に残す里山公園である。周辺環境との連続性を踏まえながら、自然環境の保護、活用、復元を図っていく「里山の保全」を目標とし、市民ボランティアの活動による森の整備を行っている。
また、「森の学校」をテーマに人と里山との新しい関わり方を模索する場を目指しており、園内散策のほか、休日を中心に様々な自然体験学習のイベントや講座が開催されている。また、保育所や幼稚園、小学校などの遠足や校外学習でも活用されており、現地職員(レンジャー)によるプログラムに参加することが出来る。
2006年の開園と同時に指定管理者制度が導入され、現在は、(株)生態計画研究所とNPO法人いっちんクラブの連合体である「ふれあいの森パートナーズ」が指定管理者として管理運営にあたっている。



植物観察会(金剛山):虫たちも観察 2015.6.04 PARTⅠ

2015-06-11 | 


6月の金剛山へ植物観察会でした。
撮ってきた写真を見てると虫たちも結構撮ってました。名前を調べているうちにお花の方は後回しになってしまい先に虫たちを紹介します、ってことに・・・
虫たちの名前調べはネット上の図鑑を参考にしたり、虫の記事があるblogにおじゃましたりしますけど、なかなかわかりにくく、虫に詳しい方についつい聞いてしまいます。
虫たちの名前いっぱい教えていただきました。

ヒトリガの仲間




★わんちゃん
顔の赤いのが目立って見えるのでカオアカヒトリは?単純すぎますか?
★★Re.そよかぜさん
この仲間は似たものが多くて、同種でも翅の模様は個体によって違いが大きく、各部をきっちり調べないと分かりません。スジモンヒトリかセスジヒトリかカクモンヒトリあたりだと思いますが・・・。
「ヒトリガの仲間」としておきましょう。

コカバスジナミシャク


コカバスジナミシャク


ウスアオシャク



★ホシオビコケガかな?
★★正解
ホシオビコケガ(ヒトリガ科)
開張20~28ミリ。全体が白色で、星状の黒紋が並んだ帯が幾重にも重なり優美である
⇒デジタル昆虫図鑑より


★ユウマダラエダシャクかな?
★★たぶんヒメマダラエダシャクでしょう。

キドクガ

綺麗な色なんですけど毒蛾なんですね

キンモンガ


オオカギバ


マエアカスカシノメイガ
 
 
アワフキムシの仲間の幼虫

 
★緑の葉っぱに緑の虫、何かの幼虫っと思うのですが、二つの黒点が眼ならカワイイっと思う。
★★アワフキムシの仲間(カメムシ目アワフキムシ上科)の幼虫、二つの黒点は眼です。




★ワキグロサツマノミダマシかな?
★★ムツボシオニグモですよ。
★体の後方、左右対称に黒点が三つづつ六つ見えるのがムツボシ?なんでしょうか?
★★そうですが、時には黒斑が8つになることもあります。


★キマエクロホソバかな?
★★正解
★コレは前の部分(おでこ)が黄色いから?
★★翅を広げた時に翅の前が黄色だからでしょう。


★カタツムリの仲間でしょうか?
★★たぶんニッポンマイマイだと思います。


★マダラガガンボのメスでしょうか?
★★「ヤチガガンボの仲間?」でどうですか。この仲間も種類が多くで難しいグループです。
マダラガガンボはもっと大きなガガンボです。

ヒオドシチョウ            サカハチチョウ
 
サカハチチョウは怪我をしてますね。

クサギカメムシ


カイガラムシの卵

★★たしかに白いチューブ状のものの中には卵がぎっしり入っているのですが、
全体で「ヒモワタカイガラムシ」と呼ばれています。
白いチューブも体の一部としているわけですね。

 
ヨツキボシカミキり

★カミキリムシの仲間で翅(?)の後方の黄色いホシが四つでヨツキボシカミキリ
★★そうですね。

ヒメクロサナエ♂




ミソサザイ




★巣作りにコケを使ってるけど、巣の中が湿っぽくなるっと思うのですが良いのでしょうか?
★★写真で見ると、使われているコケはほとんどハイゴケで、このコケは乾燥に強く、乾いてもフワフワです。取っていた所は石の上で、はじめから乾いていたものでしょう。

