久々に仕事が大縺れ!?
埒が明かないというか、マジギレ寸前でした、さっきまで (+_+)
これから策を練り直しってことで、本日は失礼させていただきます <(_ _)>
久々に仕事が大縺れ!?
埒が明かないというか、マジギレ寸前でした、さっきまで (+_+)
これから策を練り直しってことで、本日は失礼させていただきます <(_ _)>
どうにも、病院には似つかわしくありませんねぇ……。
と、当たり前の事を再認識させられたのは本日、定期健診で何時もの病院へ行ってみれば、最近のコロナ禍で患者の移動とか、とにかく落ち着きが全くありませんでした。
サイケおやじは、それでも通例の検査から無事に帰れましたけど、院内を移動する毎に消毒とか、検温とか、それが当然とは思いつつも、鬱陶しい気分は不謹慎でしょうか。
とりあえず眼底検査で目の前が真っ白なんで、これにて失礼させていただきます <(_ _)>
どうか、皆様、御自愛くださいませ。
■白いおもいで / 北野玲子 (東芝)
以前ご紹介した北野玲子の、これは昭和53(1978)年11月の発売とされていますから、おそらくは「初恋景色」に続くシングル盤と思われます。
で、その収録A面曲「白いおもいで」は作詞:有馬三恵子&作曲:市川昭介から提供された、歌謡フォーク調のロストラブソングなんですが、前作「初恋景色」が王道演歌でしたから、いきなりの路線変更という事なんでしょうか、ジャケ写のイメージも、それらしく変容しているわけで、「猫顔マニア」のサイケおやじとしては、最初に彼女のレコードに遭遇した時のトキメキが幾分薄れてしまったのは偽りの無い気持ちです。
しかし、彼女の声の美しさは全く変わるどころから、ますます輝きを増しておりまして、むしろ歌謡フォーク系の楽曲を歌ってくれて大正解 ♪♪~♪
極言すれば、あべ静江のフォロワーという感じに仕上がっているんですが、字余り(?)っぽい譜割りが多用された曲メロの難しさがあり、それでいてキャッチーなフックがイマイチ不足気味の曲展開は勿体ないというか……。
もちろん、それが上手く纏まっているのは竜崎孝路のツボを押さえたアレンジと北野玲子のきっちりとした節回しがあればこそ、あらためて彼女の歌唱力にシビレてしまいます。
ということで、これも先日ゲットしたブツの中の1枚でして、しかも、この時には幸運にも彼女のシングル盤を他に2枚も入手出来たという幸運に恵まれました (^^♪
あぁ~~、猟盤の神様に感謝ですっ!
ど~も、自宅車庫が雨漏り疑惑ということで、何年かぶりに中を整理整頓してみたら、やっぱり!?!
屋根に微細な穴が4か所ほど見つかりました。
大した事は無いと思いたいんですが、早く修理した方が、やっぱり正解と覚悟を決め、何時も世話になっている業者に連絡したところ、結局は車庫内を空けないと作業が難しいというわけで、今日はガラクタ運びで日が暮れました (~_~;
申し訳ありませんが、そんなこんなで、これにて本日は失礼させていただきます <(_ _)>
■昨日と今日のブルース c/w 信じられないの / 浅尾千亜紀 (CBSソニー)
掲載したのは最近入手した1枚で、とにかくサイケおやじが大好きな浅尾千亜紀が昭和44(1969)年2月に出した、これが……、アッと驚く裏名盤!
と、思い込んでいるのはサイケおやじだけかもしれませんが、まずは作詞:なかにし礼&作編曲:宮川泰という制作クレジットも眩しいA面曲「昨日と今日のブルース」は、王道の演歌ぶる~ぅすに仕上がっておりまして、そのジャンル特有のコブシの利いた粘っこい節回しは、青江三奈~八代亜紀と続く系譜のミッシングリンクみたいな、そんなこんなのバックのカラオケパートが、なかなかにモダンにアレンジされているのは、宮川泰の洋楽フィーリングが滲み出たところでしょうか。
一方、その意味で尚更にシビレてしまうのが同じソングライターコンビから提供されたB面曲「信じられないの」で、こちらはアップテンポのビート歌謡演歌なんですから、たまりません (^^♪
あぁ~~、このグルーヴィ~なコブシ回しと程好いお色気唱法の魅力には、好みのツボをギュ~~っと押さえられ、まさに歓喜悶絶しているうちに、ど~にも収録時間の短さが残念でなりませんっ!
