『グッバイ、レーニン!』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0002VL6PU&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
やっと観て来ました。公開終了直前。とりあえず観れて満足。
面白かったですよ。うん。
実はドイツ映画と云うのは日本国内では年間にほんの数本しか公開されてなくて、こうしてロングランで公開されるのも非常に稀なのです。逆に云えばそれなりの完成度と評価が保証された作品だけが、日本で観ることが出来る。
ぐりは結構ドイツ映画って好きです。適度にドライで、適度にホットで、テーマが普遍的。奇を衒ったストーリーテリングはないかもしれない、ゾクゾクするほどエロティックだったりアクションが凄かったり最先端技術をウリにしたりもしない、目のさめるような美女や腰を抜かすような色男も出て来ないかもしれない。でもちゃんと面白い。笑って、泣けて、ちゃんと感動出来て、ちょっと考えさせられる。
至って健全な映画。それがぐりが持つ「ドイツ映画」のイメージです。
この『グッバイ、レーニン!』は基本はホームコメディーです。社会主義、冷戦と云う社会制度に分断され、あるいは団結する一家の奮闘ぶりは傍目には滑稽だけどちょっと悲しくて、人々の記憶から忘れ去られようとしているひとつの時代の悲哀をふつふつと思いおこさせる。
アレックスは最初お母さんのために幻となってしまった“東ドイツ”を蘇らせようと画策するけど、その姿には現在の物質至上主義への穏やかなアンチテーゼも見てとれます。資本主義はお金で何でも出来る、民主主義は自由だ、けどそれだけでいいの?もっと大事なことだってある筈でしょ?盲滅法に頑張るアレックスの声なき声が、観客の心にそんな普遍的な疑問を投げかけて来る。
観る人によって全然違う見え方になる物語かもしれません。
ぐりは楽しかった。ラストの花火、綺麗でした。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0002VL6PU&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
やっと観て来ました。公開終了直前。とりあえず観れて満足。
面白かったですよ。うん。
実はドイツ映画と云うのは日本国内では年間にほんの数本しか公開されてなくて、こうしてロングランで公開されるのも非常に稀なのです。逆に云えばそれなりの完成度と評価が保証された作品だけが、日本で観ることが出来る。
ぐりは結構ドイツ映画って好きです。適度にドライで、適度にホットで、テーマが普遍的。奇を衒ったストーリーテリングはないかもしれない、ゾクゾクするほどエロティックだったりアクションが凄かったり最先端技術をウリにしたりもしない、目のさめるような美女や腰を抜かすような色男も出て来ないかもしれない。でもちゃんと面白い。笑って、泣けて、ちゃんと感動出来て、ちょっと考えさせられる。
至って健全な映画。それがぐりが持つ「ドイツ映画」のイメージです。
この『グッバイ、レーニン!』は基本はホームコメディーです。社会主義、冷戦と云う社会制度に分断され、あるいは団結する一家の奮闘ぶりは傍目には滑稽だけどちょっと悲しくて、人々の記憶から忘れ去られようとしているひとつの時代の悲哀をふつふつと思いおこさせる。
アレックスは最初お母さんのために幻となってしまった“東ドイツ”を蘇らせようと画策するけど、その姿には現在の物質至上主義への穏やかなアンチテーゼも見てとれます。資本主義はお金で何でも出来る、民主主義は自由だ、けどそれだけでいいの?もっと大事なことだってある筈でしょ?盲滅法に頑張るアレックスの声なき声が、観客の心にそんな普遍的な疑問を投げかけて来る。
観る人によって全然違う見え方になる物語かもしれません。
ぐりは楽しかった。ラストの花火、綺麗でした。