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        コケにされた古川元久さん。目覚めてください。   只今

2012年10月03日 10時41分38秒 | Weblog
   ●金子勝(慶応大教授)さんは、貴方のことをこう呟き、惜しんでいます。
   =古川国家戦略相が去り、野田内閣から「再エネ派」が消えた。
    派手さはないが、古川大臣は国定価値買い取りの調達価格等 評価委員会のメンバー入れ替え、グリーン
    成長戦略を唱え、「反原発ゼロ」を主張してきた……= 
   
   ●しかし、貴方が苦労して潜り込ませた「原発ゼロを目指す」目途を、
    「原発ゼロ社会を目指すということで、原発ゼロにするとは書いてありません」(サンデー・モーニング)
    と反古にしたのは前原誠司議員。
    この前原議員は、石原都知事と共に偏狭ナショナリズムを煽った双璧でもあります。
    「このような状況を招いたのは、2010年9月に尖閣周辺で漁業をしていた漁船に対しては、小泉政権までは
    領海追放にとどめていたのを前原国交相は逮捕したことにあります」(自民党・加藤紘一議員)

    その前原誠司大臣を、今月末に名東・千種・守山区で開催する国政報告会にゲストとして迎えるとのこと。
    
    民主党内で貴方の為した仕事について評価する人は、先の金子さん始め佐高信氏などたくさんいます。
    しかし、前原氏を招くということは、そうした人をも裏切ることになります。
    貴方は、民主党の党名を冠にしなくとも議員活動ができるはずの人、目覚めてください。
    
    
    
        
    
 
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新聞の片隅に載ったニュースから(52)   大西五郎

2012年10月03日 10時41分38秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(52)

EU「原発改善費2・5兆円」稼働中134基 安全に問題(2012.10.2毎日新聞夕刊)

 [ブリュッセル斉藤義彦]欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は1日までに、
原発の安全評価(ストレステスト)の結果、域内の全原発143基のうち稼働中の134基の
原発すべてに「安全上の欠陥」が見つかり、福島第1原発並みの事故に対応できるように
するための改善費用が最大で計250億ユーロ(約2兆5000億円)かかるとの最終報告書
をまとめた。ドイツメディアが一斉に報じた。
 ドイツメディアによると、ストレステストで▽スウェーデンやフィンランドの原発で、
全電源喪失から過酷事故に至るまでの時間が1時間もない▽フランスの原発の洪水・地震
対策が不十分▽ドイツの原発に地震警報システムがない▽移動電源車が半数の国で未配備
――など、即座に閉鎖に至らないが重大な欠陥が「すべての原発」で見つかったという。
 欠陥の改善には、1基あたり3000億~2億ユーロ(30億~200億円)が必要で、EU
全体で100億~250億ユーロ(1兆~2兆5000億円)が必要と試算した。
 またチェルノブイリ原発事故(86年)を受けて合意されたはずの安全対策が実行されて
いない原発があったり、原子力規制当局の独立性が不十分だったりする国もあった。(一部省略)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
 夕刊の一面に3段見出しで67行の記事でしたから、「新聞の片隅に載ったニュース」
というより、メインのニュースに近いのですが、最近夕刊を購読しない家庭が増えており、
毎日新聞の夕刊を読んでおられる方は少ないと思いましたので、敢えて紹介しました。

 これを読みますと、ヨーロッパでも安全神話が横行していたようですね。スリーマイル
島事故(1972年)やチェルノブイリ事故(1986年)がありながら、自国の原発の安全性に
厳しく対処しなかったということがわかりました。しかし「原発は他の発電より安い」
も崩壊しましたね。
 フクシマ後、ヨーロッパでも変化が起きています。ドイツでは一部の原発を暫定的に
停止し、2022年までにすべての原発を閉鎖することを決めました。イタリアでは国民投票で
「原発ノー」となり、政府は4カ所の原発新設の方針を撤回しました。

 福島第1原発でも地震と津波による「全電源喪失=原子炉の制御不能」の恐れが指摘
されながら対策がとられず、大事故になりました。それなのに、フクシマ当事国の日本
では、政府が大飯原発3・4号機の再稼動を認めました。その後になって、原発の敷地
内を通る断層が活断層の恐れがあるとして、原子力規制委員会が10月に現地調査を行う
ことになりました。政府は関係閣僚で「30年後には脱原発」のエネルギー方針を一旦確認
しながら、閣議決定を見送りました。財界やアメリカからの圧力が強いようですが、政府は
この際毅然と脱原発を貫く姿勢を示すべきです。

                                       大西 五郎
コメント (3)
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