【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

紅葉の考察

2022-11-30 | 折々の花
モミジって秋ばっかりクローズアップされてるけど、4月のモミジを一回見てほしい、メチャメチャ花がカワイイ。
ホントにかわいいです。一度、見てみてください。こちら
モミジとカエデは厳密にいうと違うんですけど、実は同じ扱いにされてますんで、モミジとカエデ同じと思っていいです。
紅葉の仕組みって、「何で、葉っぱは赤くなったり、黄色くなったりするんですか?」の質問がよく来るんですけど、答えは緑なのか?黄色なのか?赤なのか?は、フラボノイド、カロチノイド、アントシアンこれらが多くなったり少なくなったり、消えたり新しく生まれたりすることによって、緑、赤、黄色と決まって来る。
こんな仕組みは全然面白くない。面白いのは
「何故、葉っぱを落とすのか?」夏の間は太陽が燦燦と輝いて、日照時間も長い、日も強い、だから、葉っぱは光合成がメチャメチャ多くできる。ところが秋になってきて、日も弱い、短いそして、寒くなって来ると、上手いこと光合成ができなくなる、だったら植物は光合成をなるべくしないでじっと耐えようということで、敢えて栄養素や水分を葉っぱの隅々まで送らなくする。そのために葉っぱと茎のところに敷居目を作って落とすようにしている。
自分から葉を落とすようにする、これが落葉の仕組み。それを落葉樹という。この落葉樹の反対の言葉はなんでしょう?
『常緑樹!!』
常緑樹は常に緑の樹と書きます。紅葉しない樹。
常緑樹をよく見ると、葉っぱがテカテカしてる。落葉樹は葉の表面から水分が蒸発してしまうから自ら落とす、
常緑樹っていうのは、葉っぱに水分が蒸発しないようなテカテカ成分を自分で作っている、クチクラ成分(クチクラとは - こちら)があることによって栄養分水分が抜けなくなる、だから、冬でも葉っぱを落とす必要がない。ツバキなんかは花さえ咲いてますよ。だから、常に葉っぱの表面がテカテカしてる、コレを照葉樹といいます。
常緑樹⇔照葉樹 
紅葉する木の代表といえば、モミジです。
モミジと言えばカエデ科の植物でモミジとカエデはほぼ同じと思ってもいい、が、なんとなく形で分けている。葉っぱの形が葉の部分が少なくて、手の甲みたいな部分の面積が広いのを、00カエデという。狭くて葉っぱの切れ込みの長いのを000モミジと呼ぶことが多い。
カエデと言っても、ウリカエデ、トウカエデ、ハウチワカエデ。
モミジもイロハモミジ、イロハカエデとも言うし、両方の名前がついてます。
「じゃぁ、何でイロハモミジっと言うか?」
「葉っぱを、よ~く数えてみると、七裂に分かれてるのが多い。だから、昔の人は、イ・ロ・ハ・二・ホ・へ・トっと数えたからイロハモミジという。」

👆 多くのモミジの葉っぱが七裂(イロハ二ホヘト)
でも、八裂もあるし、もっと多いのもあるしね。
モミジもオオモミジ、ヤマモミジとかいろいろありますからその色の違いなんかも面白いのですが、でもやっぱり伝えたいのは紅葉⇔モミジと言うじゃないですか。
モミジだけじゃない、他の樹の紅葉も楽しんでほしいということで、題して『紅葉選手権』
第五位 ナナカマド(七竈 ):バラ科の落葉樹ナナカマドこちら
第四位 ドウダンツツジ(満天星):ツツジ科 但馬安国禅寺
第三位 ハゼノキ(櫨の木)ウルシ科 落葉小高木。ハゼノキ - こちら
第二位 イロハモミジ(いろは紅葉・伊呂波紅葉)ムクロジ科 イロハモミジ - こちら
第一位 ナンキンハゼ (南京櫨 ・南京黄櫨、 学名: Triadica sebifera ) トウダイグサ科 ナンキンハゼ属 の 落葉高木 である。 
このナンキンハゼは一本の木で緑、黄色、オレンジ、朱色、赤といろんな色が織り交ざる、という、グラディションが美しい。外来樹なんだけど街路樹なんかによく植えられている。奈良公園で鹿が嫌いなナンキンハゼ=こちら
他にも、ハナミズキ、ニシキギ、マルバマンサク、
黄葉もイチョウ、カラマツ、タカノツメ、

