OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

秘密にしておきたいとはいえ…

2024-10-18 19:01:51 | 歌謡曲

秘密のオルゴール c/w 哀しみよ今日は / 川田あつ子 (CBSソニー)

初めに告白させていただきますが、本日の主役たる川田あつ子について、サイケおやじは特段の思い入れはありません。

しかし、確か昭和57(1982)年頃、友人が相当の強気で――

   川田あつ子は、イイッ!

―― という熱い信念で彼女についての諸々をサイケおやじに刷り込んで来たものですから、ついつい……、本日掲載した川田あつ子のアイドル歌手活動のデビューシングル盤を押し付けられてしまっても、その納得せざるをえない状況には、いやはやなんとも…… (^^;

それでも作詞:松本隆&作曲:財津和夫、そして編曲:大村雅朗という、当時のアイドル歌謡シーンでは手練れの制作スタッフが提供したA面曲「秘密のオルゴール」はミディアムアップの易しさ優先モードが横溢したポップス歌謡であり、松田聖子っぽい曲展開はともかくも、ロリ趣味が横溢した感じの歌詞の世界は、稚拙とか、ターヘとか、そんなこんなを超越したナチュラルな川田あつ子の幼児系ボーカルに収斂してしまうという、これはこれで見事なプロデュースなんでしょうかねぇ~~~!?

繰り返しますが、ロリ趣味が無いサイケおやじにとっては、ど~でもいい楽曲であり、本来はスルーして当然という川田あつ子の唄に何故か、心惹かれるものを感じたのは、我ながら不思議な心持でありました (^^;

ですから、同じ制作トリオが手掛けた収録B面「哀しみよ今日は」がアップテンポのアイドル歌謡というよりも、例えばバディ・ホリー調が入ったカラオケパートのアレンジとか、シンプルにしてタイトなビートを基本にする楽曲構成の裏ロックグルーヴ(?)は、聴くほどに味わい深く、それゆえに全く肩に力が入っていない川田あつ子の歌いっぷりが逆説的に素敵なガールポップの本質を具象化している様な気がするんですが、いかがなものでしょう (^^)

もちろん、当然ながら、サイケおやじは、このB面曲「哀しみよ今日は」ばっかり聴いていた時期が確かにあったんですねぇ~~ (^^)

繰り返しますが、川田あつ子は決して歌は上手くありませんのでっ!

ということで、実に不思議な魅力が秘められた川田あつ子のアイドル歌手デビュー盤は、サイケおやじの隠しておきたい愛聴盤ではありますが、それゆえに皆様にもお楽しみいただきたいという、天邪鬼な本音の吐露とご理解いただければ幸いでございます <(_ _)>

最後になりましたが、川田あつ子の本領はアイドルシンガーというよりも、やはり女優であり、大人になってからは本格的なグラビアアイドルとしても活動し、ヌードも披露する等々、相当に熱い人気を得ていましたですね (^^♪

うむ、確かにグラビアアイドルとしての輝きには、サイケおやじも胸が高鳴ったりしました事、あらためて告白させていただきます <(_ _)>


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