【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

観察会~南山城村北大河原から奥田周辺~

2014-06-29 | 木津川市植物同好会
 植物観察会:2014.6.22
その日は雨でした、大雨警報がでない限りでは観察会は中止になりません、傘を持つ手、先生のお話をメモる手、写真を撮る手(両手が要る)その日は傘を持つ手が余計・・・っと思いました。
雨に濡れても何だし、カメラは諦めました、しっかりメモることに・・・
その場所は丁寧に草刈がされてあっていつ訪れても季節のお花たちに出会えます、ちょっと湿地かげんで好きな場所です。
4月下旬に訪れた時はムラサキサギゴケがベタ~ッと群生してたのを始め、オヘビイチゴ、キュウリグサ、ハナイバナ、カキドオシ、スミレ、スゲ等など、斜面にはコバノミツバツツジがバァ~~ンっと。 ⇒こちら
梅雨空と天気予報を気にした数日間、ちょっとの晴れ間に同じ場所にもういっぺん行ってきました、観察会の時のメモを片手に同じコースを辿ってみたのですが、いっぱい観察していっぱい名前を教えていただいたのにどれがどの木?コレは何の木?メモにある木はどれ?どこに?

お花たちをメドに一人観察会始めました:2014.6.27

ネジバナ(捩花)ラン科


ラン科の花粉は、普通の花のように花粉が1つ1つ分離していなくて 大きな塊となって花粉塊(かふんかい)をつくっています。
例えば昆虫が蜜を吸いに来て頭を突っ込んだ途端に、ありったけの花粉塊が昆虫の頭にくっつくというふうに・・・

H先生が観察会でネジバナのお話の時
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれそめにし われならなくに
短歌をスラスラスラ~~っと「さぁ誰の歌でしょう??宿題です」
インターネットで調べてみました
陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
河原左大臣(かわらのさだいじん)
意味
陸奥(みちのく)の信夫(しのぶ/現在の福島県信夫郡)で作られるという「しのぶもじ摺り」という乱れ染めの布の文様のように、わたしの心も乱れてしまったのです。だれのせいなのでしょうね。わたしはだれにも心を乱されたくはなかったのに。
鑑賞
好きな人のことを考えたり姿を見ただけで、ドキドキしたり何気ないひと言や行動がで一喜一憂したり・・・そんな自分の気持ちがかき乱されて、平常心でいられないことをもどかしく思うことがあるでしょう。恋する相手がいることの幸せはもちろんだけど、自分の心が自分のものではないような状態。

ハナハマセンブリ(花浜千振) リンドウ科


キレイに咲いてるハナハマセンブリを撮る事ができましたが観察会の日はこの花の全てが閉じてました、その日のハナハマセンブリは全てが蕾だったのかな?雨が降ってるので花が閉じて蕾のようになってたのかなぁ?わんちゃん的には謎・・・

トキソウ(朱鷺草、鴇草.)ラン科

一株だけ観察。
22日にも1株だけの観察でしたそれが生き残ってたんでしょうか・・・

イシモチソウ(石持草.)モウセンゴケ科 京都府RDB絶滅寸前種

葉っぱには腺毛が密生していて粘液により虫を捕らえる。

ウツボグサ(靫草)シソ科 別名:夏枯草(かこそう)

フツーよく見るのは紫色、ピンクのウツボグサを観察です。

ドクダミ ドクダミ科 別名:十薬

花びらに見えるのは「苞」
一個づつの花が固まって付いている


 クリックで拡大します

白、緑、黄色っとありますが・・・
白いのはメシベの柱頭、緑はメシベの子房、黄色いのはオシベの葯です。

「穴を開けたビニール袋にドクダミの葉っぱを入れて冷蔵庫に置くと消臭剤の代わりをしてくれるよ」っと観察会メンバーのTさんが・・・
うちの庭にいっぱいあるドクダミで冷蔵庫の消臭剤が作れるんですね

モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
 

茎をすっと伸ばして白いちっちゃな花を付ける、葉は根際から生え、葉に腺毛(粘着物質を出す毛)がある。
クルンとしたモノは? (右写真)
花序は最初は巻いていて、花を咲かせながら次第にまっすぐに伸びていきます。

虫たちは、腺毛から出る粘液で捕らえられる。食虫植物です。


花言葉:セレナーデ、もの思い

観察会の日にはササユリが一輪、凛とした姿を見せてくれていました、「わぁ~キレイ」それから4~5日経って一人観察会の日にはササユリお目にかかれませんでした。

ニガイチゴ、スイカズラ(金銀花)、シャシャンボ、ウツギ、テイカカズラ、ネズミモチ、リョウブ、ナガバモミジイチゴ、ネコハギ、クマヤナギの実(キレイな赤) ミツバアケビの青い実 カクミノスノキの実、セキショウ(単面葉)、カラムシソウ、ユウゲショウ、カワラマツバ等など観察をして花の仕組みなど教えていただいたのもアリ、っとメモってますけど・・・

