OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ひまわり君の夏

2021-05-21 19:42:07 | 歌謡曲

ひまわり君 / 田中美智子 (東芝)

本日も夏歌先取り気分ということで、掲載したのは榊みちこが田中美智子と名乗っていた芸能界デビュー期の昭和51(1976)年7月に出した、おそらくは最初のシングル盤と思われる1枚で、このA面曲「ひまわり君」は作詞:なかにし礼&作曲:ベンチャーズ!

つまりは堂々の「ベンチャーズ歌謡」なんですねぇ~~♪

その元ネタはベンチャーズが同年の来日記念盤として出したシングル曲「Sunflower '76」で、これは如何にも当時というか、女性コーラスも入れたキーボード主体のサウンド作りなんですが、実は件の来日公演のメンバーはノーキー・エドワーズ(g)、ドン・ウィルソン(g,vo)、ボブ・ボーグル(b,g)、ジョー・バリル(ds) に加えて、ビフ・ヴィンセント(key)、そしてリーシャ(vo)、ジョネル・カレンダー(vo) という2名の金髪系女性ボーカリストを交えたド派手な演出が珍しかった記憶が残っておりまして、とすれば「Sunflower '76」も同じメンバーでレコーディングされていたのかもしれません。

また、この時は新作アルバム扱いながら、実は新旧の音源を組み合わせたLP「アーリー・サウンド・オブ・ザ・ベンチャーズ」も発売され、そのシングル曲「Sunflower '76」も入っていますし、前述の来日公演からは「オン・ステージ 76」という、恒例のライブ盤も作られ、もちろん「Sunflower '76」のライブバージョンがお楽しみいただけますので、ご確認くださいませ (^^♪

で、肝心の田中美智子が歌う「ひまわり君」は、三木たかしのアレンジによるアイドル仕様の歌謡ロックで、大袈裟寸前のストリングス&ブラス、そしてソウルフルな女性コーラスをバックに明るい節回しを聞かせる彼女の直向きさは、なかなかイイんですよ (^^♪

ちなみに前述のベンチャーズ来日公演のキャッチフレーズが「ど~んと咲かそう!ひまわり君」とか、なんとも噴飯物だった記憶も蘇って来たんですが、何かのタイアップで作られたシングル曲だったんでしょうかねぇ~~ (^^;

しかし、それはそれとして、個人的には田中美智子の声質は夏向きだと思うわけでして、もっともっとベンチャーズ歌謡を演じて欲しかったという本音が確かにあります。

ということで、今日も鬱陶しい話ばかりが巷に渦巻いて、気持ちが下向きになりそうですが、やっぱり今は前を向いて行くしかないと思うんですよ。

そして、そんな時こそ好きな音楽が心の支えであります (^^♪

もちろん、エロは尚更に大好きなんですけどねぇ~~ (^^;

失礼致しました <(_ _)>

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例によって…

2021-05-20 17:03:49 | サイケおやじの日常

ちょっと仕事が縺れてきたんで、本日の1枚は休載させていただきます。

う~ん、こ~ゆ~時に直談判というか、サシでの話し合いが出来ないのは、困ったもんですねぇ……、いくらコロナ禍の現在だとしても (~_~;)

でも、今夜中には絶対に決着させるぞっ!

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外は雨を歌う川島康子

2021-05-19 19:19:27 | Singer Song Writer

外は雨 / 川島康子 (ポリドール)

何かと気が多いサイケおやじではありますが、一応は「OLD WAVE」を自称するだけの頑固さだって、自分なりに貫いているつもりでして、それが皆様には、どの様に受け取られ、見られているかは、この際……、関係ないという前提でご紹介するのが、シンガーソングライターの川島康子です。

そして掲載したのは昭和51(1976)年9月に出した公式デビュー作と思われるシングル盤で、殊更本人が自作のA面曲「外は雨」こそは、当時のサイケおやじが求めていた気分にはジャストミートの名曲・名唱でありまして、もちろん、それは曲タイトルどおり、雨の日の情景と恋情を失った女の独り言を絡ませたロストラブソングではありますが、その想いは決して女だけのものではありますまい……。

