【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~2011年5月 ユリ(ソルボンヌ)・カラー・アボガド~

2011-05-31 | 絵手紙

【ユリ(ソルボンヌ)】
今日はユリです、ユリ三昧です。
いろんな描き方で楽しんでください。
ハガキ二枚分・・縦にしても横にしてもかまいません、
大きく描いて下さい。


大きく豪華なお花です
今日はこちらの方で描きません、こういう複雑なんは描いてると時間がもったいないので、皆さん、いきなりご自分の思われるとおりに描いてみてください
こういう時ってどこから描いたら?と思われがちですが、
自分がどこを描きたいか、から始まります。
芯からでも良いですし、外側の花びらからでもかまいません。
いちばん最初に描き始めたところから・・・
ささ、皆さん、描いて下さいよ~~
「彩色が解りませ~ん」
めしべ→薄い紫
おしべ→臙脂+岱赭(ちゃいろ)
お花の中心の深いところは緑ですね、若葉です。
花びらは紅梅をうすく、花びらの先はよく視るとミドリになってるのもありますね。
花びらにテンテンがあります、濃い臙脂で決めてください。


色紙・・コレ良いですよ飾っとけるんですから、

「巨きな百合」  水谷まさる  
とても巨(おほ)きな
白い百合
なかには露が
たまつてる。

ぼくははだかに
なつちやつて
露の水風呂つかふんだ。

花のにほひの
とけこんだ
露は身體(からだ)に
しむだらう。

ぼくは顏だけ
出したまま
ララララララと
うたふんだ。

とても巨きな
白い百合
咲いてるとこを
知らないか。
↑ 道草さんからいただきました。
【カラー】
四層紙を扇形に水切りしてください


シンプルなモノって結構難しいんですよ。
描くときは単純なんです、中の芯が見えるくらいで、外側の線はヒラヒラとしたカンジで・・・
ゆっくりゆっくり進んで、ここのピュンとしたところにス~ッときてますね。
お花の首がここからこうあって、茎へ・・・
茎ってけっこう太いんですよね、花びらには線が入ってるんです。
細い線で少~し、あんまり入れるとうっとおしいです。
かたちはカンタン、どう描いてもカラーです、クルッと巻いてるんです、
クルッとなった先っちょは緑色なんですねぇ・・・
芯→黄色
時が経つとポッポッと粉が浮いてきます、上朱(じょうしゅ)→朱色を少し混ぜます。
白なんですけど、うす~い黄色をちょちょっと、黄緑を少~しだけ


↑大判はがき

【アボガド】
ここに包丁とまな板を用意してます。
半分に切ってもらって大きく描きましょう。
どこから描こうかな?
最初ね、ヘタからとか、縁からとかいろいろ思ったんですけど、タネから描くのが良いと気づいたんですよ。
タネを大きく描くと良いですよ、グル~~と縁を描いて・・・
ヘタはですねぇ、コレは真ん中じゃ無いですね。
皮にいきます、ちょっとくびれてるんですね。
切り口を二重にしても良いんですけど、皮の部分にウネウネ~とデコボコがあるんで・・・



彩色
タネ→岱赭(ちゃいろ)
岱赭(ちゃいろ)だけの方がキレイかな?
岱赭(ちゃいろ)で薄~くして、次にちょっと濃くしましょうか、キレイな色の方がいいですね。
実→まずは黄色の薄いの、次が若葉、これも薄~いのを・・・
ヘタ→岱赭(ちゃいろ)と本藍で黒っぽく。
縁ですね、縁の皮の部分も濃くす~っと。
皮と実の境目は若葉を濃く、皮にミドリが残ってますねぇ、皮に青草をちょんちょんと塗ります。


♪勝手にしやがれ♪

2011-05-25 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
実は、わたくしカラオケ大好きなんです。
それで、年に二度ほどステージで歌います
一緒に習ってる仲間との発表会なんです


発表会当日までにスタッフ会を結成して、当日の受付係、進行係、写真係、お弁当係(出演者にはお弁当が出ます)等々。
前日にはスタッフ全員、会場準備のお手伝いに行きます。
音響さん、照明さんたちはプロの方たちが来はります。
音響さんはマイクの調子を念入りにチェック、照明さんは長~い棒で天井からぶら下がってるライトのチェック等々・・・

わんちゃんたちは歌のリハーサル、
オープニングはレッスン生有志で「幸せはすぐそこに」
何人かの仲間(わんちゃんも)で「祈り」「若いってすばらしい」をプログラム進行の中ほどで歌いますから・・・
「ダンシング・ヒーロー」は先生が歌われてバックでダンサーします。
ダンスの上手い人がいましてね、その人中心に・・・時々集まり練習しました。
わんちゃんはあんまり得意じゃないのですが、みんなでダンスすれば怖くない!

