【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

鳥撮り日記②~カワセミ(川蝉、翡翠)ブッポウソウ目カワセミ科~

2011-02-27 | 野鳥
木津川・開き橋上流の河川敷は、草はらや小石の河原・川面など様々な自然条件がギュッと凝縮されていて、たくさんの野鳥が観察できます。
モズの高鳴きや、ジョウビタキのチャッチャッという縄張り宣言。
越冬のために木津川を訪れる冬鳥のカモ類が、ノンビリたまりに浮かぶ姿も観察できるかもしれません。
今、野鳥観察にはピッタリの季節です。
野鳥たちの世界をのぞきに来てください。
お待ちしております。

この辺りって、コロと散歩する時のLLコースです。
「行ってみようかな?]

参加して良かったです。
ビックリするほどカンゲキなことがありました。
カワセミに出合ったんです。

50㍍以上も向こう・・・
カメラではここまでが精いっぱいでした、が、
フィールドスコープの中に入ったカワセミは
「な・なんと、キレイ!!」
スズメより少し大きめかな?身体が青光りしてますねぇ、特に背中は青く輝いて見えてますわ、喉は白い、胸から尾っぽまでは茶褐色って言うか栗色って言うか・・・
オレンジ色交じりの赤とも・・・

タマリの傍のヨシの茎に止まってて
「ねぇねぇ視て視て・・・」と言わんばかりの・・・
みんなで入れ代わり立ち代わりスコープに入ったカワセミとご対面
何回も何回も並んで覗くわんちゃんでした。

カワセミ専門に撮ってらっしゃるお方のキモチよ~く解ったわんちゃんです。

カワセミが居たそばのたまりには、越冬のために木津川を訪れる冬鳥のカモ類が、ノンビリと・・・


カモだけとしか分からなかったのですが、そよかぜさんが写真に名前をつけてくれはりました、アリガトウです。

観察した後で鳥合わせをしたら全員で33種類の鳥たちを観察してました。
この鳥合わせの時にカワセミのことが話題になり
「木津川市の体育館の・・・ふれあい広場のそばの川に・・・そこのそばの畑に毎日ほど行ってますンやけど、カワセミにしょっちゅう会うてまっせ」
翌日そこに行ってみましたが空振りでした。

その後数日たってから水景園(けいはんな公園)に行ってみました
「野鳥が結構来てるって」と教えていただいて・・・
永谷池の周り「水辺の小道」を歩いていると
「あっ!カワセミが」「どこにですか?」「ほらほら、あそこ」


「私たち、木津川台から来たんですよ、鳥たちを観るのが楽しみで、主人はカワセミをみつけるのが得意なんです、木津川市の体育館の・・・・そこら辺りででもカワセミをよく見かけますよ」

複数の証言を得まして・・・・もういっぺん行ってみようかなぁ・・・
家事を済ませて昼前頃から出かけることになるので、お弁当持参で・・・

シャ~~ッ シャ~~ッと一直線に飛ぶ青いモン
「ウワッ!カワセミ!」
何かの先っちょに止まるんですね(それがクセみたい)

カメラのピントを合わせていると、「エッ!もう居らへん」
そぉ~~っと歩いて、河原に目を凝らします






↑ 

↑  
嘴の下側に口紅が・・・ほらね。

「山彦」  野口雨情

山に山彦 ホーイホイ
呼んでも呼んでも ホーイホイ
山のお星さん はなれ星
待つても待つても ホーイホイ
河に翡翠 河雀
呼んでも呼んでも ホーイホイ
河原のお星さん はなれ星
待つても待つても ホーイホイ

↑ 道草さんからいただきました。

鳥撮り日記①~ツクシガモ:南港野鳥園~

2011-02-24 | 野鳥
「元気ですか?会いたいです」
今年の年賀状の隅っこに・・・・・
え~っと、もう何年会うてないかなぁ?4~5年になるんとちゃうかなぁ??

彼女は南港に住んでる、そこには野鳥園がある⇒詳しくは こちら
野鳥園で鳥撮りして彼女ともおしゃべりできたら、と二兎を追う?