コケオトギリ
 
キレイな真っ赤な葉っぱが・・・

ヤマウルシ


ミヤコグサ:花と実
 

マタタビ

 
ブタナ
 

ニワゼキショウ   ニガナ
 

サルトリイバラ     ゴウソ(スゲ)
  

イソノキ



 

コマツナギ     オカトラノオ
        

観察会はお花たちを中心に観察です、一人観察会では虫もちょっと気になりまして・・・

ハッチョウトンボ




体長約2cmの、日本で最も小さなトンボです。
赤い色は♂、メスは茶褐色で、腹部に黄色と黒の横縞模様になってます、観察会の日はメスが居たのですがこの日はお出かけしてるようでした。
ハッチョウトンボの「ハッチョウ」は、名古屋市にある昔の地名に由来し、ここで最初にこのトンボが発見されたことによります。

 オオウラギンスジヒョウモンかな?

Re:ヒョウモンチョウは翅の裏を見ないとよく分かりません!!


背中の真ん中が茶色、イトトンボで青いし、アオイトトンボは単純ですか?
Re:これも横からの写真が無いと難しいですね。

ちょっと横向きですけど、難しいですか?

Re:自信度60%でアサヒナカワトンボかな。

ナツアカネかな?

奈良公園で10月頃ナツアカネに出会ってるんですが・・・
Re:ナツアカネは6月下旬から羽化が始まり、次第に赤くなっていき、12月頃までいます。

オオチャバネセセリ


ジャノメチョウ


巣の張り方に特徴がありますよね。


Re:このような網につけられたよく目立つ糸の装飾を「隠れ帯(かくれおび)」と言い、その形は種によって決まっています。
これはジョロウグモの幼体ですね。

コガネグモかな?


コガネグモかな?のお腹

Re:コガネグモです。

そよかぜさんのblog(♪マイフォト:クモ) ⇒こちらとかインターネットででも探してみたんですが・・・ デジタル昆虫図鑑⇒こちら

Re:ヤマシロオニグモだと思います。
ヤマシロオニグモはいろんな模様のものがいます。

そよかぜさん、虫の名前など教えていただきアリガトーございます。

【追記】
ネムノキ(合歓木)マメ科

2011年8月7日:わんちゃんちの庭で

1つの花のように見えるのはたくさんの花の集まりです。そのそれぞれの花でたくさんのオシベと、オシベとほぼ同じ長さの白い1本のメシベがあります。ですから、1つの花のように見えているものの中には、たくさんのメシベがあります。

雨の観察会の日H先生がネムノキの花でスラスラスラ~~っと
「きさかたや あめにせいしが ねぶのはな ハイ 松尾芭蕉 奥の細道 雨に濡れたねぶの花は絶世の美女せいしのようだ っと芭蕉が言った」
インターネットで検索
象潟(きさかた)や  雨に西施(せいし)が  ねぶの花
 奥の細道   松尾芭蕉
雨の中に咲いてる合歓の花は”西施“に例えられるほどキレイ
 (”西施の美”とは、中国の春秋時代の傾国女のこと。花をこの美女にたとえた)


流れ橋から石清水八幡宮

2014-06-25 | SKW(シルバー健康ウォーキング)
 ≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫
相楽健康ウォーキングの会の例会は毎月第1金曜日ですが、6月は雨でした、そういう時は第3金曜日になります。
流れ橋から石清水八幡宮(上津屋橋からサイクリングロードを歩き・・・)13kmを歩きます。
集合はJR奈良線:新田(しんでん)駅:宇治市
駅前に大きなイチョウの木がド~~ンと・・・





JR新田駅から宇治市街を歩き
宇治市マンホール


宇治橋と市の木イロハモミジのデザイン。
ちなみに橋のせり出た部分(三の間)から、豊臣秀吉がお茶の水を汲ませたと言われていて、現在もこの場所で宇治茶まつりの「名水汲み上げの儀」が行われているそうです。

城陽市も通り抜け
城陽市マンホール

市章を取り囲み外側に向かって市の花ハナショウブと市の木ウメが描かれている

国道24号を横切り、木津川の堤防に出て流れ橋を渡りました、
流れ橋
木津川に架かる木橋では日本最長といわれ大水のたびに流れるところに特徴がある、そのことから流れ橋と呼ばれている。
橋名   上津屋橋(通称流れ橋)
橋長   355、9m
幅員   3,0m





流れ橋の構造
増水と橋桁まで水が達すると全長を八分割してワイヤーで連結された橋床が流れる。橋床は橋脚に片方がつながっているため流失することはない、減水後復元することができる。
ということで、わんちゃん的にはホッと一安心、流れ橋って呼ばれているんやから、増水のたんびに橋が流されて橋を新調せなアカンとばっかり思っていたから・・・

自転車道を歩きます(クリックで拡大します。)



息子たちが子供だった頃ウチのそばの自転車道から嵐山の終点まで約35kmサイクリングしたことがありました、もちろん子供たちだけでですよ。

「お弁当の場所なんですが、カンカン照りで日陰もないし橋の下で・・・」


セッカツメクサ 別名:シロバナアカツメグサ
 
サイクリング道路を歩いていてふと目にとまりました。

自転車道から外れて飛行神社にちょっと寄り道




飛行機の神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と航空事故の犠牲者などを祀る。ギリシャ風の拝殿を持っている。日本で最初に飛行原理を研究した二宮忠八が創建した。
二宮忠八は1891年(明治24年)に日本で初めて動力つき模型飛行実験に成功したものの、人を乗せることができる飛行機をライト兄弟が実現したことを知り、飛行機開発から離れる。しかし、飛行機発明以来、航空事故が多発するようになったことに心を痛めた忠八は、事故犠牲者の慰霊が飛行機開発に携わった者としての責任だと感じ、私財を投じて犠牲者の霊を祀る神社を1915年(大正4年)に創建した。(wikipedia参照)

 民家の庭にツキヌキニンドウ



石清水八幡宮へはケーブルカーか歩いてか。わんちゃん的にはケーブルカーに乗りたかったんですが、歩く会です、みなさん歩かれます、皆さんの後ろに付いて歩きました。

石清水八幡宮(クリックで拡大します)





茅(ち)の輪くぐり


6月の夏越大祓(水無月大祓)は「茅の輪くぐり」ともいわれ、南総門前の参道に大きな「茅の輪」を設置します。
(設置期間6月中旬~6月30日)
設置期間中、ご参拝の方は
「水無月(みなつき)の夏越(なごし)の祓(はら)えする人は 千歳(ちとせ)の命 延(の)ぶというなり」と唱えながら、左・右・左と3回くぐってからご参拝ください。

『八幡市に 桜の名所背割堤⇒こちら があります、男山からその全貌が望める』っと、桜の季節に新聞記事で読んだことがありました、その場所は以前、木々が邪魔になり見通しが悪かったのを地元の方々が整備されて、男山から背割堤の桜並木をはるかに鑑賞することができるそうです。
桜の頃にぜひともその場所に行ってみたいと思うわんちゃんです。


藤森神社:紫陽花まつり

2014-06-18 | デジカメ紀行
「いきいき健康ウォーキング」で藤森神社をお参りしたとき(⇒こちら)藤森神社のパンフレットを持ち帰ってました、「紫陽花まつり」のことが記されてました、そのお祭りの内容に惹かれて行ってきました。(6月15日)









境内には2ヶ所のあじさい苑があり、40品種3500株もの紫陽花が咲いてるそうです。

藤森太鼓保存会の大演奏会
拝殿内では太鼓演奏のための用意が整ってます。


拝殿内での和太鼓演奏コラボレーション









  

  



藤森太鼓保存会は、京都伏見の藤森神社を拠点に活動している、和太鼓チームです。

秋にはホールで演奏会があります

入場無料

蹴鞠奉納








蹴鞠は一般的な競技のように勝敗を決めるわけではなく『相手が受取りやすく蹴り、いかにラリーが長く続けられるか』という事に重点が置かれています。※打ち返せなかった人よりも打ち返しにくい鞠を渡した方が悪いという考えのようです、またラリーもただ続けるのではなく『一段三足(いちだんさんそく)』で返すのが良いとされています。
一段三足とは
『受取鞠(うけとるまり・鞠を受け止め)』
『手分の鞠(てぶんのまり・体制を整え)』
『渡す鞠(わたすまり・相手へ渡す)』というように3回、鞠を蹴ってから打ち返し易いように相手へと鞠を渡します。
※掛け声も独特で「アリ」「ヤア」「オウ」と言いながらラリーを続けます。
「春陽花=ヤウ」「夏安林=アリ」「桃園=オウ」であって、鞠庭の隅の式木にこの神々が御宿りになるので、その御名を称えながら蹴るわけである。掛け声の長短・抑揚によって鞠の受け渡しに正確を期し、鞠を奪い合ったり、互いに遠慮したために受け損じる事の無いようにする。っと説明されてました

初夏の庭

2014-06-15 | 折々の花~お庭編~
わんちゃんちの庭で、そろそろ紫陽花が咲き始めてます、アジサイが大好きで「隅田の花火」とか花の色が淡いピンク、ブルーっと4~5株ほど植わってます。

