OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

大切

2021-04-10 19:48:17 | Weblog

今日は父の七回忌、そして祖母の五十回忌の法要でした。

もちろん、現況下では身内の中でも最少人数での集まりでしたし、通例の会食も自粛です。

一般的に最近は、葬儀や法事そのものも簡素化されている傾向があるんですが、これからは、もっともっと、そ~なるんでしょうか……。

まあ、通夜や葬儀の後で矢鱈に騒ぐのも、それはそれで意味はあるんでしょうが……。

様々に考えさせられるのでした。

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この人だぁ~れ part-30:秋川淳子

2021-04-09 17:51:31 | 歌謡曲

南南西 / 秋川淳子  (ユニオン / テイチク)

本日の主役たる秋川淳子ついては例によって何も知らないんですが、掲載したシングル盤は昔っから中古屋では見かける機会も多く、だからこそ気になってはいたんですが、ゲットするまでには至らず、月日が流れていました。

それが先日、某ネットオークションで纏め落札したレコード群の中から発見され、それゆえに半ば義務的に針を落とせばグリビツテンギョ~~~!?!

とにかく作詞:麻生香太郎&作曲:あすなろ、そして編曲:馬飼野康二の制作クレジットが確認出来るA面曲「南南西」が、アッと驚く歌謡ロック系のアイドルポップスに仕上がっていたんですねぇ~~!?!

しかも秋川淳子のボーカルは正統派の歌謡曲スタイルながら、伸びやかな声質と節回しが、きっちりとロックビートに対応していると申しましょうか、絶妙の憂いや哀愁を秘めた歌いっぷりの素晴らしさは音程の確かさ共々に、そのインパクトは絶大ですよっ!

また、イントロからアクション系刑事ドラマの主題歌みたいなアレンジが施されているもんですから、曲メロの歌謡フォークっぽい印象がロック的な熱気に変換されていく流れを見事に歌いきっているあたりが彼女の真骨頂だとしたら、今の今まで、これをスルーしていたのはサイケおやじの不覚でありました。

それでも、このシングル盤が世に出た昭和53(1978)年5月以降、件の「南南西」がヒットしていたという記憶はありませんでしたし、秋川淳子と名乗る歌手がテレビ等々に登場していたという印象も残っていないのは、サイケおやじの不注意だったでしょうか……。

しかし、ジャケ写ポートレートを見る限り、失礼ながら秋川淳子にはイマイチ、スタアとしての「花」が無いというか、アイドルとしては平凡なルックに思えてしまうのが正直な気持ちであり、果して彼女が、どの様な活動を展開し、どのぐらい売れていたのか等々、決して予断は許されるはずもないわけで……。

他に何枚ぐらいのレコードを出していたのかは知る由もありませんが、もしかしたら素晴らしい歌唱力を活かして、正統派歌謡曲~演歌の分野で活動していたのかもしれません。

ということで、こ~ゆ~「未知との遭遇」や「食わず嫌い」みたいなレコードが、まだまだ夥しく残されているのが大衆音楽の真実のひとつでありましょう。

死ぬまでに、それ等にひとつでも多く邂逅出来る事を目標とするのも、余生としては悪くないと思っております。

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Miwako's Mood '78

2021-04-08 19:41:48 | ニューミュージック

エピローグ / 松木美和子 (日本コロムビア)

芸能界には何が本職なのか?

分類不可の人種(?)が確かに存在しており、そ~ゆ~人達が芸能界を面白くしているのも、また事実と思います。

例えば昭和53(1978)年秋に本日掲載のシングル盤を出した松木美和子は、そのルックスからも皆様ご推察のとおり、ダンサーやモデルとして活動していたらしいのですが、ヤマハ系のミュージシャンという別の顔も局地的には有名だったらしく、特にピアノや各種キーボードの演奏にも秀でた才能があったと云われていますから、シンガーソングライターとして音楽業界から嘱望されていたと云われています。

しかし、彼女が一番に知られているのは、阪神タイガースの名選手にして監督としても辣腕を発揮した松木謙治郎の愛娘という現実でありましょうか。

ただし、それはそれとして、やっばり松木美和子としての存在感は所謂「敷居の高さ」を滲ませているものだとしたら、ユーミンのライブステージではコーラスばかりかバックダンサーとしての目立ち方も、得心する他はありません (^^♪

