母の退院後に備えて、自宅をバリアフリー化する算段に腐心しております。
で、やっていくうちに風呂場やトイレの改修とか、あれやこれやと膨らんでしまい……。
それは決して母だけの為じゃ~なくて、自分を含む家族全員の問題でもありますからねぇ、これからを思えば……。
専門業者からの意見も踏まえて、思案の首は曲がりっぱなしの1日となりました。
さあ、これからは久々となる明日の高齢者バンド練習参加に向けて、パートの練習もっ!
母の退院後に備えて、自宅をバリアフリー化する算段に腐心しております。
で、やっていくうちに風呂場やトイレの改修とか、あれやこれやと膨らんでしまい……。
それは決して母だけの為じゃ~なくて、自分を含む家族全員の問題でもありますからねぇ、これからを思えば……。
専門業者からの意見も踏まえて、思案の首は曲がりっぱなしの1日となりました。
さあ、これからは久々となる明日の高齢者バンド練習参加に向けて、パートの練習もっ!
■Wanda Vagamente / Wanda Sá (RGE)
A-1 Adriana
A-2 E Vem O Sol
A-3 Encontro
A-4 Só Me Fez Bem
A-5 Mar Azul
A-6 Também, Quem Mandou
B-1 Tristeza De Nós Dois
B-2 Vivo Sonhando
B-3 Sem Mais Adeus
B-4 Inútil Paisagem
B-5 Tristeza De Amar
B-6 Vagamente
ど~やら今年の夏も異常な猛暑らしいということで、その準備というか、覚悟を決めて本日ご紹介させていただくのは、夏=ボサノバという清涼の音楽定番から、セルジオ・メンデスが組んでいた人気グループのブラジル '65 に参加していた女性シンガーのワンダ・サが、それ以前の1964年にレコーディングした傑作LPです。
もちろん内容は言わずもがなのオシャレなボサノバが満載されたクールでハートウォームな仕上がりであり、彼女のボーカルスタイルもノンビブラートのアンニュイな声質と節回しですから、このあたりは、ど~してもアストラッド・ジルベルトとの比較は避けられないとはいえ、そんなこたぁ~~、愚の骨頂!
とにかく彼女が歌ってくれるボサノバの心地良さに虚心坦懐に浸りきる事こそが、男の流儀というか、野暮や不粋は猛暑の大敵でありましょう (^^♪
ちなみにプロデュースはボサノバの立役者として外せないロベルト・メネスカル(g) 以下、エミール・デオダート(key,arr)、L.C.ヴィーニャス(p)、セルジオ・バホーゾ(vib)、マノエル・グスマン(b)、ドン・ウン・ロマン(ds) 等々、世界的にも有名なミュージシャンを含む現地ブラジルの有能なセッションプレイヤーが多数参加している事が裏ジャケの記載で確認出来ますし、楽曲そのものも粒揃いですから、ワンダ・サの程好いハスキーボイスに酔わされてしまうわけですよ、これがっ!
告白すれば、サイケおやじが掲載盤の存在を知ったのは1970年代中頃だったんですが、当時の我が国では希少盤の中の特レア作品であり、それを幸運にも知り合いのコレクター氏から聴かせていただき、カセットコピーまでもプレゼントされてから幾年月……、ようやくバブル期真っ只中の1986年になって入手出来た時には、それこそ清水の舞台から飛び降りる心持だった高値も全く後悔しなかったほどの高揚感がありましたですねぇ~~♪
そして直後というか、ちょい後に我が国でCD復刻されるという、本来朗報として歓迎すべき事態には、いやはやなんともの複雑な気分も味わいましたですよ (^^;
ですから、現在では誰もが気軽に楽しめる傑作ですから、夏場の癒しには必須のアイテムであると同時に、通年の愛聴も然るべき1枚というわけです (^^♪
ということで、最後になりましたが、これほど魅力的なワンダ・サが前述したセルジオ・メンデスのグループから抜けた後、ほとんど表舞台から消え去った感があるのは、ど~やら結婚して家庭に入ってしまわれたからだと云われています。
それでも最近ではチマチマとセッション参加のレコーディングも残しているらしいので、楽しみは尽きません (^^♪
あぁ~~、やっぱり夏はボサノバ!
