ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

2020 東京オリンビック。

2021年02月13日 | 千伝。

丁度、20年前、愛媛県の水産高校の生徒を乗せた実習船えひめ丸が、ハワイ沖でアメリカの原子力潜水艦と衝突して沈没、9人の犠牲者が出ました。

当時の首相であった森喜朗さんは、その時、ゴルフ中で、事故の一報後もそのままゴルフ場に留まったとのこと。

この事が大きな問題となり、首相を辞任することになりました。

あれから20年、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏83歳が、再び辞任へと大きなニュースになっています。

老害という言葉を不愉快だと恨み節を残しての辞任です。

勿論、森さんは、オリンビック精神に反して、女性を差別するかのような誤解を招く発言を謝罪されました。

地域蔑視、女性蔑視、老人蔑視、様々な蔑視差別、廃除、優劣が地球上の人間世界には存在します。

根本的な差別化は、強者優者が弱者劣者を蔑視、廃除する事。

オリンビック大会での勝者を称えて金銀銅メダル授与、国旗掲揚、国歌斉唱・・・これらもオリンビック精神。

勝者と敗者がはっきりと分かれて、メダル数で国中が一喜一憂するオリンビックです。

そんなオリンビックを延期か中止まで追い詰めた新型コロナウィルス。

呪われた2020年東京オリンピックと言い出される始末です。

コロナ禍に打ち勝った東京オリンピックを開催すれば、世界中が感動に包まれる・・・という意見もあります。

多様性の意見を尊重しましょう。

2020年東京オリンビックの基本コンセプトです。

  • 人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩。
  • 東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする。

間違いなく記憶に残る強烈な歴史的分岐点となる2020東京オリンピックとなりました❗