ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

木の不思議

2014年03月27日 | 千伝。
今日の午後、鯖江市郊外にある河和田地区まで出かけて参りました。

この河和田という地区は、越前漆の里としても知られています。



越前の漆器や和紙は、約1500年もの歴史があります。

これは、京都の歴史よりも古い伝統文化があるのです。



以前は、ここの河和田マラソン大会に参加していましたが、走らなくなって随分と時間が過ぎました。

久しぶりの風景に懐かしさもこみ上げてきました。





ここ鯖江市河和田に、ハコア(HACOA)という木製品を扱っている本店というか、工房があるのです。



・・木製のキィボードやら木製のUSB・・その他沢山の木製品のアイデアとデザインを創っている不思議な場所でした。

店内での写真許可も得ました。







・・いい時間を過ごさせていただきました。

「人生の特別な時間を、木で創り出す」というキャッチ・コピーあり。

東京駅丸の内側の旧東京中央郵便局跡のJPタワー4FのKITTE内にも、直営店を出しているとか・・。

楽天でのショップ店名は、木香屋とか・・。

福井という地方の片田舎から、HACOAという世界ブランドを目指す戦略もなかなかのものです。

福井県には、他にも注目すべきモノ、集団、企業があります。

帰り道は、一乗谷に通じる山越えのルートを選んで帰宅しました。



一乗谷の滝で修行した佐々木小次郎も、この風景を眺めていたのかな?

長刀のツバメ返しは、木刀を持った二刀流の宮本武蔵に敗れた・・。

今も、アイデアとデザインの力量が、モノを言う時代かな?

HACOA・・ネーミングの意味合いは、箱のA級レベルを目指すとのこと。

お椀などの丸物は、削っていくマイナス作業となるとか・・。

それに較べて、お重などの箱物は、組み立てていくプラス作業となるとか・・。

空間という箱を創りたい、それもA級を目指したいとか・・。

木の不思議さです。

今日は、木曜日でした。

足し算と引き算

2014年03月27日 | 百伝。
今日は、桜の日だとか?!

来月4月5日全国公開の映画「サクラサク」・・応援しています。

認知症問題への家族の向き合い方と福井の風景が、実に美しいです。

今朝、考えたこと。

地域興しやら地域ビジネスには・・いつも「足し算感覚」が大事。

リスクを取らないと、リターンが無いのです。

リターンがあっての「生きる」ための「活性化」だと思うのです。

今朝、NHKの「あさいち」でゲストの嵐「桜井翔さん」が、終末期医療の診療所を取材。

山梨県の緩和ケアを取り組む診療所を取り上げていました。

出来ることしかしない・・無駄なリスクもリターンも求めない。

終末期の生きるという意味は、「引き算感覚」なのです。

実にヨカッタです!!

残念ながら、福井には、ああいう緩和ケアを行う診療所は無いです。

今日明日と・・百島へ帰省する予定でしたが、やっぱり思うような体調が維持できていません。

午後から、隣り町の鯖江まで行って参ります。

サクラサク・・桜咲く満開の日。

散り桜も、足し算と引き算のような「生きる輝き」なのでしょう。