九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

本当の国際協力とは・・中村哲氏に学ぶ     まもる

2007年09月07日 23時54分35秒 | Weblog
 ※写真は完成した灌漑水路の様子

 アフガンのテロ撲滅と称して「国際協力」という名目の軍事協力が問題になっている。アメリカを中心とした爆撃でタリバンの拠点に激しい空爆をし多くのアフガン農民が避難民となり死傷している。

 私が尊敬する中村哲氏はこのアフガンの地の医療、灌漑の為に半生を捧げ、その資金作りのために日本にペシャワール会を組織して政府のひも付きでない活動を続けている真の国際人である。
 その中村氏がペシャワール会の年頭の挨拶に次のように述べている。
 テロ特措法が焦点になり、日本の国際協力のありかたが根底から問われようとしているとき含蓄の深い言葉である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  「2006年度の活を振り返って」  中村哲

 皆さん、お元気でしょうか。  
 いつもの暑い暑い夏がやってきました。この一年をふりかえると、随分と多くのことがありました。     
 ペシャワール会の現地活動は、今年6月を以て、24年目に入った。毎年、報告書を書こうとすれば、「激動」だの、「流動的情勢」だのという表現がやたらに多
い。気がつくと、動いていたのは周りの方で、私たちが努力してきたのは、いつも
出発点に帰ることであった。換言すれば、時代遅れになったということだ。また、国際的でもない。知るのは九州とアフガン東部だけである。それでも難儀しているのだから、優れて地域的な骨董品だと云える。この4年間、用水路工事で河との戦いを通じて、特にそう思った。  
 
 だが骨董品といえども、バカにはできない。日本の古い水利施設を見ていると、過去は現在を知る無尽蔵の宝庫である。真似て良くないこともあるが、徒 に進歩や改革を繰り返して失うことも多い。何だか目まぐるしくなるばかりで、本来私たちが持っていた寛容さ、律儀さ、自然との同居の知恵、人間らしさが退化しているようにさえ思われる。

 「テロとの戦い」に拳を振り上げ、殺戮を繰り返すことが「進歩」だとは思わない。景気回復で貧富の差を増し、華美と精神の貧困が蔓延することが「改革」だとは信じない。この進歩改革の妖怪が、普遍的な真理のごとく、「世界の骨董国・アフガニスタン」に来襲して多くの血を流し、人々を追い詰めたのである。  

 戦を語り、政情を語ることにも疲れてきた。時代の流れに乗るのは、なおさら疲れる。変わらぬものは変わらないし、虚構は一時的に力を振るっても、長くは続かないからだ。

  異国の人々がやってきて、改革を叫んでは血が流れ、評論と虚偽がはびこり、そして去ってゆく。しかし、確たる事実は、彼らが何を守ろうとしているのか不明だが、我々には守るべき人間としての営みがあることである。敢えて信念らしきものがあるとすれば、これに尽きる。私たちの活動をささえるものは、それ以上でもそれ以下でもない。
 
 07年度も、なおさら変わらず、仕事を続けて行きたい。

※ペシャワール会について感心のある方は「ペシャワール会」または「中村哲」で検索ください。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮の拉致問題への対処を聞かせて(保守系)

2007年09月07日 23時26分04秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
戦前の日本の行為を裁くへそ曲がりさん・守るさん達にお聞きしたいのです。
またまたお二人は、九条を守るのが当然とも主張されています。
さて、これまでも北朝鮮の日本人家族の拉致問題への共産党の議員や社民党の議員の胸に青いリボンが無い事を言ってきました。
何故なのか?なのです。
守るさんやへそ曲がりさんの家族が北朝鮮に拉致されていたら、貴方方はどうされるのでしょうか?
6カ国協議においても日本の拉致問題も枠の外に置かれそうです。
二国間協議(北朝鮮と日本の)がモンゴルで開催されましたが、進展はないようです。ブッシュのアメリカにして見れば、北の核兵器が大事な問題であり、拉致問題は、それ以上でもなくそれ以下でもない、結論からいえばどうでも良い問題のようです。さすが安倍内閣も拉致問題が解決しない限り北朝鮮への支援は、アホな韓国の大統領と違って、しないでしょうが、ブッシュにとっても所詮は核兵器の凍結さえ出来ればもうそれで良いのでしょう。
へそ曲がりさんも守るさんもあの横田夫婦の気持ちは理解出来ますか。
そう日本が戦前、韓国を併合したから仕方ないなどと言うのでは、ないのでしょうね。是非お答え下さい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ医師不足が?   楽石

2007年09月07日 09時14分01秒 | Weblog
最近、お医者さんがいなくて病棟が閉鎖とか
高い給料で産科医を雇ったなど・・
医者不足が表面化しています。

何年か前から病院の先生がどんどん
変わっていった時がありました。
お世話になっていた先生が、大変なことが・・・
と言葉を濁してみえました。

大学の研修医が、自分の好きなところに
就職できるので、医師不足が起こったと
報道されています。

では、大都会では医師余りなんでしょうか?

ある人は、入学する時に、簡単に志望先を
変えられないようにしないと
勤務の楽な科に変わってしまうと。

どうも、全体像がよく分かりません。
どなたか教えて下さい。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凄い執念だこと。          ネット虫

2007年09月07日 01時11分36秒 | Weblog
「海自活動継続へ テロ新法提出強まる 自活動継続へ」
                   サンケイWEBより

 政府・与党は5日、インド洋での海上自衛隊の洋上給油活動の根拠となっているテロ対策特別措置法が失効する事態に備え、早ければ9月下旬にも海自活動を規定した新法案を国会に提出する方針を固めた。テロ特措法の期限を延長する改正案提出を断念することも視野に入れている。1~2カ月の活動中断を覚悟してでも新法案を成立させ、早期の活動再開を目指す構えだ。
   
また、野党の出方次第では、テロ特措法改正案の提出を取りやめ、新法案に民主党が求める民生分野のアフガニスタン支援策や国会による事前承認などの主張を盛り込むことも検討している。

 新法案成立が11月2日以降になる場合、海自部隊は活動中断を余儀なくされるが、防衛省幹部は「インド洋で海上阻止活動を行っている多国籍軍の中でも、国内事情で一時活動を中断した例はあり、日本が非難されることはない」と語る。また、自民党国対筋は5日、「海自部隊には1カ月程度、どこかに寄港してもらうことになるが、絶対に撤退はさせない」と語った。






コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする