【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙三月 土筆・新玉葱・ハナニラ  2020-3-18

2020-03-28 | 絵手紙



土筆
散歩に出ると日射しは温かくても風はまだまだ冷たい、遠くに何やらかがんで・・・
ツクシ摘みのカンジ。
当地に来た最初の頃はそこにもここにもッというカンジで土筆が生えてるのを見てとても珍しく思った
近所の人たちと一緒に土筆摘み、庭の日だまりで腰掛けてみんなとおしゃべりしながら土筆のはかま取り、結構手間取った記憶がある。
はかまを取った土筆を水に浸けててっぺんの穂から胞子が水にさらされて水が緑色に、なんべんも水を取り替えた記憶がある
さっと油いためして卵とじにした、春のお味を楽しむってとこかな?いっぺんお味見したらもう良いかなっというカンジ。それでも、毎年土筆を見つけた時はつい土筆摘みしてちょっとだけ春を味わう。

ツクシ(土筆)の定義
スギナ(杉菜)シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。春先に出る胞子茎をツクシ(土筆)とよぶ。
ツクシは一本の茎のてっぺんに胞子を含んだ穂が付いています。そこから根元までにはいくつかの節があり、その節の周りにハカマ(袴)と呼ばれる茶色い葉が付いています。



新玉葱
絵手紙二人会相棒のHさんが新玉葱を持ってきた、描いていたら玉葱の匂いが部屋中いっぱいに。
「コレってひねの玉葱と違って春の匂いのカンジがするね」



ハナニラ(花韮)ネギ亜科ハナニラ属
ニラの花ではないが、葉にちょっとニラ臭がする球根植物。花が美しく、英名は「スプリングスターフラワー」春の星花。原産地はアルゼンチンなど。明治に渡来。強健で庭に植えっぱなしでも良く咲いてる。


Hさん



ラッピングカー PARTⅡ「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」

2020-03-25 | デジカメ日記
JR西日本が2017年で発足30周年、和歌山・アドベンチャーワールドが2018年で開園40周年を迎えたことをきっかけに、パークのさまざまなシーンをデザインしたラッピング列車「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」が運行中です。ラッピングコンセプトを「旅に『ときめき』を」とし、車体前頭部をパンダフェイス、車体にはパークで躍動する動物たちのさまざまなシーンをデザインしています。見る人、乗る人全てが旅することに「ときめき」を感じ、スマイル広がるラッピング列車を運行しています。⇒こちら
と、言うことで、撮り鉄次男が3月1日京都駅0番線ホームで撮ってきました。






















ラッピングカー PART1 鮮魚運搬車両

2020-03-22 | デジカメ日記
近畿日本鉄道(近鉄)では3月13日に鮮魚列車が運行を終えたこちら
と、同時に近畿日本鉄道(近鉄)では、伊勢志摩の魚介類を車体に描いたラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」を導入し、3月16日(月)から平日朝の松阪から大阪上本町への一般列車の最後部に連結し、鮮魚運搬車両とすることを発表しました。
と言うことで3月19日(木)我が家の撮り鉄次男が大和八木駅まで鮮魚運搬車両(ラッピングカー)を撮りに行ってます。

まず、大阪上本町行き先頭車両を


最後尾の車輌が伊勢で獲れるお魚図鑑になっててラッピングカーになってて鮮魚運搬車両になってるんです。








築山(近畿日本鉄道大阪線大和高田・五位堂間)まで移動して松阪行きをパチリ


サンシュユ(山茱萸)ミズキ科

2020-03-19 | 折々の花
「A子さんのお散歩コースは畑の前公園までやったよね?」
「今日は行ってないのよ」
「じゃ、もし畑の前公園に行ったら、精華大通りの歩道に公園から下りる階段があるよね?」
「うん、あるある」
「その階段の右側にサンシュユの木があるんよ、今ちょうど黄色い花が咲いてると思う、写メ撮ってもらえないかなあ」
「うん、わかった」