隅田の花火




まずイッパツ目にシチダンカが5月下旬頃から・・・


シチダンカには ⇒こちら そして、そんな話をしてたら姪っ子がシチダンカの苗をわんちゃんに・・・って。
それから4~5年経って、2010年ころのこと、やっとシチダンカの花が咲いたんです、それからは毎年アジサイより少し早めに咲いてくれてます。
アジサイのおまじない、忘れずに・・・

月一で「府民だより」が配布されてます。京都府立植物園園長さんと、まゆまろ(京都府のゆるキャラ)の掛け合いで植物の不思議を分かりやすく解説されてます。

クリックで拡大します



わんちゃんちのアジサイで検証してみました。


まゆまろクン、お仕事中(京都府立植物園 植物園会館前)



写真提供:うさこさん

「わんちゃんとこのコレどんな花が咲くのかな?山茶花の木の上の方に被さってしまいそう」「あらあらホントですね、すみませんブロック塀から出てる分など切ってもらっていいですよ」とお向かいのご主人とブロック塀越しの会話がありました。

2~3日して気が付くと「おやおや・・・」




お向かいのご主人がトケイソウのつるの先が機嫌よく伸びていけるように細工してくださってました。「いっぱい蕾をつけてるし切ってしまうんは可愛そうやし、なんかええ方法はないもんやろかっと言うてたわ」っと奥様が・・・ありがとーございます。

友達のOさんちのお庭は、ほとんど1年中花が絶え間なく咲いてます「コレはほっといてもええお花で、種が落ちて広がって涼しげな花を咲かせてくれるんよ、わんちゃんとこにもど~お」っと鉢に株分けしていただいて我が家にやってまいりました、白い花が咲きました、バァ~ンと派手じゃないけど、なかなかの存在感アリです。



わんちゃんからOさんへ
白い花がキレイに咲きました、写真を撮ってファイルに名前をっと・・・忘れました、教えてください

Re:Oさんより
オルレア・グランディ・フローラ
もう花は散りそめでしょう?花がら(ドライになる)を採っておいて地撒きすれば1月に芽が出ますよ

Re:わんちゃん
へえ~花ガラの中に種があるんですか?今、見てきたら花の終わったとこにプチッとしたのが残ってます、それかな?

Re:Oさんから
だと思いますが、うちの庭先に花がらありますのでご確認を!

Re:わんちゃん
ハ~イ わかりました

ジャーマンアイリス




Kさんのお宅から1株だけ分けていただいたのがこんなに増えましてね、毎年見事に咲いてくれます「一つ・二つ・三つ」っといつも数えるのがクセになってます。

明鱗錦(めいりんにしき):アロエ


仕事仲間だったMさんに神戸に帰られる時いただいたサボテンがこんな可愛い花を咲かせてくれました、秋には戴いたツワブキが見事に咲いてくれます、株が増えて庭のあっちこっちでね。

わんちゃんへ
この花は、サボテン科の花ではないですね。
下の葉が写ってないので、よくわかりませんが、アロエ科かユリ科あたりの花だと思います。
乾燥する所に育ついろんな科の多肉植物がありますが、サボテン科とは区別する方がいいでしょう。
そよかぜ

そよかぜさんへ
早速葉っぱを撮ってきました



ナルホドです、刺だけを見てサボテンっと思ってました、違うんですね。

わんちゃんへ
アロエ科はAPG体系(遺伝子による新分類)ではツルボラン科になっています。
それと、葉を見ると、これは学名では Aloe saponaria、日本の園芸家の間では「明鱗錦(めいりんにしき)」と呼ばれているアロエ(=アロエ属の植物)ですね。
そよかぜ

そよかぜさんありがとーです、名前がわかりウレシイです。


小さな庭にも可愛いお花たちが・・・

ゴールデンエンブレム

♪薔薇の花言葉 黄色はジェラシー 貴方の胸にさしたことも・・・♪
歌詞のワンフレーズです。

ユキノシタ     ホタルブクロ
 

ツルマンネングサ


ツルハナナス    ウマノスズクサ
 

デモルフォセカ   ドクダミ
 

アマリリス


ツゲ




クレマチス


クチナシ


ヒペリカム     
  
おとぎり草とも呼ばれるお花です。秋にはオレンジ色の実が楽しめます
(苗にこんなカードが付いてました)
6月19日早々と赤い実が・・・

野草とお花たちと入り混じってるわんちゃんちの庭です。

昨日、うさこさんから旬なお便り届きました
クリックで拡大します



わんちゃんへ
小さいテルテル坊主を作ってつるします。
雨も降らせました。
ひもを貼るのにボンドつけすぎぃーー・・・
ミニ工作 楽しいです。

ホウガンノキ(砲丸の木) サガリバナ科

2014-06-11 | 折々の花~植物園~
南アメリカ北部原産の高木。花は直径約10センチで、いい香りがするらしいのですが高いところで咲いてるんで、そのいい香りはわんちゃんの鼻までには届きませんでした・・・花後には直径15~20cmの果実をつけ、砲丸のようにみえることから、この和名があります。原産地では果実を容器などに利用し、油分に富む種子は食用とします。


