ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

黙祷

2024年06月24日 | 空木宝剣

沖縄全戦没者慰霊の日

悼霊花  摩文仁の丘の    誓いかな

1945年6月23日(土)。

戦死者24万人余。

沖縄県民の4人に1人が亡くなったという玉砕戦終焉の日。

あれから、79年の歳月を経て、現在2024年6月23日(日)。

21世紀となり、24年間。

四半期近くというに世界の戦火は、未だ絶えない。

我が日本は、戦争を知る世代と、戦争を知らない世代との端境期。

知らない世代が、いつか来た道に迷い込まぬ為にも、戦争はバーチャルやゲームに閉じ込めて、平和修身教育を世界に伝播。

国家間の争いは、スポーツに参加する事による外交解決❗

オリンピック精神をもっと徹底し、アンチ平和指導者不在の、国際関係を構築すれば、この地球から戦場が消え失せてゆくかも知れない。

6月23日はオリンピックデーでもある。

黙祷


爺の日

2024年06月17日 | 空木宝剣

  父の日に  四百年の  時を食う

創業 天和元年(1681年)とは、あの元禄時代(1688~1704)より前から、現在まで、443年の老舗。

鎖国の中、唯一の入り口、長崎出島にオランダ人が伝えたカスチリアの菓子カステーラ。

団塊世代、全員高齢者から後期高齢者へと跨ぐ時折、父の日より寧ろ、爺の日を実感。

久方ぶりに、時の味を頬張る、有り難きかな。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                


時をかける地球 今日は時の記念日

2024年06月10日 | 空木宝剣

梅雨入りや  土日休みの  無精髭

コンバット ノルマンディーから  八十年
(1944年6月6日米軍上陸)

白黒の ルート66 初夏の頃
(6月1日落合恵子の絵本で、テーマ曲聞く)

小海線  大きな空に  八ヶ岳
(1972年6月1日、新宿午前10時発、あずさ4号に乗って小淵沢、そこから清里、牛首大洞、赤岳、横岳、硫黄岳、茅野まで)

謙信や  御陣乗太鼓に  後退り
(1971年の新日本紀行、御陣乗太鼓の映像をNHK、「時をかけるテレビ」で紹介)

 今朝の「こころの時代」。遠野出身の芥川賞作家、若竹千佐子さん(69歳)曰く、
年齢を重ね、老いる事こそ楽しいとの事。
カッパ伝説も、過去も、死者さえも、蘇らす遠野の世界。

「時をかける少女」は尾道だが、「時をかける老人」の聖地は、遠野かも知れない。

淀川長治さんの「日曜洋画劇場」で夜が更けた遠い時代。

今日は、マットリモンの火星への未来映画、オデッセイを見ながらの、地球一回転かな。


広島下剋上完遂。

2024年05月29日 | 空木宝剣

日本バスケットボールBリーグ、シーズン王者となったのは、ナント❗

広島ドラゴンフライズ 🏆

「広島プライド」が、チーム哲学だとの事。

B2リーグからB1に這い上がってのチームが頂点に立つのは初の快挙❗

二連覇を目指した昨季の王者 琉球ゴールデンキングスを破っての下剋上優勝。

初優勝、おめでとう❗

朝でも正午、朝山正悟キャプテン勇退の花道ありがとう

カープにサンフレッチェに、ドラゴンフライズと、スポーツ王国広島のルネサンスとなるや否や?

