10月14日、リトアニアでは「日立・GE」製の原発建設の是非についての国民投票が行なわれました。
その結果は、65%対35%で建設反対が多数を占めた。
● 議員ゼロの党が勝った。
国民投票を中心的に担ったのは、1人の議員も持たない「緑の党」。
政党は右から左まで全政党が建設賛成。
賛成の理由は、〈エネルギーの65%をロシアに依存する現状から脱しよう〉
● かっては、原発稼働派が圧倒。
リトアニアには原発が二基あったが、EU加盟の条件として原発停止を求められた。
これを受けてどうするかの国民投票では、投票者の90%近くが「停止しない」を選択。
EU加盟よりも、原発稼働を選んだのだ。
しかし、投票率が48、44%だったので、国民投票は無効とされ、原発は停止された。
が、翌年(2009)年時点の世論調査でも、73%が「原発の安全稼働可能」と回答。
● 電気代は6倍になった。
しかし原発ゼロの状態を迎える中で、ロシアからの輸入が増え電気代は6倍にもなった。
このため政府のみならず全政党は、日立製原発の新設を計画。
しかし、3、11のフクシマを前にしたリトアニア国民は、命と山河を守ることを選んだ。
その結果は、65%対35%で建設反対が多数を占めた。
● 議員ゼロの党が勝った。
国民投票を中心的に担ったのは、1人の議員も持たない「緑の党」。
政党は右から左まで全政党が建設賛成。
賛成の理由は、〈エネルギーの65%をロシアに依存する現状から脱しよう〉
● かっては、原発稼働派が圧倒。
リトアニアには原発が二基あったが、EU加盟の条件として原発停止を求められた。
これを受けてどうするかの国民投票では、投票者の90%近くが「停止しない」を選択。
EU加盟よりも、原発稼働を選んだのだ。
しかし、投票率が48、44%だったので、国民投票は無効とされ、原発は停止された。
が、翌年(2009)年時点の世論調査でも、73%が「原発の安全稼働可能」と回答。
● 電気代は6倍になった。
しかし原発ゼロの状態を迎える中で、ロシアからの輸入が増え電気代は6倍にもなった。
このため政府のみならず全政党は、日立製原発の新設を計画。
しかし、3、11のフクシマを前にしたリトアニア国民は、命と山河を守ることを選んだ。