九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

イラク石油労組指導者を逮捕しないよう要請してください。 風の向井

2007年09月22日 21時30分16秒 | Weblog
皆様
赤旗を目にされた方、「イラク平和テレビ局 in Japan 」のホ
ームページにアクセスされた方は、最近イラクで労組の動きが
活発化していることに気づかれたと思います。

昨夜緊急の連絡が入り、本日、石油民営化法(新規開発油田の
利益の70%以上を30年以上にわたり米英石油資本に渡すため
の一連の法案)を葬るために、イラク自由会議を中心して結成
された石油法反対戦線に結集する石油労組がストをする予定で
、これに対して石油相が指導者を逮捕しろとマリキ首相に要求
していることがわかりました。

世界各地から、そのような労働者の権利侵害をしないように要
請する行動をとることで阻止しなければなりません。彼等はI
FCが石油法案発表以来、地道に学習運動を組織化した結果、
そこまで大きな運動に至ったものです。

泥沼といわれるイラクにおける、方向を見据えた足取りがつぶ
されないように、どうかイラク大使館への要請をお願いいたし
ます。

すでにこの件での抗議文が届いているはずなので、簡単に次の
ような文面でもいいので、早いほどいいと思います。私もFAX
しました。

例 1

His Excellency Dr. Ghanim Alwan AL-JUMAILY, Ambassador of
Iraq to Japan,
Please take all measures to stop Oil Minister's
interference with Iraqi workers' movement against the oil
privatization bills. Do not allow arrest of their leaders.

A Japanese citizen, ____名前____

例 2

His Excellency Dr. Ghanim Alwan AL-JUMAILY, Ambassador of
Iraq to Japan,
Please do not allow arrest of the leaders of Iraqi oil
unions.

A Japanese citizen, ____名前____

FAX 番号は 03-5449-7719 です。

このような抗議行動で不当に逮捕されたメンバーを釈放させる
ことに成功したことが過去に何回かあります。

とりいそぎ
向井真澄

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海自補給艦、イラク作戦の米艦に給油 元艦長が証言

2007年09月22日 21時13分20秒 | Weblog

朝日COMより 2007年09月22日15時03分    ーネット虫ー

 テロ対策特別措置法の補給対象となるアフガニスタン周辺の対テロ作戦だけでなく対象外の対イラク作戦にも従事していた米軍艦船が、海上自衛隊の補給艦からインド洋で直接、補給を受けていたことが、この艦船の当時の艦長の証言でわかった。同じ艦船が複数の作戦にかかわることは米軍の運用上、かねて指摘されており、「対テロ」目的に限定して補給しているとする日本政府の説明と実態が食い違っていることを示している。

 ペルシャ湾に展開する米空母エンタープライズのロナルド・ホートン艦長(47)がこのほど艦上で、朝日新聞記者のインタビューに応じた。ホートン艦長によると、艦長は05年当時、佐世保基地に所属する米軍揚陸艦ジュノーの艦長としてペルシャ湾周辺に展開。「当時は、いまよりも頻繁に海自の補給艦から給油を受けた。日本の貢献は絶大だった」と述べた。

 艦長の説明や米海軍の資料によると、ジュノーは05年当時、イラクの自由作戦(OIF)の一環として、沖縄に駐留する海兵隊をイラク国内に投入するためペルシャ湾北部に派遣。この間、インド洋のアデン湾などで海自の補給艦から3回にわたって燃料、食料の補給を受けたという。

 ジュノーは同時に、米国主導で01年10月に始まった対テロ戦争「不朽の自由作戦(OEF)」として、テロ組織のメンバーや武器の移動を阻止する「海上阻止活動」にも組み込まれていた。作戦の時期が明確に区別されない限り、海自から補給された燃料がどの作戦に消費されたかを特定するのは困難とみられる。

 テロ特措法は、アフガン周辺で対テロ作戦にあたる米軍艦などへの後方支援に海自の活動を限定している。しかし、国際テロ組織アルカイダの活動がアフガン周辺からイラク国内にも拡大したのに伴い、米海軍は「対テロ」と「対イラク」作戦を同時に展開。エンタープライズ空母攻撃群などの米軍艦は現在、ペルシャ湾内側の作戦海域で「対テロ」と「対イラク」作戦を同時に実施している。特措法は、一連の作戦航海で複数の作戦を実施する米軍艦に補給することを想定していない。策定した01年当時の支援活動地域の概念が実態に合わなくなっている形だ。

 今年8月現在、米・英・豪などの艦船が、ペルシャ湾外側の作戦海域(CTF)「150」のほか、ペルシャ湾南部の「152」、同北部の「158」の3海域で活動している。海自は「150」で補給活動を実施しており、対イラク作戦に従事する米軍艦に燃料を補給することはないと主張してきた。
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サッカー日本、世界34位に躍進。その訳は  文科系