でも、このシングル盤を入手出来たという幸運には素直に感謝です (^^♪
そして、これまたCD化は未確認ではありますが、機会があれがば、皆様にもお楽しみいただきたい、やっぱりこれは裏名盤と確信する次第でございます。
ということで、昭和40年代中頃から昭和50年代前半ぐらいまでの我が国歌謡曲は、本当に宝庫であり、有象無象が混濁した中から、光り輝く玉石を見つけ出すが如き作業、つまりは猟盤活動の楽しみは、まだまだ尽きる事が無い様です (^^;
生かされている事にも、感謝です。
■Hot Guitar Licks / Nokie Edwards (RJ Productions = CD)
01 Alabama Jubilee
02 Nokie Boogie A
03 I Got a Woman
04 Guitar Boogie
05 Classical Gas
06 Steel Guitar Rag
07 Exodus
08 Keep Searchin'
09 Swat
10 Cuando Cuando
11 Brazil
12 Fools Rush in
本日ご紹介するのは、2018年に出たノーキー・エドワーズの未発表セッション音源から作られたCDで、ということは、この偉人のラストレコーディング? と思われがちですが、実は中身は、1996年にフィリピンに招かれたノーキー・エドワーズが地元のミュージシャンとスタジオで録音した演奏集になっています。
もちろん、説明不要とは思いますが、ノーキー・エドワーズはベンチャーズのリードギタリストとして大活躍し、その影響力は我が国ばかりか、世界中に及んでいますので、フィリピンにも信奉者は夥しく、ここに聴かれるセッションを企画したラモン・RJ・ジャシントなる人物も、そのひとりとして、現地では放送局や様々なスタジオを経営する、ある意味では「芸能界の顔役」と云われているらしいんですが、それはそれとして、やはりベンチャーズにシビレた体験からギタリストとしても活動し、ノーキー・エドワーズとは古くから親交があったそうですから、ここに聴かれる演奏がリラックスした中にも躍動感に満ちている事には納得して歓喜悶絶 ♪♪~♪
しかも、上記した演目をご覧いただければ、これまたコアなファンならずとも期待でワクワクさせられる名曲ばかりだと思いますが、いかがなものでしょう。
もちろん全曲でノーキー・エドワーズが十八番のリックを全開で披露し、バックを担当したのは前述のラモン・RJ・ジャシント(g) 以下、ボロロン・エラハ(g)、ベン・テソロ(b)、ロリー・ロルダン(b)、エドニコラス(ds) という、おそらくは地元のセッションプレイヤーと思われる名前がジャケットに記載されておりますが、他にもキーボードやホーンセクションが入ったトラックもありますから、かなり周到な準備もあったのでしょう。
しかし、そんなこんなは考える必要が無いほどに、ここのでノーキー・エドワーズは親指に装着したサムピックに神業のフィンガーピッキングを絡ませて全篇で弾きまくりですし、バックの面々のリズムセクションとしての役割に徹したサポートには敬意すら感じさせる素晴らしさですよっ!
それはカントリー&ウエスタンのスタンダード曲にしてアップテンポのド頭「Alabama Jubilee」、スタジオリハーサル的なノーキー・エドワーズのオリジナルとされる「Nokie Boogie A」、レイ・チャールズの代表曲というよりも、今やR&Rの定番にもなっている「I Got a Woman」、そしてロカビリーやジャズ系の有名ギタリストが数多く名演を残している「Guitar Boogie」と続く4連発で、既にリスナーの皆々様にしても、絶対に震えて浮かれるんじゃ~ないでしょうか (^^♪
あぁ~~、このビート感と十八番のリックの乱れ打ちは、カントリーロックの醍醐味はもちろん、ベンチャーズサウンドのひとつのキーポイントをノーキー・エドワーズなりに表現した、全く自由な天才性の証明と思うばかりです。
しかし、だからこそ、ベンチャーズではノーキー・エドワーズの後任を務めたジェリー・マギーが代名詞的に弾いていたメイソン・ウィリアムスの大ヒットカバー曲「Classical Gas」が、ここでは幾分考え過ぎてしまった感が……。
なぁ~んていう不遜な思い、どうか……、ご容赦くださいませ <(_ _)>
そして中盤、「Steel Guitar Rag」では、これぞっ! やっぱりノーキー・エドワーズならではの凄いギタープレイが堪能出来ますし、有名な映画音楽として「栄光への脱出」という邦題がある「Exodus」は哀愁が滲むテーマメロディを活かしたアレンジと演奏がニクイばかり ♪♪~♪
さらに、その意味でサイケおやじが大いに気に入っているのが、デル・シャノンのヒット曲のひとつにして「太陽を探せ」の邦題がお馴染みの「Keep Searchin'」で、原曲のキモだった泣きメロと解放感に溢れたサビの展開を前半は低音弦をメインに、中盤からはベンチャーズ風味を入れた、本当に世界中のファンが望むところを存分に聴かせてくれるんですねぇ~~♪
終盤のアドリブプレイもイイ感じ♪♪~♪
ちなみに、この「Keep Searchin' / 太陽を探せ」はテンプターズの「エメラルドの伝説」やシャネルズの「街角トワイライト」のネタ元になっているとサイケおやじは思い込んでいるんですが、いかがなものでしょう (^^;
閑話休題。
こ~して、この音源集も後半に入って、うっ!?