「わざわざ畑の前公園まで散歩してくれたのね、ありがとう」
「これで、今日の歩数は1万超えることになるわ、歩数の貯金にちょうどいいのよ。」

「A子さん、手前ピントバッチリ、背景ボケもバッチリ、流石の流石・・・」

「あっ それからね、もう一本園内にあったわ、トイレ前の広場のちょっと東側にね」
「A子さん、たくさんの写メをありがとう」

「秋になると、楕円形の赤い実が生るのよ、カワイイわよ」
10月頃に実るサンシュユの赤い実は薬効があるそう。
赤い実:こちら
サンシュユ(山茱萸)ミズキ科
牧野富太郎博士は春に咲く花を見てハルコガネバナ(春黄金花)と名づけた。
サンシュユは漢名の「山茱萸」から。
名は平安時代に記録されるが、木の渡来は朝鮮経由で1722年、江戸・小石川に導入されたのが、最初であろう。ミズキ科の落葉樹で、樹皮ははがれる。朝日新聞社刊行『花おりおり:愛蔵版』より。
別名:アキサンゴ(秋珊瑚)
赤く熟した実から種を取り除き、乾燥した果肉が山茱萸(やまぐみ)と呼ばれる生薬になる。強精薬、止血、解熱作用があるこちら
ウチの近所のサンシュユ⇒こちら

続きです、A子さんから精華大通りの花便り届きました。
「精華大通り散歩してて見っけ!写メ送るネ」
「お散歩に精華大通りはピッタリやね、お花いっぱい咲いてるやん」




「ボケ(木瓜)=京セラの前と、コブシ(辛夷)=パナソニックの前、どちらも道路の北側よ」
「A子さん、ありがとう」



しつもんドラエもん さくら編PARTⅡ

2020-03-17 | 折々の花
しつもんドラエもんこちらに対してのこたえ
1.平安時代
 中国の影響が強かった奈良時代、花の代表格は梅だったらしい。
 万葉集では梅の和歌の方が桜より多く、平安時代の古今和歌集になる と、逆転するんだ。
2.西行
 歌は新古今和歌集などに選ばれた。鳥羽院の北面の武士を経て二十歳代前半で出家した。
 桜の下で一生を終えたいと願ったくらい桜が好きだったんだって。
 「願わくば花の下にて春死なんその如月の望月の頃」
 「できれば2月15日頃、満開の桜の木の下で死にたい」という意味である。
これはお釈迦様の命日と同じで、西行のお釈迦様へのあこがれを詠ったものだ。
3.与謝野晶子
 明治から昭和にかけて活躍した歌人だよ。
 白い桜が好きだったので、命日の5月29日を「白桜忌(はくおうき)」ともいうんだよ。
1942年に亡くなったんだ。
4.谷崎潤一郎
 東京出身だけれど、京都にも住んでいたんだ。
 今から約70年前に書かれた「細雪」は、代表作の一つで、何度も映画になった名作だよ。
5.小野小町
 「わが身世にふるながめせしまに」と続く。
 桜が色あせたように私も老いてしまったよ、と嘆いた和歌なんだ。恋の和歌を多く詠んだ平安時代の歌人だよ
6.駿河湾
 わたしたちが食べる国内産の桜エビはすべて駿河湾でとれるんだって。
 かき揚げやお好み焼きに入れると、とってもおいしいよね。カルシウムも満点だ。
7.カエデ
 安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師の親子で、父の長谷川等伯が楓図、長男の久蔵が桜図を描いたんだ。
 京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)にあるよ。
8.千円
 表に野口英世の肖像、裏に富士山と桜が描かれているよ。
 ちなみに5千円札の裏には、カキツバタを描いた国宝の絵の一部が使われているんだ。
9.桜湯
 塩漬けにした桜の花を1~2輪、湯呑茶わんに入れ、お湯を注いだもの。
 結婚式などでお茶がわりに出される。江戸時代から飲まれていたよ。
10.皮
 みがくと光る山桜などの皮を利用して、お茶を入れる茶筒や茶だんすなどが主に秋田で作られている。
 樺細工(かばざいく)と呼ばれているよ。
11.和歌山県
 道成寺は日高川町の天台宗寺院。作品は、寺に伝わる安珍・清姫伝説を元にしているよ。
 女形の歌舞伎舞踊の中で、とても有名な作品だよ。
12.松尾芭蕉
 「奥の細道」で知られる江戸時代の俳人だよ。
 数え45歳で故郷の伊賀上野に帰った際、かつての主君の跡継ぎに花見に招かれて、詠んだ句というよ。
 こちら

