【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

【折々の花】六甲高山植物園PARTⅡ

2007-05-30 | 折々の花
六甲高山植物園の今の一番人気は何と言っても「クリンソウ」ですが、
カワイイお花はほかにもいっぱいありました、だから、いっぱい撮ってきましたよ。


コマクサ(ケシ科)北海道、本州中北部
粉白色をおびた神秘的なアクアブルーの葉。
あでやかなピンクの美花。両者の調和がすばらしく、気品に満ちています。
何故か岩場に咲いて他の植物を寄せ付けず、孤高を守ります。
高さは約10㌢、花は約2㌢。
どことなく子馬の顔に似ているので駒草です。


クロユリ(ユリ科)北海道、本州中部以北
高山地の草地に生える多年草。
北海道では低地でも生えます。

高さは高山のもので10㌢、北海道では50㌢にもなります。
葉は3~4枚づつ何段か輪生して付け、先端に黒紫色の径3㌢ほどの花が1,2輪下向きに咲いています(可憐!!!)

♪くーろゆりは~ 恋の花 愛する人に捧げれば 二人はいつかは結ばれる♪
この歌が歌える人・・・ハ~~イ(*^_^*)


オオバオオヤマレンゲ(モクレン科)中国(東北部南部)朝鮮半島
オオヤマレンゲと言えば知る人ぞしる奈良県大峰山系に咲く落葉低木ですが、
このオオバ・オオヤマ・レンゲは日本産に比べその名の通り葉っぱが大きく、
雄しべの赤い葯が鮮明で、花被片の白とのコントラストが鮮やかです
径5~9㌢にもなる純白の芳香のある花がやや下向きに咲く様はこの花もまたまた可憐!!
オオヤマとは大峰山のこと、レンゲとは花被片が重なり合い、蓮を思わせるところからの名前です


サラサドウダン(ツツジ科)北海道 本州 四国
山地に生える落葉低木、涼しい場所を好み、高さは4~5㍍。
枝先から可愛い釣鐘をいくつもぶら下げます。
花には紅色の筋が入り、これが更紗(サラサ)模様。
ドウダンとは燈台が転じたモノと言われ、トウダイがドウダンに転化したのだと説明されています。


フタリシズカ(センリョウ科)北海道 本州 四国 九州
野や浅い山に多い多年草。高さは50㌢にもなります。
和名は小さな白花が点々と付けた花穂が2本出るので二人静。
また能楽の題目「二人静」からとも・・・・
一方で元気のいい株は3本から5本も花穂をあげるものもあります。
いくら物静かな女性でも、これだけ寄ったらさぞ、かしましいことでしょうね、ですって・・・・


ハナイカダ(ミズキ科)北海道南部、本州 四国 九州
山地の林中に普通に生える高さ3㍍ほどの落葉低木
雌雄異株で雄株は数個、雌株は1~3個、葉の中央に淡緑色の小さな花を付けます。
花の軸が葉と融合したためにこのような特徴的な姿となる。
和名の「花筏」は花や果実がこのように付く様子からです。
この植物園では7月頃、葉の上に黒い丸い実が可愛らしく乗っているそうです。

時間がくれば、ボランティア・ガイドのお姉さんが園内を案内してくれはります
ピタっとくっついて必死でメモる私。
そしてプラス、六甲高山植物園ガイドブック・・・・

海抜865㍍の六甲山山頂付近に位置する六甲高山植物園は、
北海道南部に相当する冷涼な気候です。

そういった気候を利用して世界の高山植物や寒冷地植物、六甲自生植物やその他の山野草など、約1500種が栽培されています。

園内には、高山植物を収集したロックガーデンや渓流沿いの湿地、ブナの木陰などそれぞれの植物環境に合わせて野生に近い状態で植栽されています。




【折々の花】クリンソウを訪ねて・・・・

2007-05-28 | 折々の花
8年前の夏の終わりに訪ねたことがありました。
クリンソウが観たくって・・・でも咲いてませんでした。
それもそのはず、クリンソウは今の時期に咲くんです(六甲高山植物園では・・・)

【クリンソウ(九輪草)サクラソウ科】
一本の花茎に2㎝前後の花を輪状に付け、さらに何段にも咲き上がっていく姿が寺院の搭上の請花(うけばな)と最上の水煙の間にある九輪を思わせるところから付いた和名
なんだそうです。
六甲の豊かな湧き水を利用したクリンソウのお花畑には、赤や白、ピンクの花々が気持ちよさそうに風に揺れていました。