と、思わず呻かされるのが日本でも人気が高かったアメリカ制作のアクションテレビドラマ「Swat / 特別狙撃隊S・W・A・T」のテーマ曲で、なんとっ! これまでの演奏の流れとは一変したファンキーなリズムとビート、さらにホーンセクションまでも導入した、ある時期のベンチャーズもやっていたサウンドの再現を狙った様なトラックなんですが、流石はノーキー・エドワーズ!
ニューソウルなリズムギターをバックにしながらも、カントリーロック由来の泥沼ファンキーなフレーズを積み重ねて山場を作る職人技が冴えまくりですよっ!
もう、このあたりになると、ファンとしては端座して聴き入るのみの心境なんですが、続く「Cuando Cuando」、そして良く知られたラテンの名曲「Brazil」における南国グルーヴの心地好さは格別で、これはフィリピンでのセッションという環境が関係しているとしたら、結果オーライの大正解と思うばかりです (^^♪
そして、いよいよの大団円と申しましょうか、泣きメロが胸キュンのスタンダード曲「Fools Rush in」は、ライトタッチのカントリーロックにアレンジされていますから、ノーキー・エドワーズの十八番のリックがテンコ盛り ♪♪~♪
こりゃ~~、やっている当人達だって、楽しいに違いないという仕上がりで、羨ましくなるばかりです (^^♪
ということで、ベンチャーズやノーキー・エドワーズのファンならずとも、音楽好きならハナからケツまで楽しめる音源集ですよ、これはっ!
特にギター好き、ギターを少しでも弾いた事のある皆様には、一度は聴いても後悔しないはずと、激オススメです。
なにしろ、殊更前半はシンプルなリフとアドリブフレーズ主体の曲ばかりですから、ノーキー・エドワーズも手練れの技を存分に披露しておりますし、語弊があるかもしれませんが、ちょいとばかりシバリの多いベンチャーズでのプレイよりは、相当に自由に弾いている様に感じるんですが、いかがでしょうか (^^♪
あぁ……、現世では永遠にノーキー・エドワーズの新しい演奏は聴けませんので、今後も同様の未発表音源の登場を心待ちにしているのでした。
……、あぁ……、またリモートアプリが作動不良です (>_<)
早く帰って、私用のマシンをチェックしなければ……。
本日は、これにて失礼させていただきます <(_ _)>
■千円の旅 / ポップコーン (MGM / ポリドール)
所謂「ニューミュージック」というジャンルの端緒は知る由もありませんが、それを広く一般大衆に認識させたのは昭和54(1979)年に桑江知子が大ヒットさせた「私のハートはストップモーション」だというのがサイケおやじの考え方であり、そのルーツは荒井由実と名乗っていた頃のユーミン、加藤和彦、尾崎亜美、そしてブレッド&バターやハイ・ファイ・セット等々のシンガーソングライターや都会派のグループだと思えば、ど~しても取り上げておきたいのが、昭和48(1973)年に本日掲載のシングル盤を出したポップコーンと名乗る女性デュオです。
しかし、最初っから言い訳を繕う事になるんで、申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、サイケおやじはポップコーンのレコードは、これっきりしか所有しておらず、グルーブそのものについても、松尾理恵子と山崎綾香の2人組という以外に、プロフィールやキャリアに関して、全く知るところがありません。
それでも、ここに収録のA面曲「千円の旅」には最初に聴いた瞬間から、その洋楽系オシャレ度数の高さにイチコロにやられましたですねぇ~~♪
なにしろ基本は「気ままな旅」と「乙女心」の夢見る世界観に現実の厳しさを対比させた様な歌詞の世界をソフトロック調の歌謡ポップスに色付けした雰囲気ながら、全体的にはバート・バラカック系の所謂「A&Mサウンド」に加えて、ジャズっぽさも微妙に感じられるコーラス&ハーモニーの妙、さらにはシンプルでありながら、実は奥深い音作りがきちんと纏められている感じでして、いゃ~~、こんなイカシた洋楽(?)が日本でも制作されるのかっ!?
