OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

昭和歌謡は水着も魅力

2012-07-19 15:11:09 | 歌謡曲

太陽に走る女 / 辺見マリ (ワーナーパイオニア)

国内ほとんどで梅雨も一気に明けたというのに、政治状況も社会情勢も鬱陶しいばかりで、またそれを報じるマスコミの暑苦しさは言うに及びません。

ですから、そんな時にこそ、パァ~~ッと明るく、例えば本日ご紹介のシングル盤ジャケ写の如く、「太陽に走る女」が世の中に希望を与えると確信しているのがサイケおやじの本性です。

もちろんそこにビキニ姿でグッと魅了される肢体を披露しているのは、昭和44(1969)年からの実質2年間に圧倒的な人気を集めたセクシーアイドルの辺見マリ♪♪~♪

と書いたのも、人気絶頂時の昭和46(1971)年、既に交際が噂の領域を越えていた西郷輝彦との結婚により彼女が引退されたからで、まあ、その後に芸能界復帰は果たしておりますが、それゆえにアイドル時代の輝きは別格! と思うのが、偽りの無い男どもの本音だと思います。

さて、肝心の楽曲「太陽に走る女」は、昭和46(1971)年4月に発売された通算5枚目のシングル盤A面に収録された、これが目論見どおりに「夏」を意識したセクシー歌謡の決定版!

それは当時流行のブラスロックを程好く取り入れたアレンジの中のマリンバの響きが絶妙の隠し味♪♪~♪ しかもドライヴしまくったエレキベースと力強いドラムスが提供するピート感は、これがまさに昭和歌謡ポップスのひとつの典型なんですから、たまりません。

ちなみに作詞は辺見マリがデビュー以来の安井かずみ、しかし作曲は村井邦彦から交代した鈴木邦彦ということで、制作側の意図はちょいと変化を狙ったフシもありますが、そこは流石にプロの仕事というか、あくまでも「プログラム方式」に沿った部分は貫かれたということなのでしょう。おなじ「邦彦」繋がりという勘繰りは別にしても、きっちり「辺見マリの味わい」を大切にした曲作りは、アレンジを担当した川口真の手腕も流石に冴えていますから、そのマンネリ感が、なかなか心地良いんですねぇ~♪

あぁ、やっぱり昭和歌謡曲は最高~~~♪

と、思わず再認識させられるわけですが、もうひとつ、当時は夏になるとテレビの歌番組ではプールサイドにステージが特設され、女性歌手は水着姿で歌うのが必須でありました♪♪~♪

もちろんその布面積が小さければ小さいほど、人気も集中するわけですが、スタア歌手としての自覚が、立ち振る舞いや着こなしにも表れていたのが昭和の芸能界なのです。

ところが何時しか平成の芸能界は、なにやら女性アイドルを甘やかしているんじゃ~ないかっ!?

そんなふうに思わざるをえない風潮がありますよねぇ……。

冷静の考察すれば、ロリ趣味の無いサイケおやじがAKBあたりの水着姿に積極性を示すはずもありませんが、それでも韓国からの出稼ぎ組の例えばKARAであれば、キワドイ水着姿のサービスは大いに推奨したいところです。

またその観点からすれば、アイドル分業化に伴って立派なジャンルになった所謂グラビアアイドルの存在も否定出来ませんから、えぇ~い! どっかのテレビ局が率先して芸能界水泳大会を作ってくれませんかねぇ~~。

もちろん水上騎馬戦でのポロリは美しい「お約束」であり、美味しいアングルを狙うカメラアングルの妙味や意識的に注目を集めようと奮戦する新人タレントの芸人魂は、必ずや共感を呼ぶでしょう。

正直、つまんないバラエティで出演者自ら笑っているような企画よりも、高視聴率は絶対ですよ。

等々、すっかり話もズレてしまったわけですが、それというのも鬱陶しい世相に辟易しているからでして、こんな願いがテレビ局に届いたらいいのになぁ~♪

叶わぬまでも夢だけは書く自由があるのは幸いです。

最後になりましたが、掲載画像はイカレ気味の私物スキャナーで撮ったものなんで、粒子が荒れ放題……。せっかくの辺見マリが勿体ないばかりの失態、ご容赦下さいませ。

新品、買おうかなぁ。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジョン・ロードが深紫だった世界 | トップ | 空飛ぶが如き爽快ポップス »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い歌に良いオンナ (サイケおやじ)
2012-07-22 15:05:55
☆アンディP様
ありがとうございますっ!

それだけ昭和歌謡のオンナは、良かったってことですよねぇ~~♪
う~ん、オカズ心が刺激されるなぁ~(自嘲)。
返信する
昭和歌謡の歌姫たち (アンディP)
2012-07-22 08:16:24
辺見マリさんには、子供ごころにも、エキゾチックなセクシーさで、ドキドキさせられたものです。今では、すっかり辺見えみりさんのお母さんですね。

コンビニでこんな週刊誌特集を発見。

http://www.asagei.com/

先輩ご紹介の上記写真も掲載されてます。
ランキング1位は、いしだあゆみ。

機会があれば、立ち読みのほどを。
返信する
偉才・川口真 (サイケおやじ)
2012-07-20 15:34:35
☆セブン様
コメントありがとうございます。

川口真は拙ブログでも頻出させたとおり、個人的に非常に好きな作編曲家です。
その傾向はモータウンからソフトロックに移行し、次いでブラスロックからニューソウルに進展していったという、まさに昭和歌謡曲ポップス部門の偉才だと思いますねぇ。

纏まったボックス物とか、出て欲しいんですが(笑)。
返信する
川口真 (セブン)
2012-07-19 18:11:01
昭和歌謡サウンドの重鎮ですね。
小川知子や由紀さおり、ゴールデンハーフとかのアレンジも良いですけど、私が好きなのは渚ゆう子や欧陽菲菲の時のシンプル路線です。

川口さん作曲ではこれなんか好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=x2wNCTO0W_8

このころからエレキのサウンドがそれまでとは変わり、ナチュラルオーバードライブな感じになってきました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事