■花の願い / 深山千里 (ポリドール)
もちろん個人差は有るんでしょうが、とにかくも天から命を授けてもらったからには、この世で明るく、楽しく生きた方が良いに決まっているわけで、しかし、それが出来ないからこそ、この世は面白い!?
なぁ~んていうレトリックを弄してしまったのは、あまりにも最近は不条理の積み重なりが目立つなぁ…… (-_-)
……という気分に包まれているからでして、そんな各々の事象は取り上げるまでもない終わりなき日常だとしたら、せめて自分の趣味の世界だけでも、明るいベクトルを求めたいということで、ご紹介するのは深山千里が昭和44(1969)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「花の願い」です (^^)
いゃ~~、これが作詞:水木かおる&作曲:藤原秀行が提供の決定的なポップス演歌の快作で、この世の真理たる諸行無常の中に愛の真実を希求するという、直向きな健気さと刹那の女心が歌われているんですが、キュートなメロディ展開をハイトーンの明るい声質で節回す深山千里の歌いっぷりには実に好感が持てますし、イントロからのパヤパヤコーラスやライトタッチのソウルフィーリングを滲ませた演奏パートのアレンジは伊部晴美のイイ仕事 (^^♪
ミディアムテンポの軽い曲調にジャストミートした彼女のコブシは、何度聴いても飽きませんよ (^^♪
ちなみに深山千里も、サイケおやじにとっては「この人」シリーズの歌手ではありますが、もしかしたら、このシングル盤を出していた同時期に「ハレハレ小唄」なぁ~んていう、コミックソングを歌っていた様な薄い記憶もあるんですが、ど~なんでしょうかねぇ~~?
しかし、それはそれとして、彼女が歌ってくれる「花の願い」を聴いていると、この世の中を信じて生きるのも、決して天邪鬼ではなく、人は皆、本来は、そ~やって素直に生き、生かされるべなんじゃ~なかろうか?
そんな矢鱈お気楽な気分にさせられてしまいますよ、サイケおやじは (^^ゞ
ということで、お彼岸ですから、今日は早起きして、出勤前に菩提寺へ出向いたところ、なんとっ!
住職がコロナに感染したとかで、厳戒態勢!?!
いやはやなんとも、世知辛いオチで、申し訳ございません <(_ _)>
どうか、皆様もご自愛くださいませ <(_ _)>