今日の毎日新聞1面トップは、例によって世論調査。それも、「福田内閣支持57% 歴代5位 安定感を評価」と来たもんだ。
ここに来るまではまた、自民党総裁選挙一色に塗りつぶされていた感があった。明けても暮れても「福田と麻生」。もううんざりだった。
これって、おかしくないか!! いくら衆院第1党兼政権政党と言っても、筋論で「公」の観点から語れば、1政党の「私事」に過ぎないことだ。それをすべてのマスコミが足並みそろえてこんなふうに一斉に大騒ぎとは!!
どこかで、なんらか相談して足並みをそろえているに違いない。しかも、「自公政権維持、民主は政権担当力まだまだ」という偏った思想で。
しかもこういう思想を国民に押しつけるというのは、国民を馬鹿にしていることでもある。「自分らの損でさえ深く考えず、すぐに忘れる馬鹿な奴らは、導いてやらにゃー」とでも言うように。それが「世論調査」だと思えて仕方ない。
自民の内部事情を私事にまでに渡って大々的にキャンペーンしては、その結果を「世論調査」する。マッチポンプではないか。それも、全マスコミ一斉に1つの論調でのマッチポンプ。
さて、こういう偏った茶番劇の時にこそ、普通に思い出すべきことがあると思う。
①中流が下流にどんどん落とされてきた。
②この10年の就職戦線は異常で、25~35歳の人々は一生涯ほかの世代よりも平均して大幅に少ない収入がまとわりついてくるだろう。
③日本の教育は特に金がかかるという事実によって富者はますます富み、貧富の世襲が当たり前になってきた。ここ3代の首相が世襲政治家であるという事実はその象徴的できごとではないか。
④母子家庭は極貧で、無健康保険者は増え、戦後日本興隆の功労者たちもいじめ抜かれている。年金などへの利子もなく、高齢者医療費はどんどん上がり、ちょっと収入があるとすごい税を取られる。他方、富者への税は「税累進度の緩和」によって、世界でも有数の免除を受けてきた。
⑤また、官僚の腐敗や、「政治と金」の問題やは、どうだ!退廃した悪人揃いと語る以外にないではないか。
こうしてもう、僕は思う。日本は「新たな身分制社会」に突入した、と。そしてまた、これを守る立場の連中が常に談合し合って、「社会の危機管理」に努めているのだ、と。
「世襲の既得権」を擁護する連中をやっつけるには、まず、政権を替てみることだと思う。それで民主が当てがはずれたら、次を考えればよい。
今、特に官僚が利権擁護に必死だと、見える。テロ特措法などで予想外に民主は筋を通しているから、官僚腐敗にも、その連れ合いで来た自公よりはまだかなり筋を通すのではないか。政権につきたいのだし、ついたらついたでそれを守りたいのだろうから。
今これこそ、我々の側の1つの有力な危機管理なのだと考えている。
本当の危機管理は、マスコミ論調や既得権者が語ることと反対のことをすることだと、考えた方がよいと思う。
ここに来るまではまた、自民党総裁選挙一色に塗りつぶされていた感があった。明けても暮れても「福田と麻生」。もううんざりだった。
これって、おかしくないか!! いくら衆院第1党兼政権政党と言っても、筋論で「公」の観点から語れば、1政党の「私事」に過ぎないことだ。それをすべてのマスコミが足並みそろえてこんなふうに一斉に大騒ぎとは!!
どこかで、なんらか相談して足並みをそろえているに違いない。しかも、「自公政権維持、民主は政権担当力まだまだ」という偏った思想で。
しかもこういう思想を国民に押しつけるというのは、国民を馬鹿にしていることでもある。「自分らの損でさえ深く考えず、すぐに忘れる馬鹿な奴らは、導いてやらにゃー」とでも言うように。それが「世論調査」だと思えて仕方ない。
自民の内部事情を私事にまでに渡って大々的にキャンペーンしては、その結果を「世論調査」する。マッチポンプではないか。それも、全マスコミ一斉に1つの論調でのマッチポンプ。
さて、こういう偏った茶番劇の時にこそ、普通に思い出すべきことがあると思う。
①中流が下流にどんどん落とされてきた。
②この10年の就職戦線は異常で、25~35歳の人々は一生涯ほかの世代よりも平均して大幅に少ない収入がまとわりついてくるだろう。
③日本の教育は特に金がかかるという事実によって富者はますます富み、貧富の世襲が当たり前になってきた。ここ3代の首相が世襲政治家であるという事実はその象徴的できごとではないか。
④母子家庭は極貧で、無健康保険者は増え、戦後日本興隆の功労者たちもいじめ抜かれている。年金などへの利子もなく、高齢者医療費はどんどん上がり、ちょっと収入があるとすごい税を取られる。他方、富者への税は「税累進度の緩和」によって、世界でも有数の免除を受けてきた。
⑤また、官僚の腐敗や、「政治と金」の問題やは、どうだ!退廃した悪人揃いと語る以外にないではないか。
こうしてもう、僕は思う。日本は「新たな身分制社会」に突入した、と。そしてまた、これを守る立場の連中が常に談合し合って、「社会の危機管理」に努めているのだ、と。
「世襲の既得権」を擁護する連中をやっつけるには、まず、政権を替てみることだと思う。それで民主が当てがはずれたら、次を考えればよい。
今、特に官僚が利権擁護に必死だと、見える。テロ特措法などで予想外に民主は筋を通しているから、官僚腐敗にも、その連れ合いで来た自公よりはまだかなり筋を通すのではないか。政権につきたいのだし、ついたらついたでそれを守りたいのだろうから。
今これこそ、我々の側の1つの有力な危機管理なのだと考えている。
本当の危機管理は、マスコミ論調や既得権者が語ることと反対のことをすることだと、考えた方がよいと思う。