リハーサルの後「みんなカッコよく決まってたよ~~」って観客席からのお言葉にみ~んな気を良くしましてね・・・


先生同士のつながりで、120人もの人たちが朝の9時過ぎから夕方までノンストップで歌いまくりです
途中、プロの歌手や先生クラスの方たちやカラオケ大会で受賞された方たちや
聴き応え見応えアリの一日です。

秋元順子さんや高橋真梨子さんの曲をカラオケで歌うのが好きなんです。
発表会で歌うのは何にしようかな?と考えた時
秋元順子さんの曲は結構、皆さん、歌わはりますねん、

ある日のこと“~オトコゴコロMARIKO TAKAHASHI”というアルバムを長男のCD棚から見つけ、聴いてみました。
このアルバムは男性歌手たちの曲を真梨子さんがカバーしてるんです。

ワインレッドの心、見上げてごらん夜の星を、あいつ、君といつまでも、桜、勝手にしやがれ等々
その昔、大好きだったジュリーの曲があり、熱心に聴いているうち、わんちゃんでも、歌えるかな?が始まりでした。
口ずさんでいたら「そこ、ちょっと違うんやな沢田研二と・・・」
今度はYou Tubeでジュリーの「勝手にしやがれ」を聴いてみました
「若い!!」若いときのジュリーがカッコ良く歌ってます
見惚れてしまってはいけません、一緒に練習です。
やっぱりね、長男の指摘通り真梨子さんとジュリーとは微妙に違いました。

「ジュリーで行こう!!」
ジュリーはハンフリーボガード風帽子(と、誰かが言った)でカッコよく決め、サビのところで、客席にその帽子を投げ込む、「カッコイイ!!」の言葉以外知らなんだ・・・
(ちなみにジュリーが客席に投げ込んでた帽子はその都度、スタッフが回収してたらしい)

良く似た帽子を買ってきました(リサイクルショップでね)

「わんちゃん、客席に向かって帽子を投げると思ったんやけど・・・」
「そんなん、投げてる余裕ありませんでしたよ」
「でも、わんちゃん、凄いノリノリやったねぇ」
「You Tubeでジュリーを観ながら練習したんですよ、でもあそこまではやれなかったですわ~~」

時々ジュリーのように観客の方に指さしたり、♪アアア、アアア、アアア、♪の時は腕を高く上げましてね、それなりに・・・
バックで藤川しげるさん(友情出演)のPercuttionが軽快に援護してくれはりました、アリガトウございました。

ホンマに楽しい一日でした
次回の発表会には何を歌おうかな?と早くも・・・・・
勝手にしやがれ:ジュリーこちら広告はスキップ出来ます

さて、明日から5日間ほど京都を離れます。行き先は??


“京都から・・・音の贈り物”

2011-05-22 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
東日本大震災復興祈願の為のチャリティコンサート

嵯峨薬師寺 住職様よりメールをいただきました。

各位

東日本大震災復興祈願のためのチャリティコンサートが私どもの寺で開催されます。
入場は無料ですが、入場料に代わる義援金をお願いしたく、よろしくお願いします。
薬師寺コンサートはしんどいので、もう止めることにしていたのですが、
大震災のチャリティだということでしたので、協力させてもらうことにしました。
(薬師寺は会場を無料で提供いたします。)
みなさんも出来ましたらご協力(参加)頂きたいと思います。
よろしくお願いします。


プログラム
祈り・・・そして、明日のために



フルートソロ:中野幸代さん

アベマリア、ベニスの謝肉祭、精霊の踊り、月の砂漠
坂の上の雲(久石譲作曲)、Tou Raise Me Up(ケルティック ウーマン)


クラリネットソロ:山本有紀さん

セレナーデ(ドリゴ作曲)、エターナリー(チャップリン作曲)
マドリガル(シモネッティ作曲)、ムーンリバー(マンシーニ作曲)