紅葉って何がキレイ?
写真撮るときに、真っ赤な紅葉とオレンジと緑が混ざり合ってるのがメチャメチャ良い写真が撮れる。
紅葉をキレイに撮影するポイントは
逆光です。太陽を背にして撮るのが順光、コレは何にも面白くない。太陽を向こうに置いて、ソレに透かせて撮る。そうすると葉っぱの色がメチャメチャ、ネオンカラーになる。パ~んと透けてキレイな色で撮れるからぜひぜひ逆光で……。
愛知県奥三河の紅葉スポット
奥三河湖(豊田市)、段戸裏谷原生林きららの森(愛知県北設楽郡設楽町 )、 鳳来寺山(新城市)こちら、大井平公園(豊田市)
👆【鉄崎幹人のWASABI】SBSラジオ:静岡放送
★鉄崎さんが愛してやまないものについて語り尽くす「午後のTEPPAN」。
月曜日は>>>クローズアップ生き物、生物や植物、自然、農業などにスポットをあててお送りします。
11月21日(月)紅葉

いちごサロン 静電気防止ブレスレット 2022-11-21 

2022-11-27 | いちごサロン
🍓サロン 
11月は、静電性のミシン糸でミサンガ制作ですよ♪♪
冬にパチッとくる静電気を軽減させる効果があるとか💛
一緒に編み込むだけで出来ちゃうんです(^-^) 


いろんな色の糸がセットされて、その中から好きな色の糸を選びます


ボタンに糸を通して、編んでいきます。
 



編んだ端を輪っかにして手首に巻いたとき、ボタンを留めてミサンガの出来上がりです。


👆サンプルです。
よくできていて静電性のミシン糸は透明で目立たないし、パチッとくる静電気を軽減させる効果があるんですよ。

アサギマダラ

2022-11-24 | 
「こんな小さな体で海の上を飛んだりして旅するって、アサギマダラってスゴイなっと思いました」観た人はみんなそういう感想を抱くでしょうね。