約一万株あるという花々の合間に木道もあり、可憐な花を愛でながら散歩が出来るんです
名付けて「プリムローズ・プロムナード」(サクラソウの散歩道)

やっと出会えたクリンソウ・・・・
この木道を歩きながらワクワク、ドキドキする気持ちはフシギでした。


クリンソウは、日本のサクラソウ属の中で一番大きいもの・・・だそうです。


【エンコウソウ(キンポウゲ科)】
明るい日射しをいっぱいに浴びて径2㎝ほどの黄金色の花が輝いていました。
株を中心に、四方に伸び広がる茎をサルの腕に見立てて猿猴草と書きます。




昭和天皇が行幸のおりにこのエンコウソウがたいそう気に入られ、皇居のお庭に持ち帰られたと看板がありました。
ふと、根を見ますとね、ず~~っと横に続いてるんですよ・・・・



雨あがりの朝

2007-05-26 | 折々の花
昨日は一日中雨、雨、雨、雨、走り梅雨にしてはいくらなんでも早すぎる??



野の草に雨の雫が・・・・キレイ!!!


くもの糸にも雨の雫が・・・・



竹藪の笹にも雨の雫が・・・

今朝はちょっとムッとする空気でした、ちょっと歩けば汗ばむほど・・・・
野の草にかかる雨の雫を撮りたくて、デジカメと一緒、コロも一緒、

宝塚観劇【大坂侍】【ダル・レークの恋】【エリザベート】

2007-05-24 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
宝塚大劇場と同じ屋根の中に小劇場宝塚バウホールがあります。
「時代の先端を行く作品を作り出していきたい」という思いを込め、1978年に開場されました。

現在は宝塚歌劇の次代を担う若手スターが主役を演じることが多く、スターへの登竜門としての役割も担っています。キャパ500人

と、いうバウホールで只今、月組「大坂侍」上演中
主役の霧矢大夢(キリヤンことキリヤ ヒロム )くんが私的にはちょっと気になる存在で・・・・・
月組の2番手スターさんです。歌が上手い、お芝居もいい、ダンスもね・・・


時は幕末。大坂では江戸とは違い貧乏侍より金持ちの商人が尊敬され「士農工商」が「商工農士.」と逆転している・・・・
あらゆる出来事がお金が絡んで紛争の糸口やら解決への糸口やら、ホンマに銭金抜きでは収まらない、この町に住んでいる人々の物語り
 勤王砂漠、男の友情、親子の情愛、兄弟愛、武士道、江戸と大坂の違い、銭金の話、そして恋・・・・.

原作は司馬遼太郎さんの「大坂侍」
《おもろうて やがて かなしき・・・・
   どぎつうて ときに はんなり・・・・》

大阪弁も皆さんまともだったので安心して観れました。

もう半分の月組は
「ダル・レークの恋」梅田芸術劇場(昔のコマ劇場)
月組トップの瀬奈じゅん、彩乃かなみコンビ
「昔、春日野八千代さんが演出・主演で上演しはった宝塚の名作中の名作なんやから」と友人が言うので一緒に観に行きました。

みんな出てくる人達、ターバン姿でした。
インド北部カシミール地方のダル湖の湖畔を舞台にした、貴族の娘と騎兵大尉とのラブ・ロマンスでございます・・・・
身分制度がキツイんですわ・・・

あさこさん(瀬奈じゅん)は歌、ダンス、お芝居と3拍子揃ったスゴイひと
見応えのある「ダル・レークの恋」でした。

そして宝塚大劇場は雪組「エリザベート」
今回で6組目の再演です。

死に神閣下トートが黄泉の世界からやってきて、エリザベートに恋をする。
なんともはや不思議なミュージカルです。

このミュージカルは華々しいダンスシーンはあまりありません
歌が勝負です。今回、雪組の水夏希さん努力は認めましょうか・・・・

なんといっても私は宙組ズンちゃん (姿月あさと)のトート閣下が脳裏から離れません
本場ウイーン版の「エリザベート」のメンバーと歌い合わせても決してひけをとらなかったということを私は目撃してるんですから・・・・

この「エリザベート」でルキーニという役はとても個性的な役で宙組の時はワタルくん(湖月わたる)月組はキリヤン(霧矢大夢) 今回雪組ではキムちゃん(音月桂)
このキムちゃんにおおいに期待してます、私は・・・

「エリザベート」「大坂侍」あと一回づつ観に行くという最近宝塚三昧の私でございます。
といってもまだまだヒヨコ。
もっともっとスゴイ人が私の周りには、いはるんですよ・・・・