サウンド的にも、イントロからのミステリアスなキーボートにアコースティックギターの響きが冷たい雨模様を演出しているかの如き素晴らしさで、それに導かれて歌い出す川島康子の節回しはクールにして湿っぽく、哀しくも熱い息遣いと申しましょうか、ジワジワと盛り上げてからの刹那の気分は、正に昭和51(1976)秋の風情なんですよ。

まあ、これは繰り返しますが、当時のサイケおやじの当所も無い心持に染み込んだというだけの事かもしれませんが (^^;

だからこそ、間奏で泣いているギターソロをコピーして弾いてみたりする独り善がりも、自分なりに納得していたんでしょう、恥ずかしながら (^^;

ちなみに、その秀逸なアレンジは大野雄二のイイ仕事であり、大野雄二の信者には必須の定番になっているはずですが、それが無かったとしても川島康子の歌いっぷりは素晴らしく、ミディアムスローの曲展開を自作自演の強みで盛り上げていく歌唱力とアルトボイスの魅力は最高 (^^♪

現在活躍している女性歌手を例に出せば、門松みゆき、おかゆ、……という若手が近いところでしょうから、ど~か、この「外は雨」をカバーして欲しいと願っております。

ちなみに川島康子については、それほど知るところもありませんが、残された音源は全て素晴らしいと断言させていただくほどで、確かにブレイクしたとは言い難いのは事実ではありますが、根強いファンは今でも多いと推察する次第ですし、シングル曲ばかりではなく、きっちり作られていたアルバムも隠れ傑作、あるいは幻の名盤と認定されても不思議ではないんですが、いかがなものでしょう。

とにかく出会ってから、彼女はサイケおやじの大好きなシンガーソングライターであり、素晴らしいボーカリストだと思っております。

最後になりましたが、掲載盤のジャケットはイラスト仕様のデザインになっておりますが、彼女本人はサイケおやじの好みの美女でありまして、それほど表舞台には登場しなかった印象もあるんですが、気になる皆様はネット等々で検索してみてくださいませ (^^♪

ということで、なんとなく本日は冷たい雨に心もジメジメしてしまいましたので、ついつい「外は雨」を取り出してしまった経緯は、皆様ご推察のとおりです。

全く、雨の風情も悪くはないなぁ~~、と思ったりしております (^^;

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急がば廻れの心意気

2021-05-18 19:29:09 | Ventures

WALK DON'T RUN / The Ventures (Dolton)

さて、いよいよ我が国でもコロナウィルスのワクチン接種がスタートしましたが、高齢者が優先対象とはいえ、案の定というか、既に予約段階から混乱&トラブルが発生し、また実際の接種状況についても、呆れ果てた実情や事故(?)や続出しているのですから、これでいいのかっ!?!

と、連日の嘆き節がサイケおやじの本音です。

それは例えば、予約申し込みの電話やネットが全く繋がらない状況は言わずもがな、未だに件の「予約番号」が手元に届いていないとか、地域においては為政者や有力者が抜け駆けしての早期接種というド汚さが露見したり、偽りの予約を取るというイタズラだか、何かの思惑なのか、そんなデタラメが成り立っているのですから、嘆かわしい限りです……。

また、良かれと思って計画した事が裏目というか、電話やネットじゃ~、高齢者は難しいだろうからと思いやり、対面予約受付を実施したところ、現場は早朝から長蛇の列で三密状態!

また、予約する際の接種場所の選択を「かかりつけの医院」にした場合、結果的に早くても初回が9月とされてしまう等々、総理大臣や厚生大臣が「7月中に終了させる」なぁ~んて発言は全く現実を見ていないという戯言なんですねぇ~~~!

さらに実際の接種現場では、某所の高齢者施設で同日に2回接種された居住者がっ!?

現在、経過観察中とはいえ、許されないミスであり、場合によっては「業務上過失」という罪状になる事は明らかでしょう。

結局、そんなこんなの混乱失態は国家による高齢者を利用しての人体実験と断定されたって、言い訳は繕えないし、それを追求しようともしない野党の議員は烏合の衆!