さて、そこでこのシングル盤A面曲「エピローグ」は林哲司と高橋拓也の共作とされるAORな歌謡メロディに加え、たかたかしの下世話な都会派の歌詞が附されたミディアムテンポのニューミュージックに仕上がっており、如何にも大谷和夫らしいシンプルなフュージョンアレンジが、ちょっぴり不安定な松木美和子の節回しにはジャストミートの仕上がりなんですねぇ~~♪

そうです、彼女は決して歌が上手いというボーカリストではなく、むしろ雰囲気優先のビジュアル系シンガーという側面は否定出来ないんですが、しかしそれを堂々と成立させているのはレコードに刻まれた音源だけからも伝わって来ますし、何よりもジャケ写ポートレートと同じ雰囲気の声と節回しが楽しめてしまうんですよ ♪♪~♪

曲調が全く発売された昭和53(1978)年にどっぷりという、この雰囲気を感じていただけるでしょうか (^^♪

ということで、冒頭に述べたとおり、様々な「顔」を持つ芸能人の常として、決定的な大活躍が記憶されなかったのは松木美和子も同じだったとはいえ、やはり忘れられない存在だった事は令和の時代なればこそ、再発見に値する様に思います。

残念ながらサイケおやじは彼女のレコードは、これっきりしか所有しておりませんし、活動の全貌・概要についていも知るところは本当に少ないもんですから、こんな拙文は恥の上塗りかもしれません。

唯……、気になる美女という認識は揺るぐ事はありませんねぇ~~ (^^;

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明るく楽しく、せつない谷ちえ子の節回し

2021-04-07 18:23:14 | 歌謡曲

私はシンデラレ / 谷ちえ子 (日本コロムビア)

男と女の関係なんて、ドロドロしていて当たり前なのが世の中の常なれど、だからこそ、そこにホノボノフィーリングを欲しがってしまうのも、人間の宿業かもしれません。

ですから、歌の世界にも古来から、そんなこんなのソフトなノベルティソングやコミックソングが夥しく作られて来たわけですが、その歌詞の内容にシリアスなギャグが満ちていようとも、あるいは辛辣なオチで結ばれていたとしても、サウンド的にはハートウォームな感性が表出された楽曲は少なくありません。

例えば谷ちえ子が昭和52(1977)年秋に出した本日掲載のシングル盤A面収録「私はシンデレラ」は、作詞:石原信一&作曲:中村泰士が、おそらくは先に発注された企画に合わせて作り上げた、ちょっぴりホロ苦く、それでいて前向きな幸せを感じさせてくれるライトタッチのコミックソングで、馬飼野俊一のアレンジも当時のウエストコーストロック系のファンキーさを絶妙に滲ませた嬉しさがありますから、実は男に騙されていた女のせつない心情をプラスのベクトルに導く仕上がりになっているんですねぇ~~♪

しかも谷ちえ子の歌いっぷりが爽やかさと哀愁を同時に表現するが如き、それでいてナチュラルな歌心を感じさせてくれるんですから、好感度は満点♪♪~♪

基本的に歌が上手い彼女なればこその節回しでありましょう。

谷ちえこはデビュー曲「花の女子高数え歌」から続くのが、この2作目となる「私はシンデレラ」だったもんですから、あんまり真っ当な歌謡曲スタアとして認められなかった感じですが、実力は決してキワモノではないと思いますねぇ~~♪

ということで、当時のラジオの深夜放送や盛り場の有線等々でも、それなりに流れていましたので、この拙稿で谷ちえ子を思い出していただければ幸いでございます。

う~ん、最近は、こ~ゆ~歌が作られなくなってしまったのが、残念でなりません……。

ノベルティ&コミックソングの復権・復活を心から望んでいるのでした。

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鎌田みゆきの美しき幻影

2021-04-06 17:12:31 | 歌謡曲

Daddy Cool / 鎌田みゆき (Epic / Sony)

鎌田みゆきは日活ロマンポルノで短期間、それも昭和59(1984)年に3本ほどの作品に出ていた女優さんなんですが、今でも彼女が忘れられないというコアなファンが多いと云われているマニア泣かせの存在でしょうか。

そんなこんなを書いているサイケおやじにしても、そのひとりである事は皆様ご推察のとおりで、とにかくも「鎌田みゆき」としての彼女が我々の前に登場したのは横須賀昌美も出るというので大いに話題となっていた昭和59(1984)年4月公開の日活ロマンポルノ「夕ぐれ族(曽根中生監督)」にちょい役で顔を出し、次いで封切された「未熟な下半身(斉藤信幸監督)」にも出演している事にはなっていますが、何れも印象に残る演技を披露していたとは言い難く、後追いで再鑑賞して、あぁ~~、そうかっ!