コントラバスソロ:江刺豊さん

コルニドライ(ブルッフ作曲)、G線上のアリア、


ヴァイオリンソロ:立松沙菜さん

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ベートーベン作曲)



グリーンスリーブス(イングランド民謡)、星に願いを(デイズニーソング)カノン(パッヘルベル作曲)


ソプラノソロ:高畑園子さん

朧月夜、荒城の月、日本の四季(花、夏の思い出、赤とんぼ、ふるさと)

ピアノ伴奏:石路千夏さん、立松佐喜子さん、江刺倫子さん
最後に「ふるさと」をみ~んなで大合唱


「朧月夜」を選んだのは
菜の花は土壌を浄化します、燈油にも使われます
「荒城の月」を選んだのは
作詞の土井晩翠は仙台の出身ということで・・・
と、ソプラノ歌手の高畑園子さんはおっしゃってました。

また、東日本大震災の被災者への義援金は最初の頃はたくさん集まりましたが、だんだんと少なくなりはじめ、一人分の食料の分もずいぶんと減ってきているようです、長い目で応援していきましょう
今回の義援金は、京都新聞社会福祉事業団から現地災害対策本部に託し、被災されている方々に届けていただきます
(♪音楽のおもちゃ箱♪の代表:立松佐喜子さん)

いつも我が家の法事とかでお世話になってる嵯峨薬師寺
2008年 2009年 と薬師寺コンサートには、おじゃましてたんでコンサートでお伺いするのは久し振りのことでした


【おまけ】
> ご住職様 こんばんわ~~
お寺のお庭にある鬼瓦がいつも気になっていましたので写真を撮りました





何か謂れでもございますのでしょうか?

ご住職さまからお返事をいただきました。

庭にある鬼瓦のことですが、昭和50年に本堂屋根の大修理をしたとき、痛んでいた瓦を取り替えた。これはそのときのものです。その大修理のとき一番上の鬼瓦に
「元文五年(1740)十月 高田村瓦師 花野九兵衛」なる銘が見つかった。
この本堂は元禄16年(1703)に建築されたもので、寺伝によると当時は「ひわだぶき」であったという。
ところが現在は瓦葺き。
この鬼瓦の銘により、建築後37年経った時点で瓦葺きに改められ、現在に至っていることが分かった。

何故檜皮葺であった屋根を瓦葺きに変更したのか、その理由については記録がありませんが、私は防火のためであろうと考えています。檜皮葺は檜の皮ですから当然火災に弱い。
実際薬師寺は350年前、近火により類焼しています。

江戸時代以前、民家の屋根は板葺きが主流であり、火災が多かった。
幕府は火災を防ぐため、屋根を瓦葺きにすることを勧めた時期がありました。
薬師寺が檜皮葺を瓦葺きに変更したのも、そういう幕府の勧めによるものではないかと推定しています。

2021年5月19日 薬師寺ご住職さんより
5月19日(水) 6chテレビ 15:45~18:00(頃)
「キャスト」という番組の中で私どもの薬師寺が出ます。
というのは 庭師の小川勝章さん(12代小川治兵衛)の仕事の取材報道に
薬師寺の庭の工事の様子が取り上げられます。
私もインタビューをうけました。
ドローンによる撮影もしていました。
実際は何分間放映されるのかわかりませんが、
16:20くらいからの放送と聞いています。
時間がありましたら見ておいて下さい。

作庭の様子をじっくりと観させていただきました。



京都府立植物園~フクシアたち~

2011-05-19 | 折々の花~植物園~
春はあっちこっちで、いっぺんにお花たちが咲き始め会いに出かけるのに忙しいわんちゃんです。
G/Wに京都府立植物園に行ってまいりました
すでに、 ハンカチノキ、クマガイソウ などの写真をご覧になっていただきアリガトウです。
植物園の観覧温室の特別展示室で催されたフクシア展
どうもこの時季毎年のように催されてるようです。

今回は野生種30種、園芸品種170種類を展示しています、と説明アリ。
フクシアはメキシコからアルゼンチンにかけてと、ニュージーランド、タヒチに分布するアカバナ科の低木です。