で、サイケおやじとしては、ワクチン接種なんて、しばらくは様子を見てからにするつもりなんですよ。

だって、一般国民の接種が高齢者の後だというのですから、強制ではないにしろ、あんまりにも性急な方策には疑問が拭い去れません。

そこで本日は、1960年に出たベンチャーズの記念すべき初ヒット「急がば廻れ / Walk Don't Run」をウリにしたアメリカプレスの4曲入りEP盤でして、ど~です、このジャケットの亀のイラストこそは、ユーモラスにしてシニカルな気分を存分に表しているんじゃ~ないでしょうか (^^;

ちなみに収録されているのは下記のとおり ――

  A-1 Walk Don't Run / 急がば廻れ
  A-2 The McCoy
  B-1 Honkey Tonk
  B-2 Raunchy

―― という4曲で、何れも最初のLP「ウォーク・ドント・ラン」にも収録されていますが、ここで特筆すべきは、このEPが「45回転仕様」になっている事で、つまりは音が良いんですねぇ~~♪

で、肝心の「急がば廻れ / Walk Don't Run」はボグ・ボーグル(g)、ドン・ウィルソン(g)、ノーキー・エドワーズ(b)、スキップ・ムーア(ds) という最初期の4人組で演奏されていると云われていますが、それはそれとして、ここでのドラムロールのイントロには何度聴いてもワクワクさせられてしまいますねぇ~~ (^^♪

もちろん、今では有名になっている真実として、この大ヒット曲のオリジナルはジャズギタリストのジョニー・スミスの自作自演バージョンであり、しかしベンチャーズが影響されたのはチェット・アトキンス(g) のポピュラーカントリーのバージョンとされているんですが、それを思いっきり8ビートに変換し、2拍目にスネアドラムが二つ打ちすれば、ドン・ウィルソンのリズムギターは極上のカッティングでロックのグルーヴを演出するという、永劫のベンチャーズスタイルの基本形が、ここに出来上がっていたわけです。

そして気になるリードギターはボグ・ボーグルが弾いており、ノーキー・エドワーズに比べれば派手さは無いものの、ハーモニーの入れ方とか、なかなかシブイ小技はニクイばかり (^^♪

実際、夥しいアマチュアのバンドがベンチャーズの「急がば廻れ / Walk Don't Run」をコピー演奏しても、一番に難しいのが、こ~ゆ~シンプルな楽曲メロディでノリを出す事であると思えば、ベンチャーズは本物の天才グループであり、この後の音楽史のみならず、大衆文化にまでも大きな影響を及ぼした事は必然と思うばかりです。

ということで、「急がば廻れ」は正に至言!

現在の様な混乱した世相にこそ必要とされる心構えかもしれません。

そ~ですよ、慌てる乞食はなんとやらっ!

ここは焦らず、じっくり構えていても結果は同じと決める覚悟の潔さ!

居直りと思われようとも、サイケおやじは今日もベンチャーズの「急がば廻れ / Walk Don't Run」に心を奪われてしまうのでした。

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夏歌先取り気分

2021-05-17 19:30:12 | ニューミュージック

さよならトリコロール / 永尾美代子 (invitation / ビクター)

今年は世相がそうさせるのか、梅雨入りも早まっているそうですし、社会全体が下向きのヤケッパチ傾向という感じなのは否めません。

そこで、サイケおやじとしては、少しでもスッキリ爽やかにやっていきたいと思い、本日は早々と夏向きのレコードを鳴らしてみました。

それが昭和56(1981)年に永尾美代子が出した掲載のシングル盤A面曲「さよならトリコロール」で、作詞:松宮恭子&作曲:小野香代子が企図提供したのは、ニューミュージック系ボサノバ歌謡の決定版♪♪~♪

平野孝幸のアレンジも、そのあたりをきっちりと摑んだ、所謂ブラジリアンAORと申しましょうか、ギターやキーボードの用い方やリズム&ビートの心地好さが楽曲の意図するところにはジャストミートの確信犯でしょうか、とにかく永尾美代子のボーカルと相まっての胸キュン感には、完全降伏ですよ (^^♪

ちなみに彼女は当時、現役の女子大生シンガーにして、本物のお嬢様!?