みたいな、そんな大いなる勘違いをさせられてしまったんですが、これって、つまりは前述した「ニューミュージック」のプロトタイプだったのかもしれないなぁ~~、なぁ~んていう、これまたトンデモ系の勘違いをさせられてしまうわけですよ (^^;
で、肝心のソングクレジットはポップコーンの2人の共作であり、洗練されたアレンジを担当したのが馬飼野康二と確認出来ますが、この仕上がりの素晴らしさは曲作りの段階からだったのか、それともアレンジを附していく過程で練り上げられたのかは推察出来ずとも、とにかく松尾理恵子と山崎綾香の2人が素敵な歌声を披露している事には聊かの衒いもないと思います。
そして冒頭に述べたとおり、これが世に出た昭和48(1973)年と云えば、ユーミンがデビューシングル曲「返事はいらない」を出したのが前年7月であり、「ニューミュージック」の礎ともされる傑作LP「ひこうき雲」の発売が昭和48(1973)年11月だったという歴史を鑑みても、やはりポップコーンの登場は早過ぎたのかもしれません……。
実際、このシングル盤が売れていたという事は無かった様で、サイケおやじにしても、アルタイムじゃ~経済的な問題から買えませんでしたので、例によって中古ゲットを狙いながら、入手までは相当な年月を要したほどです。
しかし、やっぱり現物のレコードで聴く「千円の旅」の素晴らしさは格別でありました (^^♪
あ~ぁ、この胸キュンなコーラスワークとメロディラインの美味しさは、何度でも聴きたくなる事、請け合いですよっ!
ちなみにジャケ写のイメージは、それこそ当時流行っていた「ディスカバージャパン」なる旅行キャンペーンがド真ん中ではありますが、おそらくはポップコーンの2人であろう人物の面立ちが……、はっきり確認出来ないのは残念というか、勿体無いと申しましょうか……。
ということで、この「千円の旅」がCD化されているかは未確認ですが、機会があれば、皆様にもお楽しみいただきたい名曲にして名唱です。
うん、今の季節にもジャストミートですからねぇ~~♪
■かなしみ通り / 野本直美 (discomate / ビクター)
今にして思えば、日本における昭和50年代中頃からの大衆音楽は歌謡曲もロックも、また演歌やアイドル歌謡さえも、「ニューミュージック」という便利な言葉で括られるほど、ひとつの方向性を強制されていた時期が確かにありました。
ですから、所謂シンガーソングライターと称される自作自演の歌手にしても、それが持ち味だとはいえ、頑なに自分だけの世界を表現していては売れないという現実の厳しさに直面させられ、路線やスタイルの変更を余儀なくされながら、結局は……。
プロとしてのビジネスを成り立たせるためには、そ~ゆ~事だって、何れば自分自身の表現を貫く為の手段とは思いつつ、ファンやマニアからすれば、気持ちを共有しかねる状況は哀しいわけです。
本日掲載のシングル盤を公式プロデビュー作とした野本直美は、熱心なファンから、どのように思われていたのか、冒頭からグダグダと述べさせていただいた観点からして、大いに気になる存在です。
なにしろ彼女は生粋(?)のヤマハ系シンガーソングライターとして、大人の女性の気持ちを歌うという評価が高く、そのスタイルは演歌っぽさも時には滲ませるフォーク歌謡でしたから、ここにA面収録の自作曲「かなしみ通り」にしても、飛沢宏元のアンプラグドなアレンジを得て、姉御肌っぽい歌いっぷりを披露しているあたりは、全くジャケ写どおりのイメージだったんですねぇ~~♪
ところが、サイケおやじは大いに気に入っていたんですが、客観的には時代にアクセスしていない雰囲気が濃厚で、決してヒットしたとは言い難い状況だったんじゃ~ないでしょうか……。
実際、サイケおやじにしても、この「かなしみ通り」を最初に聴いたのは業界の知り合いからプレゼントされたカセットコピーであり、掲載の私有盤にしても、中古ゲットしたサンプル盤というのが実情ですから…… (^^;
何時しか彼女がロックぽい方向へプロデュースされていったのも、頷けるとはいえ、失礼ながら彼女のルックスは、あんまりロックしていない感じですし、それが女版の佐野元春みたいになっていた時期もあり、結果的にフェードアウト……。
あくまでも個人的な希望ではありますが、ど~せなら、ボニー・レイットみたいな、ブルースロックウーマンを演じて欲しかったと思っています。
ということで、しかし、それでも野本直美は素敵なレコードを残してくれた事に間違いはありません。
問題は、それを気に入るか、あるいは拒否反応を示すのか、等々という嗜好品としての扱いに近いところでしょうか?