5.06フクシアたちPhotoStory1.wmv


かわいいフクシア(女王様の耳飾り)が沢山展示されていました。

吊り下げられて咲く姿は豪勢です。
よく見ると一つ一つに名札が付いていました、が、長いカタカナの名前。
全部、ひっくるめてフクシア・・・


温室の外の花々にも夢中で写真撮りまくり・・・
5.06京都府立植物園PhotoStory1_2.wmv

アカバナアメリカトチノキ(赤花アメリカ栃の木)トチノキ科
アズマシャクナゲ(東石楠花)ツツジ科
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科
ミヤマヨメナ(深山嫁菜) キク科
ベニバナトチノキ(紅花栃の木)トチノキ科
セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)ツツジ科
サワシバ(沢柴) カバノキ科
サワオグルマ(沢小車)キク科
コンロンソウ(崑崙草) アブラナ科
オドリコソウ(踊子草)シソ科
ヒメフウロ(姫風露) フウロソウ科
クオウセイ(九旺星) サボテン科
オニシバリ( 鬼縛りジンチョウゲ科
カラコギカエデ(鹿子木楓) カエデ科
エビネ(海老根)ラン科

【おまけ】
イワヒゲ(岩髭)ツツジ科


クロユリ(黒百合)ユリ科


「黒百合に耳朶うすき人と知る」河合薫泉。
↑ 道草さんよりいただきました。


ウスユキソウ(薄雪草)キク科


レブンソウ(礼文草) マメ科


リュウキンカ(立金花)キンポウゲ科


チョウジソウ (丁字草) キョウチクトウ科


オモダカ (面高) 別名:ハナグワイ・オモダカ科


エニシダ(金雀枝)マメ科




初夏の嵯峨嵐山~清滝~保津峡

2011-05-16 | やましろ里山の会
初夏のハイキング
目的:新緑の自然を観察・散策しながら、地域の歴史を学びつつ、
   健康の増進・保全と会員の親睦をはかり、気力をリフレッシュします。
   ぜひ誘い合ってご参加ください。(徒歩距離約7km)

誘い合って参加してまいりました。
山の表情がとても良かったです




出発地点はJR嵯峨嵐山駅です。
まずは、渡月橋のそばから嵐山を・・・


そこで、葛野大堰(かどのおおい)と呼ばれている堰(せき)と、秦氏(はたうじ)との関係のお話をしてくださいました。
⇒こちら

初めて聞いて「へぇ~~そうなんや」って改めて堰をじっくり眺めました。

天龍寺~野々宮神社~常寂光寺~落柿舎~二尊院~祇王寺~化野念仏寺~愛宕念仏寺

門前で簡単な説明をしてくれはりました。
拝観はしません、嵯峨野のこの辺りのお寺を順番に拝観してまいりますと結構、拝観料が嵩みますんで・・・









愛宕山登山口を横目で見まして清滝方向へ歩きました

試峠(こころみとうげ)全長800m:トンネル横の道路
清滝隧道(きよたきずいどう)全長500m


峠越えよりもほぼ平坦な隧道歩きを選んだわんちゃんでした。



中は明るくないです、
1車線しかないのでクルマの方では出口付近の信号が重要ポイントみたいです。

縦一列になり、前の人とか後ろの人たちとワイワイ言いながら歩くんで、別にぃ・・・
何が?って?
何でも噂では幽霊が出るって・・・
「今時、幽霊が?京都バスがすれすれに追い抜いてるよね?運転手さんが幽霊を見たとかのお話し聞いてませ~ん」けど。
でも、真夜中に一人で・・・って言われたら・・・どうしよう・・・・・

お昼は川原に下りて大きな岩にてお弁当・・・




保津川下りの船が下の方で見えてます
「お~~い お~~い」って声が出るんですよね、こんな時。
船の方からは滅多に応答がありません、なんでやろ?
やっぱりね、結構、急流で手を振る余裕なしと・・・


その日の歩きの終点はJR保津峡駅

「見しはたゞ」   横瀬夜雨

淀の川瀬の水車
淀の川舟のりもせず
峰の白雲ふみわけて
終に吉野の花も見ず

見しは青葉の嵐山
保津の流に筏して
岸つたひ行く舞姫に
しぶきかけたる川をとこ

↑ 道草さんよりいただきました。

【おまけ】
京都駅のお土産物屋さんの前で






ハンカチノキ、クマガイソウ

2011-05-13 | 折々の花~植物園~
何年か前のこと芦生の森に行ったときのこと、
トロッコが通っていたという線路伝いに歩いていた時のこと
「これはハンカチノキですよ」って教えていただいたこと、思い出しました。
花びらがヒラヒラと白く大きいのが印象的でした
そして、それからしばらくしてパート帰りに畑の向こうにヒラヒラと白いモンが木に・・・
「アレッ!ハンカチノキやわ」自転車を速こぎして近づいてみたら
「うん?モモ?」モモの袋がけ~~~でした。
もう10年以上も前のこと。

