上の写真、被写体は何だか分かりますか。
これ、実は金粒なんですよ、イミテーションではありません、本物の金です。
ただし、量は雀の涙ですが。(笑い)
新潟、特に佐渡では今多いに盛り上がっています、その理由は佐渡島の金山が遂にユネスコの世界文化遺産に登録されました、昨日のことです。
今朝の地元新聞紙の朝刊はキャプチャーの通り、オリンピック記事を差し置いて一面を飾りました。
実は、この他に付録で2ページ分のお祝い写真があるんですが。
佐渡には数多くの金採掘の跡がありますが、今回世界文化遺産に登録されたのは、西三川砂金山と相川鶴子金銀山の2箇所です。
写真に写っている金粒の出どころは西三川砂金山です、実はこちらに西三川ゴールデンパークという観光施設があって、昔ながらの方法で砂金とりを体験できます。
私はそこへ行って砂金とりの体験をして、取れた砂金を持ち帰ったのが被写体になっている金粒です。
と言っても実はこの金粒は私がとったというよりも、施設の方が手助けしてくれてとったんですけどね。(苦笑い)
私のやり方が余りにも下手で、手こずっていたのを見かねて手伝ってくれましたよ。(大笑い)
金粒は、下の写真にあるようにプラスチックの容器(今は色々な持ち帰り方があるようですが)へ入れてくれて、持ち帰りました。
記事を読むと、世界文化遺産登録へ向けて市民団体による運動が始まったのが1997年だそうです、四半世紀以上も前のことなんですね。
登録にあたって外交問題が発生したことはニュースなどで見たことがあると思います、良くぞ諦めないで運動してきたなと思いますよ。
私が西三川ゴールデンパークへ行ったのは1998年の7月です、多分17日だと思います。
7月16日と17日、かつて北海道で一緒に研修を受けた仲間と佐渡へ一泊旅行へでかけたんですよね。
ちょうど、世界文化遺産登録へ向けての活動が開始された直後だったんですね。
紆余曲折はありましたが、登録となってよかったなと思います。