ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ラップ (WRAP)

2013年10月20日 | 易行難行修行
「清州会議」、「サクラサク」、そして、「天心」。

我が家の近所の方の話によると、一昨日、映画関係者の沢山の方々が、近所をゾロゾロと歩いていたとのことでした。

昨日の地元の新聞を見開くと・・成程!

まずは、来月9日公開の映画「清州会議」の原作、脚本、監督をした三谷幸喜さんが、わざわざ「北の庄・柴田神社」に参り、ヒット祈願をしていたとのこと。

もうひとつは、来年4月公開予定の「サクラサク」の舞台が福井になっており、ロケ真っ最中で、監督の田中光敏さん、俳優の緒方直人さん、藤竜也さん、南果歩さん等々を見たとか・・。

さらに、近日公開の映画「天心」の監督、出演者の方も、来られていたようです。

ほんとうだ・・福井が絡んでいます。

この頃の映画制作も大変です。

まずは、資金集め、資金繰りです。

そして、興行収入・・即ち、一人でも多くの方に観て欲しいというヒット祈願、話題作り・・三谷さんも必死、真剣です。

「金をかけるだけが、いい映画ではありません」

いいアート人生とは・・?

WRAP(ラップ)・・ウエルネス(健康)、リカバリー(回復)、アクッション(行動)、プラン(計画)だとか。

元気を保つ自己管理法だそうです。

元気がないとね!

喝。

2013年05月22日 | 易行難行修行
今日の午前中、眼科医へ診察していただきました。

右目が強膜炎になってから、半年になります。

強膜炎になる原因は、不明だとか・・?!

今は、左目が痛いのです。

頭の毛をなでるだけでも、頭皮が痛くなるのです。

・・自分なりに考えてもみました。

ウィルス性ではないとしたら、アレルギー性なのでは?

金属アレルギーかなと思いながら、チタン製の眼鏡を、セルロイド製の眼鏡に変えても無駄でした。

持病の心臓用に飲んでいる薬の副作用ではないかと調べてもみましたが、医師は、そのような症例は無いと言います。

体内の何かの原因・・?!で、強膜炎になるとかと、おしゃっていました。

心臓発作を起こして一度助かった命ですから、別に大した恐怖心は無いです。

でも、「目が継続的に痛くなる」というのは、想定外です。

目に見えぬ敵が、自分の中に居るようです。

今夜のNHKテレビ番組「ためしてガッテン」で、脳卒中予防を、FASTという用語で説明していました。

Face, Arm, Speech, Time・・興味深いものでした。

手のひらを上に、両腕を伸ばして、「今日も、イイ天気だ。ココロも、晴れ晴れ」と囁くとよいみたいです。

何だか・・小生も自分の病と闘って、喝。

治るような気がしてきました。

日本曹洞第二道場

2013年04月20日 | 易行難行修行

今日は、百島の曹洞宗西林寺を思い浮かべながら、曹洞宗に関して書いています。

ひたすら座禅に打ち込むこと、只管打坐(しかんただ)が、仏行であり達磨の道であるとのこと。

その黙照禅を、中国から日本に持ち込んだのが曹洞宗の祖(高祖)である道元禅師なのです。

何故、道元禅師が、世界で注目されるのか?

道元禅師が著した「正法眼蔵」・・欧米の哲学にも影響を与え、日本が生んだ最高の哲学書だとの評価があるからです。

その系譜が、狐雲懐奘、螢山(太祖)、良寛等々へと続きます。

曹洞宗には、一仏両祖として、大本山が二つあります。

・・その歴史的な経緯や詳細は、省きます。

1.道元禅師を高祖とする・・福井にある永平寺です。

  系列の学校法人は、駒澤大学、東北福祉大学等。

2.瑩山禅師を太祖とする・・横浜にある総持寺です。(明治時代に石川県から神奈川県へ移転)

  瑩山禅師は、越前(福井)の国に生まれて、八歳で永平寺に入り、曹洞宗が発展する基礎を築いた人物です。

  系列の学校法人は、愛知学院大学、鶴見大学等。

  (故石原裕次郎氏の菩提寺でもあります。)

曹洞宗を企業組織に例えるならば、永平寺は本家本店、総持寺は本社機能という組織図になります。

現在、曹洞宗に所属する寺院所は、約一万程度とか・・?

