NHKの大河ドラマ、光る君へが好調のようですね。
今日はその関連です、ただし主人公の紫式部ではなくて、相方の藤原道長の話です。
上の写真は、昨夜(16日)に撮影しました、満月です。
藤原道長と言えば満月(望月)に詠んだ歌が有名ですね、「この夜をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」です。
この歌、実は本人の日記(御堂関白記)には記述がなくて、道長と同じ時期の平安貴族である藤原実資の「小右記」に記録されている話は有名です。
解釈によっては尊大だと言う意見もあるようですが、読まれたのは寛仁2年(1018年)10月16日の宴会の二次会だそうですから、戯れ歌だという解釈もあります。
昨日の月、もしかすると千年前に道長が歌を詠む時に見上げたのと同じような満月だそうです。
当時、満月と言っても、実際には半日前に満月になっていて、道長が見た時は欠け初めた月らしいです。
その時間経過が、昨夜の月とほぼ同じなので、千年前に見上げた月と同じという論理です。
だから、道長と同じ月を見上げているわけです。
そんな話を事前にニュースで聞いたので、夜になって空を見上げたら満月が見えたので撮影したわけです。
まあ、何も言われなければ、普通の満月なんですけどね。
秋の夜長の戯写真です。(笑い)
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