わんちゃちの庭は「春真っ盛り」です。


 





しつもん!ドラえもん  さくら編

2020-03-16 | 折々の花
しつもん!ドラえもん 朝日新聞朝刊一面
ドラえもんが毎日一つづつ質問してるよ、こたえは新聞をひらいてさがすんだ!
どこのページにあるかは、一面一面開いて読み進んでいくと答えが見つかる仕組み。
こちら

さくら編2018-7-20~
1.花にはいろいろな品種があるけれど、代表格は桜といわれるようになったのは何時代?
2.桜を好み、諸国を旅した平安から鎌倉にかけての歌人・武士・僧侶といえば誰かな?
3.短歌集「みだれ髪」の作者で、命日を「白桜忌」と名づけられた人はだれかな?
4.「細雪」という小説には、京都の平安神宮で花見をする場面があるよ。誰が書いたのかな?
5.百人一首の「花の色はうつりにけりないたづらに」を詠んだ絶世の美女は誰かな?
6.「桜エビ」と呼ばれる小エビが良く獲れるのは、静岡県のある湾だよ。どこかな?
7.長谷川等伯と久蔵の子による国宝の絵で、描かれている植物は桜と何かな?
8.現在の日本に、裏面に桜をあしらったデザインのお札があるよ。いくらのお札かな?
9.おめでたい席などに出る、桜の花を使った温かい飲み物がある。なんだろう?
10.桜の木は加工しやすいので、珍しい部分も工芸品になるよ。どこかな?
11.桜満開の舞台で上演される歌舞伎舞踊の「京鹿子娘道成寺」。道成寺は何県にあるのかな?
12.「さまざまのこと思い出す桜かな」この句を詠んだ人は誰かな?
新聞をひらいてこたえをさがしにいこう。次回へ続く



3月15日 桜の開花宣言:わんちゃんちの庭で:オカメザクラ
バラ科サクラ属の落葉小低木でサクラの園芸品種。イギリスの桜研究家コリングウッド・イングラム (英語版)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。名前はおかめに由来する。
淡い紅色の一重咲き。花が下を向いているのが特徴である。早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろ。地域によるがソメイヨシノより早くに開花する

さよなら鮮魚列車

2020-03-13 | デジカメ日記
近畿日本鉄道が三重県から大阪市へ運行してきた「鮮魚専用列車」(鮮魚列車)が13日、運行を終えた。伊勢志摩の新鮮な海産物を仕入れて大阪で売る行商人を乗せ、関西の台所を支えた。国内で最後の行商専用列車だった。
13日午前6時20分過ぎ、三重県松阪市の松阪駅。「団体貸し切り列車が参ります」と構内放送が流れ「さよなら鮮魚列車大阪上本町」のヘッドマークをつけた3両編成の列車が7番線に入線した。関係者が段ボール箱数個など入れるとドアが閉まり、同30分ごろに出発。数十人の鉄道ファンらがシャッターを切った。
鮮魚列車は、行商人でつくる「伊勢志摩魚行商組合連合会」の貸し切り列車として1963年9月21日に運行を始めた。
長年、平日と土曜の毎朝、宇治山田駅(同県伊勢市)から松阪駅などを経由して大阪上本町駅(大阪市天王寺区)へ向かい、夕方同駅から松阪駅へ戻るダイヤで運行していた。3月13日朝日新聞夕刊11面


ウチの撮り鉄男は八木駅で待ち構えていたそうです。

上本町駅まで追っかけて行って・・・(鮮魚列車は急行なので彼は快速急行で)