なぁ~んて、大いに喧伝されていたんですが、ジャケ写ポートレート共々、イメージ的には竹内まりやとカブる雰囲気はあるものの、そこまでの意地の悪さ(?)は無くて、その節回しにナチュラルな品性を感じさせるあたりは、やっぱり本物のお嬢様なんでしょうかねぇ~~ (^^;

ちなみにサイケおやじは、こ~ゆ~ノースリーブ姿の女性を見ると、そのワキノシタあたりが非常に気になるんですが、彼女の場合も、……ですねぇ~~ (^^;

しかし、それはそれとして、こんな鬱陶しい世相とジメジメした季節には、皆様にもお楽しみいただきたい名曲にして名唱であります。

もちろん、曲タイトルからして、歌詞は「夏の終わり」「あの夏の思い出」っていう世界ですが、だからこそ夏前に聴いてしまう楽しみも、レコードという文明の利器があればこそっ!

ということで、こ~やって季節を先取りして生活すれば時間も早まり、伝染病なんて災厄も早く通り過ぎる様な気もするんですが、思い込みでしょうねぇ……。

まあ、それもサイケおやじの独断と偏見と、ご勘弁願う次第であります。

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この人だぁ~れ part-37:藤川みゆき

2021-05-16 17:59:55 | 歌謡曲

朝 / 藤川みゆき (ビクター)

ご紹介するのは、サイケおやじの猟盤活動では中古屋巡りの常套手段、所謂「ジャケ買い」してしまった1枚ですから、歌っている藤川みゆきについては今に至るも、全く知るところがありません。

しかし、ど~です、このジャケ写ポートレートのミステリアスな雰囲気の中に登場している彼女の美人度数は、なかなかに高いと思いますし、サイケおやじの大好物である「白いセーター姿」ってのも高得点 (^^♪

ちなみに、こ~ゆ~ソフトフォーカスのイメージフォトグラフは、昭和40年代中頃から昭和50年代にかけて世界的な流行だった様で、例えばCMの世界ではイギリスの写真家のデイヴィッド・ハミルトンが殊更有名でしょう。確か風吹ジュンや美保純のグラビアやポスターも撮影していたと記憶しているんですが、一説によると撮影直前のカメラレンズに息を吹きかけていたとか、古いパンストをレンズの前に装着していたとか云々、様々な奥義が実しやかに語られ、それを模倣したカメラマンは夥しかった事が、オンタイムで撮影された写真に残されていたんですねぇ~~♪

まあ、現実的にはソフトフォーカス専用のフィルターも販売されていましたし、撮影時には絞りを開けるとか、望遠レンズを使うとか、様々な技法があるらしいんですが、トーシロのサイケおやじには知る由もなく、結果として撮られた写真が唯、自分の琴線に触れてくれれば、OKであります。

で、肝心の収録A面曲「朝」は、作詞:有馬三恵子&作曲:平尾昌晃から提供された演歌系歌謡ポップスと申しましょうか、お色気歌謡に分類されるのかもしれませんが、惚れた男と一晩過ごした女の幸せと希望的観測(?)が綴られた歌詞に附されたメロディラインは、これが発売された昭和50(1975)年にしては、ちょっぴり古い感じがしますし、馬飼野俊一のアレンジも昭和40年代後半の奥村チヨ、いしだあゆみ等々がヒットさせていた人気曲を彷彿とさせるミディアムテンポのフレンチ演歌調というのは、サイケおやじの好みには合っているんですが、藤川みゆきの声質が幾分ペチャペチャした甘え口調なのが、勿体無いところ……。

失礼ながら、ジャケ写イメージとは少~しばかりズレた印象なのが肩すかしでした (^^;

しかし、それでも節回しとか感情表現には光るところもありますので、テレビ等々で接した記憶はありませんが、他に残されている音源があれば、ぜひとも聴いてみたい歌手のひとりです。

ということで、これも「ジャケ買い」の宿命というか、結局のところ、サイケおやじにとっては「自室の壁」の1枚になっております。

つまりは今日、なんとも久しぶりに壁から取り外した次第で、レコード盤本来の存在感を示したというわけです。

うむ、それも宿業……。

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こんな時期ですが

2021-05-15 17:37:51 | サイケおやじの日常

知り合いから誘われ、某イベントで久々にギターを弾かせてもらう事になり、今夜6時半スタートでリハやってます (^^♪

一応、野外ステージで、それほど集まる人数も無いというわけで、とりあえず2曲ほどではありますが、血が騒ぎますねっ!