「南港野鳥園ってどんな具合?」
「そこって、ウチから散歩圏内やしぃ、そやけど、鳥撮りできるぐらい鳥っていてたかなぁ・・・でも、わんちゃんには会いたいわぁ」
「鳥撮りしてから午後にでも待ち合わせて、お茶しよか?」と、言うと
「ジャマせぇへんから、撮ってるそばに居てたい、ちょっとでも長いこと会えるやんか」と、言う。

南港野鳥園での鳥撮りの写真をblogで紹介されてたそよかぜさんに
「今頃の南港野鳥園って?」ってお尋ねしたら
「今、南港野鳥園にはツクシガモと言う他ではあまり見られないカモがたくさん来ています。
どこか他の所で餌を取って、昼過ぎから夕方にかけて帰ってくるようです。
それに毎日のようにタカが飛んでいます。
ただし南港野鳥園は鳥が安心して暮らせるように、人と鳥との距離を離していますので、かなり大きな望遠レンズでないと鳥は豆粒にしか写りませんよ。
双眼鏡もお忘れなく。」

最寄りの駅で待ち合わせて、野鳥園まで彼女に案内してもらった。
林・森度も適当に・・・の中の遊歩道を歩いて行くと、鳥たちが木々の小枝でさえずってます。
ま、久し振りなんやし優先順位は彼女とのおしゃべりかなぁ・・・

展望塔ってよく出来てましてね
干潟に向かって大きな半円状にガラス窓があり、窓の下にはカメラを支えて肘が付けるぐらいのカウンターになってて、回転椅子がセッティングされてて、窓を開けたり閉めたり出来るようになってて、鳥撮りができる仕掛け。
何人かの鳥撮りさんたちのマネをして鳥撮り開始。
その間、彼女は適当に建物の中ウロウロしてはりました。
野鳥に関しての展示物が揃っています、興味深げに眺めてましたよ。
時々「ど~ぉ?お目当ての鳥たちは居はりますンか?」と彼女が言う
「まぁまぁやわぁ」と答える。

ハイライトはツクシガモの飛翔
西の方から何羽かが連れ立って飛んでくるんです
「飛んできた飛んできた~」と大きなレンズで待ち構えてた人たちバシャバシャバシャと。
「アッまた飛んできた」の声に、さっとカメラを構えても遅かりしわんちゃんの助・・・
第一どっち方向から飛んでくるのか??サッパリ・・・。

遠い水面に憩うツクシガモがどうにか撮れましてね。

1.31南港野鳥園ツクシガモPhotoStory1.wmv


【ツクシガモ(筑紫鴨)カモ目カモ科】
大型のカモで白・黒・栗色の配色が美しく、嘴と嘴基部との紅色が目立つ、冬鳥として九州北部には、やや多く飛来するが、その他の地方ではまれである

身体の配色が一目瞭然、おまけに飛翔姿もバッチリ⇒こちら

西日が射してくると逆光になるので、そこは引き上げて、彼女は地元ですから駅前の建物の中へと案内してくれました。
暖かいところで遅い目のお弁当と・・・コーヒーショップでお茶して、おしゃべりと・・・

鳥撮りと彼女とのおしゃべりと、どうにか二兎を追うことができたかな~

【おまけ】
遠い遠い向こうに居る鳥たち

ムクドリ


アオサギ


クサシギ


カルガモ


憧れのカレを遠目にチラッ!次回です。 ⇒こちら

大井手用水:鎌倉時代の先人の偉業を見る:行程14㎞ ふるさと案内・かも

2011-02-21 | 健康ウォーキング
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

主催 NPO法人ふるさと案内・かも
鎌倉時代の偉業を見て、その役割の大切さを実感しながらウォーキングしましょう。

「ふ~ん、真っ暗な隧道を歩くんやね~どんなんかなぁ・・・」
と言う思いが募って、その真っ暗な隧道を歩く会に参加してまいりました。

JR加茂駅から恭仁大橋を渡り加茂の町を通り和束町まで歩き和束川にある大井手用水路の井手枕(取水口)まで遡り、そこから大井手用水路に沿って千本枕(用水路の終点)まで歩き恭仁京跡で解散。