映画鑑賞会【眉山】

2007-05-22 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート


"BIZAN"この響き、富士山(ふじさん)生駒山(いこまやま)昭和新山(しょうわしんざん)いずれもアカンのです。眉山はBIZANなんですよ・・・・

さだまさしさんの原作ということで、とても興味アリで職場の友人と観にいきました
先に観た人が「分厚いハンカチ持って行きや・・・」
その通り、泣かされました。しかも、号泣

娘だから 聞けなかった
母だから、言えなかった
そして今、私は
母の想いに たどり着く

東京の旅行代理店で働く咲子(松嶋菜々子)は、母(宮本信子)が末期ガンであと数か月の命と知り、故郷の徳島に帰郷する。
だが、父のことを話さない母とのわだかまりは募るばかり。
そんな中、自分を温かく包んでくれる医師の寺澤(大沢たかお)に自然に惹かれていく…。
余命いくばくもない母の看病をするために故郷の徳島に帰郷した娘が、母の切ない愛を知り、その本当の思いを理解していく。
“街全体が踊っている”と、この映画の監督が語る、阿波おどり。
クライマックスシーンの豪華絢爛で壮大な群舞シーンも見逃せませんよ・・・

宮本信子さん、私は好きです。
この映画では「神田のお龍」といって、気っぷのいい啖呵を言ってのけるシーンなんか胸がスーッと・・・・

松嶋菜々子さん、私はあんまり好きくないです。
べっぴんさんでスタイルとかいいのですが、ビジュアル的な良さに甘えてるようなカンジ
母が着ていたわさび色の着物を着るシーン(クライマックス・シーン)があるのですが、
う~~んって・・・
でも、暑い夏の日に父親を訪ねる時に着ていたワンピースは好きやなぁ(木綿の・・・)

父(夏八木勲さん)は娘だと気がつくのですが、名乗りあわないまま別れます
そして、阿波踊りの最後の見物に母を連れだして、東京から見に来た父と会わせるんですね。阿波踊りの群舞を挟んでこっちの桟敷とあっちの桟敷、
気がついて、見つめ合う・・・・

これを読んだぐらいでは涙は一滴も出ませんが、このシーンを観てただただ泣く、泣く、泣くすなわちアタマが痛くなるほど号泣


生の阿波踊り、いっぺん行ってみたいなぁ・・・
「踊る阿呆に 観る阿呆 同じアホなら 踊らにゃ損々」

童謡『赤蜻蛉』の考察

2007-05-20 | 日記
  赤蜻蛉    詞:三木露風 曲:山田耕筰

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑(くわ)の実を
小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿(さお)の先

子供の時から歌っていた「赤とんぼ」
この歌詞の意味はけっこう奥深くまで考えられます。
この歌を歌って育ってき日本人でも、「夕焼け小焼けの赤とんぼ、追われて見たのはいつの日か」と、「背負われて・おんぶされて」を「追いかけられて」と思ったまま大人になっている人がけっこういはります。(特に若い人達の中には・・・)

夕焼けの中を飛んでいる赤とんぼ。
そんな赤とんぼを、姐やにおんぶされ(背中に背負われて)ながら見たのはいつの日だったかな~(もう遠い昔になってしまったな~)
「姐(ねえ)や」は、幼い自分の子守をしてくれた、自分より少し年上の少女です。
実のお姉さんではなく、よその家から、今で言えばベビーシッターの仕事で来てくれていた人です。
そういう子守を雇える家に育ったこの歌の「私」は、なかなか裕福な幼年時代を過ごしたのでしょう。
実は、私も「姐や」は実のお姉さんだと、ずっと思っていました。(^_^;)

ちなみに「姐や」と似た言葉で、「爺や(じいや)」「婆や(ばあや)」というものもあります。実の祖父母ではありません。
身の回りの世話をしてもらうために雇った年配のお手伝いさんを、親しみを込めてそう呼んでいたのです。

♪お里のたよりも 絶えはてた♪
これには二つの解釈があるみたいです
一つは.
「お里の便り」は、その姐やの実家から、“私”の家に住み込みで働いている“姐や”に宛てて、「元気でやってるか」と手紙が届けられていたんですね。
“姐や”は十五歳になって結婚し、“私”の子守の仕事は辞めて、よその家に嫁いでしまいました。もうその手紙が家に届くことはなかったなあ、と思い出しているわけです。
もう一つは
この頃は、どこも貧しく6歳~ぐらいから働きに出されました。
特に女の子は力仕事は思うように出来ないので、子守に出される事が多かったのです。
今は、実家に帰るのもそんなに気を遣いませんが、この当時は嫁に行くということは、その家のものになるということで、おいそれと帰る事も出来ませんでした。
ましてや、他人である姐やとは疎遠になってしまうのも仕方ないことかもしれません。
手紙を書こうにも文字すら書けなかった人も大勢いました。