運転台のある先頭車両と後部車輌に白線があるのは鮮魚列車のみ。



3両と4両の時の停止位置表示版

「鮮魚列車って、近鉄電車のことね?何日の新聞に?」
「昨日の夕刊に載ってたよ」
「以前、土師ノ里に住んでいた頃、菅島のおじさんが松阪から魚を売りに来ていたのでよく買っていたの。思えばこの鮮魚列車を利用されてたんやね、懐かしい!!」っと、Mさんから・・・


近畿日本鉄道HPより

近畿日本鉄道(近鉄)では、伊勢志摩の魚介類を車体に描いたラッピング車両「伊勢志摩お魚図鑑」を導入し、3月16日(月)から平日朝の松阪から大阪上本町への一般列車の最後部に連結し、鮮魚運搬車両とすることを発表しました。

ありがとう 700系:東海道新幹線【カモノハシの引退】

2020-03-10 | デジカメ日記
この春、各界各層の人々から晴れ舞台を奪い続ける新型コロナウイルス。引退する新幹線までもが同じ憂き目に遭った。去る8日に予定されていた700系の東京―新大阪ラストランが中止に追い込まれた。
先頭車両の顔立ちから「カモノハシ」と呼ばれた。登場したのは1999年の春。車内の静けさ、騒音の小ささ、故障の少なさが評価され、東海道新幹線の主役の座を占めた。


記事内の写真は3月1日(日)京都駅12番線から次男撮影。




「それ以前の新幹線の車輌とは設計思想が異なり、最高時速の塗り替えにこだわりすぎませんでした」と京都鉄道博物館の岡本健一郎さん(45)。
高速鉄道の車両としては完成度が高く、『新幹線の進化の最終形』と呼ぶ人もあるそうだ。
新幹線の歴史をふりかえれば、車両の顔立ちは劇的に変わってきた。当方(天声人語の記者さん)が子供時代に初めて乗ったのは『団ごっ鼻』と呼ばれた初代0系。こちら、後に続くモデルもその外観から『サメ100系』こちら、『鉄仮面300系』こちら等と呼ばれた。単なる交通機関ながら、愛称が広まるところが新幹線たるゆえんだろう。
700系は今後も山陽新幹線の新大阪―博多を主にこだま号として走るが、東海道の東京―新大阪では今月1日で営業走行を終えた。新幹線網の花形と言われる区間である。会社勤めにたとえるなら、第一線を退いた猛烈社員の心境か。
700系は引退しても、同じ系統のN700Aは東海道新幹線の主力で、今夏にはN700Sもお目見えする。
21年間の手堅い仕事ぶりで一門の栄華の基盤を築いた。
長きにわたる力走、お疲れさまでした。朝日新聞 朝刊2020.3.8 天声人語





ついでに、グッズも









プランターでもここまでできる野菜作り教室

2020-03-05 | デジカメ日記
内容:プランター菜園の栽培テクニックを楽しくお伝えします。
受講料:無料(各自実習で使ったプランター菜園はプレゼント)
申込期間と方法:電話で申し込み
定員受講資格:各会場先着20人・精華町に在住在勤
当日の持ち物:筆記用具
早速、精華町シルバー人材センターに申し込みました。
講師:はたあきひろ
さあ!はじめましょう!
①まったくの初心者でも大丈夫!野菜(いのち)を育てるので無く、育つ野菜(いのち)をサポートする。
②プランターや支柱の選び方(レンガなども合わせて購入:プランターを浮かすため)
③苗の選び方・・・種より苗がおすすめ。購入は適期に!双葉が大切!茎の太いものを選ぶ。自根苗
④苗の植え付け方法・・・ルーピングした根を取り除く。植穴に水を入れる。苗を土に密着させる。最後に水やりする。
⑤元気に育つためのテクニック・・・水やりは地表面が乾いてからたっぷりと(鉢底から流れるくらいに)。
⑥追肥の与え方・・・掘り返さない、上から上から液体肥料など(森林に学ぶ施肥方法)
⑦病害虫対策・・・防虫ネットが効果的。発生したら水のやり過ぎか肥料の与え過ぎを疑う。必ず因果関係がある。
⑧土のリフレッシュ方法(土を生き物と考える)
1硬くなった土を「バーク堆肥」でマッサージ
2頑張った土に「粉状の醗酵油粕」で栄養補給
3疲れて酸性に傾いた土に「有機石灰」で弱酸性へ
前の作物で病害虫が発生した場合は、日光消毒

