ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

テオ・ヤンセン展見学。

2019年10月27日 | 千伝。

AI 人工知能も、誰もが簡単に作れる時代が近づいているかもしれません。

アートとか、芸術とか、ひょっとすると生き物かもしれない?

そういう事を考えてしまうテオ・ヤンセン展見学でした。

風を食べて動く人工生命体。

物理学者でもあり、芸術家でもあるテオ・ヤンセン氏が創造した新しい生命体です。

 彼の根本の考えは、生命の進化です。

両手と両足、頭部と生殖器は、もともと同じものだった事。

その使い方で進化と退化があるとのこと。

彼のスケッチです。

 こういう数式で表現しています。

動くための聖なる数だとの事。

バッグまで売っていました❗

未来の動く乗り物は、こういう動力、足になるかも⁉

このアイデア、既にNASA が惑星探検の車輪に利用しようと開発中とのこと。

考えさせられる一日でした。


弘法大師 (774~835)

2019年10月27日 | 空木宝剣

七輪や 秋刀魚に猫の 昭和かな

どら猫に 魚とられて 焼なすび

失われた昭和の風景。

火鉢や七輪。

くどや釜。

臼や杵。

井戸に釣瓶。

トイレのおつりや五右衛門風呂。

ご近所さんのお付き合い。

段々畑や賑やかな農村。等々・・・

一昨日。

東京ブラックホール (NHK)を見た。

1964年の東京。

オリンピック前夜の突貫工事。

出稼ぎ労働者のハンバの様子。

高所作業者の転落事故。

国威発揚のため、安全や健康を度外視した現場の映像があった。

地方から、若者を吸い込む、東京ブラックホール。

現在は、海外から低賃金で、若者を吸収しているとの事。

歴史は繰り返すという実感を得た。

一極集中による功績と弊害。

二都物語(ディッケンス1812~1870)構想も頷ける。

今年は亥年。

寒村では猪による被害が散見された。

来年は、子年。

窮鼠猫をはむの勢いで、日本列島を襲う大災害に抗う年となりますよう南無大師遍照金剛。