『スイミング・プール』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0001X9D5O&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
イギリスの女流作家サラ(シャーロット・ランプリング)は編集者ジョン(チャールズ・ダンス)の薦めで彼の所有する南仏の別荘を訪れるが、不意に現れたジョンの娘ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)に平和な執筆活動を乱される。初めは夜な夜な別の男を別荘にひっぱりこんではセックスに耽るふしだらな彼女を疎んじるサラだが、やがてミステリアスで奔放な美少女に心惹かれるようになり・・・というエロティック・サスペンス。
こないだ観た『ぼくを葬る』のフランソワ・オゾンの旧作。公開当時も観よっかな?と思ってたんだけど気づいたら終わってたんだよね(爆)。おもしろかったです。『ぼくを〜』は死という重いテーマを扱ってるけど、これはごくごく軽い娯楽映画。普通に楽しめました。とくにオチがいいです。思わずにやりとさせられる、なかなか知的なエンターテインメント作品。観ないと損するってほどではないけどね。とりあえず出演者のほとんど全員がぽんぽんぽんぽん脱いでくれるのは気持ちいいよ(爆)。そういうのがお好みの方には是非ともオススメです。もちろんぐりだって大好きです。ええ。
というか脱ぎたくなるのはわかりますよ。全然、すっごくわかる。
静かな田舎のこざっぱりした別荘、真っ青なプール、さんさんとふりそそぐ太陽、緑をゆするさわやかな風、じわじわと身を焦がす欲望、ぴりっとした好奇心。雨のそぼ降る薄暗いロンドンから来た人間にとってはぶっちゃけちゃうのに充分な舞台装置でしょう。
しかしオゾンは女ってものをまったくよく知ってます。知ったかぶって型にはめたような女性像でもないし、理想化されデフォルメされた女性像でもないし、嫌味にならない程度にリアルでちゃんと映画的な女性像。ウマイです。ストーリーとしてはいくぶんゆるいというか強引な部分もないこともないけど、サラとジュリーの人物造形だけでも結構観せます。なかには観て怒る人もいるだろうけど(当然いるだろう)、ぐりはそういうギリギリのラインの遊びは好きな方です。
女性に限らずひとりで働いている人間にとっては、サラは現実世界を、ジュリーはモラトリアムという幻想世界を象徴するキャラクターとしてとらえれば非常に入りこみやすい構図になっている。日常を離れた場所でも本来の生活リズムを乱すことができず仕事で頭がいっぱいのサラ、男遊びと酒とマリファナとおいしいもののことしか考えていないジュリー。誰もがジュリーのような生き方をまぶしく思う。だが結局大抵の人間はそれだけでは生きられないことも知っている。人生は日常の上に成り立っていて、若さという幻想は一時の夢、人生のほんの一部分を飾るアクセサリーのようなものでしかないからだ。そんな捉え方はさみしいだろうか。
それでもときにはそうした“飾り”が絶好の刺激を与えてくれることもある。都合のいいときにはホントに絶好なんだけど。
欲をいえばサラがダサすぎたのがややキツかったかも(笑)。あれではシャーロット・ランプリングがカワイソーですぅ。いかに地味で暗い中年女性といえども、もーちょっとオシャレにしたってもよかったのでは。逆にリュディヴィーヌ・サニエはすっごくかわいい。てゆーかカラダがスゴイ(爆)。手脚がすらーっとしてておっぱいとおしりがぷりぷりんとしてて、もうモロにおいしそー!なんだよね。ベビーフェイスも愛くるしい・・・ったって撮影当時既に22歳くらいだったそーですが。まあそうだよね。
観てて「やっぱ小説家っていい職業だなあ」としみじみ思い。ノートパソコンひとつでどこでだって仕事できるもんね。いいなあ。実はぐりも子どもの頃は作家になりたかったりしてね。そんな夢も思いだしましたです。
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イギリスの女流作家サラ(シャーロット・ランプリング)は編集者ジョン(チャールズ・ダンス)の薦めで彼の所有する南仏の別荘を訪れるが、不意に現れたジョンの娘ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)に平和な執筆活動を乱される。初めは夜な夜な別の男を別荘にひっぱりこんではセックスに耽るふしだらな彼女を疎んじるサラだが、やがてミステリアスで奔放な美少女に心惹かれるようになり・・・というエロティック・サスペンス。
こないだ観た『ぼくを葬る』のフランソワ・オゾンの旧作。公開当時も観よっかな?と思ってたんだけど気づいたら終わってたんだよね(爆)。おもしろかったです。『ぼくを〜』は死という重いテーマを扱ってるけど、これはごくごく軽い娯楽映画。普通に楽しめました。とくにオチがいいです。思わずにやりとさせられる、なかなか知的なエンターテインメント作品。観ないと損するってほどではないけどね。とりあえず出演者のほとんど全員がぽんぽんぽんぽん脱いでくれるのは気持ちいいよ(爆)。そういうのがお好みの方には是非ともオススメです。もちろんぐりだって大好きです。ええ。
というか脱ぎたくなるのはわかりますよ。全然、すっごくわかる。
静かな田舎のこざっぱりした別荘、真っ青なプール、さんさんとふりそそぐ太陽、緑をゆするさわやかな風、じわじわと身を焦がす欲望、ぴりっとした好奇心。雨のそぼ降る薄暗いロンドンから来た人間にとってはぶっちゃけちゃうのに充分な舞台装置でしょう。
しかしオゾンは女ってものをまったくよく知ってます。知ったかぶって型にはめたような女性像でもないし、理想化されデフォルメされた女性像でもないし、嫌味にならない程度にリアルでちゃんと映画的な女性像。ウマイです。ストーリーとしてはいくぶんゆるいというか強引な部分もないこともないけど、サラとジュリーの人物造形だけでも結構観せます。なかには観て怒る人もいるだろうけど(当然いるだろう)、ぐりはそういうギリギリのラインの遊びは好きな方です。
女性に限らずひとりで働いている人間にとっては、サラは現実世界を、ジュリーはモラトリアムという幻想世界を象徴するキャラクターとしてとらえれば非常に入りこみやすい構図になっている。日常を離れた場所でも本来の生活リズムを乱すことができず仕事で頭がいっぱいのサラ、男遊びと酒とマリファナとおいしいもののことしか考えていないジュリー。誰もがジュリーのような生き方をまぶしく思う。だが結局大抵の人間はそれだけでは生きられないことも知っている。人生は日常の上に成り立っていて、若さという幻想は一時の夢、人生のほんの一部分を飾るアクセサリーのようなものでしかないからだ。そんな捉え方はさみしいだろうか。
それでもときにはそうした“飾り”が絶好の刺激を与えてくれることもある。都合のいいときにはホントに絶好なんだけど。
欲をいえばサラがダサすぎたのがややキツかったかも(笑)。あれではシャーロット・ランプリングがカワイソーですぅ。いかに地味で暗い中年女性といえども、もーちょっとオシャレにしたってもよかったのでは。逆にリュディヴィーヌ・サニエはすっごくかわいい。てゆーかカラダがスゴイ(爆)。手脚がすらーっとしてておっぱいとおしりがぷりぷりんとしてて、もうモロにおいしそー!なんだよね。ベビーフェイスも愛くるしい・・・ったって撮影当時既に22歳くらいだったそーですが。まあそうだよね。
観てて「やっぱ小説家っていい職業だなあ」としみじみ思い。ノートパソコンひとつでどこでだって仕事できるもんね。いいなあ。実はぐりも子どもの頃は作家になりたかったりしてね。そんな夢も思いだしましたです。