OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-133:北沢まり

2023-05-04 17:36:45 | 歌謡曲

■Du Bi Du Bi 東京 / 北沢まり (HARVEST / ミノルフォン)

正直、本日掲載の1枚も所謂「ジャケ買い」でして、それはジャケ写ポートレートに登場している北沢まりが、サイケおやじ好みの美女だから (^^♪

もう……、それだけに尽きるわけですが、しかし、だとしても、A面に収録の「Du Bi Du Bi 東京」いう曲タイトルにも、これは何かあるっ!?

―― なぁ~んて惑わされてしまう魔力があるんじゃ~ないでしょうか?

それは「Du Bi Du Bi ≒ドゥヴィドゥヴィ」というジャズ系の擬音表記が全てと申しましょうか、全く聞いた事もない楽曲に対し、既にしてジャズ歌謡?

そんなこんなの先入観が溢れてしまったんですよ。

ところが、針を落として流れ出たのは、そりゃ~確かに「ドゥヴィドゥヴィドゥ~」というジャズっぽい唸りスキャットは曲頭から歌われてはおりますが、主旋律は哀愁歌謡ポップスであり、ミディアムテンポのメロディ展開には要所で演歌風味が塗されているあたりは流石、作詞作曲:遠藤実の深遠な策謀と思うばかりですし、加えて竹村次郎の編曲が、これまた確信犯的なムード歌謡アレンジになっているんですから、面映ゆい気分からは抜け出せないわけですが、歌詞の中身が東京という街に渦巻く憧れや嫌悪を人間の愛に仮託していると聴いてしまえば、それなりに前向きに歌い上げていく北沢まりの節回しも決して悪くありません。

―― というよりも、サイケおやじにとっての彼女は「この人」シリーズの女性シンガーではありますが、なかなかの実力派だったはずと推察出来るほどで、ジャケ写イメージからだけでも、相当な美人歌手だったんだろうなぁ~~♪

―― そ~ゆ~想いが沸き上がってしまうんですねぇ~~ (^^♪

書き遅れてしまいましたが、これが世に出たのは昭和44(1969)年10月という、昭和歌謡曲が最も良かった時期の制作であればこそ、その素晴らしさは何時の時代にも伝わるものと確信する次第です。

もちろん、彼女のルックスについても、また楽曲そのもののサウンドについても、それこそ十人十色の好き嫌いは確かにあろうかと思います。

しかし、拙ブログはテレビのグルメ番組じゃ~ないので、一概に皆が「メッチャ♪ 美味ぁ~い」なぁ~んていう必要もありませんので、そこんとこは、よろしくお願いいたしとうございます <(_ _)>

あぁ~~、北沢まり♪♪~♪

なんとも気になる女性歌手です (^^)

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この人だぁ~れ part-132:伊東有沙 ~ 完全に好きなタイプ

2023-05-03 17:52:16 | 歌謡曲

■かなしい夜明け / 伊東有沙 (ミノルフォン)

本日の主役たる伊東有沙(いとうありさ)は、奥村チヨのフォロワーとして、マニアには知られた存在らしいという情報は前々から入っておりましたが、ようやく本日、掲載のシングル盤を中古ゲット出来ましたので、ご紹介させていただきます。

そして実際、A面「かなしい夜明け」に針を落としてみれば、流れてきたのは全く奥村チヨのフォロワーとして間違いの無い、これが伊東有沙なのかっ!?!

正直、その声質や節回しがモロに奥村チヨになっていますし、作詞:岡田憲和&作曲:彩木雅夫、そして編曲:小谷充が企図提供した件の「かなしい夜明け」は、これまたその曲調からして、これが発売された昭和45(1970)年当時の奥村チヨの楽曲サウンドを最高に上手く活かしきったミディアムテンポのポップス歌謡なんですから、たまりません (^^♪

いゃ~~、巷間流布されていた噂は、やっぱり本当だったんだなぁ~~♪

そんな、ある意味での感動を覚えつつ、あらためてジャケ写を眺めてみれば、伊東有沙はルックスも佇まいも雰囲気も、これまた最高じゃ~あぁ~りませんかぁ~~ (^^♪

そんな彼女の存在感を上手く用いたジャケットデザインも素晴らしいですよねぇ~~♪

もう……、完全に彼女の虜になってしまったサイケおやじは、もっともっと伊東有沙の音源やレコードを蒐集する覚悟を決め、ジャケットスリーブ裏に掲載されているプロフィールを読んでみても、出身は北海道だとか、他に生年月日や本名等々が記されているだけという状況で、つまりは彼女もサイケおやじにとっては「この人」シリーズの女性歌手というわけです。

しかし、それでも、なかなか状態の良好なブツに出会えたのは全くの僥倖と感謝するのみであり、ぜひとも機会があれば皆様にも、お楽しみいただきたいと願っております (^^)

ということで、世間は行楽ムード満開の連休の中、サイケおやじは中古盤屋とか、ブート屋、そして輸入盤屋を彷徨う「宝探し」の好日を過ごさせていただきました (^^)

現在の幸せ、大切にしたいものです。

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幸子の演歌ロック

2023-05-02 17:48:32 | 歌謡曲

それなりに青い鳥 / 村上幸子 (クラウン)

早世した美人歌手の村上幸子は、その上昇期における悲劇性とヒット曲「酒場すずめ」や「不如帰」の哀切的印象から、何か暗い歌ばっかりが十八番だったというイメージが残っているかもしれませんが、本日ご紹介する「それなりに青い鳥」は、そんなこんなの先入観を覆す、これが最高に素晴らしい演歌ロックの決定版 (^^♪

それは作詞:阿久悠&作曲:三木たかし、そして編曲:川口真が、おそらくは彼女のそれまでの歌謡路線から、ちょいとばかり離れた企画を狙っての提供作だったっ!?

―― と、サイケおやじは今も思っているほど、ミディアムアップで胸騒ぎを覚えさせられるキャッチーな仕上がりは、サウンド的にも発売された昭和60(1985)年の雰囲気を今に伝えるほどで、例えばイントロからの所謂「泣きのギター」やソウルっぽさを隠し味としたベース&ドラムスの弾み方、「しつっこさ」も程好いストリングスの用い方等々、実にウケまくりの要素に満ちたカラオケパートがあればこそ、村上幸子のナチュラルな哀切感が滲む、それでいて芯の強い歌いっぷりにはグッと惹きつけられてしまいますよ (^^♪

告白すれば、現在入れてもらっている高齢者バンドでは、課題曲のひとつになってはいるんですが、ボーカルが相当に難しいみたいで、なかなか歌えるはずの熟女さんボーカリストも苦戦中ですし、バンド側も纏まりがイマイチという実情の中、それでも村上幸子が歌ってくれた「それなりに青い鳥」は、メンバー全員がお気に入り ♪♪~♪

ど~か、機会がございましたら、皆様にもお楽しみいただきたく願っております (^^)

最後になりましたが、村上幸子の持ち歌は、これでにカバーバージョンが幾つかも制作発売されており、例えば和田青児の「酒場すずめ」は絶品なんですが、この「それなりに青い鳥」を現在の八代亜紀姐さんが歌ってくれたらなぁ~~~♪

~~んていう夢を抱いているのでした (^^)

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五月晴れって、何処…

2023-05-01 17:54:49 | サイケおやじの日常

なぁ~んていう嘆き節が、思わず出てしまうほどですよ、今日は (>_<)

例によって、仕事が縺れ、先行きには暗雲が……。

逃げても、ど~なるもんでもないので、本日は、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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