身近な寺では、百島の西林寺、尾道にもある全国の天寧寺かな・・。

その他、全国的にも著名な曹洞宗の寺院として、恐山の菩提寺、とげぬき地蔵の高岩寺、東京の青松寺と忠臣蔵の泉岳寺、伊豆の修禅寺、京都の詩仙堂・・等々。

・・集客力抜群の支店、出張所みたいな気もします。

・・さて、話をタイトル名の「日本曹洞第二道場」に戻します。

何故、最初に日本という言葉がつくのかと言えば、もともと曹洞宗は、中国の禅宗五家のひとつだからです。

禅宗といえば、臨済宗があります・・中国から栄西が伝え、一休、白隠、沢庵、無学祖元、夢窓疎石と云った名僧を輩出しています。

今日は、奥越の大野市郊外にある宝慶寺に参りました。



こんな道が延々と続き、4~5キロ先に、宝慶寺に辿り着きます。(標高500M)

大野は、同じく奥越の勝山と違って、行けば行くほどに、味わいのある町並です。

個人的にも、大好きな町、大野です。

奥越の小京都とも呼ばれて、さまざまな宗派の寺院も多い大野ですが、宝慶寺は、別格のような存在感があります。

・・古刹、宝慶寺。





その起源は、700年前に遡ります。



宝慶寺は今から約700年前、寂円禅師によって開かれた。開山寂円禅師は、中国宋朝の人であり、明州慶元府の太白山天童景徳寺で、日本から入宋した道元禅師「日本曹洞宗永平寺の開山」とともに、如浄禅師のもとで参学を続けられた。その後、安貞2年「1228」さきに帰朝した道元禅師を慕って来朝し。常に随侍した。道元禅師ご遷化の後、弘長元年「1261」この銀杏峰の麓に入り、石上に座禅すること18年。たまたまこの山奥に遊猟した下野守藤原氏と出会った事で、今日の宝慶寺があります。
(大野観光協会HPより)