ここで、興味深い事実を知った。
ある年代の人達は 中学の音楽教科書で第3節を削除したという (だって、現民法では女性の結婚年齢は満十六歳以上だもんね) 話を聞いた
どうも当時、文部省の指示だったらしい・・・

真相は「姐や」が嫁に行ったの は三木露風 が十五歳のときだったのだ。
露風の母は、露風の幼いときに死んで、「姐や」が母代わりに育てたらしい

しかし露風の生い立ちの項を読んでみたら、
母親は露風が6才を迎える年に父親と離縁しているというのです・・・
一番母親が恋しい時代に引き裂かれた露風にとって、姐やが母親替わりだったことはすぐに想像できます。
母への思慕、そして母を思い悲しむ胸の内がこの童謡を作り、日本の名曲に育てていったのでしょう・・・・
【一部『童謡の謎』より】


コロと散歩していたら、手を伸ばせば届くところに桑の実が熟しているのが見えました。
ちょっと赤→まっ赤→クロとたくさん実がなっています。
まっ赤な桑の実を摘んで口に入れてみたら、ちょっと酸っぱい、
クロい実を食べてみたら甘いんです。アッサリと甘いんです
♪や~ま~の はたけ~の くわの~みを~~♪
童謡、赤とんぼを口ずさんでいました。


母の日にテッセン

2007-05-18 | 折々の花
母の日とテッセン。。。
何故かピッタリやなぁ・・・と思いませんか?
世間ではカーネーションが羽振りを利かせてますが、テッセンの方が似合うと思いませんか?
私の独断と偏見なんですが・・・・

↓テッセン

↓クレマチス


クレマチスの和名は「鉄線」であると思われがちですが、
これは誤りで、テッセンもクレマチスの原種のひとつ。
クレマチスとは、カザグルマ、テッセンなどの原種および、それらの交配から生まれた園芸品種全体を指します。 (花の本より引用)

知り合いに生け花のお師匠はんがいはりましてね、聞きましたよ、
「テッセンやと思ったらクレマチスやてぇ、どう違うの?」
そうやねぇ・・・・
黒くて固い針金のような蔓に、鮮やかな花の色を見せるテッセンは、初夏から夏にかけて生け花に使われることの多い花材のひとつやねんわ・・・
独特の茎の姿から和名では、「鉄線」の字をあててますやろ。
テッセンの原種の特徴は、黄色味のかかった白い六弁の花のようにみえるガク片の中に、おしべが多くあり、花糸と呼ばれる葯をささえる柄の部分は、扁平に変形して紫色をしているわなぁ、ほらこっちの写真がそれ(エヘン、我が家の庭にあり)
このテッセンは、クレマチス属のひとつで、もともとは中国中部の原産で、わが国には江戸時代初期、十七世紀中ごろに渡来したんよ。
江戸時代にはね、テッセンの人気は相当なものだったらしいよ、浮世絵に描かれたり、寺院の天井を飾ったり、着物の柄になったりしてるわ・・・
しかし、現在私らが生け花に使っているテッセンは、ほとんどがテッセンを含む、カザグルマや、ラヌギノーサ、ヴィティケラなどを交配させた、クレマチス属の園芸品種やねんわ。
あのバラエティーに富んで見える花は、実は平開するガク片で、ほんとうの花はなくなっているか、または、小形でへら状をしているのよ。
花後は花柱が伸びて羽毛のような、きれいな種をつけるから、注意して見ときよ。
いけるには、水揚がりがよくないので、根元を砕いたり、薄荷(はっか)油につけたりするんよ。
と、丁寧に教えてくれました。

単なる花を花器に生けるだけではなく、花そのものを深く知った上で・・・・
生け花も奥が深いなぁ・・・・・

↓クレマチス

↓クレマチス
 

いずれも、ここ何年かで 《自分で買いました》 (>_<)

↓付録


五月の絵手紙~海をかく~

2007-05-16 | 絵手紙


「どうゆうワケか、今日のサザエはお安く手に入ったんですよ、
と、思ったらちょっと小ぶりでしたね・・・
ツノのあるのと無いのとワンセットでお取り下さ~い」

磯の香りがちょこっと、教室の中に・・・・

サザエの場合、普段、薄墨がお好きな方はちょっと濃いめにして下さい、(絵から)生臭みが消えますからね
巻き貝ですからシッポのところをしっかり描いて下さいよ
フタのうずから、これを大きく、
たっぷり大きくトンガリいれてあげて・・・
カタチはある程度デフォルメされてもOK
でこぼこ感を出すように・・・・
と、さらさら~と、さざえをかいていかれる先生