次回は 金剛山6月のお花たちです。

魅せられて飛鳥路PARTⅡ~飛鳥路で出会った虫たち~

2014-11-22 | 

ウスキツメエダシャク




わんちゃん的には虫を撮ってもいっぺんに名前が分かるわけじゃないんです、カメムシの仲間かな?チョウチョウの仲間かな?蛾の仲間かな?トンボの仲間かな?ぐらいまではどうにか・・・それから先が進まない、そんな時そよかぜさんのblogのマイフォトを繰ってみます、コレは蛾の仲間っということが分かってるんで ⇒こちらガの仲間
(オドロキモモノキ蛾の仲間ってここに載せてはるんだけでも405種)
47段目の写真に2枚よく似たのがありました、写真をクリックするといつ、どこで撮ったのかが分かるようになっててその蛾たちについての詳しいblogの記事に飛んでいけるようになってます。
いつも参考にさせてもらってます。
それで、ウスキツメエダシャクかシロツメエダシャクか?どっちかな?っというカンジで・・・
顔の色が決め手のようなんですが、翅の色や筋の流れ方も違うようです⇒こちら 

ナミテントウ


わんちゃん
ナミテントウ(変形2紋型)かな?

そよかぜさんより
猫のなかに日本猫がいて、その中に三毛猫やトラネコがいるように、テントウムシのなかにナミテントウがいて、その中に変形2紋型のナミテントウがいます。いろいろな模様のナミテントウを模様で区別したいときに「変形2紋型」という言葉も使われます。
ナミテントウの模様には、紋のパターンだけを見ると、地色と紋の色は、黒と黄褐色もしくは赤との組み合わせで100以上のパターンがあります。

カメムシ


わんちゃん
このカメムシは 頭がツブツブになってるんですが、病気かな?

そよかぜさんより
これはクヌギカメムシの仲間ですね。寒くなってきて、脚が赤くなってきています。
クヌギカメムシの仲間はカメムシ科(いわゆる普通のカメムシ)ではなくクヌギカメムシ科に分類されていて、頭はこれで正常です。
クヌギカメムシの仲間には、クヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシの3種がいるのですが、この区別は腹面を見ないと分かりません。

わんちゃん
虫たちってビミョウなところで名前が決定されるんですね、お腹も?ですか?

お花デザインの・・・


岡寺はシャクナゲの寺




ナツメの実

美味しそうに熟してるようす、高い高い枝の先にしか残ってませんでした、ザンネン・・・

紅葉と黄葉のコラボ




紅葉の向こう、屋根の上にソフトクリームが???





虫たちとの出会い:堺自然ふれあいの森 PART② 2014.10.15

2014-11-07 | 
同じ日(10月15日)⇒こちら
幼虫にもたくさん出会いました。
わんちゃん的にはスゴク珍しい虫たちがいっぱい。
面白い幼虫に出会いました

クサカゲロウの仲間の幼虫


クサカゲロウの仲間の幼虫には背中にゴミを背負うものとそうでないものがいて、ゴミを背負う者だけでも10種類以上います。自分の背中に載せているのは自分が食べた生物(アブラムシなど)の食べかすが多いようですが、他の生物の脱皮殻、小さな枯れた植物質、他にも色々まじってるようです。なぜ塵(ちり、ごみ)を載せるかというと、捕食者(ナミテントウなど)から認識されにくくする、あるいは襲われた時に逃れやすくするためだそうです。
ちっちゃなちっちゃな虫、それにしてもスゴイ牙が・・・脚も思いっきり踏ん張ってるぞ!!