10月15日静岡新聞にアサギマダラが飛来、こちら静岡市葵区に好物のフジバカマの蜜を求めて、優雅に飛び回る光景が見られた。
蝶の生態をじっくり観察したいと地元の方が自宅近くに借りた畑で60株ほどのフジバカマを栽培していらっしゃる。10月上旬に今年初の飛来を確認し、中旬には10匹以上集まった、この場所は静岡市賤機(しずはた)都市山村交流センター「安倍ごころ」近くの高台にある集落の道路沿い。11月上旬まで飛来は続きそうで見学は自由なのでぜひ見に来てほしい、という記事が載りました。
アサギマダラはファンが多い。魅力的な蝶々なんです。
アサギマダラとは、浅黄色をしたまだら模様の蝶という意味でタテハチョウの仲間なんですけど、『別名:旅する蝶』っと言われています。秋には北海道とか本州から南西諸島の方に向かって飛んでいます、沖縄、台湾までいきます。
時には中国大陸まで一世代で南下することがあるらしい。これってすごいことです、一世代で海を渡る今度は逆に春から夏にかけて南から北の方に移動します。寒い時期は南の方に居て、暖かくなってくると北上してくる。移動先で世代交代を繰り返しながらものすごい長い旅をする、世代交代をしながらね。そういう蝶々なんですね。
だいたい春から夏にかけては本州の標高1000m~2000mの涼しい高原地帯で繁殖します。秋になって気温の低下とともに南の方に飛んで行くんですが、この移動距離が実に1000km以上も飛ぶのが居るんですよ。あの蝶の大きさで1000kmとヒトに例えたらどのくらい?ほんとに100倍くらいじゃないかと思うんですよ。ホントにすごい距離なんですよ。途中で海を渡るわけですから、陸続きだったら、どっかの花に止まったり休めますけど、海を渡るときどこで止まったり休んだりするのか、海の上で休むんですよ。波が立ってるとこにふわ~~っと浮いてんの、水の上でゆらゆらゆらゆら揺られながら、休むんですよ。スゴイよね。この渡りのルートっというのは研究者たちによって相当分かってきました。マーキング調査っというのをするんですね。アサギマダラを捕獲して、傷つけないように油性ペンで翅に、いついつ、どこで、だれが、みたいな識別情報を書くんですよ。マジックペンで書かれたアサギマダラも結構飛んでいます。マーキングしたのがね。それが後日違う場所でパッと、とると「あっ、2週間でこれだけ飛んできたんだ」っというのが分かるじゃん。これをマーキング調査、これをやることによって、彼らの行動の過程がわかるわけです。大分今、解明されてきましたね。その時に面白いのは調査のために捕獲するんだけど、白いタオルを振る、そうすると何故か、ほわ~~っと寄って来る。赤いタオルとか黒いタオルだとダメなんですよ、なぜか白いタオルを振ることでグルグル回すとアサギマダラはふわっと近ずいてくるから、そこを捕虫網でパッと、捕獲する。これもなんかおもしろい生態なんだけども、タオルをグルグル回します。
マーキング調査で具体的な事例が幾つか明らかになったんだけど。2009年の9月下旬に岐阜県の下呂市で確認された個体が僅か2週間で200km離れた兵庫県で捕獲されました。
2011年8月に北海道函館で確認されたアサギマダラが2か月後の10月に山口県下関市で捕獲されました。函館から海を渡って山口県の下関まで、さらにそこからまた海を渡りますからね。2か月でね。もっとすごいのは2011年10月に和歌山で放たれたマーキングしたアサギマダラ、12月31日和歌山から2500km離れた香港で見つかってます。完全に海外、外国まで香港まで行ってるんですよ。これが世界第2位の長距離移動の例です。
何で長距離移動をするのか?どうやって海を越えるのか?海を渡る体力をどこに蓄えているのか?見知らぬ土地の方角がどうして分かるのか?渡り鳥は毎年燕は渡って来るから、なんとなくわかるんだけど。蝶は初めての海外。ちゃんと世代交代して帰って来る。まず、アサギマダラは謎だらけなんですけど、何故、渡りをするのか?そこで、暮らしていけばええやんと思うけど、生活に適した温度の幅が狭いといわれていますから、季節ごとに棲む場所を変える必要がある、という説。好みの花の開花時期に合わせて移動している、という説。秋の静岡だとフジバカマ、ヒヨドリバナ、またはアザミ、こういった花によく集まるので咲く時期にちゃんと合わせて旅をしてくるという説。寄生虫から逃れている。とかの理由があるんですけどなんで、旅をするのか?よく分かってないんですよ。どこにそんな体力があるのか?これは成虫になって卵を産めるようになるまで、他の蝶より長くかかるので、繁殖や産卵にエネルギーを使う必要がないので飛ぶことにエネルギーを使うことができる、成虫としての寿命も他の蝶よりもちょっと長い。ひとつ大事な点として、アサギマダラはふわふわふわとあんまり敵を恐れず飛んでいるんだけれども、コレは体に毒を持ってるから幼虫の時に食べるガガイモ科のキジョランの葉っぱとかヒヨドリバナの蜜に毒が含まれててそれを体に採り入れることによって毒が蓄積されるソレを天敵も知ってるから彼らはひらひら飛んでても絶対鳥に襲われないと本能的にわかってるから、だから気にせず長距離を飛ぶことができる。コレは多分事実でしょう。という、いろんな考えられる理由はあるんだけど、とはいえ小さな体で海を越えて何千キロも旅をするという。ホントに謎が多い魅力的な蝶なんで。ぜひ実物を見てほしいですね、見ると感動しますよ。実に魅力的な美しいアサギマダラという蝶のお話でした
👆【鉄崎幹人のWASABI】SBSラジオ:静岡放送
★鉄崎さんが愛してやまないものについて語り尽くす「午後のTEPPAN」。
月曜日は>>>クローズアップ生き物、生物や植物、自然、農業などにスポットをあててお送りします。11月7日12:00「アサギマダラ」について。