なぁ~んて納得するわけですが、それと言うのも現在まで唯一の主演作と思われる「ヴァージンなんか怖くない(那須博之監督)」において、実にキュートで胸キュンな存在感を示してくれたからでして、加えて主題歌までも自ら歌ってしまったという活躍は、忘れられるものではありません (^^♪

それが本日掲載のシングル盤A面収録の「Daddy Cool」で、これが作詞:ちあき哲也&作曲:宇崎竜童、そして編曲:萩田光雄が提供したハードロックな歌謡曲なんですから、たまりません (^^♪

しかし……、これは好き嫌いが絶対にあると思う他はない彼女のボーカルスタイルのトーシロフィーリングが滲んでいるのも確かですから、そこんとこは、ご理解願いたいわけですが、だからこそ、前述の映画「ヴァージンなんか怖くない」を鑑賞しているか、否かで賛否が分かれてしまうのです……。

で、その物語は所謂バイカーアクション物であり、しかも作品の特性から「セックス・ドラッグ・ロケンロール」がド真ん中!

そして当然ながら、今は懐かしい昭和59(1984)年の風俗や風景が記録されておりますから、現代なればこそ、楽しく鑑賞出来るところは絶対にあると思います。

肝心の主人公を演じた鎌田みゆきは、一応バイクにも乗れるみたいですが、決して上手いとは言えないながらも、カッコはビシッとキマッていますし、何よりもキュートな面立ちがフルフェイスのヘルメットから現われるカットは、彼女の美味しい場面や演技と同等の魅力に溢れていましたですよ (^^♪

ということで、その映画本篇も主題歌もパッケージ化されているかは不明ではありますが、サイケおやじは、その幸せをひとりでも多くの皆様にも楽しんでいただきたいと思っております。

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覚悟は出来た!

2021-04-05 19:36:51 | Weblog

仕事が縺れて、お偉いさんに嘆願に向かったまま、今の今まで待たされております (+_+)

でも、ここで諦めちゃ~、ならないわけですよっ!

とにかく、20分ほど後に面会が叶いそうなんで、これにて本日は失礼させていただきます<(_ _)>

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だから人に歴史あり

2021-04-04 19:53:26 | 歌謡曲

小さなお願い / 中原ゆかり (RCA)

昨日書いたとおり、本日はCDプレイヤーを調達しに街へ出かけたんですが、もちろん皆様ご推察のとおり、ついでに中古屋とか各種ショップで狩猟に勤しんた事は言うまでもありません。

で、掲載したのは、なんとっ!

早川由貴の実質的なデビュー作と云われているシングル盤で、発売された昭和50(1975)年5月の時点で、彼女は中学3年生だったらしいですよ。

という諸々は、これを入手した中古屋の店主から教えていただいた情報であり、当然ながら「中原ゆかり」が後の「早川由貴」の前身という事実も、同様であります。

で、肝心のA面曲「小さなお願い」は作詞:一宮丈二&作曲:中山大三郎、そして編曲:高見弘というクレジットが確認されるミディアムテンポの正統派歌謡曲であり、乙女心のせつなさを湿っぽい希望を胸に秘めたかの如く節回す中原ゆかりの歌唱力は、当時の年齢からしても、なかなか絶妙に大人びた味わいが滲んでいるんじゃ~ないでしょうか。

特に演歌っぽいコブシ回しの程好い使い方は、正しくプロの技と思いますねぇ~~~♪

しかし、もちろんの事、これがヒットしたとは言い難い状況から、中原ゆかりの芸能活動は以降、ど~なっていたのかは知る由もありませんが、結果的に「早川由貴」として再デビューに至ったのは当然が必然だったわけです。