宝慶寺への参拝・・日本曹洞第二道場としての曹洞宗の起源だけでなく、日本の仏教界、社会全体の未来をも考えさせられた道程でした。



かつては、この界隈は、宝慶寺の門前村が存在したのです。

僕の知り合いに、この門前村出身の方がいて、昔話も教えていただくことがあります。

豪雪地帯ゆえの過疎、限界集落・・そして、昭和38年の大豪雪で、廃村が決定的になりました。

今では、この地域には、檀家も無ければ、誰も暮らしていないのです。

宝慶寺だけが、この山中に残り、孤立無援の状態になったのです。

宝慶寺しか存在しない宝慶寺という名の集落なのです。

当時、地元出身の代議士福田一氏から、宝慶寺の運営維持管理について、観光客を呼ぶための施設を増やしたらどうかという助言もあったそうです。

その時の住職の言い放った言葉が、重いです。

「宝慶寺は、修行の寺です。観光客を呼んでは、修行の妨げになります」

「宝慶寺は、葬式寺でなく、祈祷寺でなく、観光寺でもない。一途に修行を以って立っていく寺なのです」

そして、宝慶寺が生き残るための坐禅と托鉢による生活・・それが開祖寂円の教えです。

今では、年間140万人近い観光客で賑わう第一道場の永平寺を避けて、この宝慶寺を選んで修行する雲水もいます。

海外からの外国人の雲水もいます。

よいお寺と巡り会えました。

感謝、合掌。


雲水と歳徳大善神

2013年04月13日 | 易行難行修行

弁天桜を観た帰り、老梅山 吉峰寺(吉峰禅寺)に立ち寄って参りました。

ここ吉峰寺は、道元禅師が、大佛寺(永平寺)を開かれるまで居住した開坐禅道場です。

道元禅師が「正法眼蔵」の始りから三分の一ぐらいを書きあげた地でもあります。



山の中の奥にある小さな名刹です。



雲水(修行僧)の方が一時間ほど案内してくださり、四方山話で盛り上がりました。

昨日、テレビクルーの取材があって、来月5月10日(金)夜8時から、BS11「とことん紀行 福井・永平寺編」で放送予定になっています。

僕を案内をしてくださった雲水の方は、社会人としての勤め人を経験をしたあと、仏門に入ったようです。

だから、ずっと若い雲水の皆さんよりも、お話の間が、整っていました。

彼は、一年中、裸足で過ごしています。

彼は、今朝の淡路島での地震も知りません。

彼は、勿論、昨今の北朝鮮のミサイル発射騒動も知りません。

彼は、テレビもラジオも新聞も無い生活をしているのです。

勿論、パソコンも携帯もスマホもありません。

訊き及ぶと、食事も質素極まります。

遠く県外の御家族には、手紙を書くようです。

今の時代に・・凄い生活、否、修行生活です。

でも、現在の日本の首相は、安倍さんだということは知っておりました。

時々、モノを包んだ古い新聞紙を読む機会があるそうです・・その時、世間のニュースを知るようです。

「僕も、仏教を通信教育で学んでいます」と言うと、喜んだ顔をしていました。

道元禅師が、座禅を組んでいたと伝わる座禅石です。



道元禅師が、この吉峰寺から永平寺まで、何度も歩いたという細い山道(祖跡コース 約7.5KM)の入口です。

今朝も、若い女性が独り、ハイキング気分で永平寺へと向かったとのこと。

独りではなくて、何人かで歩きたいかな・・。



裏手から眺めた吉峰寺法堂です。

百島の西林寺と雰囲気が似ています。

よく判らないけど、桃山文化の建物に似せているような、違うような・・?



坐禅を組み、経を唱え、掃除も、すべてが修行となる曹洞宗道元禅師の教えです。

帰り際に、案内していただいた雲水の方に、福井の良さを伝えて、「修行時の幸せな時」を尋ねてみました。

「寝入る時」が、彼の答えでした。

・・僕なりの禅問答です。

毎朝の目覚めに感謝、合掌です。



雲水とは、行雲流水の「行く雲、流れる水」のように、執着のない自由な禅の境地を得ることだと言います。

境内に、道元禅師直筆と伝えられる「歳徳大善神」の御札が舞うような桜が、咲いていました。


恵み二首

2013年02月23日 | 易行難行修行
神主さんによれば、研修会で一堂に会して食事をする際は、次の二首短歌を唱和するとのこと。

食前感謝のいただきます。

たなつもの 百(もも)の木草も 天照す 日の大神の 恵み得てこそ

食後感謝のごちそうまでした。

朝宵(あさ夕)に 物食う毎に 豊受けの 神の恵みを 思え世の人

~出典:本居宣長「玉鉾百首」~

三宝感覚

2013年02月07日 | 易行難行修行
心臓の調子がヘンだと思っていると・・

今日の福井地方、春一番の風が吹きました。

なのに、明日は、吹雪くそうです。

昨日は、大学から来年度の学費に関する通知が届きました。

今日の午後は、テキストを読みながら、来年度の4月からの学習計画を立てていました。

「お金儲け」にもならない計画は、どこかで真剣さが足りないのかもしれません。

もう、かなり進捗状況が遅れて、単位修得が難しい科目が多くあるので大変な状況になりつつあります。

そうは言うものの・・この歳で学生になると、面白い話やら誘い話も頂戴します。

今夜のNHKのテレビ番組クローズアップ現代「協同労働 ~働くみんなが経営者~」。

同じようなことを考える人が多いのです。

「福祉分野でビジネスを一緒にしませんか?」という御誘いを受けています。

仕事で、いちばん楽しくなるのは、経営者感覚です。

勿論、楽しいと同じぐらい、ツライ、シンドイ人生ですが、人間としての真価を問われます。

「人間の真価は、見ていないところでの行動で決まる」とよく言われます。

ホントウにそのように実感します。

人生で、いちばん楽しくなるのは、三宝感覚です。

天に、日・月・星の三宝。

地に、火・水・風の三宝。

人に、精・氣・神の三宝。

しごき帯

2013年02月02日 | 易行難行修行
小学校一年生の時、黒板の前に立たされて、柔道で黒帯だった担任の女性先生から平手で往復ビンタを受けたことがあります。

体罰、イジメ、暴力なんて、いくらでもあった時代でした。

でも、やり返せなかったなぁ。

やり返すと、親が悲しむでしょう。

「ならぬことは、ならぬ」の少年時代でした。

でも、海外からの視点で考えれば、男子の柔道監督が、女子柔道選手を殴って鍛えるというシーンは、野蛮かつ乱暴な島国に映ります。

何が、お家芸日本・・クールなメイド イン ジャパンなのでしょうか?

その一方で、心洗われる教えも、日本の美しい原風景もあります。

和服の着物もそうです。

和食もそうです。

世界中から食糧を輸入するニッポンです。

いのちを支えてくれるものが食であり、食卓の時間、光の中に立ち上る香りや湯気に想いが及びます。

動物も植物も・・それぞれが持ついのちを犠牲にして支えられています。

その他者のいのちを傷める、痛める、傷めなければ生きていけない者の痛みの言葉が「いただきます」です。

イタダキマス イズ ア ワンダフル フレーズ (C.W.二コル)

朝に感謝。

2013年01月15日 | 易行難行修行
昨日、見学に行った障害者施設は、充実した立派な施設でした。

温水プールもありました!