まあ、田舎のシークレットギグということで、ご勘弁願うしかありません。

失礼致しました <(_ _)>

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50年目の既視感

2021-05-14 19:47:53 | Rock

Deja Vu 50th Anniversary Deluxe Edition (Rhino = CD + LP)


【CD 1: ORIGINAL ALBUM (2021 REMASTER)】
   01 Carry On
   02 Teach Your Children
   03 Almost Cut My Hair
   04 Helpless
   05 Woodstock
   06 deja vu
   07 Our House
   08 4 + 20
   09 Country Girl
   10 Everybody I Love You

【CD 2: DEMOS】
   01 Our House / Graham Nash ※
   02 4 + 20 / Stephen Stills ※
   03 Song With No Words (Tree With No Leaves) / David Crosby & Graham Nash
   04 Birds / Neil Young & Graham Nash ※
   05 So Begins The Task ~ Hold On Tight / Stephen Stills ※
   06 Right Between The Eyes / Graham Nash
   07 Almost Cut My Hair / David Crosby ※
   08 Teach Your Children / Graham Nash & David Crosby
   09 How Have You Been / Crosby, Stills & Nash
   10 Triad / David Crosby
   11 Horses Through A Rainstorm / Graham Nash
   12 Know You Got To Run / Stephen Stills ※
   13 Question Why / Graham Nash ※
   14 Laughing / David Crosby ※
   15 She Can’t Handle It / Stephen Stills ※
   16 Sleep Song / Graham Nash
   17 Deja Vu / David Crosby & Graham Nash ※
   18 Our House / Graham Nash & Joni Mitchell ※

【CD 3: OUTTAKES】
   01 Everyday We Live ※
   02 The Lee Shore (1969 Vocal Version) ※
   03 I’ll Be There ※
   04 Bluebird Revisited ※
   05 Horses Through A Rainstorm
   06 30 Dollar Fine ※
   07 Ivory Tower ※
   08 Same Old Song ※
   09 Hold On Tight ~ Change Partners ※
   10 Laughing ※
   11 Right On Rock ’n’ Roll ※

【CD 4: ALTERNATES】
   01 Carry On (Early Alternate Mix) ※
   02 Teach Your Children (Early Version) ※
   03 Almost Cut My Hair (Early Version) ※
   04 Helpless (Harmonica Version)
   05 Woodstock (Alternate Vocals) ※
   06 Deja Vu (Early Alternate Mix) ※
   07 Our House (Early Version) ※
   08 4 + 20 (Alternate Take 2) ※
   09 Know You Got To Run ※

【LP: ORIGINAL ALBUM (2021 REMASTER)】
   A-1 Carry On
   A-2 Teach Your Children
   A-3 Almost Cut My Hair
   A-4 Helpless
   A-5 Woodstock
   B-1 deja vu
   B-2 Our House
   B-3 4 + 20
   B-4 Country Girl
   B-5 Everybody I Love You

       ※ previously unreleased

1970年代ロックの名盤アルバムと云えば、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング=CSN&Yが1970年に出した「デジャ・ヴ」は決して外せない事に異論は無いはずで、だからこそ、いよいよ発売される件の「50周年記念箱」は当然が必然として我々の前に現れるはずです。

それはアルバム本篇の最新リマスターバージョンに加え、制作過程におけるデモ録音、未発表トラックや別テイクバージョンが4枚のCDに収録され、さらにオリジナルのアナログ盤を最新リマスターで復刻したLPが1枚付いているという豪華な仕様ですから、ファンならずとも、これをスルーしてしまえば必ずや後悔が……。