わんちゃんがアサギマダラに会うたんは
アサギマダラ~フジバカマ畑にて~2014-9-28 こちら
SKW水尾の里:フジバカマ畑とアサギマダラ 2018-10-5 こちら

2023年の干支「癸卯(みずのと・う)」

2022-11-21 | 絵手紙
2023年は卯年ですが、本来の干支でいうと癸卯(みずのと・う)。
卯年であること以外にも込められた意味があります。
干支は「十干」と「十二支」の組み合わせこちら

「11月の絵手紙、何にする?」「そやねぇ、年賀状はど~~お?」
Hさんは「鳥獣戯画の模写もいいかな」っと。
わんちゃんは「コンビニとか郵便局とかの『年賀状印刷承ります』のチラシの図柄参考にしよかなぁ」っとつまりはパクリですわ。

👇Hさんの力作


👆って、野に遊ぶうさちゃんのカップルやねぇ


👆わんちゃんの年賀状
「このうさぎって、飼うてるのンみたいやなぁ、ちょっとメタボやで」っとの感想が息子たちから……

わんちゃんも鳥獣戯画の模写

花博記念公園鶴見緑地:咲くやこの花館 2022-11-04

2022-11-17 | 折々の花
パークゴルフで鶴見緑地に行ったときこちらランチタイムの後、わんちゃんは別行動『咲くやこの花館』へ。
南国で咲くいろんなお花を観賞。

ブルボフィルム‘エリザベス・アン バックルベリー‘ ラン科


 
ベニギリソウ イアワタバコ科 ニカラグア原産
ベニヒモノキ トウダイグサ科 西インド諸島原産

  
ヘリコニアプシッタコルム オウムバナ科 パナマから熱帯アメリカ原産
ボストンタマシダ ツルシダ科

モモイロイペー ノウゼンカズラ科 ブラジル原産



モンパノキ ムラサキ科
 

 
リュウガン ムクロジ科 インド~中国南部原産
ルリマツリ(瑠璃茉莉) イソマツ科 アフリカ南部原産

 
アラマンダ・ブランケティ キョウチクトウ科 南アメリカ原産
オクナカーキー オクナ科 アフリカ東部原産

ジュズサンゴ(数珠珊瑚)ヤマゴボウ科 中南米熱帯地方原産
 

トックリキワタ アオイ科 ブラジル中南米部、南アメリカ中南部原産   
日本では、鑑賞用として珍重され、熱帯植物園で栽培されている。また主に南西諸島の街路樹、公園樹として導入されている。
結実した実からとれる綿は枕、座布団、クッション等の詰物として、また比重が軽く防水性もあるので救命具の詰物としても使用される。種子からは植物油が採取できる。

トックリヤシ ヤシ科 マスカレン諸島原産
 
幹の基部がふくらみ,上部が細くなりトックリのような形になります。

ネペンテス ウツボカズラ科 東南アジア原産
 


  
バニラ(華尼拉)ラン科 メキシコ-西インド諸島原産 バニラ情報
ピンポンノキ アオイ科 ピンポンノキ - 植物図鑑

ブーゲンビレア オシロイバナ科
 

アリストロキア・トリカウダタ ウマノスズクサ科 メキシコ原産


バンダ(翡翠蘭)
 
