ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

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3億6千5百万歩行。

2020年06月26日 | 百伝。
60歳過ぎれば、寝返りをする事は、大事です。

食べたら右側位(心臓に負担にならないとように)にして臥床(寝ること)は、子供の頃から当たり前の事だと考えていました❗

病院では、胃ろう、鼻注の寝たきりの患者さんへの栄養注入時には、仰臥位で必ず右側位の体位状態、注入終了後の30分間は動かさず必ず右側位、そして、じょくそう(床ズレ)防止の為の体位交換以外は、右側位。

つまり、横に寝る際は、右側位がよいと60歳過ぎまで確信していました。

ところが、ここ数年、横に寝る際は、左側位(心臓が下向き)の方が正しいという健康アドバイスがあります。

理由は、左側位であれば、胃袋、腸の位置関係によって、消化機能がよりよいという事です❗

60歳過ぎまで右側位を固く信じて、常に右側位の体位状態で寝ていた僕にはショックでした。

医療現場の医師、看護師に現状の右側位優先は間違いなのでは?と訊いても、はっきりした答えはありません。

数年前のある日の事、横になる度に天井がグルグル回るように目眩、めまいがするようになりました。

初めは、その目眩が浮遊しているような感覚で気持ちよいのです。

しかし何日間も続くと、起き上がると歩行感覚に支障が出ました。

ある夜、大きな病院の夜間緊急外来に行き検査へ。

結局、うつ伏せ状態で頭部を深く通常の逆側方向にしばらく向けると、摩訶不思議、目眩は消えたのです。

つまり、60歳過ぎても同じ体位の姿勢で寝ていると、平衡感覚を保つ耳の三半規管の微石の位置にズレが生じていたのです。

それ以降は、意識的に右側位、左側位、右方向、左方向に寝返りを心がけています。

目眩の症状も消えました。

では、病院の医療現場での右側位優先は、何だろう?

個人的な考えですが、心臓負担を軽くしているのかな?

ただ、寝たきりの患者さんの中には、稀に心臓を含めた内蔵の位置が真逆な方も居るのです。

そのような患者さんも同じく右側位優先でしたから、それを考えると、効率優先なのでしょう。

60歳過ぎの健康的な睡眠状態では寝返りは重要です。

健康寿命の基本は、歩く事、動く事。

やはり足腰が大事なポイントになります。

足腰の中心が、膝です。

膝を痛めると、歩行困難になります。

歩行困難になれば、車椅子、寝たきり生活の始まりとなります。

膝の衰えには、膝の裏側(意中?)のストレッチが大事、伸ばしましょう。

片足立ちのバランス訓練、平衡感覚を保つのも大事です。

目眩防止です❗

何度も言います。

60歳過ぎれば、寝る際は、意図的に寝返りを多くしましょう。

明日への歩む道です。