ハンカチノキ(ハンカチの木)ミズキ科

植物界のパンダともいわれるハンカチノキが見ごろです。
この植物は、中国の四川省・雲南省の高原に自生し、1869年に、パンダや金絲猴(キンシコウ)を西欧に初めて報告したことでも知られるフランス出身の神父・生物学者アルマン・ダヴィッドが発見しました。
花弁のように見えるのはハナミズキなどと同じ包(包葉)で、これが真っ白なハンカチを揺らしているように見えることから、ハンカチノキと呼ばれます。
当園では、平成4年に植栽し、自生地とは違う環境ながら樹勢維持に努め栽培展示しており、花付きは年によってばらつきがありますが、今年は特に花を多くつけているようです。
【京都府立植物園最新情報の最新記事】




この京都府立植物園最新情報の最新記事を読んでふと気づいたことがありました。
連休に京都府立植物園にお花たちの写真を撮りに行ったとき
ハンカチノキの前で
「ずっと前にね芦生の森でハンカチノキに出合ったことがあったんですよ」って話した時
「おかしいなぁ、ハンカチノキは自生って無いはずやけどねぇ」って、友人が話してはったことを・・・

すぐ、芦生の森の関係者さんにお尋ねしましたわんちゃんです、
「芦生の植物目録にはハンカチノキは載っていません。
もしかしたら他の植物と見間違われたのでしょうか。」と、お返事をいただきました

う~~ん すると?芦生の森でハンカチノキと思ったのは何だったの?かな?
気になるわんちゃんです。


クマガイソウ(熊谷草)ラン科



京都府立植物園で咲いていました
クマガイソウの名前の由来は、花の形を熊谷直実(源平・鎌倉時代の武将)が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられました。
背中に背負って荷物を入れると両手が空くし良いよね、「すると、デイバッグの走り?」と思ったわんちゃんなんですが、
「この母衣(ほろ)は戦の時、背中にまともに矢が射られないという特典も備えているんですよ」って教えていただいたとき、ガッテンと思ったモンでした。
非常に残念なことに森林伐採による生育地の減少や園芸用の採取により自生数は減っており、環境省のレッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されています
ちなみにヤフオクでクマガイソウと検索したらいっぱい載っててビックリのわんちゃんなんですけど・・・




♪ しろ~い はなぁが さい~てたぁ ♪

2011-05-10 | 折々の花

ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科

2011.5.2ほしだ園地

昔から人々の生活と関わりの強い樹木で、古来この材のことを波波迦(ははか)と呼び、材の上面に溝を彫り(和名ウワミズザクラの由来とされます)その材を火の中に入れ、亀の甲羅を焼いて、甲羅のヒビの割れ方により吉凶を占ったりしました(亀甲占い)。


アキグミ(秋茱萸)グミ科

2011.5.6京都府立植物園


アキグミ2010.5.5童仙房

果実は食用となり、果実酒などに利用される。
和名は、秋に果実が熟すことから


オトコヨウゾメ(男莢迷)スイカズラ科

2011.5.6京都府立植物園

関東~九州の山野に自生する落葉低木でガマズミの仲間です。
「莢迷」とはガマズミのことで、頭に「男」と付くのは果実は秋に赤く熟すが不味くて食べられない、染料として使えないの意味だそうです・・
けど、役に立たないモンの頭に「男」が付いているとはねぇ・・・

コバノガマズミ(小葉莢迷)スイカズラ科

2011.5.6京都府立植物園

コバノガマズミ(小葉莢迷)スイカズラ科

2010.5.4童仙房

落葉低木、福島県~九州に分布。各地の山野に生え、高さ2~4m
葉は両面ともに星状毛が生える、と、教えていただいてルーペでその葉っぱを観察して見た、んですけど、確かに・・・これのことかな?と、思ったんですけど・・・


ミヤマガマズミ(深山莢迷) スイカズラ科

2011.5.2ほしだ園地

「深山」とついていますが、山の奥深く行かないと出合えないというワケでもありませんでした。
 ほしだ園地 で出合ったんですよ

ザイフリボク(采振木)バラ科

2011.4.16加茂町西小(にしお)