バンダ(ヒスイラン)は、ラン科バンダ属の常緑多年草です。原産は、東南アジア、オーストラリアで、東南アジアでは、スマトラ島やボルネオ島、フィリピン、インドなどに広く生息しています。
バンダは、マンゴーなどの樹高5~10mの高い木に着生して生息する着生植物です。気根を生やす姿にも人気があります。開花時期は、育成期間によって左右されますが、年二回開花します。

キッスス・シキオイデス ブドウ科 熱帯アメリカ原産

常緑蔓性木本です。熱帯雨林で他の樹木に絡まり太い蔓の葉腋から赤い紐のような細長い気根を垂らします。葉は卵形で鋸歯は無く、対生に付きます。集散花序を伸ばし薄黄~黄緑色の4弁花を周年咲かせます。日本では、植物園の温室で見られます。花後に暗青色で球形をした果実が成ります。
ブラジルでは、シキオイデスは、てんかん、脳卒中、膿瘍、糖尿病の治療に使用される薬用植物です

コショウ コショウ科

未熟なコショウの実を乾燥したもので、野性的な辛味と、香りが特徴です。日本にも古くから伝わっていたようで、聖武天皇のご遺物が献納されている正倉院御物に残っています。薬としてシナモン、クローブ、にんじん,甘草、麝香(じゃこう)などとともにコショウが含まれており少なくとも西暦749年以前に伝わっていたようです。収穫時期や製法の違いにより、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパーの三種の風味の異なるコショウが作られます。肉料理などあらゆる料理に。

鶴見緑地まで『河津桜』を愛でに行ったことも……
こちら

パークゴルフ 鶴見緑地編

2022-11-13 | 日記
ずっと前に花博記念公園鶴見緑地に植物観察に行ったとき、『パークゴルフ場⇒』の方向案内版を見たことがあった「へえ~こんなとこにパークゴルフ場があるんやなぁ」っと。こちら
👆そのパークゴルフ場へ行ってきました。12名参加。
クラブもボールもグラウンドゴルフに似てるけど、コース設定やルール・マナーはゴルフに限りなく近いカンジです。
パークゴルフ、わんちゃんの初体験こちら
鶴見緑地パークゴルフ場、攻略するには、わんちゃん的にちょっと難しかった。お弁当の後、プレイは続いたけど、わんちゃんはパスしました。Mさんも一緒に、咲くやこの花館の方へ……

花博記念公園鶴見緑地 /園内マップ を手に持って、園内をあっちへこっちへウロウロ。
いのちの塔が見えた

「アッ!!この塔の展望台から♪海が割れるのよ~道ができるのよ(珍島物語)のように池が割れて細~い道ができたんを見たんよね」っとイッキに30ン年前にタイムスリップ。咲くやこの花館のすぐそばの大池が割れたのよ。
今は老朽化で展望台に入れないし、撤去の話も出てる。いのちの塔 撤去

「咲くやこの花館は、どっちかなぁ」っと。
突然「そこなら、この道真っすぐ行かはってあの建物のそばですよ」見ると自転車を押してはる「お近くなんですかぁ?」「はい、守口ですねん、すぐ近く、いつも散歩がてら来てますねん」とても気さくなご婦人で、いろんな事お話ししてくれはった。


チケット売り場のとこまで案内してくれはって「ほな、ここで失礼します、楽しんでね」「はいありがとーございます」ホンマに親切で気さくなご婦人やった。
咲くやこの花館植物観察へつづく

フラワーギフト

2022-11-10 | 折々の花
次男のお誕生日には毎年、勤め先のオーナーさんから、お花の寄せ植えが贈られてきます。
今年も宅急便で届きました

★土におろしても大丈夫なのは、さっそく地植えに。
★ガラス越しの日当たりのよい暖かいお部屋が好きなお花は、昼間はガラス越しに暖かい部屋に、夜はリビングルームにと家の中を行ったり来たり。
★温度が10℃以上の環境で(非耐寒性)のお花は昼間は日当たりのいいところで、夜は家の中に......

