ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百の生き方

2013年07月29日 | 百伝。
残念乍、僕は観ていないのですが・・

昨日、フジテレビの番組「ザ・ノンフィクション」 - おじいちゃんの遺言 あんたとボクの人生最後の3ヶ月 - が放映されました。

・・高い評価が上がっています。

登場人物は、大阪の若き女性弁護士 岡千尋さん(広島市出身)。

もう一人は、昭和12年、百島生まれの赤松四郎さん・・大阪に出て泉南の石綿工場に勤務。

赤松さんは、石綿肺という病気に罹り、酸素吸入を必要とする状態。

この二人が、泉南アスベス訴訟の闘いに挑むというノンフィクション構成です。

生き方には、それぞれのスタイルがあります。

ストーリーと内容を含めたコメントは、差し控えます。

が、さまざまな葛藤ありで、同郷の者として、複雑であり、心打たれるものがあります。

そして、赤松四郎さんのご冥福を、心からお祈りします。

合掌。

八月旧盆へ

2013年07月29日 | 百伝。
今日は、何人かの同級生とお話しをしました。

そのなかの一人のつぶやいた言葉が、気になります。

「百島に帰っても、もう泊まる家がない」

親がいなくなり、親類もいなくなり、友人もいなくなれば・・故郷も遠ざかる。

大事な家族がいて、友人がいて、大切な思い出が残る故郷があって、

でも、そう思える、そう考えることができるのが、幸せなのかな。

いつか、自分も死ぬのでしょう。

でも、自分が考えたことは、誰かが引き継いでいくような気がするのです。

ぼくの父が、ぼくの思い出の中で生きているように、

父の身体は無いけど、父のことを考えるとき、父は居るのです。

八月の日程、やっと確定。

楽しみの多い八月にします。