百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

たなばた。

2021年07月02日 | 百伝。

日本一住みやすい自治体に、東京都の文京区、武蔵野市を抑えて2年連続で石川県野々市(ののいち)市が選ばれています。

この住みやすさの基準値は、若者世代なのか?高齢者世代なのか?

石川県とは言わず「金沢」を強調する金沢市民。

島根県とは言わず、「出雲」がイメージ先行となる松江地域。

福井県人は、越前若狭で、丸ごと福井県。

さて、広島県は今も昔も広島カープの広島市が県庁所在地。

昔は広島県のほとんどの若い連中の誰もが初めに広島出身と言っていましたが、今は、広島出身と先に言うよりも、例えば「尾道出身です」と先に言うようになったのかな?

40年ほど昔、地元広島のテレビの中から尾道出身と言うよりも、先に「百島出身」を誇りにした西崎保三さん。

住みやすい地域、居心地のよい場所、生まれてよかった地、安全安心の間、仕事時間、すべて異なるのは当然の事。

人間は、人間関係によって生活、健康、日常気分も変化して行くのは、自然の理。

暮らしやすい生活、幸福気分いちばん人生を目指しましょう。


記憶という足跡。

2021年07月02日 | 百伝。

世界の中での関西という地域アピール、知名度向上にも活躍された元ダイキン工業副社長、関西経済同友会元代表幹事、太平洋人材交流センター元会長であった井上善国氏(90歳)が亡くなられた。合掌

ご冥福を心より、お祈り申し上げます。

さて、何故に井上氏の事が記憶に残っておるかというと、もう40年程昔、地元広島の民放テレビ局での正月番組の新春座談会で関西で活躍している尾道百島出身のシルバーオックス創業者西崎保三氏と広島市出身の当時若き関西経済界期待の井上善国氏の御二人が広島県への郷土愛を語っていたのです。

御二人の座談会の関西からの視点での広島県への郷土愛の内容はともかくとして、テレビの画面越しから、西崎さんが、「百島の貝(きゃあ)は、日本一美味いんです。」と強調していた事が、強烈に記憶に残っています。

西崎保三氏のお兄様は、昔百島村長を務めて、百島で生涯を終えた方でした。

僕らが小学生の頃、寒い朝に自宅のトイレで倒れて亡くなったとの事で教室で大騒ぎ。

西崎家の身内となる百島の同級生に一年中、袖無しを着ているのがいますが、彼が着用している袖無しは、西崎さんが生前に愛着用していたものだとの事。

さて、NHKのキャスター大越健介さん(59歳)が、定年退職したというニュース・・・・NHKの定年は60歳ということ⁉️

人生の区切り、まだまだ大越さんがジャーナリストとして自分の人生を早めに固めるという事はないでしょうが、先日亡くなられた知の巨人立花隆先生の事が過りました。

大きな足跡を残して欲しいものです。