グランディーバ(GRANDIVA)ベンケイソウ科カランコエ属の半耐寒性多肉植物

花径約3cmにもなる大輪カランコエグランディーバ。花弁数は1輪で90枚以上にもなります。 そのうえ、従来の八重咲種よりも花もちがよく、咲きはじめから10週間以上(最大3ヶ月間)花が楽しめます。
注意事項
温度:10℃以上
水やり:土の表面が乾いたら控えめにやってください
置き場所:日当たりのよい所
花後の管理:花がらや枯葉を取り除くと、病気の予防になります。
用途: 鉢植え
耐寒温度: 5℃以上
開花期: 管理により周年(主に11~4月)

コーヒーノキ(コーヒーの木)アカネ科コーヒーノキ属 香りのブルーマウンテン

お手入れ方法
ガラス越しの日当たりのよい暖かいお部屋に置いてください。水は土の表面が乾いたらたっぷり与えてください。肥料は2か月に一度位科学園芸肥料を与えてください。冬季には最低12~13℃の温度に保ってください。
白い花が咲き赤い実をつけます。

ガーデンシクラメン サクラソウ科

比較的寒さに強く、秋の早い時期に植え込むことにより長く楽しむことができます。日当たりと水はけがよい、なるべく霜の当たらないところで保管してください。表土が乾いたら株にかからないように水を与えてください。肥料は10日に1回程度、薄い液肥を与えてください。

大実ゴールテリア ツツジ科 シラタマノキ属

開花6月~7月 結実8月中旬ごろより 
赤い実がかわいらしい大実ゴールテリアはアメリカ東北部に自生するヤブコウジの1種で、オオミコウジ、チェッカーベリーとも呼ばれます。半日陰の庭に植えてください。6~7月頃にアセビに似たかわいい花を咲かせ、秋に赤い実を実らせます。耐寒性が強い品種です。
秋から春は日当たり、風通しの良いところで、夏は半日陰の場所で管理すると良いでしょう。夏は強い西日の当たる場所におかないようにしてください。春と秋に根元に緩効性肥料を施します。

植木鉢を持って、庭のなか、あっちこっちにバタバタしてたら

アカタテハ
大きさ (前翅長)30-35mm
時 期 3-11月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
前翅は朱色と黒色、後翅は茶色のタテハチョウ。
山地から人家周辺まで幅広い環境で見られる。アザミなど、いろいろな花で吸蜜する。
成虫で越冬するので、早春から飛びはじめる。幼虫の食草は、カラムシ、ヤブマオなど。
👆のアカタテハは庭で咲いてる『ツワブキ』に居た。2022-10-31のこと。



朝日歌壇 戦争を詠む PART10

2022-11-07 | 日記
 朝日歌壇 10月分 (10/2 10/9 10/16 10/23 10/30)朝日新聞朝刊日曜日 ☆印は共選作
<高野公彦選>
世界葬もて送らんと希(こひねが)ふゴルバチョフとふ稀有なる人を(日進市)土谷三津子
 ★世界平和に貢献した人への絶大な尊敬の念を歌う。
ウクライナの翻訳家いふロシア兵に読ませたい本「ビルマの竪琴」(船橋市)大内はる代
防人(さきもり)の裾に取り付き泣く子らを今なお見たりウクライナの地に(五所川原市)戸沢大二郎
ヘルシーで美味しいからと水団(すいとん)をリクエストする平成生まれ(中津市)瀬口美子
柳条湖この三文字がどこにもない「九・一八」の日本の新聞(薩摩川内市)川野 雄一
柳条湖事件⇒こちら<永田和宏選>
フルネームですらすら言える政治家の一人だったミハイル・ゴルバチョフ(八千代市)砂川壮一
国葬でなくて良かったゴルビーに市民の列はバラを手向ける(中津市)瀬口美子
友達と戦争ごっこ「戦争」はそれしか知らぬ団塊世代(筑紫野市)二宮 正博
予備役の兵三十万に命下すその動員に自身は含まず(石川県)瀧上 裕幸