横浜の「朋」、滋賀の「びわこ」、東京府中の「?」、それに広島の「もみじ」・・そういった日本の先進的な取り組みを行う障害者支援団体と互角をなすとのこと。

昨日は、成人の日。

二十歳となる障害者の親御さんたちの気持ちは、どうなのかな?

元気な若者は、こんな大きな施設で働きたいのかな?

日本全体で、どれくらいのお金があれば、幸せな国になるのかな?

みんな、歳をとり、老いてゆけば、障害者になる。

・・アレコレといろんなことを考えた昨日一日でした。

昨日今日に感謝。

水神さま。

2013年01月10日 | 易行難行修行
大学生の頃、百島に帰省中だった真冬の冷たい深夜の思い出です。

保ちゃんのところで、同級生と一緒に酒を飲んで、真夜中に一人で帰宅したことがありました。

いつもなら、泊って帰るのですが、翌日、何かの用事でもあったのでしょう。

泊道の峠をトボトボと歩いて、帰宅しました。

真夜中の2時ぐらいだったはずです。

横着をして、家の中に入らず、外の井戸に向かいました。

喉が渇いて、井戸にある水道栓蛇口から水を飲もうと思ったのです。

でも、水道管が凍っていたのか、栓を全開にしても、水がでてこないのです。

・・水神さまは、時々、突拍子もない現われ方をなさるものです。

その時、自分の体重が、水道管の蛇口にのしかかったのでしょう。

「バキィ」という鋭い音がして、蛇口がくびから折れたのです。

すると、真冬の冷たい水が大量に勢いよく噴水のように上がりました。

そして、その冷水を頭から全身に被ってしまったのです。

真夜中に、思わず「ぎゃぁー」と大きな悲鳴をあげてしまいました。

水は、噴き出したままです。

酔いもいっぺんで醒めたような酷寒地獄と緊急事態です。

家の中で、寝ている親父に助けを求めました。

また、怒られると思いましたが・・

手際よく、どこかの捩子を回して、水を止めて、タオルを渡してくれました。

「早く寝ろ」の一言でした。

翌朝、眼が醒めた頃には、我が家の井戸の水道栓蛇口は、既に治っていました。

ゴミひとつ落ちていても、気になる父でした。

机の引き出しの中まで、まっすぐに整理整頓、片付いていないと気に入らない父でした。

今日、1月10日は、父の誕生日です。

明日、1月11日は、父の命日です。

水神さまは、泊墓地にも鎮座されて居られます。

ご近所の京泉さんが、泊墓地の水汲み場のポンプを検診されたとのこと。

有難い話です。



右から二番目の水道栓蛇口は、生前の父が、取り換えたものです。

こういう・・ちょっとした修理・修繕が出来ることは、素晴らしいと思うような年齢となりました。

・・水道栓蛇口に纏わる思い出話でした。

合掌。

呼び水

2013年01月04日 | 易行難行修行
昨日、百島での短い滞在時間でしたが、その間に摩訶不思議な知恵、体験を授かりました。

泊にある御先祖様のお墓参りにも行きました。

水汲み場所に行きました。



すると、こんな張り紙がありました。



そう、水道菅が凍っていて、使えないのです。

だから、水押しポンプを使いました。



一生懸命、押してみました・・。

が、押しても押しても・・水が出てこないのです。

そこへ、お年寄りが現れたのです。

「この呼び水を使いなさい・・少し水を入れるんよ」

そう言えば・・昔、こんな同じようなことあったような記憶もあります。

水を出すのに、「呼び水」を使うのです。

少し、その「呼び水」をポンプに入れると、摩訶不思議です。

押せば、簡単に、水が出てくるのです。

この世の人生にも商売にも・・呼び水は、必要なのでしょう。

実感です。

行き帰り、桟橋で保ちゃんと会う。

トシとも会った。

「呼び水」は、家族や友人との元気を出す源となるかもしれません。

感謝。

サヨナラだけが人生だ。

2012年10月31日 | 易行難行修行
80歳の石原慎太郎さん、都知事を辞任して国政へ。

80歳の三浦雄一郎さん、エベレストへ再挑戦。

81歳の高倉健さん、まだまだ現役スター。

かつて一世を風靡した藤本義一さん・・79歳で逝く。

東の井上ひさし、西の藤本義一・・と言われた若き頃の文才と文芸賞金稼ぎ。

古き関西を代表する文化人として、明石屋さんま、島田紳助、ダウンタウン(松本人志)等の若い芸人を酷評して、彼らを敵に回した藤本義一さん。

