マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

白鳥の出勤

2023年05月10日 | 散歩写真




「えっ、いないじゃん」

昨日、瓢湖(阿賀野市)で夏の白鳥を見ることができました。
でも超望遠レンズを持って行かなかったので、白鳥をクローズアップすることができなくて、少し心残りでした。
で、今日も瓢湖へ行ってきました、当然超望遠レンズを持参しました。

駐車場へ車を入れて、昨日の撮影地(公園の事務所付近)へ行ってみたら、何と白鳥がいません。
で、東新池方面へ行ったら、いましたいました、湖岸に白鳥の集団を見つけました。
撮影を始めたら、白鳥は船団を組んで、あっという間に泳ぎ去ってしまいました。
目で追いかけると、どうやら昨日見た公園事務所付近へ移動しているようでした、白鳥の出勤ですね。

で、私も移動して再び公園事務所付近へ戻って撮影しました。
冬は天候が悪いことが多いので、こんなお日様がさんさんと輝く下で撮影なんてまずできません。
お日様の下は、シャッタースピードが上がるので、かなり手ブレが防げるし、白鳥の羽はディテールが綺麗にでます。
だから、私と同じように超望遠レンズを持って、ウロウロしているカメラマンを多々見ましたよ。

お立ち台付近には、一応餌を蒔いてあるようでした。
白鳥たちはその餌を食べたり、羽繕いをしたりして、のんびりと過ごしていました。
しかし、鳥の羽繕いを見ていると、よくあれだけ首が回るものだと感心します、首のヘルニアを患った身としては、凄く羨ましいです。
餌場は、白鳥だけでなく、カモにスズメ、ハト、キンクロハジロなどもやってきて、仲良くついばんでいました。

昨日見たカンムリカイツブリの浮巣ですが、今日も浮かんでいました。
こちら、定点的に撮影している人がいるようで、昨日見たカメラマンが今日もいました。
カメラに三脚と椅子を用意して、木陰から狙っていました。
後で同じ場所へ行って見たら、まともに撮影できるのは、カメラマンが居た場所だけでした。
そこで撮影したのが今日アップした写真です。
途中で立ち上がって気分転換なのか水に入って、それから再び浮巣に上がっていました。
水に入った時の写真を拡大すると、浮巣の上には少なくとも2個の卵が確認できました、間違いなく抱卵中でした。
できれば、雛を背負った写真も撮影できたらいいなと思います。

ついでにタンポポパトロールをして、ニホンタンポポ(多分)を見つけました。
あと、小学校の児童が見学にやってきて、白鳥を見て歓声を上げていました。
しかし、全員がタブレットを持っていて、半世紀以上も年齢が違うと授業の様子が全然違うのにびっくりしました。
まあ、そのお蔭で、私もデジタルカメラでフィルム代を気にしないで連射ができるので、ご利益があります。

余談ですが、白鳥の数を今日数えたら30羽以上いました。
クローズアップ写真をみると、羽が傷んでいるのが分かります、これがシベリアへ帰れない理由です。
ただし、今日東新池で見た1羽の白鳥は羽ばたいて離陸して行ました、どうやら飛べる個体もいるようです。
もしかすると、長距離は飛べない故障があるのかもしれません、自分の意思で日本へ居残ることはないと思うので。



















































コメント
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