この日のハイライトはなんと申しましても隧道(ずいどう)歩きです。
大井手用水路の左側を用水路に沿ってず~っと歩くのですが途中、真っ暗な隧道(トンネル)を歩きます
隧道の長さは約250m
高さは人が真っ直ぐには立てない高さでした、ちょっとかがまないと頭が天井にあたってしまいます。
巾は1.8m
所々、水が溜まっているそうです、それで、隧道の入り口で長靴に履き替えました。


隧道の中は真っ暗です、懐中電灯は必携です。


真っ暗な隧道を歩く実況中継です

真っ暗な隧道の中を懐中電灯のささやかな光を頼りに歩いていると、
「カーブありで~す、こっから左へカーブしてま~す、ここら辺はまだ、天井は大丈夫で~す」と先頭集団から・・・
「は~い」と、後ろの方から返事があります。
「ここら辺は少し天井が高くなってまぁ~す、天井の高いとこで、ちょっと腰を伸ばしといて下さいよ~~、これからまだまだですからねぇ~~」
順番に立ち止まって腰を伸ばしてホッ!

「これって自然のままのトンネルなんですか?」
「いえいえ、掘ってるんですよ、ほらほら、アタマの上、岩岩岩でしょ」

「は~い、こっから腰を落としますよ~ハイ腰かがめてくださ~い」
頭上に岩がビュンと出てます
「コレは当たったら痛いでぇ~」
「まぁ、2~3回くらいはゴ~ンと当たりますよ~」

「雲母がキレイねぇ」懐中電灯を向けると、頭上の岩がキラキラ光ってるんですよ、

「ハイこの後、急に低くなりまぁす、かがんで下さ~い」
「オーケーで~す」

「ここね、初めて通ったときねぇ、コウモリが居やへんか、ヒルは?蛇なんかも居やへんかねぇ、心配でしたわ~~」

「おぉアタマ打ったぁ」
「これが、250mあるんだけど、250mって長いねぇ・・・」

所々、自然の岩のままだったり、また、所々鉄の型枠がはめてあったりします。
「この辺りは足元が乾いてますが、ちょっと行くとドボッと深くなるところもありますから、気ぃつけて下さいよ~~」
「あんまり湿気た臭いはしませんねぇ」
「ハイ、意外としませんねぇ」
「足元、気ぃ付けてくださいよ~ボコッと石が飛び出てるところもありますからね~」
「この辺りは水がドボドボですなぁ」
「ハイ頭打ちますよう、かがんで下さ~い」
とかなんとかワイワイ言いながら先頭から最後尾の人まで一本のロープでつながっていました。

「明かりが見えて来たよ~」
「もうすぐ出口ですよ~明かりが見えてきましたよ~~」
「ハイここ段差あり~」「段差あり~~」「は~い段差あり~」「オーケー段差あり~~」と、お口で連絡網

「着いた着いた、ハイ終わりですよ~」
「はぁ~ずっとかがみっぱなしだったんで、腰に来ましたなぁ・・・」
隧道を出たところで、長靴からトレッキングシューズに履き替えて足元もホッとしました。

「田んぼに水を入れるために・・・ですよね?」
「あぁ スゴイなぁ~~」

真っ暗な隧道を一人で、って言われたらアカンやろなぁ、30数人でワイワイ言いながら一緒だったから歩けたんやねぇ

「立春のこだま隧道抜けてくる」 田山諷子
↑道草さんからいただきました。

また、大井手用水路に沿って千本枕(終点)まで歩きました。

ここでは、用水路が二手に分かれていました。

「昔、ここは、流れてきた用水路の水を二手に分けたい為に松の杭を打って並べたと言われている所です」


ちょっと時雨模様の中を恭仁京跡を通りJR加茂駅まで歩きました。
恭仁京跡を通りかかったときから急に時雨が雪に変わり、寒かったぁ・・・

【おまけ】
大井手用水路
瓶原(みかのはら)は恭仁京の頃から水利の便が悪く、畑ばかりで米の収穫が殆どないところでした。
農家は旱魃(かんばつ)の被害を受け困窮しました。
鎌倉中期(1222)海住山寺慈心上人の努力で和束川から水を引き、10数年かけて約7㎞の大農業用水路(大井手用水路)を造りました。
当時は機械などなく、全て人手で山肌を拓き、岩を削る大変な工事でした。
これにより瓶原(みかのはら)の米の収穫量は約600石から江戸時代には2500石までになったと言われています(約90トン⇒約375トン)
昭和28年、南山城大水害で一部損壊しましたが、800年経った今もその当時の基本的な仕組みは変わることなく、大切な農業用水として利用されています。
①用水路の長さ     6755m
②用水路の幅     約1.8m
③勾配     1/1250(1250mで1mの高低差)
④用水の放流時期     5月初旬~9月中旬


