■地獄の叫び / Mitch Ryder & The Detroit Wheels (New Voice / 東芝)
この世の中、お金で大概の事は片付きますが、一度でも落ちてしまった信用信義を取り戻すのには、再び長い積み重ねが必要です。
今回、サイケおやじが襲われた地獄の責め苦にしても、そもそもの発端は下の者のイザコザであり、そこへ順次、上の者が絡んでしまったという有様では、丸っきり出来の悪いヤクザ映画みたいなものでした。
そして結局、ど~解釈しても、こちらに非がある事は避けられないとなれば、後は責任の所在だけが問題になるわけで、サイケおやじは反対したものの、組織の意向としては件の下の者に身を引いてもらうという、いやはやなんとも、当たり前の収拾策……。
ですから、サイケおやじは周囲に大きな義理を借りてしまい、つまるところ、その格好がつけられなければ、今の仕事からは(?)出来ないだろうという、まさに老後は真っ暗ですよ。
しかし、これで地獄の底は見えたような気がしています。
ということで、今の気分にジャストミートな歌や演奏は?
何とも自分じゃ~思い当たらないので、いろんなキーワード入れて、私用のPCに問うてみたところ、鳴りだしたのが本日掲載のシングル盤A面曲「地獄の叫び / Sock It To Me - Baby」でありました。
演じているミッチー・ライダーはハードロックのルーツにも位置するロッキンソウルな白人歌手ですが、日本では些か注目度が低い、所謂過小評価の人気者になりましょうか。
それでもとにかく、一度でも聴けば、好きな人に好きっ!
そうとしか言えない存在かと思います。
う~ん、PCの心も、案外と正鵠を射るものかもしれませんねぇ~~。