そしてワンダ・サは本当に素敵なんですよぉ~~~♪
■ノラ / 門倉有希 (ビクターエンタテインメント=CD)
唐突としか思えない……、それは門倉有希の訃報です……。
もちろん、これまで報じられていたとおり、彼女は5年ほど前から乳癌と闘いつつ、健気に歌手活動を続けていた姿は、サイケおやじにしても逆に勇気をもらってしまうほどでしたから……。
故人の歌手としての本領は演歌 ~ 正統派歌謡曲というジャンルの中で、個人的には絶妙のロックフィーリングを滲ませた節回しが持ち前のハスキーな声質にジャストミートしていたところが大好きで、そのあたりは今では自らが告白した紆余曲折の恋愛&男女関係から精神的なダメージを乗り越えての境地なのでしょうか、それゆえの悲壮感もイヤミにならない歌唱力には捨て難い魅力を感じてしまいます。
そして中でも平成10(1998)年に出した本日ご紹介のシングル「ノラ」は代表的なヒット曲となり、カラオケでも定番ソングとして今日でも歌い継がれていることは言わずもがな、サイケおやじも大好きな名曲にして、門倉有希の名唱と思うばかりっ!
ちなみに作詞:ちあき哲也&作曲:徳久広司から提供の「ノラ」は決して彼女のオリジナルヒットでは無く、実力派シンガーとして今も活躍している木下結子が平成元(1989)年に出したバージョンこそが本家本元ですし、様々な歌手による多数のカバーレコーディングが残されている中にあって、やはり門倉有希のバージョンが大ヒットしたのは既に述べたとおり、独特のロックフィーリングがあるからだと思うんですが、いかがなものでしょう。
今泉敏郎のアレンジも、そのあたりを上手く活かして、イイ感じなんですが、気になる皆様であれば、それらの聴き比べも興味津々じゃ~ないでしょうか。
閑話休題。
ということで、門倉有希は享年50……。
あまりにも早過ぎると思うのはサイケおやじだけではありますまい……。
今は衷心よりご冥福を祈るばかりでございます。
どうか……、安らかに……。
合掌。
借りているトランクルームにネタの入れ替えに来たまでは良かったんですが……。
今現在、収拾が…… (>_<)
本日の1枚の休載、ご容赦願います <(_ _)>
■さよならジュン / 響かおる (クラウン)
何かと諸々が積み重なって……、だからこそ湿っぽい歌謡曲を欲してしまう本日のサイケおやじの気分にジャストミートしてしまうのが、昭和44(1969)年10月に発売された響かおるの掲載シングル盤A面曲「さよならジュン」です。
それは作詞:西沢爽&作曲:叶弦大から提供されたミディアムテンポの失恋歌謡曲で、当然ながら時代の流行最先端であったエレキ&GSサウンドが塗されているのは言わずもがな、それにしてもイントロにおける思わせぶりなオルガンとソプラノサックスの響きからビュ~ンと鳴り出すスティールギター(?)の印象度の強さは高見弘の絶妙のアレンジじゃ~あぁ~りませんかっ!