2012.12.9

「毎年、花を咲かせています。」っと教えていただいたのが一昨年の冬(松谷名誉園長さんの気まぐれ散歩:2012.12.9)のことでした「花の見頃は、6月中旬までになりますので、是非、美しい花をお楽しみください。」っともおっしゃってました。
それがちょうど今頃っということで見に行ってきました。観覧温室の中のジャングルゾーンへ・・・咲いていましたね、カンゲキです。


2014.6.2

さてこの花が砲丸のように結実するためには京都府立植物園の職員さんがホウガンノキに、はしごをかけ、地上3~5mに咲く花を目指します。花が咲いていたとしても、花粉がでているとは限りません。その日の温度や湿度により、花粉のでる時間帯が大きく左右されるからです。花粉がでていなければ人工授粉は行えず、交配できるベストな状態に遭遇するためには、少なくとも1日に3~5回、はしごののぼりおりを繰り返すことになります。よい香りが漂い始めれば、花粉のでているサインです。 5月中旬から行なってきた人工交配の成果で結実が確認できれば、真夏頃に砲丸に似た果実となって現れます。しかし直径5cm以上になるまでは落果する危険性が高く、まだまだ油断はできません。
昔から『果実(主に農作物)に指をさすと、その実が落ちる』という迷信があります。ご来園になられた方が、果実を見つけられて指をさされる姿を見ると、胸がドキドキしてしまう、今日この頃です。⇒一部分、京都府立植物園オフィシャルブログより抜粋

オサ・プルクラ  アカネ科


中米のコスタリカとパナマの2か国に30株前後自生が見られる珍しい植物です。国内の植物園では栽培例がなく、ここ京都府立植物園での開花が初めてだという。同園の温室係さんが、私的な旅行で訪れた米カリフォルニア州にあるハンチントン・ライブラリー植物園で、この花を気に入り種の提供を打診。2011年5月に同園から種が届き、バックヤードで栽培を始めた。直径約12cm、長さ約30cmの花はトランペット形で、充実した枝の葉腋につき、垂れ下がって咲きます。葉は対生につくので、2花づつ咲き、夜間に芳香を放ちます。属名は原産地の一つであるコスタリカのオサ半島に因んでおり、種名はラテン語で「美しい」の意味を持ちます。

観覧温室でのお気に入り
ゲンペイクサギ


カエンカズラ


アマゾンユリ


ムシトリスミレの仲間   ツンべルギア・マイソレンシス   
 


温室を巡っていきますと高山植物室があります、世界の高山植物、日本の高山植物、日本の深山の植物等々ブースに分かれて展示してあります(高山のイメージ通りに・・・)
高山植物は低温で霧状態が好きなようです、高山植物室はヒンヤリとこれからのシーズンにはピッタリ・・・
入口入ってすぐのところでガラスケースの中、大切に温度管理されてました

ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)ラン科

国内希少野性動植物種

アツモリソウの変種で、草丈が25~40cmになる多年草。亜高山帯の草原に生育し、低地で栽培すると5~6月(自生地では6~7月)に開花する。本種の花は濃赤紫色で、アツモリソウよりも唇弁が横に張り、雄大な印象を受ける。開口部周縁に濃い色の斑点が現れやすい。

エーデルワイス キク科


アルプスの石灰岩地帯に生育する高山植物、草丈、10~20cmになる多年草で、葉は線形~長楕円形、葉、茎、苞などが白~灰白色の毛に覆われる。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌において一躍有名となったが、実際にこの植物を見たことのある人は、以外と少ない」。アルペンローゼ、ゲンチアナ・アカリウス(チャボリンドウ)と共に、アルプス三名花として扱われる。

メコノプシス・ベトニキフォリア ケシ科
 別名:ヒマラヤの青いケシ


草丈が60~100cmになる多年草、標高3000mを超える高山の日当たりに生育する。25℃を超えると枯死することから、日本の平地における栽培は、不可能に近い。初夏に5~6cmで、透きとおるような淡青色の花をつける。イギリスのプラントハンター、キングドン・ウォードのいう「ヒマラヤの青いケシ」は本種のこと。