こんな景色に遭遇しました


恭仁東北道~聖武天皇が拓いた官道(恭仁京から紫香楽宮への道)14㎞~

2011-02-18 | SKW(シルバー健康ウォーキング)
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

JR加茂駅に集合、受付、ストレッチ体操

歩き始めは
史跡恭仁宮跡:山城国分寺跡(しせきくにきゅうせき :やましろこくぶんじあと)



グランドゴルフのプレイ中、真っ只中でしたね、どこもグランドゴルフ流行ってますねぇ

その日の先頭リーダーはDさん
「ここは大井手用水路といいまして和束川から、ず~~っと用水路がここら辺まで続いています、加茂の歴史散歩でこの用水路に沿って歩く会が企画されてます、真っ暗な隧道を歩くところもアリです、また参加してくださいよ~~」
「ふ~ん、真っ暗な隧道を歩くんやね~どんなんかなぁ・・・」


「今日のハイライトで~す、ビューポイントに案内しま~す」


「わぁ~~キレイやわぁ~~」
このビューポイントってお茶摘みの頃やったら、お茶の木が、もっともっと緑でもっともっとビューポイント・・・

早速全員集合の記念撮影、
茶畑をバックに・・・と、しかし、道路なんで全員が並んだとたん
「車ですよ~~」そんなこと何回かあって、皆さん良いお顔で・・・

春、和束の町は西から東へと順に暖かくなり、西に位置するこの地域は「早場(はやば)」と呼ばれ4月下旬には早くも茶摘みが始まります。
近代的な農園整備がなされ空まで続く茶畑が見られます。
と、ビューポイントに看板がありました。
ちなみに、ここで摘まれたお茶の葉っぱは宇治茶として出荷されてます。

和束運動公園でお弁当、公園は広く木製のテーブルとイスがセットになっていて楽しいお昼タイムになりました
公園のカフェもオープンです。
「コーヒー入りましたよ~~」
マスターは歩く会のメンバーYさん

 こんな所にこんな大きな杉があったのか・・・・



「お寺の鐘」    竹久夢二

印度茶の夕日は
しづやかにしづみゆく。
黒き老杉の木の間へ

日本のお寺の鐘は
暮れよつの時をつくりぬ。
恋人よ、
いざ夕の祈祷せむ。

↑道草さんからいただきました。

スギの巨木(幹周13m・樹高25mとも30mとも)
八坂神社に生育するスギの老木。
八坂神社はこの大杉が祭神のようです。
思うに、杉の巨木が先に存在し、後から信仰の対象として八坂神社ができたんじゃないか?と・・・・・
京都府の天然記念物の指定名称は「八坂神社のスギ」ですが、「祇園杉」の方が一般には知られているようです。
祇園杉は根本で大きく2本に分かれており、上に伸びる主幹も地上1m程の所で数本の大枝に分岐しています。それでも主幹は周囲が10mはあろうかという巨樹です。



