OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

彼女に、いかが? と勧められれば…

2023-01-18 18:46:46 | 歌謡曲

い・か・が / 速水陽子 (日本コロムビア)

華々しく登場しながら、アッという間に消えてしまうのもアイドルの必要十分条件だとしたら、昭和56(1981)年夏、渡辺プロから「女ジュリー」として売り出された速水陽子は、「泡沫」とするには、あまりにも勿体無い存在だったと思っています。

で、本日掲載したのは、その昭和56(1981)年に発売された彼女のデビューシングルで、作詞:神田広美&作曲:亀井登志夫、そして編曲:後藤次利が提供したのはアップテンポのド派手なオールディズ風味の歌謡ロックだったんですから、たまりません♪♪~♪

マイナースケールをメインに用いた曲メロと執拗に「いかが?」という言葉を連ねた歌詞の世界は、ビブラートを禁止された(?)かの様な速水陽子のボーカルスタイルがあればこそ、キメまくるバックの演奏パートとの相性も悪くありません。

部分的にエコーが入るボーカルのSEも素敵な確信犯的でしょうか (^^♪

しかし……、テレビ等々で接する彼女のパフォーマンスには、どこかしら勿体ぶった印象があり、それはそれで、クールなイメージを狙っていたのかもしれませんが、個人的には、もう少し狂った感じのアクションで歌って欲しかったんですが、いかがなものでしょう (^^;

ルックスもイケてましたんで、女優としての活動もあったみたいですが、あまりパッとした人気が出ないまま……、何時の間にか姿が見えなくなったというか……。

う~ん、だからこそ、速水陽子はアイドルとしての存在感が忘れられてないという、そんなレトリックを用いる気持ちは無いんですが、もっと長く活動していれば、「大化け」した様な気が今もサイケおやじには残っております。

ということで、手厳しい事も書いてしまいましたが、それでもアイドルならではの輝きとか、儚さとか、そんなこんなの諸々に惹きつけられるのも、サイケおやじの宿業でございましょうか…… (^^;

それは決して、自分だけではないと思っているのですが…… (^^;


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