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        〈未来の党〉は女性票集め150議席も   只今

2012年11月29日 18時22分44秒 | Weblog
 多くの新聞・テレビは、〈未来の党〉に対して、「野合・弱者連合・原発以外はどうする」をメインとして報じている中で、『日刊ゲンダイ』11月30日号はタイトルのような見出しを付けています。いささか調子よくないか、と思わないでもありませんが、
一服の清涼剤として、その1面2面の見出しと記事を紹介します。

 【見出し】
  『〈未来〉参戦ー完全に変った選挙結果の見通し』
  『大マスコミの小政党蔑視報道の大ウソ』
  『無党派の女性票を中心に大地殻変動が起ろうとしている』
  
 【記事】
   ●状況はガラリと変った。「これで一票を投じる先が見つかった」と、快哉が叫ばれている。
   ●大新聞テレビは、50%を超える無党派を軽視しているが、“アラブの春”のようにネットを通じて「脱原発
    政党を応援しよう」と支持の輪が広がるはずです。
   ●政治評論家の森田実氏は言う。「思い切って女性を中心に300選挙区すべてに候補者を立て、訴える
    のは“脱原発”と“反消費税”の二つだけでいい。押して押して押しまくり国民大行進にしてしまうのです」
     
 
  ★また、こんな見出し、記事もあります。
   『共産党から美人候補が続々出馬してるゾ』
   今回の選挙は、〈維新〉の元グラドル美人候補などが乱立しているが、
   静かに注目を集めているのが共産党だ。街中を普通に歩いていそうなナチュラル系美人が多いのが特徴
   で、このことについて植木広報部長はこう解説する。
   「共産党は約4割が女性なんです。新人候補の元気さは、内面の美しさの表れでしょう」 
コメント (3)
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新聞の片隅に載ったニュースから(番外編Ⅲ)    大西五郎

2012年11月29日 15時50分11秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(番外編Ⅲ)

      維新の会がなぜ第三極なのか (2012.11.25 朝日新聞)

(東京都東村山市の松内 清さん(77歳 無職)の「声」欄への投書)
 石原慎太郎東京都知事が2年半も任期を残して辞任した後、新党結成に奔走し、日本維新の会代表になった。こんな身勝手はなく、もっと厳しく批判されるべきだろう。ところが新聞テレビはその維新の会の動きをこぞって繰り返し報道し、あたかも民主、自民両党に対抗する第三極かのごとく持ち上げている。私はこれに強い違和感を覚える。
 確かに、3年前に多くの国民が期待した民主党は結局、自民党化し、自民党は野党転落後もその古い体質が変わらないままだ。自分たちの声が届かぬ政冶が続き、強い閉塞感を感じる国民は少なくない。だから第三極の躍進を期待する民意は理解できる。だが、第三極とは、2大政党に期待できないこの閉塞状態の打開をしてくれると期待される政党のことではないのか。
 原発、消費増税、環太平洋経済連携協定(TPP)、沖縄の基地問題……。維新の会はこれら重要政策で、2大政党とほとんど変わらず、閉塞状況の打開など期待できそうにない。マスメディアは第三極などという言葉を軽々に使わないでいただきたい。

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 最近の選挙報道に対する批判の国民の声です。
 この松内さんとおっしゃる方の総選挙に向けた現在の政冶状況とマスメディアに対する批判はまさに正鵠を射ています。
 同じ日、毎日新聞の投書欄(みんなの広場)にも「選挙戦は、新党へ駆け込む就活組を含めて多党による乱戦になりそうです。第三極といわれる政党の右往左往も目に余ります。政策そっちのけの大同団結は有権者をバカにするものです。(中略)選挙の結果次第では、第1党との連立
に向けて先陣争いが始まるかも知れません。総選挙は、それぞれの政党(候補者)が目指す目的地と道順を示し、有権者の支持を競うものです。海なのか、山なのか、到着するまで分からないミステリーツアーであってはなりません」と、浜松市の74歳の方も投書(ミステリーツアー総選挙)されていました。
 選挙政策として脱原発、TPP参加を掲げていた橋下徹氏は「政党間の統合には政策の一致が前提」と云っておきながら、「脱原発はセンチメント、そんなことを言っていたら経済が成り立たなくなる」「アメリカに都合のいいTPP参加なんかするな」と云っていた石原氏の太陽の党と合併しました。それまでの脱原発、TPP参加の主張もあやふやなものに変わりました。
松内さんの投書「閉塞状況の打開など期待できそうにない」はその通りだと思います。
 また、マスメディアの報道は、異常に「第三極」に期待したものになっています。あたかも今度の選挙は、民主党と自民党、それにマスメディアのいう「第三極」(果たしてそう云えるのか)の争いのように描き、それ以外の政党の政策などは公平に紹介しよういともしていません。
マスメディアがジャーナリズムの役割を果そうとしていないことを糾弾したいと思います。
                                       大西 五郎
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