鉄道博物館の姫君様、181系特急とき(クハ181-45)。
さて、鉄道博物館の続きです。
鉄道博物館へ行ったらぜひ見たいと思っていた列車があります。
その列車、名前をクハ181-45と言います。
かつては「特急とき」として、上野と新潟の間を駆け抜けていた特急列車です。
上越新幹線開業と同時に「とき」の名前は引き継がれましたが、車輌は廃止の憂き目にあいました。
でも、一輌だけJR東日本新潟車輌センターへ保存されました、その保存された車輌が現在鉄道博物館へ展示されている車輌です。
かつては、この車輌を毎日の様に見ていました。
新潟への通勤時、進行方向左側に陣取っていると、屋根に覆われて大切に保存されているこの車輌を見ることができます。
やがて、大宮に鉄道博物館が建設されると、この列車は181系の代表として博物館へ移籍して行ったのです。
久しぶりに会った車輌は、御台様(C57 135)の後ろに展示されていました。
一際目立つクリーム色なので、姫君様の雰囲気がありましたよ。
屋根に覆われていたとは言え、外に展示されているよりは、博物館の中で大切にされ、大勢の人に見てもらった方が良いですね。
転車台後ろに展示された車輌達。
左から電気機関車(ED75 775)、クハ481-26(特急あいづのヘッドマーク)、クモハ455-1、そしてクハ181-45(特急ときのヘッドマーク)、ナハネフ22-1(寝台特急用客車 あさかぜのヘッドマーク)です。
「とき」と「あいづ」はクリーム色の車体なので、姫君様姉妹と言ったところでしょう。
車輌が展示してあるヒストリーゾーンは、全体がプラットホームとしてデザインされています。
特急ときは、上野駅のプラットホームに居るようなシチュエーションとなっていました。
さりげなく水飲み+洗面場までしつらえてあったりします。
人が座れる車輌は、基本的に中へ入る事ができますし、車輌によっては飲食が可能となっていました。
国鉄マーク(JNR)に照明の光が反射して綺麗だったので、撮影してみました。