■最後の一時間 / 范文雀 (ワーナーパイオニア)
昨日は久々にソフト屋でネタの仕入れに勤しむ事が出来ました。
で、ちょいと驚いたのが、所謂イメージソフトのDVD&BDコーナーの盛況なんですが、 その本流が熟女系、そして「U12」とか「U15」と称されているらしいロリ系の商品だった事です。
つまり従来は一番人気だった正統派(?)アイドルイメージが低迷しているなぁ……、という印象なんですねぇ。
というか、確かにアイドルイメージは売れているみたいですが、それとて着エロ! キワドイ衣装と過激な演出、極言すれば紐状水着や疑似ロリパイパン物、ローションマッサージや電動マッサージ器を使った演技展開が花盛り!?
結局、テレビや一般雑誌に登場するグラビアアイドルは、それほど過剰なエロスを出せないので、例えば原幹恵や杉原杏璃あたりの有名人気者を除いては、結果的に売れないという悪循環……。
最低でも乳首浮き出し……、そんな演出が求められているようです。
しかし一方、熟女系作品ともなれば、既に話は簡単な世界という事でしょうか、なかなかにフェロモン全開♪♪~♪ 乳首やアンダーヘアは当たり前に見せていますし、さらにはSMっぽい演出はお約束の範囲内という過激さで、しかも決してAV扱いでは無いのですから、売れて当然ですよねぇ~♪
もちろん矢鱈に見せないという、チラリの魅力もロリ系やアイドル作品とは比較にならないほどの巧みさで、まあ、このあたりの感じ方は十人十色の好き嫌いかもしれませんが、ロリ趣味の無いサイケおやじは、こっち派です。
さて、そこで本日の1枚は、そうしたイメージを喚起させるレコードジャケット趣味、所謂ジャケ買い盤のひとつとして、自室では長年、壁に飾っていたものです。
ただし、実はこちらは本来がB面扱いだったもので、昭和46(1971)年という高度成長爛熟期ならではの贅沢な二つ折り仕様という嬉しいプレゼント♪♪~♪
主役の范文雀はご存じ、テレビのスポコンドラマ「サインはV」のジュン・サンダース役で大ブレイクしたわけですが、同時期には「プレイガール」等々にも出演し、また映画の世界でも個性的な存在感を誇示していましたから、歌の世界でのデビューも人気女優の証明でした。
しかし、このシングル盤は「あなたが憎めない」をA面扱いとして発売されながら、結果としてヒットしていません。
ところが既に述べたとおり、ジャケットのイメージが流石に秀逸で、ちょいとアンニュイな雰囲気の良さは、まさに范文雀の真骨頂! もちろんサイケおやじがグッと惹かれるチラリズムの素晴らしさも、ご覧のとおりです♪♪~♪
ちなみに気になる楽曲、「最後の一時間」は作詞なかにし礼:、作曲:中村泰士、そして編曲:有村春樹による、これが全くの昭和歌謡曲ですよ。特にパロック~クラシック調のストリングスが本当に心地良く、幾分危うい彼女の節回しと不思議なミスマッチ感が最高♪♪~♪
う~ん、この曲にして、このジャケット♪♪~♪
だから、昭和元禄は素晴らしいと思うばかりです。
これは最近、作詞:久仁京介&作編曲:薊けいじが書いたポップス調のA面「あなたが憎めない」も含めて、待望のCD化が叶ったとの事ですので、よろしければお楽しみ下さいませ。
あっ、最後になりましたが、サイケおやじの昨夜の獲物は、しっかり壇蜜姐さんのDVDをゲットしてきました。
本日は関係無いオチで、すみません。
そこでお詫びの印と言うか、A面ジャケット画像も掲載致しますので、よろしくお願い申し上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=rMHlUR6mTM4
サインはVのビデオに最近(といっても10年前ぐらい)のジュンとユミとマキさんのインタビューがあって、マキさんとユミのジジババ具合と比べて文雀さんだけ若々しかったです。
文雀さん共々お綺麗ですね。
毎度のコメント&ご紹介、感謝です。
まあ、人間は歳月と共に明暗分かれる……??
ということで、素敵なジャケットを「お宝」とする気持ちも大切かと思います。
あと、所謂スッチーが最近はあまりチヤホヤされなくなったのも、飛行機での旅が普通になったからかもしれませんね。
う~ん、今の女性の憧れの職業って、なんでせう(微笑)。
もう一般的には忘れ去られてますが
この事件↓はそのうち真相がバレる気もします。
http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-ochiai.htm
コメントありがとうございます。
飛行機搭乗口の横の座席は、スッチーが離着陸の時にこちらを向いて座るんで、人気なんですよねぇ~♪
愛想の良い人だと、微笑んでくれたりして、嬉しくなるんですが……。
それにしても不幸な事故の記憶は消せるものではないでしょう。
避けられないのが悲劇という解釈もありますが、なにか不条理ですね……。
http://www.youtube.com/watch?v=yW3FqSf31Q8
このひとは歌もモチロンなんですが
演奏もカッコイイですよね。
ジャージーでブルージーなんですな。
コメントありがとうございます。
そうでしたね、あっという間に結婚~引退~離婚~復帰!
でもクールビューティな存在感は普遍でした。
個人的には「野良猫ロック・ワイルドジャンボ」の彼女も好きです♪
コメント&ご紹介、ありがとうございます。
青江三奈の演目はジャズブルースとして成立する歌謡曲だと思います。
ですから、きっちりブルースロックにも転用可能で、彼女のレコードに合わせてクラプトンのフレーズでオカズも入れられますよ。
特に「伊勢佐木町ブルース」は、あのスペクトラムもネタにしてましたから(笑)。
あぁ~、CD買おうかなぁ~~♪