そして曲メロそのものの湿っぽいマイナーモードと未練たっぷりのロストラブが綴られた乙女チックな歌詞を節回す響かおるは皆様お待ちかね(?)という黛ジュンのフォロワースタイルですから、たまりません (^^♪
あぁ……、このネチネチフレイバーこそは黛ジュン直伝と言ってしまえば、それは贔屓の引き倒しになりそうですが、そ~思ってしまえば曲タイトル「さよならジュン」ってのが、いやはやなんとも…… (^^;
なにしろ、結果的に彼女にとっては末期のシングル盤になってしまった現実をも踏まえれば、ますます味わい深いとように思うばかりです。
ということで、最近は心が弱くなっている自らを省みて、洋楽モードに浸るのが特効薬という気もしているんですが、なかなか買いっぱなしになっている新譜CDの封を切る作業に踏み切れないというバチアタリ…… (^^;
う~ん、借りているトランクルームからジャズのLPでも引っ張り出してこようかなぁ……。
そんなこんなで明日は……、ど~なりますやら…… <(_ _)>
■ギラ!/ ゴールデン・ハーフ・スペシャル (日本コロムビア)
う~ん、今年の夏も猛暑が予想される云々という話を専門家から聞かされ、既に滅入っているサイケおやじとしては、それゆえにノーテンキな歌や演奏を欲するもんですから、本日選び出したのはゴールデン・ハーフ・スペシャルが昭和54(1979)年6月に出してくれた掲載シングル盤A面曲「ギラ!」というわけです (^^♪
もちろん、そんなわけですから、作詞:伊藤アキラ&作編曲:中村弘明とクレジットされた件の「ギラ!」はジャケ写イメージを裏切らない、これがアップテンポで浮かれモードが全開のラテンディスコ歌謡がど真ん中♪♪~♪
ですから、ハイノートを炸裂させるトランペットや熱いサックスをメインに据えたブラスセクションに弾けるリズムセクション、加えて流麗なギターソロという演奏パートだけでも心地良さは絶対領域ですし、ゴールデン・ハーフ・スペシャルの歌いっぷりがイケイケフィーリングってのは、説明不要でありましょう (^^♪
ちなみに当時のゴールデン・ハーフ・スペシャルはナンシー、トミー、そしてペギーという3人組体制で、おそらくは……、このシングル盤が最終作と思われますが、メンバーの中のトミーはトミー・ジュンと改名し、その後も芸能活動を継続した事は皆様ご存じのとおりです。
う~ん、それにしても最近は彼女達の様なセクシー・アイドル・グループが絶滅したかの如き芸能界…… (>_<)
それは例によって、サイケおやじの嘆き節ではありますが正直、パンツ見せが殊更上手かったゴールデン・ハーフ・スペシャルが懐かしいですねぇ~~ (^^;
■サヨナラMr.… / 辻沢杏子 (東芝)
ちょっとばかりブランクがあった所為か……、上手い具合に書き出せないんですが、とにかくも所謂歌謡ロックはエネルギッシュでホットなフィーリングが常とは思いつつも……、脱力系のそれも好きなのがサイケおやじの本性です (^^;
そこで本日ご紹介するのが昭和59(1984)年4月に辻沢杏子の出した掲載のシングル盤A面曲「サヨナラMr.…」でして、これは作詞:中山大三郎&作曲:TAI から提供されたミディアムテンポの諦観が滲み出た歌謡ロック仕様のアイドルソングなんですが、程好く力の抜けた彼女の歌いっぷりが実にイイ感じなんですねぇ~♪
それはビシッとタイトなリズムセクションにテンションの高いブラス&ストリングスも入った熱いカラオケパートによる頭サビの構成という、キャッチーな曲メロを活かした川口真の編曲手腕も冴えていますし、なによりもナチュラルに滲み出た山口百恵フレイバーには思わずニヤリとさせられてしまいます (^^♪
しかし、もちろん失礼ながら、辻沢杏子は山口百恵ほどの歌唱力がありませんし、幾分不安定な節回しも散見される事は否定出来ないところが逆に曲想に合っているというか……、まあ…、このあたりは十人十色の好き嫌いかもしれません。
それでも……、サイケおやじは虚心坦懐に好きと言えてしまうんですよ (^^;
ちなみに今となっては女優としての活動が印象的な彼女とはいえ、このシングル盤は歌手としてのデビュー作と云われる1枚で、だからこその「芝居っ気」が感じられる歌唱に逆説的な説得力を感じてしまうんですが、いかがなものでしょう。
ということで、今年もアッいう間に6月!?!
今は運気も下降線のサイケおやじではありますが、前を向いていく気力は失せておりませんので、よろしくお願いいたします <(_ _)>