以上のような講義の後、実習です。
①赤玉土を入れる


②培養土(野菜と花)を入れる



⑤真ん中にビオラを植え付ける


ルーピングした根を丁寧に取り除く

⑥ビオラ⇒サニーレタス⇒ネギ⇒スナップエンドウ

エンドウのツルの為に支柱を立てる
 

ビオラの花びらが枯れてきたら指で摘み取る(鋏は使わないこと)
サニーレタスは外側からはいでいくと次々と葉っぱは出てくる
ネギは薬味に根を抜かないで摘み取ると伸びてくる
スナップエンドウはお花が可愛い、スイートピー(マメ科)の花に似てる。実は小さいけれど、柔らかいのでみそ汁の具に・・・

サニーレタスにビオラの花びら、ドレッシングでいただきました。


あれから2週間


講師:はたあきひろ
1967年生まれ。奈良市で家族5人分のお米と野菜を作り、自給自足生活を実践している。大手住宅メーカーの研究所や本社に23年間勤めた後、独立。現在は人と人、人と自然のつながりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』の代表。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として出演


石仏探訪:加茂町当尾(とうの) 2020-2-23

2020-03-02 | デジカメ紀行
当尾(とうの)石仏 石仏に会いに行こう

藪の中三尊磨崖仏


東小(ひがしお)集落中程の藪中にあります。

隋願寺の塔頭があった場所と言われています。
像高 右から 111cm 153cm 91cm。
藪の中の岩に舟形の光背を彫りくぼめ、正面に地蔵と十一面観音、向かって左に阿弥陀を配する非常に珍しい配置の石仏です。作者は橘派の橘安縄、当尾の石仏中最古の1262年彫刻とあります。

カラスの壺二尊(阿弥陀地蔵磨崖仏)【康永2(1343)】



道が交差する分岐点で「からすのつぼ」と呼ばれている場所。角石のコーナーに彫られたお地蔵さんと阿弥陀さん。一つの岩に阿弥陀如来坐像(像高:60cm)と、面を変えて地蔵菩薩立像(像高:85cm)が彫られています。阿弥陀仏の横の線彫り灯篭は火袋を彫り込み、そこへ燈明が供えられます。

唐臼の壺


建物の礎石みたいな四角い石に杭でも立てるために穿ったような10センチほどの穴がある石造物です。シーソーみたいな機構の杵を足で踏んで落として脱穀に使う唐臼(からうす)というものに似ているから(穴が小さいようだけど)、そう呼ばれているんだそうです。

わらい仏(岩船阿弥陀三尊磨崖仏)【永仁7(1299)】府指定有形文化財


当尾の代表的な石仏の一つです。蓮台を持つ観音菩薩と合掌する勢至菩薩を従えた阿弥陀仏です。永仁7年(1299年)の銘文があり、上部の屋根石が廂(ひさし)となっているので、風蝕の影響も少なく保存状況は良好です。特に夕陽の中にたたずむ、やさしい微笑みをたたえた姿は微笑ましいものがあります。
伊末行(作)中尊像高79cm

すぐ隣にはタケノコのように土に埋もれた「ねむり仏」もあります。



ミロクの辻(弥勒仏線彫磨崖仏)
像高:170cm【文永11(1274)】府指定有形文化財



昔から大道が交わる道の辻で、旅人が健脚を祈ったところと言われています。
山際の巨岩に仏さまが線彫りされています。これは笠置寺本尊の弥勒磨崖仏(現在は消失し光背が残るのみ)をかなり忠実に模写したもので伊末行:いぎょうまつの作です。