樹齢1000年とも伝えられ、高く伸びた幹や枝は度々の落雷にみまわれたものの、今なおたくましく生育している。京都の自然200選。

その日歩いた道筋には
史跡恭仁宮跡:山城国分寺跡
正法寺(しょうほうじ)
和束天満宮

等々、歴史的には大変趣のある地という印象です。


↓マンホールの蓋




次回は真っ暗な隧道(ずいどう)を歩いたお話です・・・

雪の奈良公園②~公園中をウロウロ~

2011-02-15 | デジカメ紀行
雪が降った日に奈良公園に行って・・・
鹿寄せを観て撮って、その後、奈良公園をブラブラとデジカメ散歩

浮見堂へ行ってみました
何や知らんけど、工事中でした
引っ返して大仏殿の方へ・・・
参道は雪でいつもと違った雰囲気


観光客たちは、ちょっとハイテンション

大仏殿の裏手に回ると、そこは別世界のように静かな佇まい・・・


「雪が降つてゐる」   中原中也

雪が降つてゐる、
  とほくを。
雪が降つてゐる、
  とほくを。
捨てられた羊かなんぞのやうに
  とほくを、
雪が降つてゐる、
  とほくを。
たかい空から、
  とほくを、
とほくを
  とほくを、
お寺の屋根にも、
  それから、
お寺の森にも、
  それから、
たえまもなしに。
  空から、
雪が降つてゐる
  それから、
兵営にゆく道にも、
  それから、
日が暮れかゝる、
  それから、
喇叭がきこえる。
  それから、
雪が降つてゐる、
  なほも。


↑道草さんから、いただきました。


そうそう、知り合いの方のお友達が奈良県文化会館での絵画展に出品されてるって聞いていたので、そちらの方へ行くことに。
「観たありのままを絵に描いてるんですよ」って、ナルホド抽象画を鑑賞というのはちょこっと苦手なんですが、あるお店のディスプレイをそのままに・・・の解りやすい絵でその前でしばらく眺めてました

隣のホールでは“写真展”です、何やら大きな作品
お尋ねすると「BOサイズ(1030×1456)なんですよ、撮影は銀塩カメラです、処理はコンピューターで・・・」と。
ただ、すっごく大きいなぁ、よっぽど、ピントがしっかりしてないとこんなにキレイには無理かも?と思うばかりのわんちゃんです。

静かに鑑賞です。
いつも思うのですがタイトルがですね、素敵な言葉が並んでます。
ちょっとメモしてきました
永久(とこしえ)の杜、秋水、春冷、緑光の流れ、初夏の雅趣、、夏空の天使(茶畑) 凍影、雪化粧(椿の花)、可憐(春蘭)、装いの季節(茶畑の向こうに桜)
秋匂う(紅葉)、冷朝の贈り物(茶畑に霜)、紅の誘惑(ヒガンバナ)、光のショーが始まった、流木深渓、白の世界(雪景色)、
作品とこのタイトルとを交互に眺めて「ウ~~ン、ナルホド」と唸るばかりのわんちゃん。

雪が少しでも積もると、雪だるまや雪うさぎを作りたくなりますよね、
会館の庭で、男の子が元気に雪だるま制作中









登り大路を横切って興福寺の方へ

猿沢の池の方へも回ってみました



ここまできたら、あそこのおうどんが食べた~い、温もります。


「ふく徳」さんのかきまぜ奈良うどん

「いらっしゃ~い!この赤字のがオススメです」
うどんは細め、こぶ000とついているのはとろろ昆布が、ば~んと一掴み・・・
うどん鉢にはお出汁の素が底に入っているようなんです(?)湯がいたおうどんを鉢に入れて湯がき汁を注ぐんです。
「よ~くかき混ぜてくださいよ~~でないと、お出汁が上に回ってきませんからね」
よ~くかき混ぜていただきました。
このお店はいつもプチ行列ができてて、お客さんの回転が速い速い・・・
「千葉から来ました」とか「大阪から」とか「神戸から来ました」
「どこから来たの?」って大将が聞いてはるわけやないのですよ、
奈良はやっぱりね観光都市だから、それにここの大将はお客さんに話しかけるタイミングが絶妙・・・

身体もホコホコ温まってきました、大仏前の駐車場まで帰りました



「お帰り~良い写真が撮れましたかいな?鹿も特別な顔してたんとちゃいますか?こんなに雪が降ったんは久し振りやさかいな~」って・・・


雪の様子は湿気の多い雪なんで、フワフワと空から舞い降りてくるのですが、道路はびちゃびちゃ、やっぱり、長靴を履いてきたのは正解だったわ・・・

帰り道、般若寺の交差点から振り返って


【おまけ】
アセビ(馬酔木)ツツジ科の花芽です。



馬酔木はツツジ科の常緑低木で鈴蘭に似た白い壷形の花を鈴なりに咲かせます。
その可憐な姿に惹かれて馬がその葉を食べると酔うことからその名前が付きました。
「あしび」とは「足の痺(しび)れ」が縮まったとも言われています。