あんまりベッタリ塗らないように、あっさりあっさりした色づけで・・・・
こってりはダメですよ~~~

よく見て下さい、色の中にえんじがありますよ、シッポの先やツノの先
(なるほどエンジ色がありますわ。)

最後に全員で一作品づつ前のボードに貼ってワンポイント・アドバイス
二つのサザエを違う向きからかきましたが、中には後ろ向きのさざえもありました。
(ナルホド、これもいいなぁ・・・)
私のところで「ここの貝の口のところ、もっと薄く薄くした方が良かったですね・・・」ハイ(心の中で・・・)

巻紙やハガキに入れる言葉の文字の基本
同じ大きさの字で間隔も一緒、ただ埋めましたでは読みづらいですよ。
タテタテ、ヨコヨコしっかり止める、はらいたい気持ちは抑えて
お習字のようにはねたり、はらったりはしないですよ。
並行に垂直に、大小をつける。
言いたいこと(ことば)は大きく、フレーズごとに少しあけます。
かくほどになれてきますよ・・・

筆に顔彩や墨がたっぷりだとボテッとにじむので、常にティッシュをそばに置き筆をクルクルと回したりしながら水分を調節するんですが、そのティッシュをほっとくとハガキに要らない色がちょっとしみ込んだりしてあぁ~~~ってことに・・・・

『机の上は常に片づけながら進行していかないと・・・』が、本日の教訓

サザエを語る
■産卵期は夏から秋にかけて、この産卵前の初夏から夏が旬となる。
角の顕著なものと、角のないものがある。
これは海流や波の激しい場所にいるものは角が長く、穏やかな場所にいるものは丸まっている。
市場に「姫さざえ(ひめさざえ)」として売られているものは別種ではなく本種の若く小振りのものをさす。
■味の点では角の有る無しは関係がないようだ。
サザエに関しては大小での味の違いもなく、用途によって大きさを使い分ける。
サザエは磯の香りが強く、またこれを尊ぶべき食材である。
刺身、つぼ焼きと単純な料理法が向いている。
すぐ食べないなら生きたまま冷凍にしておく。

ちなみに、私はつぼ焼きにしていただきました。
ところでワタは苦手!!



蒲公英

2007-05-14 | 折々の花
よく見かけるタンポポは「セイヨウタンポポ」です。
日本産のタンポポは総苞片(そうほうへん)が反り返っていないので区別は容易です。
そのようにして注意深く観察すると,我々の回りにあるのはほとんどがセイヨウタンポポであることがわかります⇒花の本より

セイヨウタンポポ


ニッポンタンポポ


ウチの庭にもタンポポが咲いてます。
ちょっと興味があったので、見てみました。
すると、どうでしょう、和と洋と両方咲いてるんです。

よく見ると確かにガクが反り返っているのと、そうでないのとですね・・・
反り返っている方がおそらく西洋タンポポでしょう
そうでない方は日本タンポポでしょうね、
葉っぱのカタチもビミョウに違います。
和の方はギザギザが深くて洋の方はヘッコミはあるけど、ちょっと丸っぽいですわ・・・

コロとの散歩道にもたくさんたくさん、タンポポ咲いてます。
ほとんどが西洋タンポポのようです
ウチの日本タンポポ何処から飛んできたのでしょうかねぇ・・・

わかったこと
日本タンポポは春の間だけ咲き、虫が受粉させ、総苞片は反らない。
これに対し、セイヨウタンポポは関東以西ではほぼ周年開花、虫なしの単為生殖で、猛烈に繁殖し、在来種を駆逐されたとされる、もう、日本タンポポはアカンのかと思いきや、ここで、西洋種と日本種の雑種が発見されてるそうです⇒湯浅浩史 談。
ひょっとしたらウチの日本タンポポと思ってるのがその雑種かも????