三体地蔵磨崖仏【鎌倉末期】


ミクロの辻から岩船寺への旧道の途中、見上げる様な所にかわいい三体のお地蔵さんが彫られています。
旧道沿いの岩肌に長方形の龕(こん、かん、がん、ずし)を彫りくぼめ、三体の地蔵菩薩が厚肉彫りされています。三体とも左手に宝珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を持っています。過去、現在、未来をそれぞれ割り当てたもので、六地蔵信仰以前の地蔵信仰の一形態といわれています。





植物観察会 加茂町当尾 2020-2-23(日)

2020-03-01 | 木津川市植物同好会
JR加茂駅東側で集合 木津川市コミュニティバスに乗って浄瑠璃寺へ
浄瑠璃寺前バス停より観察開始。



浄瑠璃寺門前の「あ志び乃店」こちらのお庭に入らせていただきました。
一同アオモジに会いたかった、(辺りのアオモジの木はこの庭より広がったと言われている。お店の方もそう言われたそう。)

アオモジ(青文字)クスノキ科

まだまだ蕾は固く咲いてませんでした、
しかも大きく高く手の届かない所の枝です、
花の観察はムリでした。

いっぱい蕾の付いた拾った小枝がウチで咲きました(3月1日)
鑑定の結果、雄花のようです。

桜が咲いてました



カンヒザクラ(寒緋桜、学名: Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. & S.Suzuki)はバラ科サクラ属の植物。
サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。
別名ヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)とも言う。

ウバユリ(姥百合)ユリ科

ウバユリの花後、
これは実がはじけた状態のまま、立ち枯れて種を飛ばした後のウバユリ。

キヅタ(木蔦)ウコギ科

キヅタの実がいっぱい

花は10月頃

フヨウ(芙蓉)アオイ科   枯れ芙蓉

枯れ芙蓉についての句こちら

浄瑠璃寺境内を散策
『つぶやき』
早春の馬酔木の参道は優しい雰囲気です。
静かな境内に入るとまず左手、三重塔の方向に進み、塔の中の薬師如来に手を合わせ、後ろを振り返り、池越しに本堂の阿弥陀如来に向かって手を合わせます。静寂の浄土世界に入ったような清らかな気持ちになります。










アセビ(馬酔木)ツツジ科

アセビの花は薄紅色と白色が咲いてました。
ネコヤナギの花、ふわふわッとした感触が心地よかった
 
ネコヤナギ(猫柳)ヤナギ科

お寺の参道や境内でサンシュゥユ、ロウバイ、ヤブツバキ、などの花たち。赤い実で目立ったのはツルアリドオシ、ヤブコウジ、マンリョウなど。ビックリしたのは蔓も短いのに蕾を持ってるツルリンドウでした。

ツクシ(土筆)トクサ科
 

タネツケバナ(種漬花)アブラナ科

                                  
クチナシ(梔子)アカネ科


ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、タネツケバナ、ナズナ、ヤマネコノメソウ、ハナイバナ、コハコベ、オオイヌノフグリ、ツクシ、フクジュソウ(植栽されたモノ)など、浄瑠璃寺から岩船寺方面への道端で見られました。

コウヤボウキ(高野箒)キク科


フクジュソウ(福寿草)キンポウゲ科



ヤマネコノメソウ(山猫の目草)ユキノシタ科


フキノトウ(蕗の薹)キク科

                                     
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)シソ科


ナズナ(薺)アブラナ科


何処でやったかなぁ?高い場所で可愛いウグイスカグラの花を見つけた時は長~いモノがあれば手元に引き寄せられたかなぁ??でもムリっぽい高さのようやった。

ヤマコウバシ(山香ばし)クスノキ科



早春の山の中でびっしりと枯葉をつけた姿は目立ちますね。春になって新芽が芽吹く頃にようやく葉が散るそうです。
2012年2月のこと京都府立植物園で園長さんとの観察会の時ヤマコウバシ観察してました。こちら

みんなでワイワイ言いながらの観察会は寒風の中でしたが楽しかったです。
加茂町当尾には道端のあっちこっちに石仏があります、観察会の日T先生が参加されて石仏の説明詳しく聞かせていただきました。次回に続く・・・