また古代の人達はその有毒性を活用して煎汁を菜類の害虫駆除等に利用したので
ハモリ(葉守り)とも呼ばれました。
アセビの地方名には「うまくわず」や「しかくわず」もあるくらいです。
なるほど、奈良公園のアセビは鹿たちの食害に遭わないわけですね・・・

雪の奈良公園①~鹿寄せ~

2011-02-12 | デジカメ紀行



「おはようございます、鹿愛護会のI川と申します、今日、ホルンを吹かしてもらいます。10時に吹かしてもらいます、まだ5分ありますので、公園内の鹿についてご説明させていただきます。公園内には1100頭の鹿が居ます。今日ここに集まって来る鹿はこの辺に棲んでる鹿で、100頭から120~130頭集まってくると思います。大半はあちらの茂みから走ってきます、どうなんや?と言われれば??なんですが、走ってきてくれるとうれしいのですが、たぶん走ってきてくれると思います。
最近公園の鹿で斑点が無いのは何でですか?って言う質問があるのですが、冬のシーズンはこの斑点が無い“冬毛”で斑点の出るのは"夏毛"で5月からだいたい9月までが斑点のある格好になります、斑点も1頭1頭それぞれありまして、人間の指紋のようなモノで、毎年毎年、一緒の斑点が出てきます。ここに今日集まってくる鹿はだいたい、ちっちゃい子が多いんです、6月に出産しまして今でだいたい8か月、9か月くらいでしょうか、ツノの無いのが牝鹿なんですが、ここらでは、ちっちゃい子と牝鹿らが多く棲んでいます。」

「鹿がこちらの方に集まりますと、皆さんにもドングリをまいてもらいます、ダダ~~ッと鹿が寄ってきてドングリをせがみますが、無いよって手を振れば鹿はそれ以上はせがみませんのでご安心ください」

「そちらの、ホルンはオーケストラなどでお使いになるのと同じモンなんですか?」
「ハイ、そうなんですよ、でも、素人なんで、鳴らすのンでせいいっぱいなんですよ」





ホルンが高く低く、長く短く、響き渡ります
(ベートーベンの交響曲第6番「田園」の一節)

「鹿寄せのホルンひびけり春の芝」新井悠二
↑道草さんからいただきました。

「あぁ~~おぉ~~やってきた、やってきた、ほらほら、ワァ~~スゴイスゴイ、すごいなぁ~~」

ダダァ~~ッと鹿さんたちが向こうの方の茂みの中から、いっぱいいっぱい走ってきました・・・・・


ホルンのお兄さんの籠の中にはドングリがそこそこ入ってます

鹿さんたち、可愛いですね、おねだりしてますねぇ・・・

ドングリがいっぱい入った袋を持った男性が愛護会の皆さんに「これ、鹿さんに差し入れです」って、渡してはりました。























【おまけ】
「お嬢ちゃん?」
「いえ、男の子なんですよ」



【またまた、おまけ・・・】
奈良大和路キャンペーン・イベントの一つだそうです。
2月1日(火)~3月10日(木)午前10時から約15分間

鹿愛護会の方がホルンを吹いて下さって鹿さんを寄せてくれます、
鹿がまいりましたら、よく来たねってご褒美に、愛護会さんの方からドングリをご褒美に食べさせてあげます。
その時、「お腹を空かして可愛そうだわ、せっかく来たんだから、私も何か上げたいわ」と、思ってお手持ちのモノをあげますと、鹿せんべい、ドングリ以外のものは鹿さんお腹を壊してしまいます。紙とかコレは大丈夫だろうと思われるお野菜とかででも、お腹を壊して病気になる鹿、死んでしまう鹿もいます、愛護会さんのまかれるドングリ以外はご遠慮くださいませ。
あのう、それから鹿さんが集まってきた後で鹿愛護会さんの方から鹿募金を皆様方からお志をいただけたらと・・・鹿さんいろいろと保護するのに費用の方もタイヘンですので出来ましたら鹿募金の方もご協力くださいませ」

募金に協力しました
こんなシールがもらえました。

2.5㎝×3.5㎝


鹿寄せの後、雪の奈良公園をちょこっとウロウロ・・・・・ ➱こちら

第28回 京都木津川マラソン 2011.2.6 SUN.

