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サイケおやじの生活と音楽

これぞっ! 昭和の歌謡曲

2024-12-19 18:54:11 | 歌謡曲

ギター仁義 / 北島三郎 (日本コロムビア)

現在、入れてもらっている高齢者バンドには、昭和40年代に本職の「流し」をやっていたゲストボーカリストが特参しているということで、急遽演目に入れたのが昭和38(1963)年に北島三郎が出した代表曲「ギター仁義」であります。

これは皆様ご存じのとおり、北島三郎がルーツとも云える、下積み時代にやっていたギター弾き語りの「流し」を題材にした哀愁演歌であり、そんなこんなの刹那の作詞は嵯峨哲平、そして作曲:遠藤 実&編曲:福田 正が紡ぎ出す、これぞ義理と人情の演歌節こそは、耐えて忍んで、花咲く日を目指しつつ、それが叶わぬ夢と歌う北島三郎の真骨頂!

それは歌い出しから抑えた節回し、じっくり披露する仁義口上のパート、そしてハードボイルドなキメの歌心は何度聴いても心に滲みいるばかりでございます (^^)

で、件の元「流し」氏の話では当時、「流し」を始める最初の必須演目こそが、この「ギター仁義」だったそうですよ (^^)

ということで、我々は敬意を表しつつ、この「ギター仁義」を練習しております。

しかし……、残念なのは元「流し」氏が以前に軽い脳梗塞を患い、左手が不自由になった所為でギターの弾き語りスタイルが出来なくなった事……。

それゆえにバンドスタイルで歌っていただく次第ではありますが、そ~したコラボも双方楽しいわけですし、北島三郎のオリジナルバージョンにしても、それなりの演奏パートが入っていますからねぇ~~♪

最後になりましたが、掲載盤は某さぶちゃんコレクター氏から昔、頂戴したピカピカのシングル盤なんですが、もちろんオリジナルではなく、再発盤との真相も、やはり北島三郎という偉大なボーカリストの永遠の人気を証明する物件でありましょう。

いゃ~~、こんな素敵な歌謡曲賛歌、忘れられてはなりませんよねぇ~~~ (^^)


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