あの綿帽子、風に乗ってずいぶんと遠くまで飛ぶようですね。
あの綿帽子、耳かきのフワフワに似てません?
あの綿帽子耳の中に入ったら中耳炎になるという噂でした
遠い昔の子供の頃・・・・

タンポポの葉っぱは天ぷらにすると美味しいそうですよ、ちょっと苦みがあるところがいいんですって・・・・
私は試してませんが・・・・


五月十二日

2007-05-12 | 日記
あの日もいつもと同じようにコロと一緒に散歩に出かける為に早起きしました。
「目覚ましのラジオの音をもうちょっと小さくしてくれないか」「ハイハイ」
これが主人との最後の会話になりました。

散歩から帰ってきて朝食の準備をしててもなかなか2階から降りてこない・・・
「ご飯やで~」と呼べど返事がない、あがってみると様子がヘン(寝ているのとはちょっと違うの)
「ちょっと~、お父さんがヘン」長男が「なんや、どないしたん・・・救急車呼ぼう」
行きつけの病院は片道1時間以上かかる、「この様子では近くの病院に搬送しましょう」
もう色々手だてをほどこし、それでも意識が戻らない。
私の頭の中、真っ白、その朝の会話からたったの5時間ほどで還らぬ人に・・・
「くも膜下出血」

翌日の朝もコロと散歩に行きました。
お通夜、お葬式と時の流れるままでした。

1週間ほどは残務処理で慌ただしい生活でした。
それでも、職場に行く方が気がまぎれるかもと・・・・

ある日、向こうから歩いてくる人が主人に似ていて「ウソォ」と思いきや涙があふれ・・
駅で向こうのホームに熟年カップルの姿を見ては「あんな風に二人で旅行しよう」って言ってたなぁ・・と、またじわ~っと涙。
だいぶんと経ったころの朝、庭の草抜きしてて、救急車のサイレンを遠くに聞いて、また涙、「救急車に乗って何回も病院に連れていったこと思い出して、草抜きしながら泣いちゃった」って友達にメール「メール読んで私ももらい泣き・・」と。

友達が白の胡蝶蘭を一鉢、送ってくれました。
私だったらきっと枯らしてしまうかも・・・
友達(花達人)に預けました。
翌年、「咲いたわよ、お仏壇にあげて」って持ってきてくれたのにはカンゲキ・・・

今は仏壇の遺影もちょっと微笑んでる写真に替えました。
息子達もよく顔晴ってくれてます。
結構、気分明るく爽やか家族でやってます。

今日は主人の祥月命日です。
【石楠花忌】と、私はよんでます。主人の好きだった花。

お墓参りに行ってきました。

映画鑑賞会 【ラブソングができるまで】

2007-05-10 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート

とっても楽しいラブ・コメディ・・・
絶対オススメです。

80年代に一世を風靡したバンド“PoP”の元ボーカル、アレックス(ヒュー・グラント)。
でもすっかり”あの人は今?”的、過去の人状態。
今じゃ、同窓会や遊園地のイベントで のショーや地方営業ばかり。
それでも本人は全然平気、楽しんでる。
観客は80年代当時の熱狂的ファン(つまりオバサマ)

そんな彼のもとに、カリスマ歌姫コーラから新曲(ラブソング)を提供してほしいという依頼が舞い込む。
またとない復活のチャンスだったが、すっかり曲作りから遠ざかっていた上、アレックスは作詞が大の苦手。
そんな時、アルバイトのソフィー(彼の部屋の植木に水をやるバイト)が口ずさむフレーズを耳にしたアレックスは、彼女の作詞のセンスを確信、二人三脚の曲作りをスタートさせるが…。
ちなみにこのソフィーにもアレックスが往年のビッグ・スター だったとは気づいてもらえない。

カリスマ歌姫コーラちゃんがまた笑わせてくれる。
歌姫コーラちゃん、かわいいのに、頭の中ぶっ飛んでる・・・
大きな仏像のセットの前でライブをやるが、仏教の「ダライ・ラマ」が「動物のラマ」
と勘違いするとこなど、ケッサク。

「ラブソングができるまで」でお話が終わりじゃない!
楽しくって時間を長く感じましたね・・・

メロディは第一印象、歌詞で深さを知る、
その言葉どおり何度も聞いているうちに
歌にどんどん惹かれていって、
ラストのコンサートシーンでは泣きそうになりました・・・

家に帰ってさっそくAmazonにOST盤注文しました。

この日行った映画館は最寄りの駅から電車に乗って30分後にはチケット売場の前。
新しくオープンしたショッピング・センターの4Fにあり、スクリーンが9ヶ所あります。

今回初めて「e席リザーブ」を体験しました。オンラインチケット購入です。
割とカンタン。ポイントも貯まるし、ますます映画鑑賞、増えそうな気配!!


