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サイケおやじの生活と音楽

ラブ・ポーションにハートちぎれて

2024-06-17 17:04:24 | 歌謡曲

ちぎれたハートをつくろいもせずに / ラブ・ポーション (Epic / EPICソニー)

本日ご紹介するのは、サイケおやじが大好きなボーカリストの笠井則江がリードを歌っていたガールグループのラブ・ポーションです。

結論から述べさせていただければ、ど~やら彼女達は関西ベースで活動していたらしく、それゆえに大きなブレイクは果たせなかったんですが、当時の業界関係者には相当に力を入れていた諸氏先生方も多かったと云われておりますし、少なくともサイケおやじは、こ~ゆ~グループの出現こそが当時の自分の好みにジャストミートの大ホームランでありました (^^♪

それは最初、おそらくは公式デビュー曲であろう「胸いっぱいのフォトグラフ」を耳にした昭和58(1983)年から密かに(?)継続した気持ちだったんですが、決定的になったのは昭和60(1985)年6月に出してくれた掲載のシングル盤A面曲「ちぎれたハートをつくろいもせずに」でした。

とにかく、それは作詞:門谷憲二&作曲:井上大輔、そして編曲:武部聡志が狙いどおりに作り上げたとしか思えない、溌溂として胸キューンフィーリングも滲む、これがオールディズ歌謡のスタイルも踏襲した素敵なガールポップの決定版!

ズバッとしたイントロの一撃から伸びやかにして芯の強い笠井則江のボーカルが頭サビでキャッチーなメロディを歌い出せば、バックのコーラスはアメリカンポップス伝来とも云えるガールグループ保守本流のハーモニー&コーラスを披露するという、これぞっ!

ニクイばかりの仕掛けと構成にきっちり答えを出していくラブ・ポーションに魅せられなかったら、歌謡ポップスを楽しむ遺伝子(?)が欠落しているとしか思えないほどで、これは決してサイケおやじの大袈裟では無いつもりなんですが、いかがなものでしょう。

ちなみにラブ・ポーションは一応、バンドスタイルを披露する事もあったらしく、メンバーは笠井則江(vo) 以下、中村貴子(g,vo)、八木方子(g,vo)、岡村たかよ(key,vo)、小川りえ(key,b,vo) という5人組でして、アマチュア時代はポップカントリーをやっていたと云われているんですがサイケおやじは、その時代を全く知らず、既に述べたとおり、当初からラブ・ポーションは歌謡ポップスのガールグループという認識であります (^^;

残念ながら、既に述べたとおり、大きなブレイクも無いままに昭和61(1986)年夏頃に解散してしまったんですが、それでも残してくれた公式音源はLPが2枚、そこからのカットを含めてシングル盤が10枚ほど確認出来ますので、気になる皆様はぜひともっ!

確か、CD復刻も成されているはずですよ (^^♪

ということで、最後になりましたが、今日は私用スキャナーが上手く作動せず、スマホでジャケットスリーブを撮影したので、画像が滲んでしまい、申し訳ございません <(_ _)>

う~ん、それにしても笠井則江がソロシンガーとして活動してくれていたのか、それも大いに気になるところです (^^;


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