日本各地のB3リーグ、B2リーグで切磋琢磨する多くのチームに奮起と勇気を与えたのに違いない。

勿論、今季参入デビュー、B3リーグで31連勝、圧倒的な新記録で完全優勝を果たした福井ブローウィンズにも、来季B2リーグでの追い風になるのに違いない❗


真如の月

2024年05月24日 | 空木宝剣

満月や  雲を羽織りて  おぼろ月

シュワルツネガ-主演の映画、アフターマスを見る。

2002年、ドイツユーリンゲン上空での、実際の飛行機衝突事故を模して製作されたとの事。

如何なる乗り物にも、事故はつきものであるが、特に人身事故、死亡事故の場合、悲劇である。

あってはならない惨事の被害者遺族、シュワルツネガ-扮するローマンが、管制官を殺害するというストーリー。

所謂、事故を事件にしてしまった物語。

「罪を憎んで、人を憎まず」の寛容さが失われた時に、復讐の連鎖が始まる。

戦争には、勝者も敗者もなく、地獄あるのみ。

1945年8月15日を、わが日本は、敗戦とせず、終戦記念日としたのは、負け惜しみではなく、正しかったかも知れない。

ウクライナやガザの惨状をみると、この世の地獄という他はない。

映画は、2時間や3時間で終わるが、戦争にも、制限時間を設けるべし。

その為には、経済に公開市場操作があるように、国際政治にも、公開戦場操作を設け、オペレーション機能を構築する時かも知れない。

1947年生まれのシュワちゃん。日本では団塊世代。ターミネーターで頑張って貰いたい。


AN  EARTH SHOCK

2024年04月18日 | 空木宝剣

葉桜や  揺する地震に  黄砂かな

令和6年早々、能登大地震。

年度変わりの4月早々、宮崎、鹿児島始め、台湾大地震。

そして、4月17日23時14分頃。

四国佐田岬から佐賀の関にかけての大分県や広島県に、震度4から6の大地震。

すわ、南海トラフ地震かと想わすほどの揺れだったが、プレート内地震という事で、能登や台湾のような大被害はなく、幸いだった。

只、今日は何処にいっても、深夜の寝込みを襲った地震話で持ち切りだった。

それに、車の屋根が黄色くなる程の黄砂で、広島の山や空は、春霞ならぬ、黄砂霞み。

ラジオ深夜便も、地震報道でお仕舞いと思いきや、団塊と同世代、和田アッコの「あの鐘を鳴らすのはあなた」で目が覚める。

そして、AM4時からは、宇宙飛行士、毛利 衛さん76歳の話。

1986年1月28日。

あのスペースシャトル チャレンジャー号の爆発事故の日が、毛利さんの母の命日であり、毛利さん38歳の誕生日だったという因縁を感じるお話。

まさに、雲の上の天上人が、地球を俯瞰してのお話だったが、誠に謙虚。

宇宙に浮かぶ、無数の星の、生命体としての地球。

宇宙船の無重力内の、作られた酸素や、電気分解の逆で出来たH2Oは味気なく、地球に帰還した時、最初に口にする水こそ、命の水と言った話だった。

地球を壊して、科学の力で、無機質な他の惑星に引っ越すより、人類は地球を壊さぬよう、人間以外の生命とも共存する事が、すなわち人類生き残りの条件の一つかも知れないとの事。

そういえば、最近、季節の変わり目に、大空を、Vの字の編隊を組んで飛ぶ、渡り鳥を見かけなくなった。

人間しか住めない地球は、やがて人間も住めない地球に様変わりって事か。

さまざまな天変地異は、生命体としての地球から、人間への警鐘かも知れない。

地震専門家は、活動期に入ったかも知れないと言うが、ガス抜けこそ平安。

日々、平穏なラジオ深夜便が流れるよう祈るばかりである。


クーベルタン(1863~1937)