一応、それなりにレコードは集めてありますので、何れご紹介させていただく事として、本日は失礼させていただきます <(_ _)>
■その風の妖精 / トゥインクル (CONTNTAL / テイチク)
失礼ながら、ご本人のオリジナルバージョンはそれほど売れていないのに、プロ・アマを問わずにカバーされている名曲ってのは案外と多いもので、トゥインクルと名乗る女性デュオによって昭和56(1981)年に出された本日掲載のシングル盤A面曲「そよ風の妖精」も、その好例たる名曲でしょう。
なにしろ爽やかで美味しいメロディを次々に積み重ねたが如き曲展開とトゥインクルが演じるボーカル&ハーモーの妙こそは、正に歌謡フォークとニューミュージックの折衷スタイルと決め付けるには、あまりにも魅力的なんですねぇ~~♪
告白すれば、サイケおやじは冒頭に述べたとおり、このトゥインクルを聴く前に、某アマチュアグループが生ライブで演じていた同曲に接し、忽ち楽曲の良さに惹かれてしまったんですが、その時は詳細を尋ねる事も儘ならず、心にひっかかり(?)続けて幾年月、その間にもアマチュアでしたが、2~3のグループやソロシンガーが、これを演じている場に遭遇し、ついに「そよ風の妖精」という件の曲名だけを知り得てからは、中古猟盤の標的のひとつになっていた次第です。
そして、ついに現物をゲット出来たのは発売から5年も過ぎた昭和61(1986)年の事で、その時になってようやく演じていたのが後藤美喜子と早坂弘美のデュオ=トゥインクルがオリジナルバージョンを歌っていた事を知ったのです。
で、肝心の収録A面曲「その風の妖精」は作詞作曲:後藤美喜子!
つまりは彼女達の自作自演曲であり、レコードに刻まれたソフトロック系の仕上がりに関わるアレンジャーが後藤次利であれば、リズム隊の躍動感や洋楽的フィーリングに溢れた節回しが所謂ニューミュージックっぽさにどっぷりという好ましさ♪♪~♪
一聴してサイケおやじが虜になってしまった事は、あらためて述べるまでもありません (^^♪
そしてトゥインクルについて、あれやこれや情報を集めてみたんですが、どうやらヤマハ系のグループらしく、レコードも……、おそらくは、これを入れてもシングル盤だけを2~3枚程度しか残していないと思われるんですが、ど~なんでしょうねぇ……。
もちろん、サイケおやじにしても、掲載盤だけしか所有していないのが現実ですし、ジャケ写に登場している2人と名前が一致していないのも、また然りというわけです (^^;
しかし、何度聴いても、この「その風の妖精」が名曲ですし、トゥインクルのオリジナルバージョンは名唱名演だと、強く思っております。
ということで、大きなヒットにはならずとも、名曲&名演はレコードという文明の利器をとおして膾炙し、人の心を和ませる続けるのですから、オンタイムでは売れないと嘆く事は当然ながらも、世の中は決して冷たくはないと思いたいですねぇ~~ (^^;
そ~ゆ~レコードに1枚でも多く巡り合いたいものです。