本州中南部、四国、九州に生育する落葉小高木。
白く細長い花弁をつけた花が采配に似ていることから「采振り木」の名がある。
また果実は熟すると黒紫色になり、食べることができるそうです。


スイカズラ(吸い葛)スイカズラ科

2010.5.29加茂町山田

(吸い葛)
昔は、このお花を口にくわえて甘い蜜を吸っていたそうです、お砂糖など無かったもんで・・・

別名、ニンドウ(忍冬)
葉っぱは冬でも枯れずに寒さに耐え忍ぶというのでこの名がついた。
別名、キンギンカ(金銀花)
一つの枝に初めは白いお花がいっぱいですが、花の盛りが過ぎると黄色いお花も混じってきます、この様子から

吸い葛と忍冬と金銀花
スイカズラは「忍冬」と・・・が好きですの、わんちゃん。


ツリバナ(吊花) ニシキギ科

2011.5.6京都府府立植物園

秋の実は散歩道で出合ったことがあります、パクッと割れて真っ赤な実が見えて数個が吊り下がってました。
お花も実のように吊り下がってます。
あの実にしては、この花は小さいなぁ・・・


マルバアオダモ(丸葉青梻)モクセイ科

2011.5.3京都:嵯峨保津峡
「まっ白なので雄株かな。」と・・・・・


2011.5.2ほしだ園地

ぱっと見、葉っぱは丸いわけじゃないですけど、
幼木の葉の小葉は丸みがあり、「丸葉」の名前がぴったり来るが、大きく成長すると小葉は細長く、先端が尖る傾向が強くなる、と・・・・・
材がたいへんかたく粘りがあるので、プロ野球選手が使うバットの材料として有名です。
「アオダモ」という名前の由来は、枝を折って水につけると水が青く染まることからきています。
樹皮をめくると青い肌が見えます、と樹木図鑑(山と渓谷社)から引用。
(注)マルバアオダモも使われているようですが、主に使われているのはアオダモです。と・・・




ヒメウツギ(姫空木) ユキノシタ科

2011.5.6京都府立植物園

姫とは小さなかわいらしいモノに付けられる名です。
小形のウツギなのでこの名がつけられました、そうです。
ナルホド花の直径1.5㎝ほど。


【白い花の考察】
あのね、そよかぜさん、早春の頃は黄色のお花に目が行きましたが
今の時季、山歩きしてても白いお花によく出合うなぁって思います、けど・・・

Re:そよかぜ
早春の頃に黄色い花が多く、今の時季に白い花が多いということを最初に指摘したのは前川文夫博士でした。
この現象をきっちりと捉えようとすれば、植物の種類数と空間における花の量を区別しなければなりません。
が、簡単に言ってしまうと、花は虫を呼ぶために咲くわけで、樹木の葉の茂らない広々とした空間では黄色がよく目立つし、葉が繁って薄暗い空間では反射率の高い白の方が目立つということなのだと思います。



♪ しろ~い はなぁ~が さい~てた ♪

ハイ 大きな声で歌いましょう

《蛇足》 昭和25年(1950)発表のNHKラジオ歌謡。
岡本敦郎はこの歌で世に知られました。
作詞の寺尾智沙は作曲の田村しげる夫人。 
昭和25年といえば、敗戦時の混乱がようやく収まり、就職や進学のために田舎から東京などの大都市へ出てくる若者が増え始めた時期です。
季節は、中学や高校の卒業式が終わった3月末。
この季節に咲く白い花はいろいろありますが、この歌に歌われているのは、コブシ、ハナミズキ、ニセアカシアなどの木の花だと思われます。
黙って見送る少女の遠景には、白い木の花。
田舎から都会へ出てきた多くの人が、春がくるたびに思い出す光景でしょう。
(二木紘三)


PhotoStory1.wp32009.6.6金剛山白い花特集.wmv

2009.6.6 金剛山

「雨」  伊藤 整 

雨の降る日
私の心は花壇の白い花のように
雨にたたかれて亂れてしまふ。

私は頼るものを知らず
人の心も信じようとはしない。

さびしく荒れた心に眺める
暗い紫の地には 雨が降って降って
いつまでも降り続いていて

そこに夕方の闇がくると
泣いたあとのように悲しくつかれて
私は眠るのだ。

↑ 道草さんよりいただきました。



ハヤブサ

2011-05-07 | 野鳥
4月に歩く会でハイキングに行ったとき大きなレンズのカメラで構えてはる人がいはって
「何を狙ってらっしゃるんですか?」
「ハヤブサでんねん」
「えっ!ハヤブサですか?どこにどこに?」
「あそこの岩の陰でんねん」
「ハヤブサがそこから見えるんですか?」
「いいやね、今ちょうど抱卵中であんまり動きはないですなぁ」