あなたの日本社会への批判とユーモア・・石原さんよりも辛辣なテーゼを、もっと聞いてみたかったです。

「サヨナラだけが人生だ」という言葉を思い出します。

心よりご冥福をお祈り致します。

合掌。

流行目

2012年10月29日 | 易行難行修行
今朝は、やっぱり右目が痛いので、眼科に行って診てもらいました。

目ヤニもありません。

ただ、なぜか痛いのです。

先生は、「はやり目」の手前ではないかとか?

はやり目の正式名は、流行性角結膜炎。

ウィルスが見つからないので、これから「はやり目」になるのではないかという意味です。

目もクシャミをするのかな?

まるで、・・?です。

予防接種のようなもの?

昨日、休日急患センターで頂いた点眼薬よりも強いものを頂いて点眼しています。

午後から、奥越の大野市和泉界隈まで出かけて参りました。

山間風景は、紅葉一色でした。

でも、何故か写真を撮る気分になりませんでした。

「流行目」のせいでしょうか。

周りの目ばかりに気を取られて、

流れに身を任せるのは仕方ありません。

でも、流されないように気をつけます。

オールド・フレンド

2012年10月28日 | 易行難行修行
一昨日の夜から、右目に違和感があり、今朝になって痛みがでてきました。

今日は、日曜日なので眼科は休み。

休日急患センターに行って診ていただきました。

アレルギー性の症状なのか?

夕方、お薬を飲んで、眠くなるはずなのに・・

一向に眠くなりません。

午後に観た大滝秀治さんを悼むNHKのアーカイブ作品・・。

1991年制作の「オールド・フレンド」というテレビドラマ。

出演者の皆さん・・若かった!

大滝さんの演技もいいけど、共演していた故松村達雄さんの演技もヨカッタ!

昔、近所に居た・・「くにオッサン」を思い出しました。

父と同年代で、よく家にも遊びに来ていました。

「頭を上げて、目をキラキラさせて、胸を張り、背筋を伸ばせ。それだけで、大きな財産になる!」

オールド・フレンド・・老いた友ではなく、古くからの智者の言葉です。

幸せ上機嫌

2012年10月20日 | 易行難行修行
今年は、予定がどんどんと狂い始めて、まもなく年末です。

11月に、故郷へ帰省の予定です。

懐かしい同級生たちと会う予定にもなっています。

体調も整えなければ・・

以前、たまたま観ていたテレビショッピングで、足幅を広げたり狭くしたり、そんな健康器具がありました。

それを、買いました。



早速、試してみました。

今、筋肉痛です。

歯も痛くなりました。

体重は、軽くなりません。

でも、今の時代・・デブは、幸せ者です。

考えてみてください。

飢餓との戦いでもあった戦時中や終戦直後の時代に、デブはいなかったはずです、

今日は、頭髪の日だとか。

江戸時代のちょん髷の結い方の起源・・あれは、ハゲを隠すためのヘアスタイルだったのでは?

身内から、デブでハゲになったと言われる日々です。

でも、自分を変える必要はありません。

気分を変えるだけで、上機嫌になります。

~ 山のあなたになほ遠く 幸い住むと人のいふ。(海潮音)~

大丈夫な道具

2012年10月15日 | 易行難行修行
のんびりと過ごしています。

なんとか・・起きています。

さて、方言というのは、むかしむかし、京の都から京言葉が一年一年・・約1キロづつ地方に伝播したという説があります。

昔の日本には、キロ単位の距離感覚はないですから、おそらく一里百里という距離感覚で、もっと素早く広がったのではないかと思います。

また、日本語という言葉は、仏教用語を故郷にするものが多くあります。

たとえば、「道具」です。

これは、衣類から派生した「仏道之具」に由来するものです。

身を守るための衣服は、「仏道之具」の道具です。

そして、心を守るために、心に着せる衣服もあります。

それが、仏道としての方法「道具」となります。

困難にくじけないのが、忍受。

勇気や努力を意味するのが、精進。

自己の未熟さを恥じらい前進の糧となるのを、慚愧。

つまりは、人間は、我慢と努力と根性があれば、人生何百回と転んでも、丈夫にできている衣類を纏っているということになります。

「起きあがる」

それが、大丈夫という道具です。