2011-02-09 | デジカメ紀行
全国でも数少ない「制限時間がない大会」で人気・・・
制限時間が設けられていないので、フルマラソン初挑戦の方も安心してレースに参加できます。
給水所やエイドステーションも豊富(16カ所)でサポート体制も万全。
ランナーたちの疲れを癒し完走へ向けてのバックアップをします。
心温まる声援を受けながら美しい木津川沿いを一緒に走ってみませんか

こんな案内ポスターを見たのは昨年の秋のこと。
そして、
「里山の会では65名+15名のスタッフで手原川エイド、本部会場で、うどん飴湯サービス、場内警備と焚き火、選手輸送、整備金負担駐車場、コース整備、桂川上流協力看板設置と撤収、本部会場の整備などの分担を受け持っています。
里山の会の皆さんぜひご協力ください。」

走るのは苦手ですが、バナナを切ったりお水を入れたりとかのお手伝いならできるんじゃないかな?
と、「手原川エイドの給水班に参加しまぁ~す」と今年が初体験のわんちゃんです。
ところで「手原川エイドって場所は何処になります?」から始まって「何時に行けばいいですか?」とかいろいろお尋ねして、いよいよ現場へ・・・

スタッフの皆さん、もう何年も参加してはるんでテキパキ動いてはります
丈夫な段ボールの箱を組み立てて脚を作り天板を載せてコップなど並べます


フルマラソン(42.195㎞)/ハーフマラソン(21.0975㎞)/5㎞/3㎞と、あります
これらのスタート時間に合わせてテーブルの上に置くものを準備していきます


まず、紙コップをお盆に並べて、おやかんに入れた水を注いでいきテーブルに並べます

「コップを詰めて並べたらアカンよ、勢いよく走りながらシャッと取っていくので、隣のコップを倒してしまうから30㎝間隔ぐらいに並べてよ」とか、


「アメちゃんとかチョコレートとかは走りながら剥けないので紙包みを取ってお盆に・・・」とか、


「バナナは色が変わりやすいんでいっぺんには切らないようにしようよ」とか、
「ビスケットは袋から出してお盆に」とか


「パンは早く切ってしまうとパリパリに乾いてしまって食べにくくなるので様子を見ながら切っていきましょう」とか、
「スポーツドリンクは一袋を10㍑の水で溶かしてよ」
スタッフ・リーダーさんの適切な指示が飛び交います


午前中は陽射しも暖かく汗ばむくらいだったのが、午後も2時~3時となると、少し風も出てきて寒くなってきました

遠目に見て「アレ?お酒なんかがあるけどぉ??」って。
違うんです、ひやしあめが一升瓶にありました、大いなる勘違いのわんちゃんです、
その、ひやしあめを、おやかんに入れてお湯で希釈しますと飴湯に変身、紙コップに・・・・

「温かい飴湯をどうぞ、元気が出ますよ~~」

「お水、お願いしまぁ~す」「ハ~イ」
「スポーツドリンク少なくなってまぁ~す」「ハ~イ」
「飴湯、お願いしまぁ~す」「ハ~イ」
流石に10㍑のおやかんから紙コップに注ぐのは男性陣にお願いしました。

「ペースメーカーさんが走って来はったわ」
「ペースメーカー?を入れた人も走ってはんの?えらいですねぇ」と、わんちゃん。
ペースメーカーさんはフルマラソンで3時間、4時間、4時間30分、5時間、6時間、
ハーフで2時間、2時間30分と、いはってね、背中にそれぞれゴールタイムのベストを着用してはるんよ、
目標のゴールタイムがある人たちはペースメーカーさんと一緒に走るんよ、そしたら目標タイムがクリアできるかも知れへんでしょ?
ナルホドそっかぁ・・・ペースメーカーさんの後先には結構、たくさんの人たちが走ってはりましたわ・・・