2007年09月22日 12時03分03秒 | スポーツ
テロ特措法ばかりに入れ込んでいて、僕のモットーの「文化」、「日記」にご無沙汰していた。今日はもう一つ、標記のことを書きたい。そして、そうなった最大の原因である、この9月のスイス戦の総括を試みたい。後者は僕の若いサッカー仲間に送ったメールをそのまま転載する。

この9月、日本代表の世界ランクが34位になった。8月が46位だったことを思うと大躍進である。その原因が先日のスイス戦勝利にあるのは明らかである。スイスは、オシム代表戦最大の強敵、世界20位のチームだったのだから。このゲームの日本はちょっと違った。積年の悩み、決定力という点で、一皮剥けたのである。
今後のために、このゲームの総括は、大事だ。

【 スイス戦、痺れましたでしょう?松井の交代を除けば。

13分で2点とは、流石に理性的なオシム贔屓の僕でも、訳が分からず。「これ何じゃ?」と、オシム不信が出ましたよ。丁度その2点までの詳細を残念ながらよく見られていなかったし。寝坊して遅れ、ぼんやり見ていたからです。
僕が不信になったのももっともで、オシムが講評の第1にこう語っていますね。
「これほど前後半の差がある試合は10年に1度だ」
これって何なんでしょう。以下が僕には分析できたつもりです。

①全く慣れないやり方の相手に初め戸惑った。
アジアでは、あんなに突っかけてくる相手はいない。コンパクトに前に来たチームとしても、大きい個人としても、初めから凄い組織的プレッシャーを懸けてきました。日本DFからのパスの組み立ての、その出し所はそれぞれ大男が付いて塞いできたし、日本ボール保持者には2~3人で突っかけてきたし。まーその分、相手は凄い体力の消耗だったはずです。初めからスイスはめちゃくちゃ走っていた。今思えば、「目下のチームに初めに点を取ってから逃げ切る」と、そういう戦い方だったのでしょう。守備に自信があるチームですし。前半の半分までは、それが見事にハマッタということですね。

②オシムも言うように25分くらいから日本が戦い方を変えました。DFから第1弾パスを出すときに、出される人(ボランチなど)がきちんと走って受け、その周りも受ける準備で走るようになった。それもあってパスが通り、下からの組み立てができるようになったから、「怖がらなくても良い」と落ち着いてきて、敵を振り回し始めた。目上の相手への様子見から、自分の普段の色を出すようになったということでしょう。ただし、ジーコのチームではこれはできません。「連動性」、「受けてあげる動き」がこれほどにはないからです。

③①と②の影響で、後半の相手は疲れていました。日本は各上の相手だから様子見で入ったから(オシムはリスペクトしすぎと述べていました)、まるで疲れていない。しかも持続的走力と、それに裏打ちされたアジリティーは得意技です。1点目、松井のマーカーが付いていけなかった。2点目、ゴール前のフリーキック獲得も、巻がマークを振り切った得点も、アジリティーの勝利でしょう。3点目も大男巻のアジリティー勝ち、相手反則から。そして最後は、憲剛、相手キーパーの弾き(見事でした。あのキーパーで日本は2~3点損してます)、矢野の速い反応!!

以上で言うアジリティーとは日本の場合、組織的・連動的なそれのこと。オシムが言う「ボールも人も動くサッカー」ね。ボールが動くとは、何人もの受けてあげる人が動くということ。

こうして、WC前もドイツに良いゲームをしたけど、大男の攻めてくるチームには日本は強いということでしょう。むしろ、小さくてもアジリティーで上回る選手の瞬間スピードに弱い。サウジのFWに振り切られたように。

凄く良い勉強ができたと思います。世界20位のチームですよ!しかも、アゥエーのガチンコ勝負での2点ビハインドをひっくり返したんだ!!ヨーロッパ諸国からもどんどんリスペクトされ、お呼びがかかるようになりますね。選手も自信を持つだろうし。順位も30位前半になるんじゃないか。

とにかく快心の勝利です。めでたいめでたい!!! 】

次いでこの続きの、第2信です。
【 さて、日本がゴール前で一皮剥けたかどうか、それが問題なわけです。次のゲームなどで検証するしかありませんが、本日の毎日新聞に相馬直樹(元、鹿島とジャパンの名サイドですね)が講評を書いています。僕と全く同じ見解でした。
「大きな自信をつかんだ」、「収穫の多い」ゲーム。「オシム監督の狙いがようやく形になってきたのを感じた」
その内容まで全く僕と同じですが、一言では「ゴールへ向かっていく迫力ある攻め」ということ。さらにその内容はといえば、また僕と同じ。
「ためらうことなく突破やクロス、シュートというように、ゴールへチャレンジする姿勢が見えていた。ボールを動かし、より良い状態の選手を作り出すことと、どうやってゴールを奪うのかということがリンクしてきたのである」
この「リンク」が異なったことの単なるリンクではなくて、前者は後者にそのまま生かせるはずなのに、そしてオシムがそれも期待して前者をこってりとやらせてきたのに、選手がゴール前ではできなかったこのリンクということね。そこが、僕が指摘し続けてきた点だったんです。