チャトゲコナジラミの幼虫


ヒサカキの葉っぱの裏になにやら黒い点々が・・・
チャトゲコナジラミの幼虫でした。
愛知県作成の「農業病害虫防除の手引き」によれば平成16 年に国内では京都府で初めて確認された茶の新害虫、分布を急速に拡大しています。愛知県では、平成22 年に初めて確認され・・・っと載ってます。
写真で見てこの幼虫の刺の先に滴がありますけど?コレは?
Re:そよかぜさん
毛状の突起の先の滴ですが、触れて確かめたわけではありません(そのレベルの大きさではありませんね)が、私の考えではネバネバしているのではないかと思います。というのは、葉から汁を吸って暮らしている虫たちにとっては、糖分が余ってきますので、それを捨てる必要があります。しかしそのまま捨てるとアリなどが来そうなものですが、あまり見かけません。アリなどの好まない成分が入っていて、ネバネバを防御に使っているのか、アリも無視する量なのか、いろいろ考えられますが、それを調べるためには、この滴を取って化学分析する必要があるでしょうね。
成虫は1.0~1.3mm 詳しい様子は ⇒こちら


ずらずらずら~~っとの幼虫
オオタバコガ               キイロスズメ
 

クチバスズメ                コヨツメエダシャク               
  
ナナホシテントウ
幼虫       蛹
  

の仲間たち
ニレキリガ


フタテンキヨトウかな?


蜘蛛の仲間たち
ゾウシキカニグモ


ヤサガタアシナガグモ


ビジョオニグモ
  

マダマダ出会った虫たち
ヤマトシリアゲ
体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
初夏に現れるものは黒色で比較的大きく ⇒こちら
晩夏~秋に現れるものは黄色っぽく小さい・・・

っと教えていただきました。


クロウリハムシ               アザミヒゲナガアブラムシ
 
クロウリハムシのお腹が大きく見えますね?
卵が入ってるんですよ。

オオキバハネカクシの仲間


モンキナガクチキムシ


ホウネンダワラ

ホウネンダワラは穴が開いてますね。
こんな変な所に穴が開くのは、多分寄生されていて、寄主が出た跡だと思います。
⇒そよかぜさん談

ハラビロカミキリ




堺自然ふれあいの森(さかいしぜんふれあいのもり)ってどんなところ?
大阪府堺市の南部丘陵エリアにある都市公園。
大阪府堺市の緑のシンボルエリアである南部丘陵エリアに位置し、豊かな自然環境や多様な生き物の生息空間を保全するため、市民協働により後世に残す里山公園である。周辺環境との連続性を踏まえながら、自然環境の保護、活用、復元を図っていく「里山の保全」を目標とし、市民ボランティアの活動による森の整備を行っている。
また、「森の学校」をテーマに人と里山との新しい関わり方を模索する場を目指しており、園内散策のほか、休日を中心に様々な自然体験学習のイベントや講座が開催されている。また、保育所や幼稚園、小学校などの遠足や校外学習でも活用されており、現地職員(レンジャー)によるプログラムに参加することが出来る。
2006年の開園と同時に指定管理者制度が導入され、現在は、(株)生態計画研究所とNPO法人いっちんクラブの連合体である「ふれあいの森パートナーズ」が指定管理者として管理運営にあたっている。


虫たちとの出会い:堺自然ふれあいの森PART① 2014.10.15

2014-11-02 | 
堺自然ふれあいの森で出会った虫たちを紹介します

オオノコメエダシャク シャクガ科 大きさ (開張)49-63mm

ぶら下がってるように見えてます。その理由は ⇒こちら

カネタタキ(鉦叩)バッタ目カネタタキ科の昆虫。
カネタタキ♂      カネタタキ♀

体長はオス、メスとも9 - 15mm程。

エンマコオロギ♂
 

ツチイナゴ


以下はカメムシの仲間です
アミガサハゴロモ

アミガサハゴロモは、羽化したばかりの時は緑色の粉が体を覆っているのですが、次第にこれが取れてくると、黒っぽい色になります。

アミガサハゴロモの幼虫に出会ってました
アミガサハゴロモ 幼虫

2014.7.23 水景園

クモヘリカメムシ


ヒゲナガサシガメの幼虫

体長は約5mm 詳しくは ⇒こちら


「このカメムシはプチヒゲカメムシでしょうか?」

Re:そよかぜさん
「シルエットになっていて分かりにくいのですが、ホオズキカメムシだったと思います。」

ホオズキカメムシの幼虫


ミナミアオカメムシ

上はオクラで交尾中のミナミアオカメムシです。 緑の所に緑の虫、ちょっと分かりにくかったです。
カメムシっていろんな姿(形)してるのね。

PART②に続