2024年04月06日 | 空木宝剣

NHK今日は何の日によれば、1894年4月6日。近代オリンピック提唱の日との事。

団塊が小学生の頃、クーベルタン男爵は、シュバイツァー博士、キューリー夫人、ナイチンゲール、野口英世などに並び称される偉人だった。

「勝つ事より、参加する事に意義あり」のオリンピック精神は、恒久的平和を願っての事に違いないが、20世紀の二つの大戦後も、戦争や紛争は絶えない。

それでも、人類が存続しているのは、独裁政権に対峙して、先述の偉人賢人の存在があったからだろう。

相違を争えば戦争、共通項を温めれば平和。

歴史は、城壁の中の味方の平和を守る為に、壁の外の敵との戦争を決行する。
所謂、平和のために戦争する矛盾。

戦争と平和はセットでやってくる。

混迷の時代に、救世主の如く現れる先導者が、やがて独裁者に変貌するパターン。

映像の世紀で明らかだが、静岡の川勝知事ならずとも、人が人を評価する場合、その人の切り取られた一部分を見て、判断する事が多い。

政治家や有名人を、どれ程知って、我々は評価しているだろうか、一部を切り取って善し悪しを判断しているに過ぎない。

今年は、クーベルタンの母国、フランスはパリでのオリンピック。

太陽王ルイ14世の専制君主時代やナポレオン、パリコミューン時代からヒットラ-に蹂躙された時代まで。

歴史の一部を切り取って見るフランスで、金銀銅メダルだけで評価されるオリンピック。

NHKのど自慢は、合格の三つの鐘と、場を盛り上げた人への特賞がある。

ゴルフでも、ハンデーやブービー賞がある。

「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」ではなく、「木を見て森を見て、森を見て木をみる」

パリ五輪を見て、世界をみる。

世界を見てパリ五輪を見る。

今年は、昆虫の複眼を模して、時の移り変わりを眺めるとしよう。


大谷ショック

2024年03月26日 | 空木宝剣

順風満帆、神がかり的な野球の申し子と思われた大谷翔平選手の人生航海だが、晴天の霹靂。

好事魔多し、信ずるものは騙される。

身内同然の通訳、水原一平氏のギャンブル問題に巻き込まれている。

アンタッチャブルなゲゼルシャフトにおいては、油断大敵、蟻の一穴が、千丈の堤防を瓦解させる事もある。

大谷選手に全幅の信頼を得た水原氏は、違法ギャンブルの胴元ボーヤ氏からみると、ネギを背負った鴨に見えたようだ。

ギャンブルの損を、ギャンブルで取り返そうとすると、深みにはまり、ギャンブル依存性の蟻地獄。

元々、学歴詐称もある水原氏は、通訳も上手だが、嘘も上手だったようだ。

嘘つきは泥棒の始まりとは、よく言ったもので、そうとも知らず、泥棒に鍵や財布を預けた格好の大谷選手は、善意の第三者に違いないが、
所変われば法律も変わるから御用心。

断って一人前のギャンブル問題さえ無かったら、大谷選手と水原氏の、通訳を越えた人間関係は、美談として小学校の教科書に載る予定だったとの事。

NHKの「正直不動産」という番組で、一日幸せになるには床屋に行く事。

一ヶ月幸せになるには自動車を買う事。
一年幸せになるには家を買う事。
一生幸せである為には正直である事と言っていた。

「最後に愛は勝つ」だが、正直に勝るものは、最初から最後まで無し‼️


春分の日

2024年03月20日 | 空木宝剣

春嵐  彼岸中日 みぞれ雨

寒さ暑さも彼岸までの筈が、広島にも雪や霙まじりの雨。

季節の変わり目は、時間をかけて、気付かれぬよう進んでゆく。

甲子園球場では、選抜高校野球。
韓国ソウルでは、MLB2024開幕戦。

日銀では、17年ぶりにマイナス金利解除。

季節も人も、資本さえも、時間の流れに乗じて、居場所を変えていく。

鳥は空に、魚は海に、動物は地上に、
その居場所を相続してきた。

歴史上、人類を支配してきた思想やイデオロギー。

人・物・金の経済社会の中で、どこに、その居場所を定めるかの問題。

キャッシュレス、ペーパーレスの時代。
日本銀行や王子製紙を始め500以上を創設した渋沢栄一(1840~1931)は、今年7月から、1万円の新札として登場する事に、何思うだろうか?