 <馬場あき子選>
被爆者の証言こそが抑止力になるとて今日もズームで証言(アメリカ)大竹幾久子
 ★被爆者としての証言を広く世界に発信する大竹さん。
☆いつの日かゼレンスキー氏の背広着る日がくることを祈り待っている(町田市)古賀公子
洪水と旱(ひでり)の世紀難民の箱舟沈むと日々のニュースは(オランダ)モーレンカンプふゆこ
 ★世界的に当面している洪水や旱魃(かんばつ)、さらには戦争や難民の問題。下句が重い。
「戦争の時代ではない」モディ首相のこの一言は重くせつない(鳥取県)表 いさお
 ★インドのモディ首相のことば。まさにその通りだがどうにもならない今日。結句が苦しい。
クルド人難民認定やっとひとりその経緯聞くクルド人らと(朝霞市)青垣  進
 ★難民認定、ともに寄り添いかち取った作者だ。

<佐佐木幸綱選>
子どもらと折づる手向け祈りゐしゴルバチョフ氏の姿を偲ぶ(和歌山県)市ノ瀬伊久男
翁長氏を悼みてくれしゴルバチョフ日本人の政治家よりも(水戸市)中原千絵子
地球儀の陸地を区分する線に人の争ふ来し方が見ゆ(尾道市)堀川  弘
 ★ロシアのウクライナ侵攻で、陸続きの各国家間のきびしい現実が浮かびあがった感じがする。
☆イジュームに四四七本の番号だけの十字架の立つ(西海市)山本 智恵
イジュームの戦い (2022年)⇒こちら

《山添さん親子》⇒こちら
編むという動詞の主語になれた日の九月の風は光をまとう(奈良市)山添聖子
★自分の著書を編んだ喜びであろう。
寂しさをどこかへ仕舞いたくなって穴深きシフォンケーキを買いぬ(奈良市)山添 聖子
コスモスと同じ背丈になった子とコスモスよりも高くなった子(奈良市)山添 聖子
弟は二学期最初の授業には教科書・ノートを持たずに行った(奈良市)山添葵
☆しおりには原爆ドームを描いたのに修学旅行は延期になった(奈良市)山添葵
二学期の席がえとなりの男の子お道具箱にバッタはいない(奈良市)山添  葵
☆遠足でじょう水場の地下へ行く電気はついたけどこわかった(奈良市)山添 聡介


アメリカノリノキ(亜米利加糊の木)ユキノシタ科アジサイ属

2022-11-04 | 折々の花~散歩道で~


むくのき河川敷グランドでグラウンドゴルフの練習後に、福ちゃんが「わんちゃんこの花の名前分かるかなぁ?」「どこに咲いてたん?」「交流広場の柵の外側に、東側やわ」「ふ~ん、ちょっと、にわかには分からへん」
気になったので練習が終わってから現場に行ってみた、写メしてスマホで検索。アメリカノリノキと出た、むくのきセンター事務所のスタッフさんに訊いてみた「さぁ~分かりまへんなぁ、植物の植栽に関しては、浄化センターの担当ですねん」と言われて浄化センターの方へ行ってみた,生憎と土曜日なんでお休み(土・日・祝は休日なんやと分かった)委託業者のスタッフさんが言うてはった。それならばっと月曜日に散歩の途中に寄って浄化センターの事務員さんに訊いてみた。
「ここがオープンした20年前に植栽されてそれ以後は植栽された樹木はおまへんなぁ、それに資料がないのでわかりまへん」と、そっけないこと。
ならば、『アメリカノリノキ』としようではないか。
正直言うて、この木、20年も前に植栽されたとは信じがたいねんけど。

