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「アルジャジーラ」が、「集団自決(強制集団死)」を取材  

2007年11月01日 17時07分01秒 | Weblog
沖縄タイムスによれば、

中東を本拠に全世界に放送網を持つ放送局「アルジャジーラ」の特派員らが
三十一日、座間味島を訪れ、「集団自決(強制集団死)」体験者の
宮平春子さん(82)を取材した。
同局は文部科学省が高校の日本史教科書から
沖縄戦の集団自決に対する日本軍の強制を示す記述を削除した
教科書検定問題をめぐり、
十一万六千人を集めた県民大会が開かれるなど、
日本で大きな議論となっている状況を取材している。

とのこと。
イスラム世界の人々は、このニュースをどう感ずるのか?
聞いてみたいものです。
                 楽石
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田原総一郎さんの考え    楽石

2007年11月01日 08時57分40秒 | Weblog
日本がほかのいわゆる先進国と全く違っている大きな点は、
二大政党が存在しない点にある。
アメリカやドイツ、フランスなどは、二大政党あるいは三大政党のようなものが、
お互いに政権をとりあっている。
それに対して日本は自民党がずっと一党で政権をとり続けている。
つまり自民党に対抗する政党、自民党に代わって政権をとる政党がない、
これは先進国としては異様だし、よくないと思う。

 日経BPのPRに載っていた田原さんの話です。

小沢さんが自民党を割って出た頃、ある政治学者と雑談。
日本は2大政党制になるのか?
というものでした。
先生は、いずれはそうなるでしょうと。
私は悲観的でした。

最近の動きは、やはり流動的ですね。

     

日本皇帝を目指した足利義満が死んだあと、
将軍は、また有力者の衆議で決められていきました。
(これが保守系さんのいう「和をもって貴し」というミンシュシュギですが)
これ以降、信長以外は、こうした独裁者は日本史に
登場していません。

戦前のような二大政党はあっても、西洋風の二大政党が
登場するまで、まだ紆余曲折がありそう。

小沢さんは、やはり伝統的な日本人なのでしょうか?
新しい日本人なのでしょうか?









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大谷さんの講演要旨を読んで   楽石

2007年11月01日 08時43分17秒 | Weblog
先日の大谷さんの講演。
行けなかったので、要旨が手に入り読みました。
とても良いお話でした。
なかで興味深いのは、次の一節です。

「戦争をなくすことは難しい。歴史をみても1年間、
血のながれなかった年はない。
宗教も戦争の原因にこそなれ、止めたことはない。
しかし戦争を止めるのは簡単である。ただ家族のことを考えれば良い。
明日から、家族を犠牲にし、泣かせてまでしなければならないことは何もない。
と、決意すればよい。この決意を世界にひろめればよい。」

そうです。じつに簡単。

   

でも、この簡単なことが実に難しい。

ずいぶん前ですが、東京に、最近亡くなった黒川紀章さんの取材に行きました。
若尾文子さんも一緒に住んでいるマンションでした。
私の取材はワイドショーではなかったので、部屋のなかで、インタビュー。
若尾さんがお茶をだしてくれました。
その時、同行の東京の下請けプロダクションのカメラマンさん。
ここに取材に来たことがあるらしく、
「ワイドショーの仕事はいやですね。とても家族にそういう仕事を
やっているとは言いたくありません」とポツリ。

テレビ局のヤラセ、捏造が発覚しています。
担当者は、家族には言えないと分かっていて、
手を染めてしまったと思います。

「こんな私に誰がした」というフレーズがありました。
貧困が根っ子にあった時代ではありませんが、
家族に言えないことをして、家族を養っている人は結構いそうですね。

「株式会社という病」という本は、こうした点に触れた本です。
会社という組織が持っている毒がある。
内に入っていれば、毒に無自覚。

   

明治維新以後の富国強兵も、内側にいては見えない害があったのでは?
その辺りが、なぜ戦前に、みんなで戦争に入っていったのか?
理解する鍵がありそう。

中国が、あの戦争はリーダーの責任。国民に責任はない。
と、言っているのを鵜呑みにしてはダメでしょう。
責任の軽重はあっても、ほとんどの日本人は有罪でしょう。








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