こう観てくると、結局今回何ができたのか、今後どういう注意をすればこれと同じゲームができるのかがこのゲームから学べるんですよね。まー日本の欠点への最大教訓が。
『誰かが体の接触を恐れず突っ込んでいけば、皆が詰めていく時間も、得意な素速い連動も生まれて、敵を攪乱し、ゴールが生まれる』ということです。
これをしない少数の前の人への放り込みだけじゃ、チビだし、単調だし、ちっとも怖くないと言うこと。放り込みと、スルーパスやクサビと、中朝距離シュートに加えて、つっこみと、多人数の詰め・連動。

さて、こう観てくると、高原、巻、松井が揃ったら実に面白い。日本に欠けた「つっこみ、体を張る」奴らだからだ。それでこそ、遠藤、俊輔、憲剛も生きてくる。憲剛もトゥーリオも時に突っ込むしね。
多分この変化は定着します。メンバーにもよりますが。そしたらベスト20位台突入ですよ。スイスは20位。あの後半戦だけなら、世界ベスト10の内容じゃなかったかな。】
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「イラク給油」、新事実と改めて「事の性格」を  文科系

2007年09月22日 01時03分35秒 | 国内政治・経済・社会問題
ここで二ヶ月近くずっと、イラク給油問題を追究してきたが、本日の毎日新聞報道の新たな事実を付け加えたい。小さな記事なのだが、週刊誌風に言うならば「防衛省、仰天の大嘘!」というところだ。そしてまた、この機会に改めてこの問題性のまとめを試みておきたい。自分の頭を整理するためでもある。

市民団体「ピースデポ」というところが、米給油艦の日誌を米情報公開法による公開請求で入手して、以下の事実を発見したということだ。
この米給油艦は米空母に給油していたのだが、03年2月25日のこの給油艦への給油状況について、こういう日誌記述があったという。
「ときわ(海自補給艦)から受けたDFM(船舶用ディーゼル燃料)は1万8704バレル(約78.6万ガロン)」

ところが他方、03年5月の国会答弁によれば、海自が米給油艦に同じ日に給油した量は約20万ガロンということだった。消えた60万ガロンは、「イラク戦争に転用されたのではないか」と「ピースデポ」の代表が語っているということだ。ちなみに、イラク戦争勃発は、この約1ヶ月後の3月20日である。イラク戦争勃発前1ヶ月の空母燃料は日本が支えたというようにも読める。

次に、この問題の性格をもう一度まとめてみる。
①テロ特措法は01年10月7日に始まったアフガン戦争限定の文字通り特別な、期限まである法律なのであって、この法律に基づく給油をその後のイラク戦争向けに行うことは断じて許されない。9条絡み、国連決議絡み、「集団的自衛権」絡みで特措法成立時の国会で紛糾した問題だからである。これに対して、米空母キティーホークのイラク戦争開戦時の活躍に際して、海自給油艦からの給油があったという事実だけは、少なくとも判明している。国が法律違反を行ったということだ。しかも状況から見て、9条違反承知の確信犯なのである。事実を知りうる自衛隊高級幹部たちを、テロ特措法を確信犯として犯したと告発することができるはずのものなのである。
②また、イラク戦争は今や、全て嘘の理由で開始されたものと判明した。大量破壊兵器はなかったし、イラクはアルカイダをかくまってもいなかった。当初「大義」とされたことが全て崩れたという意味で、全く義のない戦争だったと判明したわけである。そういう戦争への違法な加担は、道義的にはさらに大きい罪となろう。この不道義の大きさは、派兵した先進国が国民の怒りを買ったからこそ軒並み政府が潰れたというほどのものだ。イギリス、スペイン、イタリア、そして近い将来にはオーストラリア(も確実)などなどである。アメリカも共和党政権が、連邦議員選挙で大敗するなど、暫く立ち直れないというほどに敗北した。日本の①に述べた国家の違法は、そういう大きい道義的責任も追究されるべきものとなる。
③このたび日本政府が動いて国連で「謝意決議」が採択されたが、これは政府が以上の瑕疵を自覚しているということを証明したとも言える行為である。外務省を中心としたこの姑息な動きは、以下のように断罪できるものとなる。「毒を食らわば、皿まで」、モラルハザードを幾重にも重ねる行為ということだ。

さて皆さん、日本だけがなぜこんなにも、モラル、大義が問題にならないのだろう。何が美しい国か。政府自らがモラルや大義を投げ捨てた国ではないか。
そしてなお、こうなり果てたことについては、NHKや大新聞をはじめとして、マスコミの責任が極めて大きいと、僕は思う。英BBC放送は、イラクの大量破壊兵器問題でブレア政権と対立してまで正義を貫いたが、日本のイラク戦争反対行動を何も報道しなかったNHKなどはもう、「自民党の犬」でしかないと言いたい。

1党永久政権が、マスコミや官僚をここまで堕落させてしまったのだ。
次期総選挙で、自民党政権を何としても倒そう!!
コメント (32)
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