高山植物室は、わんちゃん的にお気に入りの場所です。

ウスユキソウ(薄雪草)キク科
エゾツツジ(蝦夷躑躅) ツツジ科
コマクサ(駒草)ケマンソウ科
シコタンハコベ(色丹繁縷)ナデシコ科
シラガミクワガタ(白神鍬形) ゴマノハグサ科
シロウマアサツキ(白馬浅葱) ユリ科
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)マツムシソウ科
チシマキンバイ(千島金梅) バラ科
チシマルリオダマキ(千島瑠璃苧環)キンポウゲ科
チングルマ(珍車、稚児車)バラ科
ハクサンチドリ(白山千鳥) ラン科
ミヤマキンポウゲ (深山金鳳花) キンポウゲ科
ヤエザキミヤマキンポウゲ (八重咲き深山金鳳花)キンポウゲ科
ヤマブキソウ(山吹草)ケシ科
リシリヒナゲシ(利尻雛罌粟)ケシ科
レブンヒメスカシユリ (礼文姫透百合)ユリ科

温室を出たところで気がつきました、入口(室外)に展示されてました。
園内水車小屋の水辺にも咲いてました。

サラセニア サラセニア科


北アメリカ原産で、野生種はわずか8種ですが、自然交雑種や人為交配種が多くあります。葉が分化してできた瓶子体(へいしたい)という落とし穴式の捕虫器を持ち、小動物を捕食する食虫植物です。太さ1~3cmのほふく茎から直立あるいは斜上する葉をつけます。葉は筒状で緑色、黄緑色、赤紫色の網目模様あるいは白い班の入るものなど、いろいろな色合いや模様があります。開花期は5月中旬から6月中旬で、5個ずつのガク片と花弁があり、黄色または暗赤色となります。

植物会館の方へ戻ってお弁当をですね・・・
途中にタイサンボク
タイサンボク モクレン科


ハクレンボクとも呼ばれます。北アメリカ南東部の原産で、明治初期に渡来した常緑高木、白色の大きな花で直径12~15cm、芳香があります。花形も丸みをもった杯形となり、雄大で美しい。

バラ園に行ってみました
スプニール ドゥ アンネフランク 



通称:アンネのバラ ベルギー 1960年 作出

このバラは、ベルギーの園芸家デルフォージュが1955年に作ったもので、レーヴ・ド・カプリとシャンクトレアというバラを交配して生まれました。後にアンネの父オットー・フランクに出会いこのバラに「アンネの思い出・形見」と名をつけてオットーに贈りました。ちなみに、、レーヴ・ド・カプリはプレジデント・ハーバーフーヴァー(アメリカ31代大統領の名前をとっています。)を親に持ち、フーヴァーは1929年(アンネ・フランクの生まれた年)大統領に就任しています。またシャントクレアの親は、ピースで1945年ベルリン陥落(ナチス敗北を意味します)を記念して名付けられたバラです。共にアンネフランクとの因縁を感じさせます。


薔薇たちの表情
Carmen Gavallaro ♪la vie en rose:薔薇色の人生♪

京都府立植物園:バラ園にて 2014.6.2



園長・副園長の園内ガイド~京都府立植物園~2014-5-25

2014-06-08 | 折々の花~植物園~

副園長さんの園内ガイドでした。

2014.5.25(日)

「京都府立植物園、満90歳になります1924年(大正13年)開園。単純に言うと種を蒔いた木が90年、クスノキ並木の木は100年生、つまり10年生の木を植えたんですね」
副園長さんは薔薇園に入ると無口になられるそうです、バラ園はかすめるだけ~~っとおっしゃってましたけど・・・

バラ園に入ると比叡山を背景にしたナンバー1ビューポイントの紹介

植物園会館2F園芸サロンからの眺望がスバラシイ

250種2000株のバラを栽培展示、
ほとんど四季咲き大輪、中輪、棚の上にあるクライニング(蔓性)、コレは1年1期(今)咲き。
四季咲きとはいえ夏30℃以上になると、ちょっと花は無くなるけど10月になると復活してキレイなバラ園になります。
バラの木の一株毎に品種名と作出名の看板がありました。

カルミア(アメリカシャクナゲ)ツツジ科 北米原産

つぼみの時は本当に金平糖のような・・・


オシベが10本花弁の中にクルッと格納されたようになってる?そこに虫が飛んできたらパ~ンッとはじけて花粉をまき散らして受粉するという生き残りの戦術。

ブラシノキ:フトモモ科

原産地オーストラリア

花と見えてるのはオシベ(花弁じゃないですよ)植物の場合いろんな種の散布の仕方がありますね、風によってクルクルと舞うモノ、動物によって運ばれるモノ、食べて糞として出るモノ、山の中でアナネズミなんかが穴掘って蓄えこんでソレを忘れて発芽したりとかいろいろあるんですが、このブラシノキは現地では山火事によってです、多分そのままでは生育しないでしょう、日本では枯れるとき種が落ちて子孫を残していく・・・
英名ではボトルブラシ(ビン洗い)

クスノキ並木


クスノキは常緑樹、いくら常緑といっても葉っぱは入れ替わります、一般的に常緑樹は1年から5~6年が一葉の葉っぱの寿命なんですがクスノキは1年で全部入れ替わります、新緑で今が一番キレイな時。
クスノキの葉っぱのダニ(フシダニ)のお話されてました、フシダニが居ることによって他の悪いダニから守ってくれてる?まさに共存共栄。

クスノキにノキシノブ


ここで百人一首が登場
ももしきや古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり
順徳院(鎌倉時代)
昔の華やかかりし頃はよかったなぁ、檜皮葺なんかの屋根にノキシノブが寄生してなんだか落ちぶれたカンジがするなぁ・・・との意味
しかし、コレは寄生してるんじゃないんです、樹皮に着生してるんで木にとっては迷惑じゃないんですよ。

ヒマラヤスギ

原産地ヒマラヤ標高1500m~3000mのところに生育。
樹齢約100年、大正6年に植栽の記録があるそうです。

シリブカガシ(尻深樫) ブナ科


尻が深い、つまりドングリの底がペコッとへっ込んでいる・・・
シリブカガシの花と実の関係、花は9~10月に葉っぱより高く突きだして咲く、ちょうどその頃前年の果実が熟すので花と果実の両方を同時に見ることができる。秋に注目ですね。

シリブカガシに子どもたちが楽しそうに載ってますねぇ・・・


タラヨウ(多羅葉)モチノキ科 別名:葉書の木

裏に書いて切手を貼って郵便局に持って行けば届けてくれるそうですよ。


「京都府立植物園楽しいな」どなたが書かれたんでしょう??2010年に書かれたそうですよ、タラヨウの葉っぱが何年枝に付いてるか観察中・・・
「たぶん?タラヨウは5年、6年っと葉っぱを付けてるんじゃないかな?」っと副園長さん。

エキウム・ウイルドプレッティ:ムラサキ科

原産地:アフリカ西海岸カナリア諸島

30年前に日本で初めて開花に成功、ここまでくるには京都府立植物園ではいろいろとご苦労があったようです。初めの頃は花の背丈が1m50で2万個あったそうで今は背丈3mを目指してるとか?花の数3万個に・・・けど、この綺麗な花の中(蜜)には毒があるそうですよ。

イロハモミジ(いろは紅葉)カエデ科

京都府立植物園では「高雄楓」っと名札が付いてるかも?

翼果(種子)がついてました、カエデの特徴です、京都府では北部に行けばほとんどがヤマモミジでイロハモミジ゛は無いそうです、ヤマモミジの場合は種子がこんなに開いてなくって、もうちょっと角度が狭いそうです。

オオバオオヤマレンゲ

中国原産。
良い匂いがしてました。

サラセニア 北アメリカ東部原産、食虫植物

水車小屋のすぐそばに咲いてました

「この中に虫が入るのですか?」「もちろん、虫が這いあがれないように毛が下向きについてます、栄養分の不足分を補います、コレは酸性土壌でほかの植物が入りにくい栄養分の低いところに生息してます、自分が生きていくためだけだったら光合成で十分なんですが、花を咲かそうともうひと踏ん張りしようとそんな時、栄養分を補給するっと云う程度のところで食虫になってるんですね」

四季 彩りの丘へ
テッセン:クレマチスフロリダ


クレマチスのことをよくテッセンといったりしますがコレがホントのテッセン・・・
クレマチスとテッセンの大きな違いは?
真ん中紫色になってますね、雄しべが花弁化してます、だから花粉を出さない、花びらのようになってる

ヒナサンショウバラ(雛山椒薔薇)バラ科

山椒の匂いがしてました。

ここで、副園長さんの園内ガイドは終わりました
地味ぃ~な植物ばっかりの観察で最後にお花を少~しでした。
後日改めて京都府立植物園行ってきました。
観覧温室に気になる木があったんで・・・

≪おまけ≫
ヤマボウシ(紅富士)     ガビサンヤマボウシ


ハリモミ


タイサンボク     ツバメズイセン

 



京都御苑~トンボ池:2014.5.23~

2014-06-02 | やましろ里山の会
京都御苑の目玉的観察地って?トンボ池ですね、普段は非公開なんだけど、年に2回、5月と8月(日程はHPでお知らせあり)限定で一般公開されます、スタッフによるミニ解説もアリ。

トンボ池


トンボ池って1年を通して400種類の生き物を観察できるそうです、水があって草地があって(観察日には草刈りがされてあったけど、普段は草ボウボウやそうです)ボウボウの草地が林(サクラ、ナラ、クヌギ等の雑木林)の中に繋がってる、こんな環境が良いんですよね、生き物って水の中から草地、林へと行ったり来たり動いてるんですって・・・
トンボも水辺で生まれるけど、水辺で成長して翅が生えると林の方へ行って小さな蚊とかを食べて卵を産めるようになってもういっぺん水辺に戻ってくる、こんな環境大切ですよね。

クロスジギンヤンマ

卵を産んでるところ

ギンヤンマと同じ仲間、ギンヤンマは開放水面(周りに木々が無いところ)つまり開けっぴろげな水面で育ちます、トンボ池のように周りに木々が茂ったところではクロスジギンヤンマがやってくるんですね。
トンボ池で一番最初に見るのがこのトンボ、今の時季、卵を産んで、秋までに大きくなり冬を越します、一方で卵のまま冬を越して春に親になる、っというトンボもいます。
ヤゴの時、もの凄く目が良いそうです、セミにしたってそうです、殻から抜けた時、変なところに上がったら成虫になれないもの・・・非常に目が良いってことは確かです。
(水槽で飼った人の体験)
幼虫の時ちょこっと頭を出して周りをグルグル見てる、人かげなんぞ近づこうもんならポトッと下へ落ちる、そのくらい・・・結構視力は良いはず!!
幼虫で水から上がる時「ここに木があるぞ」っと認識しながら上がってくる、むやみやたらと水から上がってくる・・・そんな無駄なことはシマセン。

ヤンマ科のヤゴの抜け殻、


モノサシトンボ

1・2・3・4・5っと目盛がうってあるように見える、ソレをモノサシに例えて・・・


水辺で生まれて成長して翅がはえて林の方へ飛んできて卵を産めるようになったら水辺に戻れるように、小さな小さな生き物を食べてるところ。



羽化したてのオオシオカラトンボ♀


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モリアオガエル
森に棲むみどり色(青)のカエル、トンボ池では5月20日ごろから卵を産み始めたそうです、白い泡状のモンがぶら下がってました、モリアオガエルの卵塊(卵の塊)、中には200~300の卵が入っていて卵が乾燥しないように泡で包まれています、メスとオスが木に上っていきメスが膀胱に溜めた水を出して、こねると泡が出来る、出来立てかも?っというのを見ると、とても柔らかそう、少し時間が経つと周りが乾燥して「綿菓子みたいやなぁ」って。
卵がオタマジャクシになりだんだん大きくなると、時期的に雨も多く(梅雨)なり3週間ぐらい経つと外側もだんだん溶け出してオタマジャクシが一匹づつ「ポトン、ポトン」っと落ちてくる、下には水があるんですよね、水の中で大きくなって手と足も生えカエルになって陸に上がって来るんは8月ぐらい、上がって来た時はまだしっぽが生えてて体長は1㎝と、ちょっと、しっぽも二日ぐらい経つと全部身体に吸収されてカエルの形になって夏から秋にいっぱい虫を食べてそれから、冬眠に入ります。大人になって卵が産めるようになるには3年くらいかかるそうです。
そこでですね、モリアオガエルの不思議?を追求。
発達した吸盤、虹彩(こうさい:人間の目の白いところ)がオレンジ色、大きさは掌の半分ぐらい、普段は木の上に棲んでいる、卵を産むときに水辺にかえってくる、木の上に卵を産む、なんで?水の中に産まないの?(ひょっとしたら水の中に外敵が居るのかも?)





「あそこの木の上にカエルの卵の塊があるんですけど、カエルはどうやってあの木の上まで行くんですか?ピョ~ンと跳びあがれるんですか?」っと質問。
水面から跳びあがることは出来ないです、陸をず~っと歩いて、木の幹から枝へ・・・水面の上の木の枝に卵を産む。
ここが不思議。
カエルは自分が卵を産むとき下に水があるっと見えてる、岸辺に木が生えていたらモンダイないけど・・・岸から離れたところに木が生えてる時枝は水面に伸びてるかな?っと、カエルって分かってるんですよ、ず~っと上の方の枝には産まない、水面からの高さが1m50~2m50の間、水面からの高さが3mの枝には産んでないです、カエルには解るんですね「この枝とこの枝のあの辺りに産むとオタマジャクシが水面にちょうど良い具合に落ちる」っと陸地の上の枝やと落ちた時死んでしまう、カエルは考えるんですねぇ、偉いなぁ・・・
モリアオガエルの鳴き声は絶え間なく聞えたんだけど、その姿は見ることができませんでした。
見本のモリアオガエルに会ってきました。 



京都御苑は緑がいっぱい、ふと・・・

盂蘭盆の五山送り火の大文字(如意が岳)