「こんなにいろんな距離を走ってはったら、ゴールのところでややこしくないですかぁ?」と、またまた質問のわんちゃん。
「それは大丈夫、靴の紐にランナーズチップを付けるようになってるからね」
「そぉ~~便利なんですねぇ、ところで途中棄権した人はどうなるんです?」
「ランナーズチップは持って帰ったらアカンのよ、事務局に返すんよ、持って帰ってしもたら1500円請求されるんだって」

わんちゃんには初めてづくしのことだらけ・・・
「今まで雪がちらついた日もあったわ、雨がしとしと降った日も、風のきつい日なんか紙コップが飛んで飛んで飛んでしまってね、でも今日は最高に良いお天気でそれが何よりだったわ」
「そうですねぇ・・・・・」と実感のわんちゃんでした。

最期にスタッフ・リーダーさんが
「今日はご苦労様でした、紙コップを6000個用意しましたが4800個ほど使いました、皆さんお忙しかったでしょう?お疲れ様でした(中略)来年もここで、頑張りましょう」

大会結果はこちら
大会レポはこちら
こんなステキなスタッフ・ジャンパーをいただきました
去年はピンク、一昨年は緑色
実はこのスタッフ・ジャンパーが欲しかったんです

今年初めて参加して初めていただいたんで、来年からはどんな色が蒐集できるかな?楽しみです。

カニカニツアー②~出石蕎麦~

2011-02-03 | デジカメ紀行
枕が替わろうが、お布団が替わろうがどこででもグッスリ眠る特技のわんちゃんです。
6時半ごろ起床でまずは朝風呂へ・・・・・

朝食は「うわぁ~~っ」とビックリしながら完食

幹事さんのオススメは地元でとれとれの、かれいやイカの一夜干し
昨夜、注文したかれいの一夜干しが宿に到着してました。
宿の女将さんから「お土産に」と、甘エビ一箱の大サービス「えぇ~~!!」
気持ちよくお宿を後にしてお昼は出石蕎麦。
幹事さんオススメの蕎麦処「官兵衛」

出石蕎麦のウンチクを・・・

出石町内には50軒余りもの出石蕎麦屋が並んでいます。

出石そば・出石の皿そばは白い薄手の磁器、出石焼きに盛られています。

この出石焼きに盛られたそばは、小皿5枚で1人前になります。
そばの打ち方、ゆがき方、つゆなど店によって昔からの秘伝があり、そばつゆにも卵や山芋を加えるなど・・・・・


出石皿そばは1706年(宝永3年)に信州上田の仙石政明がお国替えの際、伴ってきた職人の技によって磨かれたと言われています。
伝統ある3たて(挽きたて・打ちたて・茹がきたて)製法の素朴な風味です。

出石蕎麦”通”の食べ方
1.まず、つゆをお猪口に注ぎつゆの旨味を味わう
2.そばが出てきたら、そばとつゆだけで味わう
3.そばのおいしさを味わった後でお好みの薬味を入れ違った味を楽しむ。
4.最後はそば湯でしめて、ごちそうさま!!



食後に出石の町をちょっとだけウロウロ



↑辰鼓楼
辰鼓楼は出石城跡大手門の旧内堀の一角にあり、元々は見張り櫓として作られたもので、毎朝辰の刻(午前8時)に藩士に登城を告げる太鼓を打っていた事から辰鼓楼と名付けられました。
現在はオランダ製の大時計が太鼓の代わりにはめ込まれ時計台として使われています。

城下町だったんですねぇ・・・

さて京都までバスはひた走り~と思いきや
豊岡で鞄屋さん(豊岡は鞄の町)、また途中でお土産物屋さんへ2軒立ち寄りまして


雪景色の中を京都へ京都へ

バスの中は静かに・・・うとうとうとうと
ハッと目が覚めたら、いつの間にか雪景色は消えておりました。

「楽しかったねぇ、また行きましょうねぇ」って。
幹事さんはこのコースに以前、毎年ほど利用しはったみたいで、なかなかココというツボを押さえてはりました。
初参加のメンバーたちは大満足「良かったねぇ、毎年の恒例行事にしようか?」とノリノリ