とにかく現在までに公表されている上記収録曲目の概要だけでも、期待が膨らんでしまいます (^^♪

それは皆様ご存知とおり、CSN&Yはメンバー4人の個性とエゴのぶつかり合いから緊張と緩和のバランスを希求するスタイルにリスナーが魅了されていたからだと思えば、必然的に個人作業主体の曲作りと実際のライブギグやレコーディングの現場における協調体制は、やっている本人達にしか分からない機微がある事は言うまでもありませんし、だからこそ、それを知りたくなるのが熱心なファンならずとも、リスナー皆の願いでありましょう。

もちろん、そこにはドロドロしたものが渦巻いていた事が今や歴史として語られているわけでして、そんなこんなが今回、どこまで明らかにされるのかは過言ではなく、この復刻盤の大きなウリのはずです。

さて、そこで気になる未発表テイクや別バージョンについては、現在までに公表されている限りの情報で推し量るしかありませんが、その中の幾つかは既にCS&Nのボックスセットやメンバー各々の再発復刻盤、そしてブート等々で出回っているトラックもありますし、何故かネットで流通している音源さえも含まれているのは、ファンの強い要望から、もっともっと良好な音質で彼等の「秘宝」を拝みたい一心でありましょう。

サイケおやじとしては、この「50周年記念箱」に実際に収録されているトラックは未だ聴けておりませんが、自分なりの想像と推理を働かせて、あらためて発売前にCSN&Yの離散集合の軌跡を掲載していきたく思っておりますので、よろしくお願い致します。

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俺だって、善人になりたい

2021-05-13 19:44:16 | サイケおやじの日常

何年かぶりに人助けやってます。

そ~でもしないと、サイケおやじは地獄へ堕ちますからねぇ……。

明日は何時もの自分に立ち返ります。

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三谷晃代は、やっぱり、ねっ!

2021-05-12 19:15:27 | 歌謡曲

想い出のファースト・キッス / 三谷晃代 (東芝)

掲載したのは、おそらくは三谷晃代のラストシングルと思われる1枚で、だとしたら遂にサイケおやじは彼女のシングル盤をコンプリート蒐集出来た事になるんですが、真相は如何に?

ちなみに彼女のシングル盤で現在所有しているのは「絶交」「友達の恋人」「ひい・ふう・みい」、そしてこの「想い出のファースト・キッス」の4枚なんですが、デビュー作の「絶交」が懐かしのアメリカンポップスを焼き直した傑作でありながら、期待どおりのヒットにならなかった所為でしょうか、続く「友達の恋人」「ひい・ふう・みい」は歌謡フォークっぽいアイドルソングに路線変更された感じではありましたが、これまた結果はイマイチ……。

しかし、だからでしょう、と思うのはサイケおやじの独断と偏見なんですが、この昭和52(1977)年10月に発売された「想い出のファースト・キッス」は完全にオールディズ歌謡を丸出しにしたアメリカンポップスへのオマージュ的な偏愛性アイドルソングの決定版♪♪~♪

あぁ~~、作詞作曲を担当した浜田省吾も根っから楽しんでいるんでしょうか、所謂「イイとこ取り」の趣味性を存分に発揮していますし、渡辺エジソンのアレンジも、また然り!?

完全なる確信犯と言えばミもフタも無いほどの弾けっぷりは、アップテンポで節回す三谷晃代の歌唱力をスバッと引き出す事に成功しているんじゃ~ないでしょうかねぇ~~ (^^♪

いゃ~~、全く天下泰平な名曲にして名唱と思うばかりです ♪♪~♪

と、同時に結果として彼女がブレイク出来なかったのは、アイドル業界の現実の厳しさであり、それでも残してくれたレコードは歌謡曲愛好者にとっては宝物に他なりません。

う~ん、それにしても気になるのは、その頃に弘田三枝子や中尾ミエ等々、往年の日本語カバーポップス歌謡で時代を築いたスタアシンガー達は、三谷晃代だけでなく、同路線をリバイバルっぽく演じられる事に対し、何を思っていたのでせう?

そんな余計なお世話が、サイケおやじの胸中には去来してしまうのでした。

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