西国三十三ケ所巡礼の記

2007-05-08 | 旅行
第八番札所、大和の国、長谷寺と、きたらなんと言っても牡丹、
そりゃぁ、桜の時期もいいですよ・・・でも、やっぱり牡丹でしょ



山門から登廊へと続く両側に牡丹、牡丹、牡丹。
大きな花を細い幹で必死で支えている・・・・



大阪芸大の学生さん達が牡丹の水彩画を制作中。
尋ねると「昨日から泊まり込みです」
牡丹は水彩画が似合いますね・・・・



長谷寺への参道での楽しみは草餅の試食、
何軒かのお菓子処をハシゴしてお味の比べ合いこ
ヨモギのかおりとアンコの甘さに微妙な差が・・・
草焼き餅とヨモギアンのセットをお土産に買いました。

長谷寺駅に戻る参道の途中の西国三十三ケ所番外の法起院にも寄りました
ここは、この西国三十三ケ所巡礼を思い立った徳道上人が晩年住んでいたお寺です。
西国三十三ケ所を数あるお寺の中からチョイスしたんだけど、正式にはその後二七〇年を経て花山法皇が西国三十三ケ所巡礼を復興されたとか・・・・

西国三十三ケ所番外に花山院が兵庫県三田市にあります。

近鉄長谷寺駅から大阪上本町行きに乗りまして、
大和八木駅で橿原神宮前行きに乗り換え
終点、橿原神宮前駅であべの橋行きに乗り換え
古市で各停に乗り換え藤井寺で降ります
駅前の商店街の途中に葛井寺(ふじいでら)があります。


ここは西国三十三ケ所第五番 河内の国、葛井寺
山門を入ってビックリ、藤棚がず~っと続いています。
花の色は紫も白も、3回目に訪れたんですが、藤の花が満開なのは今回が初めて
前回まで全く気がつきませんでした。

駅の名前は藤井寺なのにお寺は葛井寺(ふじいでら)


いただいた春の食材

2007-05-06 | 日記


「今朝、掘ったばかりのタケノコやて、もろてきた、お米のとぎ汁でゆがいたらええって言うてはった」と長男がもらってきました。
さっそく湯がいて、鶏肉との、こってり炊き合わせが夕食に・・・
残った分はお水をはって冷蔵庫に。

友人の友人がずっと前に山を買うてましてね、そこがタケノコ山でしてね、第2便はそこのタケノコが届きましてね。
それも、ゆがいて冷蔵庫に・・・

第3便は長男がまたもらってきました。
このタケノコは生のまま、大阪の妹へ宅急便で・・・
「お姉ちゃん、おおきに!今、着いたとこ、いつでもゆがけるように冷凍庫にヌカをおいてるからさっそく湯がくわな・・・」と、メールあり・・・

タケノコとワカメのワカタケ煮、筑前煮にも入れますでしょ、
あっさり煮のタケノコは天ぷらにしてもイケますよ。
それに穂先はおみそ汁とか、みじん切りを生たらことちょっとのマヨネーズで和えてもグー、
そうそうタケノコの木の芽和え、木の芽は自家製です。

ある日長男が今度はわらびをもらってきました。
「お母さんは灰汁抜き知ってはるやろか?灰を一緒にいれとくさかいに」

↑before

知ってます、知ってます、わらび摘みに行く朝、農業人にいただいた藁を燃やしておき、摘んできたわらびをカナダライに入れて灰をまぶし、熱湯をかけ、一晩おきます。
やったことあります・・・
今回は灰つきでいただいて、さっそく灰汁抜き・・・


↑after

とっておきの春のお惣菜
タケノコ短冊切り、わらび3~4㎝、にんじん、干し椎茸、薄揚げは千切り
さっとサラダ油で炒めて椎茸の戻し汁とだし汁で調味料を加えて煮汁が少なくなるまで煮ます。
我が家では最初、鶏肉の千切りを炒めます、また良いお出しがでるんですよ。
お鍋いっぱいに作ります。それぞれのお味が競争するんですね、おいしいです。
一晩置いた方がお味がしみておいしいですよ。


ワラビはおかかをまぶして低塩ダシ醤油をかけていただいてもグー!!!


コロちゃん受難の日

2007-05-04 | 物故犬:コロ
ウレシイナ!何処へお出かけするのかな??