ということで、本日は冒頭に述べたとおり、新しいCDプレイヤーを調達しつつも、中古のアナログ盤をゲットするのがメインになってしまったという屈折は、いやはやなんとも、サイケおやじの宿業としてご理解いただければ幸いでございます。

しかし、きっちりCDもあれやこれやと仕入れておりますので、併せて近々ご紹介しようと目論んでおります。

よろしくです (^^)/~~~

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寿命~昇天

2021-04-03 19:30:42 | Weblog

長年使い続けてきたCDプレイヤーが、ついに最期の……。

今朝の鑑賞中、突如として作動がストップし、電源は入っているんですが、トレイの開閉も出来ず (>_<)

様々にやってもダメなんで、明日は新しいのを買いにいくしかないという散財モードに入りそうです。

でも、一番に痛いのは入っていて、取り出せなくなったディスクでありまして、今は入手困難な森山加代子のシングル集成盤なんですよ 。

取り出すには、プレイヤー本体をバラすしかないんでしょうねぇ……。

あぁ……、せつなぃ……。

 

 

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笑顔の必然と大切

2021-04-02 19:31:47 | 歌謡曲

スマイル・フォー・ミー / 河合奈保子 (日本コロムビア)

昨日は諸々のトラブルが多発した新年度初日ではありましたが、やはり新しきスタートラインに立った新人達への挨拶らしきものを宣もうたサイケおやじとしては、こんな世相だからこそ、慎ましくてもよいから「笑顔」を大切にして欲しいという希望を伝えたつもりなんですが、ど~だったのかなぁ~~ (^^;

正直、自分が若い頃の事を回想しても、年寄りの挨拶なんてものへの共感は半分以下だったわけでして、それでも所謂業務命令として心に留める努力は、それなりにしていたというテイタラクを告白すべきなんですが……、それはそれとして、やはり「笑顔」ってのは第一印象とか人間関係においては大切だと思いますねぇ~~。

ただし所謂「ニヤける」のはご法度ですが (^^;

さて、そこで本日のお題は説明不要、河合奈保子が昭和56(1981)年に放った、そのものスバリの曲タイトル「スマイル・フォー・ミー」であります。

しかし、最初に告白しておかなければならないのは、作詞:竜真知子&作曲:馬飼野康二、そして編曲:大村雅朗という制作スタッフの狙いが明らかに松田聖子っぽい曲調にモロ出しという仕上がりで、サイケおやじには面白くありませんでした。

ところがテレビの歌番組で接した河合奈保子のパフォーマンスは、これまた(?)そのものスバリの笑顔満点の愛くるしさで持ち前の歌唱力を存分に発揮していたのですから、ちょいと媚びたと思われたプロデュースは結果的に大成功だったんですねぇ~~!

それは、あれやこれやと小理屈を重ねる以前の問題として、「笑顔」という行為行動が如何に素敵なものなのかっ!

という、実にシンプルな真実に帰結するのだと思うばかりです (^^♪

そりゃ~確かに、この世に生かされているかぎり、笑っている事よりも、無表情か仏頂面をしている場合が多いのも間違いの無い事実であり、笑ってはいけない場合での態度とか、空気を読めない「ニヤケ」、そして笑って誤魔化すという日本人が十八番の仕草についても、一概に決めつける事は出来ないわけですが、それでも「笑顔」の素敵さは不滅でしょう。

ただし、近年のテレビバラエティなんかで出演者が矢鱈と自分達だけが笑っている演出は最低であり……。

そのあたりの線引きは非情に難しいのも現実でありましょう (^^;

ということで、この世は笑って過ごせれば大いに結構ではありますが、辛い事があってからの笑いだって、大切な宝物と思っているのでした。

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新年度波高し!?

2021-04-01 19:21:44 | Weblog

いきなり朝イチで仕事場のPCシステムがダウンし、復旧するのに夕方まで大変でした (>_<)

また、他社から幾分強硬に引き抜いた腕利きの助っ人が新型コロナでダウンしたとの知らせが!?

加えて諸々のトラブルが続出し、頭痛くなったですよ……。

そんなこんなの嘆き節、失礼致しました <(_ _)>

明日は穏やかにやれるといいなぁ~~~。

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