アメリカノリノキ (亜米利加糊の木)Hydrangea arborescens(ユキノシタ科 アジサイ属)
アメリカノリノキはセイヨウアジサイともよばれ、改良された栽培品種はアナベルと呼ばれる。
北アメリカ原産の落葉低木で、高さ1mほどになる。春から伸びた幹の頂端に直径10~20cmほどの花序を形成する。装飾花は全体にあり、花弁状の萼片は3~4枚。普通花は装飾花より下にあって目立たない。花序は最初は薄い緑色で半開きのまま次第に大きくなり、やがて美しい白色の花となる。咲き終わると再び緑色を帯びてくる。洋花には珍しく、シックな日本的ともいえる花である。
アメリカノリノキとはどんな意味だろう? ノリノキとはノリウツギのことであり、和紙をすくときの糊(のり)として使ったことによるが、アメリカノリノキも糊として使ったのであろうか? それともノリウツギによく似ているとのことであろうか? 北米原産のアジサイ属の植物はノリウツギのイメージを持つとのことで、どうやらアメリカノリウツギといった意味の命名のようである。
👆そういえば、スマホで検索したとき『ノリウツギ』とも出てたなぁ、即座に却下したけども。

👆の後、むくのきセンターの周りをグル~りと。
 
アメリカセンダングサ(学名: Bidens frondosa、亜米利加栴檀草)キク科センダングサ属の1年草。
道端や空き地、湿り気のある荒れ地などに生える雑草 。セイタカタウコギ(背高田五加木)ともいう。

イタドリ(虎杖、Fallopia japonica)タデ科の多年生植物。
山野や道端、土手などのいたるところで群生し、草丈は1.5メートル (m) ほどになる。雌雄別株で、夏から秋に細かい白花を咲かせる。春先の若芽は食用になる。

 
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、学名 Taraxacum officinale)キク科タンポポ属の多年草。
ヨーロッパ原産の帰化植物。環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。あまり季節を問わず、黄色い舌状花を長い期間にわたって咲かせる。

メリケンカルカヤ(米利堅刈萱、学名: Andropogon virginicus)イネ科メリケンカルカヤ属
直立する茎には枝が多く、多数の綿毛をまとった穂が付くが、枝は主茎に寄り添い、また綿毛の穂は成熟時まで苞に包まれるので単独の茎のみのような姿で見られる。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草 )キク科アキノキリンソウ属の多年草、帰化植物。

日本では代萩とも呼ばれる。茎を乾燥したものは、すだれや、お茶などの材料に利用される。 花粉症の原因とされるのはセイタカアワダチソウによく似たブタクサ⇒こちらという種である。
セイタカアワダチソウは、少し前ではブタクサと同じく人体に悪影響のある植物であると誤解されてきましたが、実は花粉を飛散させない品種で人に対して悪さをしない草なのです。葉の形がブタクサよりも尖っており、そこが両種を見分ける特徴とされます。
時代劇ダイスキの次男が「このシーン、おかしいやろ!チャンバラの背景にセイタカアワダチソウが見えてるでぇ、江戸時代半ばごろの設定やノニ」っと、TVに突っ込み入れてました。


ヨシまたはアシ(葦、芦、蘆、葭、学名: Phragmites australis)イネ科ヨシ属の多年草
和名ヨシの由来は、もともと本来の呼び名はアシであったが、「悪し」に通じるため、「ヨシ」と言い換えられたものである。日本の在来植物で、『日本書紀』に著れる日本の別名「豊葦原千五百秋瑞穂国」とあるように、およそ平安時代までは「アシ」と呼ばれていたようである。『更級日記』においても関東平野の光景を「武蔵野の名花と聞くムラサキも咲いておらず、アシやオギが馬上の人が隠れるほどに生い茂っている」と書かれている。
8世紀、日本で律令制が布かれて全国に及び、人名や土地の名前に縁起のよい漢字2字を用いる好字が一般化した。「アシ」についても「悪し」を想起させ縁起が悪いとし、「悪し」の反対の意味の「良し」に変え、「葦原」が「吉原」になるなどし、「ヨシ」となった。このような経緯のため「アシ」「ヨシ」の呼び方の違いは地域により変わるのではなく、新旧の違いでしか無い。現在も標準的な和名としては、ヨシが用いられる。
参考:Wikipedia
空の青が、とってもキレイ!!