役場からの狂犬病予防注射を打ってから約2週間の今日、
注射をしに行かなアカンのです。
『車に乗ってのお出かけはロクなこと、おまへん・・・』と
シッポを振ってたコロも車の前で小さな抵抗。

9種混合ワクチン
①犬ジステンバー
②犬伝染性肝炎
③犬伝染性喉頭気管炎
④犬パラインフルエンザ
⑤犬パルボウイルス感染症
⑥犬コロナウイルス感染症
⑦犬レプトスピラコペンハーゲニー病
⑧犬レプトスピラカニコーラ病
⑨レプトスピラヘブドマディス病
これだけの犬伝染病をチクッと1本で予防できるそうです。
ふ~~ん えらい注射やなぁ

私がコロと顔を近づけて見つめているそのスキに後ろ足にチクッ「キャン!」と一声
「他には?」とコロの主治医「あのう、フィラリアのお薬を・・・」「フィラリアにかかってるかどうか血液検査してお薬はそれからになります。アタマを押さえていて下さい」

後ろ首筋にまたチクッ、そのついでにフロントラインを2~3滴後ろ首筋に・・・
「フィラリアの血液検査は2~3分で終わります、この検査は1年おきでいいんですよ、11月まで予防剤あげれば、来年は検査は要りません」

そう言いながら、コロの背骨を両手で撫でながら「このビーグルちゃんの特性としてヘルニアにかかりやすいんですよ、ガクッとなって後ろ足がねじれます、足の裏がひっくり返ったままで戻らない時は要注意です。この垂れた耳ですね、これから夏に向かってムレやすくなり、外耳炎が要注意です、時々(時々って何日おきくらいですか?)週一程度、ひとさし指にこんな風にくるくるっとティッシュを巻いて止まるとこまで突っ込んで拭いたって下さい、真っ黒になってイヤ~な臭いがしたらお薬出します。」

「フィラリアにはかかってないですよ、そして今日の夕方のお散歩は軽いめにしてあげて、シンドそうだったらパスしてかまわないですよ」
「ハイわかりました。ありがとうございました」
「お大事に!!」

受付で①混合ワクチン②フィラリア検査料③フィラリア予防剤6ヶ④フロントライン犬用6ヶ⑤フロントライン猫用6ヶの諸費用が3万なにがしか・・・
これで1年間無事に過ごせそう。
「来年、案内のハガキをお届けしますね」と受付のお姉さん

やっぱり、シンドイわ・・・


そうそう、コロちゃんもうちょっと太ってもいいそうで、もうちょっとカリポリ増やしてもいいんですって・・・・

この日は太りすぎのわんこちゃん2匹も見たよ・・・
やっぱり太ると色々健康上、困ることが多いのはヒトも犬も変わらないってさ・・・




Kさんちの庭を訪ねて・・・

2007-05-02 | 折々の花
ウラシマソウ

「これはマムシ草みたいやけど・・・」「マムシ草によう似てるけど、あっちはミドリでこっちはねウラシマソウって名前なの」なんでもウラシマは浦島太郎さんのことらしい。
「それがどうなん?」と聞けば「この細長いのんが浦島太郎さんの持つ釣り竿の糸になるんよ」と言う。「へぇ~~~」

カンアオイ

これ、どっかで見たことあるわ・・・
そやそや「そよかぜさん」のブログですわ・・・
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/ 【そよ風のなかで】
↑にチョー詳しく載ってます。興味ある方はどうぞ・・・
「ねぇ、この葉っぱはギフチョウの食草って聞いたよ、ギフチョウってこの庭に来るん?」
「さぁ~知らんわ~山の方やったら来るかもね」

ギフチョウの居るところにはカンアオイが咲いているのか?
カンアオイの咲いてるところにはギフチョウが居るのか?
どっちやったかなぁ???教えてもろたんやけど・・・

十二単

「私ね、ムラサキが好きなんよ、特にこの花のムラサキが・・・」と言う彼女の指さす方を見ればアッと息をのむ!!という表現がピッタリ、庭の隅の一角が「十二単」の小さな群生地になっている・・・
この花の名前が美しい。
「なんで、こんな名前なんやろ?」と質問「花穂はあんまり長ないけど、この小さな花が重なってるんが可愛いし、そうたとえたんとちゃうやろか?」と答えてくれた。

「私もねコロと一緒に散歩しててね木津川の河川敷で雑草見てて、ちょっと名前がわかるようになると楽しいわ・・・」
「そうやね、そやけどマキノさんは世の中には雑草なんて無いって言うてはったんやけど、みんなちゃんとした名前がついてるって」
「マキノさんて?」
「牧野富太郎さんよ、私が小学生の時に亡くならはって、私が高校生の時やっとマキノさんの本買えたんよ、近くの本屋さんが月賦にしてくれはってね、もう私の宝物」

なんかスゴイ分厚い本らしい、スゴイ本のようで「見せて見せて」とは言えなかった。

ちなみにKさんちはウチから100歩以内で行けるところにあります。