全ての存在を乗せる、宇宙船 地球号。
カエサルやハンニバル、十字軍や三国志。ナポレオンに至るまで、映像のない戦争。

現在のガザやウクライナは、映像による臨場感ある戦争。

「それでも地球は回っている」

いや、世界のリーダー達は、権力闘争に明け暮れて、地球環境に感謝する事すら忘れているのかも知れない。


満開の白木蓮

2024年03月16日 | 空木宝剣

新幹線 316は 福井の日

東京からの北陸新幹線は、福井の敦賀まで延びた。

東京から福井まで3時間ほどとの事。

京都の隣だけに、永平寺や東尋坊以外にも、古刹名勝枚挙に暇なし。

東海道に「するが」あり、北陸道に「つるが」あり。

恐竜の時代から、南蛮や黒船が渡来するまで、中国大陸の対岸の北陸や山陰が表玄関だったに違いない。

春分の日(20日)の前、一足先に、福井に春が来たようだ。

ブルーインパルスも、空に桜の花びらを描いて祝ったようだ。

琵琶湖を渡って京都まで、はやく繋がって欲しい。


地球は動いている。

2024年03月12日 | 空木宝剣

ベルヌーイ(1700~1782)のエネルギーとは、運動と位置と圧力の三位一体。

川から流れてくるもの
天から降ってくるもの
海底に眠るもの

これらの保存されたエネルギーは一定であるか?

地震 津波 火事 戦争の凄まじいエネルギーの発生根を21世紀の数学者は解明している筈。

今年は、元日から能登半島の大地震。

1月17日は、阪神淡路大震災から29年。

昨日3月11日は、東日本大震災から13年。14時46分黙祷。

テレビ映像が、大災害を、お茶の間までリアルタイムに伝える。

あの日、あの時さえ無かったらという、忌まわしい時が、カレンダーに刻まれる。

太古より、大災害は定期的にやってきた筈だが、関東大震災より1世紀たった現在。

未だに、地震の予見ならず、未だ地震の際のシェルターにあらず。

船の揺れにも平衡を保つ、羅針盤機能を応用した建築、アンバランスでもバランスは、可能の筈である。

火も水も、生活に欠かせないにも関わらず、火災や水害に変貌し、人を襲う。

全ては、「時間の問題」とすれば、せめて、身に付けたや命綱。

地球は、動いている。

リトグラフ  恋路の火祭り  (田中正秋)


人生讃歌。

2024年02月18日 | 空木宝剣

越路吹雪(1924年2月18日~1980年11月7日)。

今日は、あの越路吹雪さんの生誕100年の日。

大正13年生まれ、父と同い年だったとは驚き。

誕生日が、団塊と同じだったとは桃の木。

団塊が、♪ろくでなしを歌っていた30歳の頃、スターは、56歳で他の星へと旅立った。

人間100年時代。

下天を比ぶれば様々だが、夢まぼろしの如く去り、あっという間の74年間。

越路さんより、18年も多く地球生活を更新中。

パスポートの要らない宇宙旅行を楽しみに、地球舞台の時間がお仕舞いになるまで、傍観する呑みか。


2024 節分

2024年02月03日 | 空木宝剣

柊に 鰯のかしら バベ煙

幾重にも たなびく雲の 奥の能登

天変や 立山禅定 善知鳥かな

令和の幕開けほどなく、世界はコロナ禍に。

やっと落ちついたかと思いきや、今年の正月早々、能登大地震。

この上は、不動明王を初めとして、釈迦、薬師、阿弥陀、阿しゅく、大日如来。文殊、普賢、地蔵、弥勒、観世音、勢至、虚空蔵菩薩たちを総動員して、「払いたまえ」「浄めたまえ」「与えたまえ」と、東北東に向かって恵方巻。


一期一会

2024年01月21日 | 空木宝剣

日本は広いようで狭い。

北海道から沖縄まで、知人のいない県を探すほうが難しい。

今日は、山形で花が咲いた。

本間宗久(1724~1803)、生誕300年。

「本間さまには及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」後世に言われるほどの政治家が、この令和に在るのか否か?

山口のヒレ酒や山形の月山を呑みながら、政治とは、お接待と心得る。

国民を旨くお接待すると好景気。

そのアンチは、不景気やがて戦争。

そんな話で盛り上がった、山形ブースの82歳の名前も知らぬ人だった。

この試み、同じスタートからゴールまでの約2時間のあいだ、全国のブースの名品銘酒を飲み歩き出来るのが楽しい。

只、飲み過ぎに注意❗