「餌をやるころには親鳥が動き回るから撮れるかな?その頃にいっぺん行ってみましょう」
と、いうことで現場に着くともう、こんなカンジで・・・



「噂によると、12時半ごろにお父さんが帰って来るみたいですよ」
「じゃぁ、あと4~50分ほど待ってみますか?」

「ちょっとお父さん呑気でんなぁサボってるようにも見えますなぁ」
だいぶんと離れた鉄塔の一番上の端にじぃ~っとしたマンマです
双眼鏡で覗いて観るわんちゃんですが「どこに居るの?」みたいな・・・
遠いのでスズメぐらいにしか見えません。

忘れたころに飛び立って頭上を旋回したりします
その度にちょっとしたざわめきとカメラの方向が変わります
「アレ!お母さんが出てきた出てきた、しびれ切らして出てきよったわ」
と、言う間もなく一斉にシャッター音が響きます




双眼鏡を覗くわんちゃんなんですが、レンズの中には空ばっかりが入ってハヤブサはなかなか見れませんのです。
ま、肉眼ではるか上空を旋回するハヤブサを眺めてました。
黒っぽく見えてカラスより大きく見えました。
実はハヤブサはハシボソガラスよりは小さいそうです。
餌としてはハトや小さな鳥たち、小動物等々。
飛んでいる鳥を襲って捕える、これがハヤブサ流・・・
アッ!と言う間なんです、まったくぅ~~
飛翔力って?ひょっとして200~300k/hはあるかも?だ、そうです。
そんなことでハヤブサにカメラを向けることは諦めました
約2時間もの間、双眼鏡で覗いてました
もちろん、その間にお弁当食べたりしましたけど・・・・・

「ハヤブサの写真、撮れなくて残念でしたね。1枚プレゼントします」



アリガトウです。

はるか上空に見える黒っぽいハヤブサしか見てなかったわんちゃんです。
こんなにキレイな模様とは・・・・・

お父さんが捕ってきた獲物を空中でお母さんに渡すシーンが・・・
  こちら  

後で教えていただいたんですが
ハヤブサって自らは巣を作らないそうです、ふつう藁とか土とかせっせと運んで作りますよね、
ところがハヤブサは岩陰とか崖っぷちに卵を産んで抱卵して孵すようです、
時には他の鳥の巣にちゃっかりおじゃましてしまうのもアリとか・・・

ハヤブサは、京都府でも、環境省でも、絶滅が危惧される種に指定されています。 
保護を目指さなければ、絶滅するかも知れないという・・・
そんなこと聞きました。


山野草を食する会

2011-05-04 | やましろ里山の会
京田辺市の木津川にかかる山城大橋のたもとでの山野草を食する会に参加しました。

まず、U先生と子供たちとで・・・野草を摘みに出かけました。
どの野草が食べられるの?
食べられないのは?
摘んできたのをきれいにお掃除して洗って仕分けします


土筆の袴を取るのは子供たち、結構辛抱強く取り組んでましたよ。

ナイロンの袋に野草を入れましてね、名前のシールを貼って名前が見えないように下に向けて置いときま
す。

「皆さんに野草の名前をあててもらいましょう」
散歩の時に顔なじみの野草たちです
レンゲソウ、クコ、スイバ、イタドリ、カラシナ、ワラビ、カラスノエンドウ、ヒメジョオン、ユキノシタ、ツクシ、セリ、ヨモギ、ノビル、ヤブカンゾウ、おまけは大きな生シイタケ
10種類以上もありました。



ノビルの白い丸い根っこは湯がいて酢味噌和え

ヤブカンゾウの新芽も酢味噌和えに・・・
ワラビは灰汁を取っておひたしに
他の野草はすべて天ぷらに・・・
おまけに頂いた大きな生シイタケは焼いてポン酢で
小さなシイタケは天ぷらに
カラスノエンドウの紫のお花がそのまんま、天ぷらのころもに透けて見えてました。
彩よろしく美味。
ユキノシタは裏がエンジ色のが美味しいですね。

