長谷部誠、最下位監督が交代した初のゲームで早速、先発フル出場である。しかも、1アシストを含んだ2得点に絡んで、4対1の圧勝に大活躍だ。このドイツは、進行中のヨーロッパ選手権で全チーム合わせて6勝1分け、大躍進中なのである。ここで活躍している日本人はみんな凄いのだ。スポーツナビからのニュースで、長谷部の活躍を観てみよう。
【 長谷部が今季初スタメン、初アシスト!
27日、ブンデスリーガ第9節のデュッセルドルフ対ヴォルフスブルクが行われ、アウェーのヴォルフスブルクが4-1で勝利を収めた。
ヴォルフスブルクのMF長谷部誠は右サイドハーフで今季初となるスタメン。そのままフル出場を果たした。64分にはFWバス・ドストへのクロスで今季初のアシストも記録している。
前半はヴォルフスブルクが押し気味に進めるものの、一進一退の攻防はお互いにゴールを割ることができず、0-0で後半へ。
(中略)
続く53分には左サイドのオリッチからのサイドチェンジを右サイドの長谷部がダイレクトで落とし、ジエゴがドリブルカットインからシュート。このボールがファーサイドへ流れたところへ、大外から走り込んだオリッチが流し込んで追加点。ヴォルフスブルクが2-0とリードを奪う。
勢いの止まらないヴォルフスブルクは64分、右サイドのスローインからディフェンスラインの裏へ走り抜けた長谷部がダイレクトで中央へ折り返し、バス・ドストがニアサイドで合わせてチーム3点目のゴールをゲット。マガト監督の退任後、最初の試合でいきなりスタメンを勝ち取った日本代表キャプテンの見事なアシストでヴォルフスブルクは試合を決定付ける。(後略) 】
なお、清武のニュルンベルグが内田のシャルケと昨日当たった。内田がいかに怖かったかを清武はこう語る。
『(内田について)シャルケの攻撃は全部、アツトくんのところからで、右サイドがすごく怖かった。やられたシーンもいくつかありましたし。プレッシャーを受けてもあれだけやれるっていうのはすごいなと思います」』
なお、これだけ内田が活躍しているシャルケは最近、ヨーロッパチャンピオンズリーグでアーセナルを負かしたばかりのドイツ躍進の象徴、上り坂チームである。アーセナル戦のこの勝利にももちろん、内田は先発フル出場を果たしている。また、この内田篤人は名が知られ始めて久しい割に若いのだ。88年3月生まれで、清武、香川よりもちょうど1歳上というだけ。86年生まれの本田、岡崎、長友よりも2歳も若い。同じ88年生まれの吉田がイングランドで即レギュラーを確保したし、ザックジャパンの前途は洋々というところだろう。