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自民党の米国コンプレックスは何故? ネット虫

2007年09月18日 15時03分54秒 | Weblog
沖縄の風仲間かにら下記のようなメールがはいりました。まったく同感です。
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「自民党の政治家はなぜ米国に追従するのか?」

副島隆彦編著の「最高支配層だけが知っている日本の真実」ISBN978-4-88086-210-1という本にはその3分の2くらいを割いて、上の疑問点についての日本の側、米国側それぞれについて多角的なよく検証された(ように思える)解説が書かれています。

この本やこの著者らが世の中でどういう評価を受けているのかは知りませんが、自分の理解した範囲では、「さもありなん」と納得出来る内容でした。

本に書かれている「なぜ」、は一言では言い難いですが、そこを敢えて書けば「現金や利権などの形で、米国ないし在米国の軍産複合体などからの支援を戦後の歴史の節目節目に受けて日本の支配層に座ってきたから、言う通りにしないとヤバいんじゃないか」と自己規制・自己犠牲を働かせているという事だと思います。

諸外国(主にいわゆる第3世界)においては現に米国政府の手によって、外国政府相手にテロが仕掛けられた事が歴史的な事実として明らかにされている場合が数多くありますが、日本の場合にはそういう歴史は自分の知る限りないと思います。しかし、現に米国政府がそのような事を実行してきたという事実は、
上記のような自己規制・自己犠牲を行わせる「力」を持つのではないでしょうか。そんな環境が日本の政府を始め先進諸国の中にもネオコンの政治思想のようなものを根付かせる下地になっているように思います。

日本は元々とても脆弱な民主主義の制度の元に国が成り立っていて、国民の中にも民主主義の文化が充分に育っていないので、言わば「操られやすい」のだと思いますが、自分にとって最近衝撃的だったのは国民の中にある文化がもっともネオコンからは遠いと思っていたフランスでサルコジ氏が大統領に選ばれた事でした。フランスはマスコミを使った情宣なども簡単には実施できない(テレビ局が強い国の規制下にあります)、選挙制度も人気取りの甘言や中傷で投票が左右されにくい(されないわけではない)仕組みになっていますがそれでも彼のような「反対陣営からは全く人望の無い」人が大統領に選ばれるのだとすると、やはり日本でも「戦前が特別な状況だった」と考えるのではなく、「踏み違えれば軍国主義はいつでもすぐそこから始まり得る」と思って日頃から手を打っていないといけないと思う次第。



コメント (5)
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