七輪で炭火で大きなお鍋で次々に天ぷらを揚げていきます。



たくさんたくさん作ったのに、あっという間にたいらげましたね。


手作りの食器でいただくと、いっそう美味しい・・・



「半採り半残し」  竹内智恵子

山の採り物はなぁ
コゴミ ゼンマイ タラノ芽
ウド ワラビ シドキ シオデ
いっペぇ有っと思っても
みぃんな採っちゃなんねぇ
根こそぎ採りゃ
あとん為にゃなんね
半分採って 半分残し
来年(れえねん)の分に残しとけゃ
それが山の仁義だでゃ
茸だどって
育(おが)り過ぎだんは残しときゃ
そこから 又来年の茸が出る
欲張って
我ばかり いっペぇ採っても
その年だけの背カゴ大尽
マツフサ コタワ マタタビ
山ブドウ 山リンゴ
みぃんな そぅだでゃ
ちいっとでも残しときゃ
山のケモノや鳥達が
冬場のエサ
あっちゃ こっちゃの山で糞をすりゃ
そこから 叉木が育つ
山の採り物は
山ん神の恵みだで
山さ住む みんなのもの
半採り 半残しが仁義だゃ

↑ 道草さんからいただきました。

ニリンソウ(二輪草)キンポウゲ科⑲

2011-05-01 | わんちゃんのガン最前線体験レポート
2009年5月2日この日はわんちゃんにとって「ニリンソウ記念日」です

2008年の秋のこと
「肺がんの疑いがあります・・・ので精密検査をお奨めします」
「えっ?ウソですよね?この年まで喫煙経験ゼロなんですよ、変な咳もないです、痰が絡んだりもしてません」

ある日友人から次のようなメールが届きました。
「今は歳をとれば多くの人がガンにかかっている時代、そんなに心配する事はないですからね。
それよりも心配しすぎる事の方が体に良くないですから。
日々体の中ではたくさんのがん細胞が作られ、そのほとんどが免疫の力で消されています。
とにかく普段から体の免疫力を高めておくことが大切ですが、そのためには笑うこと。
最近の研究では、笑うことが免疫活性を高め、クヨクヨは免疫活性を低下させることがはっきり出ています。
いつもの調子で明るく元気でいきましょう!!」

でもぉ~~、やっぱりね、大きな病気一つもしたことなかったわんちゃんです。
いきなり肺がんのような怪しい影がチラチラ見える・・・と言われれば動揺せずにはおられません・・・
そんな時、
「クヨクヨは大敵、いつもの調子で明るく元気に!!」
うれしかったですね・・・
そうは言いましてもね、肺がんの手術前、気持ちがド~ンと落ち込んでいた時がありました。
早期発見早期治療でダイジョウブ!と頭で思っていても、やっぱり癌ですキモチは揺らぎます。
癌が手術で摘出できたとしても、もし抗がん剤治療があったりしたら・・・とか、心配ごとは山ほどあります。
そんな時「金剛山が庭」のような友人が
「金剛山が一番美しい5月に一緒に行きましょう、それまでにゆっくり体力作りに取り組めばダイジョウブ」

金剛山行きに向けて約半年かけて体力作りに励みましたね、
退院してウチに帰ってきたときに、
「横になってばっかりはダメですよ、座ること、軽い体操を日常の中に頻繁に取り入れてみては?」
とのアドバイスをいただいて、コロとの散歩と軽い体操をセットにしてとか、散歩道の階段を利用して、とか・・・

ちょっとせっかちになって途中で肺炎になり入院したこともあったりしましたが・・・・・
頑張った結果として2009年5月2日に金剛山の頂上に立つことが出来ました。
その日、金剛山カトラ谷でニリンソウに初めて出合ったんです

 金剛山のニリンソウはこちら    

そして、ウチから車で20分ほどの木津川河川敷の竹藪でニリンソウに出合いました


竹藪の木漏れ日の中でニリンソウはそれはそれは可愛い姿を見せてくれました。








「一花は妹のをさなさ二輪草」堀口星眠。
↑道草さんよりいただきました。



明日は5月2日「ニリンソウ記念日」



【おまけ】
川中美幸 - 二輪草

カラオケ仲間でこの曲をおはこ(十八番)にしてはる方いはりますよ~~